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イスラム国を「敵」とするのか  分水嶺に立つ日本外交(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/812.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 29 日 08:12:05: igsppGRN/E9PQ
 

イスラム国を「敵」とするのか 分水嶺に立つ日本外交
http://diamond.jp/articles/-/65867
2015年1月29日 山田厚史 [デモクラTV代表・元朝日新聞編集委員]  ダイヤモンド・オンライン


 オバマ大統領は国の方針を示す一般教書演説で「イスラム国を壊滅させるため、国際社会で主導的な役割を果たす」との決意を述べた。アメリカはイスラム国を「敵」として位置付ける。では日本はどうなのか。イスラム国を敵とするのか。これまで国際社会に敵を作らない国、それが日本だった。

 安倍首相の積極的平和主義は世界を敵と味方に分ける発想だ。日本外交はいま分水嶺に立っている。

■同じ価値観という大義の危うさ

「日本の首相よ、お前はイスラム国から8500キロも離れているのに、自発的に十字軍に参加した。女性や子どもを殺し、イスラム教徒の家を破壊するために、日本は1億ドルを得意げに差し出した」

 人質を前に黒装束の男が発したメッセージだ。罪もない人質を殺す残酷非道なやり方は言語道断だが、日本という国が彼らからどう見られていのか、この言葉でよく分かる。

「十字軍」は日本ではカッコいいイメージがある。犠牲的精神を秘め、聖地奪還に赴く騎士団という崇高さが漂う。ハリウッド映画の影響かもしれないが、イスラムの人たちにとっては、遠くからやって来て人を殺し、家を焼いた侵略者だ。

 イラク・シリアで空爆を続ける有志連合はさしずめ現代の十字軍と彼らの目には映るだろう。キリスト教もイスラム教も、一神教であるが故に「異教徒は殺してもよい」と曲解されかねない一面もある。その理解に立てば、シロ・クロをはっきり分けがちだ。

 日本の国柄は、ちょっと違うように思う。敵味方を峻別しない。異教徒は殺せ、という精神風土でもない。少なくとも戦後の日本は国際社会に「殲滅すべき敵」はいなかった。

 安倍首相の積極的平和外交は、地球儀俯瞰外交とか価値観外交ともいわれる。地球を眺め、同じ価値観の国と一緒になって、世界の秩序作りに積極的に参加する、ということだろう。キーワードは、共通価値観・秩序作り・積極参加である。

 共通の価値観は、法の支配、人権の尊重、民主主義、市場経済など。西欧のキリスト教文化を下地にした生まれた近代の価値観である。だがこの価値観が一方では帝国主義・植民地主義を生んだ。先進国の都合で勝手に敷かれた国境線でイスラム社会は分断された。

■積極的平和主義の裏に潜む「軍事活動」

 世界には別の価値観もある。その折り合いをどうつけるか、そこが秩序作りのポイントになるはずだ。

 秩序作りの中心にいるのがアメリカである。この国を除いて世界の秩序は語れないが、かなり風変わりな国である。欧州で迫害された新教徒が移り住んだ地で、先住民族と戦いながら生活圏を広げてきた人たちが作った国だ。確固たる価値観を持つが、他国にも押し付ける。そして国際紛争を武力で解決することをいとわない。

 無法や非道を見つけると、よその国でも踏み込み「世界の保安官」といわれるが、逆の立場から見れば侵略である。侵略者とされないのは、掲げる価値観を多くの国に認めさせる外交力があるからだ。

 日本は国際紛争の解決を武力に訴えない、と憲法に定める稀有な国だ。アメリカ式の紛争解決にはなじまない。民主主義や市場経済で一致しても「国際紛争を武力で解決する」という考えは日本と相容れない。「共通の価値観」と一括りにするのは無理がある。

 積極的平和主義の危うさは、積極的という言葉の裏に「軍事活動」が刷り込まれていることだ。平和外交は、これまでも日本の基軸だった。安倍首相はこれまでの日本を「消極的平和外交」と見ているのだろう。憲法が妨げになっているなら、憲法を変えよう、という考えだ。

