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北朝鮮、ミサイルは発射された、制裁は意味なし:米国こそ対北朝鮮政策を改めよという露専門家の主張
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/540.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 2 月 10 日 03:30:32: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 

北朝鮮、ミサイルは発射された、制裁は意味なし[スプートニク日本語]
オピニオン
2016年02月08日 21:47
タチヤナ フロニ

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が行った人工衛星の打ち上げは世界中に激しい反応を呼んだ。北朝鮮に対してより厳しい制裁の発動を呼びかける声が相次いで出されている一方で、ロシアと中国は制裁が出されてもそれが効果を上げることはないとの確信を示している。

米国および中国、ロシア、韓国、日本といった北朝鮮の近隣諸国は打ち上げに対する非難声明を表した。

ケリー米国務長官は北朝鮮のこのミサイル打ち上げについて国際安全保障に対する容認できない挑戦と呼び、北朝鮮にその責任をとらせるよう呼びかけた。ロシア、中国も続いて北朝鮮に対し、地域情勢を不安定化させるような行動を控えるよう呼びかけている。

これについてロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮課の専門家、コンスタンチン・アスモロフ氏は次のように語っている。

「ロシアと中国は北朝鮮に対し、ミサイル発射を行わないよう幾度も要請してきた。こうした中には人工衛星が落下して事故が発生することへの危惧感もある。こうした危惧感は現実のものにはならなかったが、いま、ロシアと中国の行動や声明には北が国際社会の憂慮を考慮しようとしないことへの苛立ちが感じられる。米国とその連合国らがロシアや中国の苛立ちを利用し、北朝鮮に対して国際的な圧力を調整する措置への支持をとりつけるという自身の目的を遂げようとしていることは間違いない。」

こうした一方で北朝鮮の行動には明確な攻撃性は認められない。その理由についてアスモロフ氏は、宇宙の平和的開拓権は万人にあるからだとの見方を示している。アスモロフ氏は、北朝鮮を巡る緊張した状況は北朝鮮自身の行動によるものというよりは、米国およびその連合国が破壊的な路線をとっていることに起因するとの見方を示し、さらに次のように語っている。

「米国とその同盟国は北朝鮮の体制転換について扇動的な話し合いを常に行っている。朝鮮半島付近を航行する米国の艦船には北朝鮮に照準を当てた兵器が搭載されているが、これが北に狙いを付け出したのは北が独自の核ミサイルプログラムを開始するよりもはるか前の話だ。米韓合同軍事演習は常時行われており、北朝鮮領域での行動が策定されている。北朝鮮はこうした演習を止め、半島全体を非核化する発案を定期的に行っている。だが米国は北朝鮮が行う平和条約締結の提案と同様、非建設的であるとか、ありふれたデマゴーグだとの見方を示し、こうした発案を無視し続けている。ところが現在米韓は、北朝鮮からの脅威が高まることへの報復として、朝鮮半島に米MDシステムの配備交渉を開始する構えを見せている。」

この交渉のきっかけとなったのが北朝鮮が先日行ったミサイル発射であったことは間違いない。まさにこのためにロシアと中国は北朝鮮の行動に苛立ちを覚えている。だが北朝鮮指導部を批判しながらも、ロシアと中国は現段階では、北朝鮮封じのツールとしての制裁発動は見通しを持つものではないという見解を取り下げようとはしていない。北朝鮮に核ミサイルプログラムを断念させることができるとすれば、それは北の安全に対し、揺ぎ無い保証を与えることをおいて他にはない。

http://jp.sputniknews.com/opinion/20160208/1573632.html

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ロゴジン副首相:ロシアは北朝鮮にミサイル技術を提供していない[スプートニク日本語]
2016年02月08日 16:29

ロシアのロゴジン副首相は、ロシアのコメルサント紙のインタビューで、ロシアが北朝鮮にミサイル製造技術を提供したとする韓国の非難について、「ナンセンス」だと指摘し、ロシアはミサイル製造技術の不拡散体制を堅持していると強調した。

北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会は7日、北西部・平安北道(ピョンアンブクト)のトンチャンリ(東倉里)にあるソヘ衛星発射場から、人工衛星「光明星(クァンミョンソン)4号」を搭載したロケット「光明星(クァンミョンソン)」を打ち上げ、打ち上げは成功したと発表した。

聯合ニュースによると、韓国当局は、北朝鮮が射程1万3000キロ程度のミサイルを開発したとみている。また聯合ニュースは、韓国の情報機関の情報として、ミサイルの複数の部品はロシアから導入した可能性があると報じた。なお他の詳細や、この情報の裏付けとなるものは一切伝えられていない。

政府の中で宇宙部門を担当しているロゴジン副首相は、コメルサント紙に、ロシアが北朝鮮にミサイル製造技術を提供したという情報は「完全にナンセンスであり、1パーセントの半分も現実と一致していない」と述べた。

副首相は、次のように語った―

「我々は、ミサイル技術の不拡散体制の遵守を厳格に監督しており、私が率いる専門家委員会が、北朝鮮のためにこのような種類の許可を出したことは一度もない。」
国営企業「ロスコスモス」のブレンコフ広報担当も、コメルサント紙に同じような声明を表した。

ロシア外務省は7日、北朝鮮のミサイル発射を受けて声明を発表し、北朝鮮は国際法の規範を挑発的に無視する態度を示し、国際社会の呼びかけに耳を傾けなかったと指摘した。またロシア外務省は北朝鮮の行動について、朝鮮半島と北東アジア全体の状況を深刻に悪化させ、ブロック政治や軍事対立の悪化に期待する者たちに利益をもたらし、北朝鮮自らをはじめとする地域の国々の安全保障に深刻な損害をもたらす恐れがあると発表した。


http://jp.sputniknews.com/politics/20160208/1571149.html

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米マスメディア 北朝鮮の衛星は軌道上で「宙返り」!?[スプートニク日本語]
2016年02月09日 15:09(アップデート 2016年02月09日 23:43)

新しい北朝鮮の人工衛星は、軌道上で「宙返り」をするなど、正常に稼働していない。月曜日、米国の複数のテレビ局が、米国防総省職員の情報を引用して伝えた。

CNNによれば「北朝鮮の衛星は、軌道上には出たものの、コントロールできない状態にある」。またCBSは「すでに2度、北朝鮮は、人工衛星打上げを試みたが、今回も安定した軌道上に衛星を乗せる事が出来なかった」と指摘した。なお北朝鮮が、前回衛星打上げを試みたのは、2012年だった。

先に月曜日、米国防総省のピーター・クック報道官は「先ごろ北朝鮮が、ロケットを打上げ、衛星あるいは何か他の飛翔体を軌道上に到達させた」事を確認した。またCBSの報道では「新しい人工衛星には、すでに北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が番号をふり、追跡を続けている」とのことだ。


http://jp.sputniknews.com/politics/20160209/1576181.html

 

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