バブルの昔はヘビメタの人をよく街中で見かけました。彼らはそれ以前のタケノコ族などといった
ちゃらい連中とは違い、電子楽器を早く演奏することを指南した極道の道にはいるため俗世を捨てた
修行僧のようでありました。実際、彼らの中には本格的なスポーツ歴のあるものや、格闘技経験の
ある者が多く、ヘビメタは肉体労働であることを物語ります。

その後の世代にきたのがネオクラやシュレッドというジャンルに象徴される、いわゆる超技巧系の
「部屋で一人で練習」系のオタクギター野郎なのでした。彼らは比較的裕福な家庭の出身で
まともな進路を維持し、親や学校とも協調しながら市井の生活からはみでることなく機械いじりの
趣味をまっとうするので、ちょっと嫌味というか、生意気ですね。

ダイさんを知ったのは１５分前のこと（笑）なので何もしらないに等しいのですが、この人も
有名大学とか目指しながら居心地のいい部屋でギターの練習ばかりする青春期を送ったのでは
ないかと思います。ここまでひけるとアリーナを満員にするスター以上の達成感を人生にもたらすこと
ができるのではないでしょうかね。うらやましい限りです。

なんとなく字面がここで誰かがあげた過去の人に似ている気がして一応、検索したのですが
でてこなかった。

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