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党大会が近づけば近づくほど、金正恩氏の好感度はアップ!:新興ブルジョアジー&新中間層が金正恩氏と同盟
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/647.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 2 月 22 日 05:13:14: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


党大会が近づけば近づくほど、金正恩氏の好感度はアップ!?[スプートニク日本語]
2016年02月21日 11:33(アップデート 2016年02月21日 15:15)
リュドミラ サーキャン

北朝鮮のマスメディアは、最高指導者金正恩第一書記の好感度を向上させるキャンペーンを開始した。ここ最近、この国のマスコミは、金正恩第一書記が、子供達と優しく交流したり、冗談を言い合ったり、病人を励ましたりといった人の心を打つような情報を定期的に伝えるようになった。先日も「ノドン・シンムン(労働新聞)」に、企業視察の際、短い時間を利用して金正恩氏が、労働者達に自分と一緒にギターに合わせて歌おうと提案したという記事が現れた。新聞は「皆、我々の愛する領袖の後について歌った」と書いている。そうした報道を韓国のマスメディアは「そうした類の報道で使われる第一書記の写真は、必ずしも新しいものではない。それらは、何カ月あるいは時に何年も前に撮られたものである」とコメントしている。

韓国の専門家らは、こうした報道ぶりを、5月に予定されている朝鮮労働党第7回党大会に向けた準備であるとみなしている。この大会では、金正恩時代への正式な移行が行われるはずだ。前回朝鮮労働党大会が開かれたのは、36年前の事だった。北朝鮮の国営マスメディアは、韓国の専門家の意見によれば、党大会を前に、最近続いた政治的な粛清によって生じた恐怖の雰囲気を払拭し、一般国民の間の、金正恩氏への忠誠や愛着の感情を高める事を課題に掲げたのだ、という。金正恩氏にとって、大衆の支持は、権力機関から「革命の第一世代や第二世代」つまり祖父・金日成氏や父・金正日氏の同志達を斥けていくためには、是非とも必要だからだ。韓国内でも、5月の党大会で、北朝鮮の経済領域での大規模な改革に向けた路線が宣言されるのではないかと期待する声がある。

金正恩氏が、自分の新年のテレビ演説の中で、いつもと同様、韓国の政策や米韓同盟を厳しく批判しながらも、経済政策に力点を置いた事は注目に値する。彼は「すべての力を、強力な経済大国建設に向け投入しなくてはならない」と述べた。

スプートニク日本のリュドミラ・サーキャン記者は、5月の朝鮮労働党大会や北朝鮮の状況について、ロシアの東洋学者でソウルの国民(クンミン)大学校で客員教授を務めるアンドレイ・ラニコフ氏に話を聞いた。氏は、ついひと月前、北朝鮮から戻ったばかりである―

「すでにもう、北朝鮮の諸都市のあちこちには、勝利者達の大会に関するスローガンが吊るされており、従って党大会はすべて、そうした伝統的な高揚した雰囲気の中、行われると思う。大会では、今後すべての事が、祖父である『金日成時代』のように行われ、危機が終わり、北朝鮮の理解によれば、常に朝鮮労働党がその基本であった正常な権力機構が復活しつつある事を示す必要があった。まさに金日成時代との継続性を示す必要があり、非常手段や軍という装置を通じて統治しなくてはならなくなった時代は終わったのだと示す必要があるのだ。それが基本的な課題である。課題の数々は、北朝鮮国内で現在進んでいる改革と完全に組み合わさっている。

私は、党大会では、改革について発表されるとは必ずしも思っていない。それは、伝統に合致しないからだ。大会では、偉大な伝統について、継承性について、『傑出した』成果の数々についてなどが話されるだろう。しかし、そこで、改革がそれに続く政治路線の変更を示唆する何かが聞ける可能性はある。大会では、路線変更の正当化がなされるかもしれない。中国人の分析専門家を筆頭に、大変多くのアナリスト達は、その事を期待しているが、私は、それは全く有り得るとしても、そうした楽観主義には組しない。」

宣言されない改革の結果、北朝鮮では、比較的大きな富裕層が生まれた。すでに中産階級も明らかに存在している。しかし、新しい市場経済勢力が、変革の支持者であり、権力当局の敵であるというのは事実ではない。

彼らは、韓国の競争相手から自分達を守ってくれるものを必要としており、官僚機構と賄賂で癒着している。このように、北朝鮮の体制を支えているのは、旧エリートと新しいエリートとの同盟なのだ。古いエリートというのは、いわゆるノーメンクラトゥーラ(党の特権階級)であり、新しいエリートとは、新興ブルジョアジーである

http://jp.sputniknews.com/opinion/20160221/1647018.html

 

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