 集団的自衛権はその一歩である。憲法解釈を変えて閣議決定で決めたのは、憲法を空洞化し、改正へ向けた既成事実作りだろう。

■それは「誤解」だと言えるか

 26日から始まった国会には、集団的自衛権の行使容認に沿った安全保障法制の改正案が提出される。自衛隊の海外派兵を簡便にできるようにするなど、軍事貢献を伴った外交へと着々と進んでいる。

 援助にも軍事の色が滲む。安倍政権が定めた「開発協力大綱」は、これまでのODA大綱が封印していた軍事援助に道を開いた。戦車や戦闘機など戦闘に直接つながる機材や物資は援助できないが、災害活動や沿岸警備、軍人の留学資金などなら援助の対象にできるようルールを変えた。軍事転用される可能性は否定できない。抜け穴を作ってかいくぐる憲法の空洞化は、援助でも進んでいる。

 イスラム国が指弾したのも援助だった。人道支援だと政府は言っても、カネに色はついていない。イスラム国と戦う国に2億ドル出す、といえば軍事支援と同じに見られるだろう。

 日本政府はイスラム国を攻撃する有志連合には加わっていない。日本の国民もイスラム国を困りものと思ってはいても「敵」とは見ていない。そこはアメリカと違う。

 だがイスラム国は日本を「敵」とみなし始めている。すくなくとも「敵の仲間」と見ている。それは違う、誤解だ、と日本はいえるだろうか。

■なぜイスラム国から「敵視」されるのか

 日本のイスラム団体「イスラミックセンター」は、日本とイスラムは良好な関係にあることを次の5点にまとめ世界に発信した。

(1)イスラエルと闘うパレスチナに理解がある
(2)パレスチナに対する最大の援助国
(3)イスラム教徒が日本で平穏に暮らせる
(4)宗教活動に政府は干渉しない
(5)イスラム国を含め、いかなる国に対しても宣戦布告をしない唯一の国

 大多数のイスラム教徒は穏健で平和を愛している。欧米で冷ややかな視線を受ける彼らにとって日本は居心地のいい社会だろう。日本人もまたイスラム教徒を受け入れている。日本は中東で手を汚していない。イスラム教徒と戦ったことはない。人々は平穏な関係にありながら、イスラム国から「敵視」を受けるのは日本の外交が変わってきたからだ。

 発端はイラク戦争への加担だった。2003年3月、国際社会の支持がないままイラク攻撃に踏み切ろうとした米国を、真っ先に支持表明したのは時の小泉首相だった。陸上自衛隊はイラクのサマワに入り給水、航空自衛隊は兵員の空輸、海上自衛隊はインド洋で艦船への給油(こちらのきかっけはアフガン戦争)で協力した。陸海空挙げての後方支援に取り組んだ。攻撃の口実とされた大量破壊兵器は存在せず、武力行使の大義名分は失われたがイラクの政権は倒され、フセイン大統領は処刑された。

 日本はアメリカの戦争に加担した。憲法の制約があって戦闘には加われないが、アメリカの後ろにいてカネと役務で協力する国と見られるようになった。

 アメリカはイスラム国を殲滅すると宣言した。有志連合を束ねて2000回を超える空爆をしている。ピンポイントのミサイル攻撃で指導者を殺害している。「テロとの戦い」の戦場となったイスラム国の支配地で、非戦闘員も含め多くの命が失われている。人質をとって殺害するのは残虐極まりない。だが空爆やミサイル攻撃でもっと大規模に命が消されている。

 原油施設を破壊され、輸送ルートも断たれたイスラム国は、原油価格の低下も重なり兵士を養うことが苦しくなっている、とも言われる。アメリカはイラク北部のクルド族をけしかけて攻撃させているが、決定的な勝利には米軍の地上部隊を投入することが欠かせないといわれる。

