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『ジャパン・アズ・ナンバーワン』著者 日本の現状を分析(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/253.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 19 日 07:21:05: igsppGRN/E9PQ
 

『ジャパン・アズ・ナンバーワン』著者 日本の現状を分析
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00000006-pseven-soci
NEWS ポストセブン 1月19日(月)7時6分配信


 高度成長期の日本の勢いを描いた世界的名著『ジャパン・アズ・ナンバーワン』から36年を経たいま、著者であるエズラ・ボーゲル氏は日本の現状をどう見ているのか、在米ジャーナリストの高濱賛氏がインタビューした。(括弧内はボーゲル氏)

 日本は2010年に中国にGDPで抜かれ、現在は約2倍近い差が付くことになった。ジャパン・アズ・ナンバー3の時代、日本は今後、世界でどうプレゼンスを発揮すべきなのか。ボーゲル氏が強調したのは日本が戦後70年、その指針としてきた米国との同盟再構築ではなく、中国との友好関係を建設することだった。

「日本は今後も中国との経済的、文化的、社会的交流促進を続けるべきです。このことこそが日本が直面しうる偶発的な事態に備える防衛政策を形成するはずでしょう。日本が対中、そして対韓関係を改善させる上で必要なことは、日本が1894年(日清戦争)から1945年(第二次世界大戦)にかけて中国に与えた損害・毀損について国民レベルでの、より幅広い議論をすることだと思います」

 ボーゲル氏は中国との関係改善に関し、昨年4月に朝日新聞のインタビューに応じた際にも「日米の同盟関係は世界中の難問を解決するという役割を担ってきた。と同時にどういう国と話す必要があるかといえば中国だ。軍事力、経済力を増す中国は国際問題で日米と異なった意見をもつことが多く、中国が賛成しないと問題は解決しない」と答えている。さらに、日本の政治家は中国のことを敵視するばかりで現実的な選択肢を失っている、と指摘している。その代表格が安倍首相だ。

「2012年末に政権に返り咲いた安倍首相は、就任直後は中国には強硬な姿勢をとることで、中国がより強力な軍事的圧力を日本にかけても目的を達成することは出来ないということを示そうとしました。ところが2013年末に自らが靖国神社を参拝したことが対米、対中、対韓関係に支障を生じたのに気づき、(結果的に)慎重になりました」

 日本が世界における存在感を失うにつれ、日本の政治家は長期的なビジョンを失ったとボーゲル氏は考える。

「(安倍首相とは異なり)福田赳夫、中曽根康弘、福田康夫といった歴代首相は中国との良好な関係を築き、それを維持していくための重要な方向づけをしてきました」

 その言葉は手厳しいが日本社会、そして日本人への期待の裏返しともいえよう。ボーゲル氏は同書で日本経済だけに着目したわけではなかった。

〈過剰な人口を抱えた日本が、経済、教育、保健、治安などの各方面に成果をおさめていることは他の国の追随を許さない〉。

 さらに、その要因を外国人研究者にありがちな日本人の伝統的国民性にみるのではなく、日本独特の組織力や長期的視座にたった計画・政策に求めた。そうした組織力の再構築やビジョンの見直しこそ現代の日本に再び求められるのではないか。

「日本は、これまでに市民が高い生活水準をエンジョイしつつ、長生き出来る高学歴社会を創造することに成功しました。それだけに日本はその国民が生きがいを持って生きる質の高いクオリティ・オブ・ライフを享受できる平和的な政策を追求できると信じています。そうした中で日本国民は、教育や技術、さらには全人類的公益の追求といったグローバルな分野でも活躍することを期待しています」

 この言葉をわれわれ日本人はどう受け止めるべきか。

※SAPIO2015年2月号


 

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コメント
 
01. 2015年1月19日 07:34:29 : KzvqvqZdMU
>日本の政治家は中国のことを敵視するばかりで現実的な選択肢を失っている、
 と指摘している

まったく分かってないね。逆だ。日本をづっと敵視してきたのが中国なのだ。
40年も50年も前から、日本軍国主義の復活だのなんだの、教育では小学校のころから日本敵視教育をやっておる。 日本は経済利益を目当てに、ひたすら頭を下げるばかり。

 こーゆー いびつな日中関係になったのは、やはり日本国内の左翼、つまり日本叩きでメシを食う連中がいることだ。中国も韓国も、日本国内の反日勢力を見ながら、どこまで叩いて良いか見定めながら、日本敵視政策をやっておるのだ。


