与野党は16日の衆院議院運営委員会理事会で、26日に2014年度補正予算案に関する麻生太郎副総理・財務相の財政演説のみを実施する日程で合意した。政府・与党は召集日の安倍晋三首相による所信表明演説を見送り、２月中旬の15年度予算案の国会提出に合わせて実施する施政方針演説に一本化する方向だ。

　菅義偉官房長官は16日の衆参議運委理事会で、通常国会の召集日を26日とすると正式に伝えた。緊急経済対策を裏付ける補正予算案を同日に提出する方針も伝えた。会期は６月24日までの150日間。

　政府・与党は補正予算案などの審議日程が窮屈になるため、国会冒頭の所信表明演説に関連する日程を省く。財政演説後に各党の代表質問は実施し首相も出席する。所信表明後の代表質問に比べれば全体の審議時間は短くなる見通しだ。

　首相は政権奪取直後の13年の通常国会で、召集日の１月28日に所信表明演説に臨み、13年度予算案が提出された２月28日に施政方針演説もした。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H4Z_W5A110C1PP8000/

で

他の総理は　点数取るためかどうかは知らんが　極端にばかり走る

　与党は１６日、通常国会冒頭の２６日に行うことを検討していた安倍首相の所信表明演説を行わない方針を、１６日の衆院議院運営委員会理事会で示した。

　政府・与党には、今年度補正と２０１５年度の両予算案の早期成立のため、日程を短縮する狙いがある。１５年度予算案審議前の２月中旬に施政方針演説が行われることもあり、野党側も了承した。

　政権交代で第２次安倍内閣が発足した直後の１３年の通常国会では、所信表明演説と施政方針演説の両方が行われた。ただ、補正予算案が提出される場合でも、所信表明を行う必要はなく、両演説を行ったのは過去に２例しかない。

　政府は今回、昨年１２月の衆院選を経て第３次安倍内閣がスタートしたことから、補正予算案の提出に合わせて所信表明演説を行うことも検討していたが、１５年度予算案の年度内成立に全力を挙げる姿勢を示すため、見送ることにした。野党側も、「首相が代わったわけではない」（民主党幹部）として、反発しなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150117-00050017-yom-pol