■日本はルビコン川を渡るのか

 有志連合が地上戦に踏み切る時、日本はどうするのか。アメリカは協力を求めるだろう。だが行使容認された集団自衛権でも中東への戦闘部隊の派遣は難しい。浮上するのはイラク攻撃と同様、後方支援ではないか。

 正面から戦えないイスラム国勢力は、手薄なところを狙うゲリラや民衆に紛れた自爆テロで対抗するしかない。後方支援は危ない。

 戦争が終わって70年。この間、日本は戦地で誰も殺さず、一人の犠牲者も出さなかった。だがイスラム国との戦いに参加すれば、この大記録に終止符が打たれることになるかもしれない。戦場で血が流れた時、世論はどう動くのか。

 イスラム国の人質になっていた湯川遙菜さんは殺害された可能性が高い。過激派イスラム国の残虐性への怒りが高まっている。この原稿がアップされるころには後藤健二さんの運命は決まっているかもしれない。人質殺害は「日本にとっての9・11」という見方もある。

 同時多発テロの一撃でアメリカの世論は激高し、一気に戦争へなだれ込んだ。フランスでは「シャルリー・エブドの惨事」がテロとの戦争へと政権を走らせた。目の前に血を見ると人々は冷静でいられない。

 日本の平和外交は、いま分水嶺にある。国際紛争を武力で解決する国になるのか。敵を作り戦いに参加するか。

 安倍政権は、アメリカと共に戦う国になることで、世界秩序の維持・形成に貢献したいと思っているようだ。そのために血を流すこともいとわない国になることが、国際社会でしかるべき地位につける、と考えているようだ。それが「普通の国」であると。

 アメリカやNATO参加国はそうした考えだろう。日本は異質であってはいけないのか。

 文明の衝突がいわれる。G20の時代ともいわれる。20世紀を牽引した欧米の先進国の価値だけで世界が動く時代ではなくなっている。日本の立ち位置が問われている。多くの国民は、イスラム社会と仲良くしたい、と思っている。イスラム過激派を敵に回したくない、とも考えている。

 アメリカは一緒に戦おうと誘うだろう。いままでそうだった。平和憲法があって、と言い訳しながら、日本は従う一方で武力行使は回避してきた。これからも従うのか。安倍首相は自らの意思で協力するかもしれない。

 それはルビコン川を渡ることだ。日本も「国際紛争を武力で解決する国」の仲間に入ることになる。「敵」は殲滅するしかないのか。世界はシロかクロかで分けられない。その間をゆく国のかじ取りはないのだろうか。


 

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コメント
 
01. 2015年1月29日 08:24:15 : KzvqvqZdMU
こーゆーオツムのおかしいユートピアンが危機を招くのだ。
世界は山賊海賊の海であると覚悟しないといけない。何の罪もない女子供をかっさらっていく、そんな国も、集団もいる。となりには侵略性の独裁国家もある。
綺麗事、偽善と欺瞞、をもって人気取りをやるそんなヒョーロンカ・ガクシャが
如何に多いことか。


[32削除理由]:削除人:アラシ
02. 日高見連邦共和国 2015年1月29日 08:26:44 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

『イスラム国』を“敵”とするのか、というよりも、日本人が持たなければならない視点は、
消極的なり積極的なり、『イスラム国』を支持したり許容したりするイスラム諸国の民衆の
“単純ならざる心”への配慮や考慮を忘れ、『イスラム社会』そのものを“敵”とすのかどうか、だ。

無論、『イスラム国』のやり様を、支持したり許容したりするつもりはまったく無い。
が、彼らが生まれ、こうして権勢を誇る事態を、“白人の視線”意外で見つめるべきなのだ。
日本人以外の誰にそれが為せようか、と私は繰り返し言っている!


