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英首相、演説でEUに4つの要求 国民投票にらみ改革案:否応なくユーロ加盟国と非加盟国で“仕切り”を付ける時期がくる
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投稿者 あっしら 日時 2015 年 11 月 15 日 05:48:44: Mo7ApAlflbQ6s
 


英首相、演説でEUに4つの要求 国民投票にらみ改革案

 【ロンドン=小滝麻理子】英国のキャメロン首相は10日、欧州連合(EU)の改革に向け、移民に対する福祉制限など4つの要求を明らかにした。演説したキャメロン首相は「改革は英国だけでなくEU全体の利益にかなう」と述べ、今後の英国とEUの交渉結果は英国がEUに残留するかどうかに大きく影響すると強調した。英政府は東欧出身者などEUからの移民増や規制強化に対する国内の不満を受け、2017年末までにEU残留の是非を問う国民投票を実施する予定だ。

 英国が要求する4つの改革のひとつは、欧州全域で急増する移民問題への対応だ。経済が好調な英国には毎年実質30万人の移民が流入しているとされ、独仏に比べて手厚い社会保障が魅力になっている。キャメロン首相は「最近の欧州からの移民の4割が年間6千ポンド(110万円)の福祉手当を受け取っている」と主張、移民に対するEUの福祉政策には一定の歯止めが必要だと述べた。

 このほか中国やインドの台頭を踏まえて、EUがより競争的な政策をとるべきだとも指摘。英国のようにユーロに加盟していない国の権限も尊重し、「より柔軟な機構になるべきだ」と繰り返した。

 キャメロン首相は同日、改革案を記した6ページにわたる手紙をEUのトゥスク大統領に送付。EU側はこれを受理した。また英国のEU加盟条件を変えるための交渉も正式に始める。来月のEU首脳会議で交渉を進め、合意を目指す。

 キャメロン首相は国民投票は「英国にとって大きな決断となるもので、2度目はない」と明言。EUと改革で合意できた場合は「私は心からEU残留を支持する活動を行う。それが国家利益であることは明確だ」と語った。一方、合意できなかった場合は「EUに残留するか考え直す。いかなる案も排除しない」と述べ、EU離脱の可能性にも触れた。

[日経新聞11月11日朝刊P.6]

 

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