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プーチン露大統領は自国内に敵を抱えながら米国の世界制覇計画の前に立ちはだかり、激しい戦いに(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/226.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 31 日 22:48:30: igsppGRN/E9PQ
 

プーチン露大統領は自国内に敵を抱えながら米国の世界制覇計画の前に立ちはだかり、激しい戦いに
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201512310000/
2015.12.31 22:03:47 櫻井ジャーナル


 アメリカを中心とする支配体制が大きく揺らぎ始めている。2016年はそうした動きが加速するだろうが、西側支配層も反撃してくるだろう。ロシアは中国との関係を強化しているので、露中と西側支配層の激しい戦いが始まるかもしれない。

 基軸通貨を発行している特権と軍事的な優位で支えられてきたアメリカだが、ドルが基軸通貨の地位から陥落しそうなうえ、ロシア軍がシリアで見せつけた戦闘能力の高さはアメリカが圧倒的な軍事力を持っているわけでないことを示した。アメリカ支配層の傲慢さを利用し、彼らを追い詰めているのはロシアのウラジミル・プーチンだ。

 控えめで穏やかに話すアメリカの言うことを聞く人はいないとコンドリーサ・ライス元国務長官はFOXニュースのインタビューの中で語っているが、アメリカは買収と脅しで世界に影響力を及ぼしてきた国であり、その後ろ盾が経済力と軍事力。
http://video.foxnews.com/v/3883980387001/full-interview-condoleezza-rice-on-fox-amp-friends/?#sp=show-clips
プーチンはそこに揺さぶりをかけている。

 すでに指摘されていることだが、支配体制が揺らぎ始める切っ掛けは1991年12月のソ連消滅にほかならない。それを見たネオコン/シオニストはアメリカが「唯一の超大国」になったと考え、世界制覇は間近に迫ったと錯覚、そして国防総省の内部で作成されたのがDPGの草案。
https://www.youtube.com/watch?v=TY2DKzastu8
そのDPG草案をベースにしてネオコン系シンクタンクPNACが「米国防の再構築」という報告書を2000年に発表、01年から始まるジョージ・W・ブッシュ政権はこの報告書に基づく政策を打ち出していく。

 2000年の報告書では、大きな変革を実現するために「新たな真珠湾」が必要だと主張しているが、ネオコンにとって好運なことに、その「新たな真珠湾」が2011年9月11日に引き起こされた。ニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたのだ。それを利用して国内では憲法を麻痺させてファシズム化を促進、国外では軍事侵略を大々的に始めた。

 ソ連が「民意」で消滅したとは言えない。例えば、1991年3月にロシアと8つの共和国(人口はソ連全体の93%)で行われた国民投票では76.4%がソ連の存続を希望していたのだ。(Stephen F. Cohen, “Soviet Fates and Lost Alternatives,” Columbia University Press, 2009)西側支配層の意思が働いている。

 1991年7月15日から17日にかけてロンドンで開催されたG7の首脳会議へ出席したミハイル・ゴルバチョフ大統領に対し、西側の支配層は巨大資本にとって都合の良いショック療法的、つまり新自由主義的な経済政策を強要するのだが、ゴルバチョフは難色を示す。大多数の国民を貧困化させることは明白だったからだ。

 そこで西側支配層が目をつけたのは、7月10日にロシア大統領となっていたボリス・エリツィン。「ゴルバチョフ後」を用意していたということかもしれない。そのエリツィンは12月にウクライナのレオニード・クラフチュクやベラルーシのスタニスラフ・シュシケビッチとベロベーシの森で秘密会議を開き、そこでソ連からの離脱を決めてソ連消滅へ導いた。当然のことながら西側の傀儡エリツィンが率いるロシアはアメリカの属国になる。

 エリツィン時代にロシア政府を支配していた大統領の娘、タチアナ・ドゥヤチェンコを中心とする人脈は外部の人間と手を組んで国民の資産を略奪、「オリガルヒ」と呼ばれる富豪を生み出す。その象徴とも言える人物がボリス・ベレゾフスキーやミハイル・ホドルコフスキーだ。こうした略奪によって国としてのロシアも疲弊した。

 政府を上回る権力を握っていたオリガルヒをねじ伏せたのがプーチン。つまりロシアを再独立させたわけだ。オリガルヒはイギリスやイスラエルへ逃亡するか、政府に従う姿勢をみせたが、ホドルコフスキーは国外にとどまり、政府を支配し続けようとして逮捕された。

 このホドルコフスキーはソ連時代、コムソモールの指導者だった時代に、ロシアの若い女性を西側の金持ちに売り飛ばしていた疑いが持たれている人物で、1989年にはロシアの「モデル」をニューヨークへ送るビジネスを始めた。彼はKGB(国家保安委員会)にも人脈があったようで、当局が出国ビザを出し渋るとその人脈を利用していたという。

 その後、メナテプ銀行を設立、1995年には石油会社のユーコスを買収して中小の石油会社を呑み込んで巨大化、96年にはモスクワ・タイムズやサンクトペテルブルグ・タイムズを出している会社の大株主になってメディア対策を実行、2002年にはジョージ・ソロスの「オープン・ソサエティ基金」をモデルにした「オープン・ロシア基金」をロスチャイルド家と共同でアメリカにおいて創設(2006年に閉鎖)、ヘンリー・キッシンジャーやジェイコブ・ロスチャイルドを雇い入れている。ホドルコフスキーは逮捕された直前、ユーコスを経営権をジェイコブへ渡そうとしていた。

 プーチンとの関係は良くないものの、ロシアでビジネスを続けているオリガルヒも存在する。そのひとりがイスラエル系のオレグ・デリパスカで、2001年に結婚したポリナ・ユマシェバはエリツィンの側近だったバレンチン・ユマフェフの娘。このユマシェフはエリツィンの娘タチアナと2001年に再婚した。

 デリパスカはロシアのアルミニウム産業に君臨、ナサニエル・ロスチャイルド、つまりジェイコブの息子から「アドバス」を受けている一方、ロスチャイルド系の情報会社ディリジェンスの助けで世界銀行から融資を受け、政治面でも西側との関係を強めている。

 デリジェンスを2007年に買収したJNRはナサニエルが経営する投資会社で、創設は2003年。この会社を通じてロスチャイルドはロシアや東ヨーロッパのオリガルヒを操っているようだ。デリパスカやロマン・アブラモビッチはJNRと特に近い存在。ちなみに、アブラモビッチは1992年に国の財産を盗んだとして逮捕された経験があり、ベレゾフスキーの下で働いていたこともある。

 エリツィンの娘の動きを見てもわかるように、エリツィン時代に張り巡らされた西側支配層のネットワークは今もロシアに存在、プーチンは敵を内側に抱えながら戦っていると言える。アメリカを中心とする支配システムは崩れ始めているが、西側支配層はロシアでの反撃を狙っている可能性は高い。今のところロシアでは大多数の国民が西側支配層の目論見を見抜いているようで、目論見は成功しないだろうが。

 

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コメント
 
1. 2016年1月01日 02:22:47 : no31X615y2 : MLXvQrwDTgc[35]
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エリツィンはプーチンの庇護で不逮捕特権を得て逮捕を免れ泳がせられているのだが、エリツィン周辺の関係者はFSB(KGB)から徹底的に監視されて糞ユダメリカの動静を探るための恰好の材料になりえているのではないか。何でもかんでも逆手に取って使い道があるのだ。
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