[32削除理由]:削除人:アラシ

02. 2015年1月19日 09:07:32 : IMQzjnLJEA
中華人民共和国の成立は1949年。
日本が終戦となったのはそれより前の1945年。
軍部も武装放棄し、財閥も解体し日本はGHQの支配下にあった。
中華人民共和国と戦争などしていないし出来るわけがない。

中国共産党や韓国政府は国外に敵をつくって不満のはけ口を与えないと国内が纏められないと思っている。
そのターゲットが日本という訳で、もっぱら指導層の無能さの証明だ。

商売で富を得たいのなら、ウソをつかず笑顔で仲良くする事だがメンツがあるからできないらしい。


03. 2015年1月19日 10:17:43 : WhVSVTS9yA
安倍政権は国外に敵をつくって不満のはけ口を与えないと国内が纏められないと思っている。
そのターゲットがシナ朝鮮という訳で、もっぱら指導層の無能さの証明だ

「ジャパンアズナンバーワン」が世界的名著とは初耳ですな
タイトルが当時の日本人の心をくすぐるものがあったからベストセラーになった
新聞広告はそう謳っていたがベストセラーも意図的に作られるから
嘘か本当かわからん
豚を木に登らせてから奈落に突き落とす工作の小道具のひとつだったと思われます

「NOと言える日本」というのも流行りましたね 尖閣問題に火をつけて
中国首脳を困惑させ、今日の状況をつくりだしたあの人が著者の



04. 2015年1月19日 11:19:55 : BMxeq67UWc
> 「(安倍首相とは異なり)福田赳夫、中曽根康弘、福田康夫といった歴代首相は中国との良好な関係を築き、それを維持していくための重要な方向づけをしてきました」

上の文章の(安倍首相とは異なり)は、NEWS ポストセブンの歪曲。

福田赳夫、中曽根康弘、福田康夫といった歴代首相の時代には、中国共産党政府は尖閣諸島の領海に侵入しなかった。
もし侵入したら福田赳夫、中曽根康弘、福田康夫首相も中国との良好な関係を築くことは不可能だったろう。

中国との良好な関係を築くことが不可能となったのは、安倍首相のせいではなく、中国共産党政府の尖閣諸島への領海侵犯にある。
それを安倍首相のせいであるかのように書くのは、NEWS ポストセブンの明白な歪曲である。


05. 2015年1月19日 21:42:56 : EO8ytS4QYC
作られた 栄華が隠す 過去の闇
今ぶり返す 見直す時か

06. 2015年1月20日 01:28:45 : f5wCgWXG2k
   日本は発展途上国から次第に成熟して来た国ではなく、あの悲惨な戦争の災厄の結果、戦勝国米国の市場を使い、かつまた既存の米国製品を改良に改良を重ねて再輸出を試み、見事に成功して貿易立国としての地位を確立したのである。
   いわば、あの無謀な戦争による内外数百万人の屍の上に、今日の地位が有ると言える。逆に言えば、それ以外の理由は無いのではないか。
   高い生活水準、長生き出来る高学歴は戦後の高度経済成長の賜物ではあるが、後にも先にも戦争の犠牲者が残してくれた立ち直りの手段が、唯一の国富の源泉であろう。であれば、折角の国富を無数の高級役人の天下りに使用したり、建設時の予算が膨大で恩恵に預かる者も多い反面、維持費を任された自治体は四苦八苦し、挙句の果てには補助金に釣られて滅茶苦茶に原発を設置するような使い方をすべきでは無かった。例えば米国の25分の1の国土であれば米国の100基に対して4基が妥当であるところ、何と54基も林立することとなったのである。これに掛る建設費用、維持費用は想像を絶するものであっただろう。かつまた事故を想定せずに、司法は事故を懸念する国民の危機感を掃いて捨てるなど、何らの事故対策もしていなかったために、未曾有の核汚染を世界に拡げてしまった。
  かくして、折角の国富を永久の右肩上がりだなどと誤解し、湯水の如く使ってしまったのである。家計においても、幾ら預金が有ろうとも、使い方次第でたちまち疲弊するのは国家財政とて同様である。
  従って、こうした結果は他国に転嫁する訳には行かない。どこの国が悪いと罵ったところで、国のマネージメントは明らかに租税主義、国民代表議会制度、法治主義を採用した上で、自民党と官僚機構を中心にした政財官の護送船団が行った結果なのであり、だからといって再び近隣国に戦争を仕掛けてやり直す訳には行かない事だけは確かである。
  


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