03. 2015年1月29日 08:31:24 : YxpFguEt7k
敵など作りません。どこの国とも仲良くするのです。
そうやって生きて来た。これからもそうやって生きていく。

04. 2015年1月29日 08:50:46 : YxpFguEt7k
高村正彦氏
「閣議決定にのっとって、安保法制の整備が完全に出来た場合に、日本は有志連合に参加してISILと戦闘することができるかといえば、幸か不幸かそれはできません」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150128-00000036-jnn-pol

しなくていいのです。正解。
後方支援もしなくていい。国際連合平和維持活動の形をとったら後方支援をしましょう。


05. 晴れ間 2015年1月29日 10:25:02 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
>「共通の価値観は、法の支配、人権の尊重、民主主義、市場経済など。西欧のキリスト教文化を下地にした生まれた近代の価値観である。」


この認識は、基本的に誤りです。
法の支配、人権の尊重、民主主義、市場経済は、キリスト教から生まれたものではありません。

「法の支配」の源流は、古代ローマのローマ法。キリスト教に支配される以前のヨーロッパです。
「人権の尊重」の初発は、啓蒙思想とフランス革命。フランス革命はキリスト教会と徹底的に敵対しました。(「個人」の尊重をキリスト教に見る見方もありますが。)
「民主主義」の源流は、古代ギリシャ。古代ゲルマン社会の直接民主主義もそうです。共に、キリスト教以前のもの。
「市場経済」、資本主義も、宗教とは全く別物。特にカトリックとは対立。(プロテスタントの信仰も資本主義の勃興を妨げなかった程度。)

上記四点は、ヨーロッパで生まれた価値観や制度です。
しかし、キリスト教との直接のつながりはありません。
「近代化」とは、人類が宗教離れする過程でもありました。

キリスト教世界とイスラム世界を「文明の対立」などという言葉で対立させるのは、根本的に誤っています。
対立させたければ、「宗教的蒙昧 VS 理性」が正しい。それでこそ、生産的な「出口」(解決策)が見つけられます。


ただ、私は、資本主義を批判する「社会主義」の要素は、キリスト教にもイスラムにもあるのでは、と思っています。信徒どうしの相互扶助、人間としての連帯です。(ユダヤ教のことは知りません。)

今後、宗派を問わずに平和をめざすには、新自由主義との闘いが中心になるのではないでしょうか。

それから、「イスラム国」は人類社会の敵ですよ。宗教的蒙昧をベースにした殺人テロ集団です。その被害者は、現地のイスラム教徒です。
宗教を看板に掲げているからといって、容認すべきではありません。
イラク戦争後、フセイン政権倒壊後のイラクで、旧フセイン派をパージしてしまったことが、イラク人の一部が加担することになった理由でしょう。
旧フセイン派部族の人たちの境遇改善と政治参加を可能にすればいいだけです。
「看板に偽りあり」です。
テロの土壌は貧困と経済的不平等です。宗教の語にごまかされないようにしましょう。


06. 2015年1月29日 10:29:44 : 6x872X9nW2
>>01の頭の中にはワンピースやパイレーツ・オブ・カリビアンやバグダッドの盗賊が世界像としてあるらしいw
いくらでもルフィーやジャック・スパロウやアブウになって敵と戦ってくれたまえw
脳内なら活躍は縦横無尽だ。
ただし、脳外だとただの妄想だ。

07. 木曽の山猿 2015年1月29日 10:53:43 : YnLQsTybFStJg : Z7tMAeIcG2
最初のボタンの掛け違いから見直さないと、
判断を誤る。

最初のボタンの掛け違いは、
もちろん、英・仏・露の列強によるオスマントルコ分割の謀略であった。
また、その後イスラエル建国などの西側諸国による中東政策である。

次のボタンの掛け違いは、
冷戦じソ連を弱体化するため自らが育てた「アルカイダ」が思い通りにならなくなったとみるや、
それを9.11同時多発テロの報復と称してアフガニスタンに爆弾の雨を降らせ、
大量殺戮と一国の破壊を行った事である。

さらなるボタンの掛け違いは、
核開発疑惑をねつ造してそれ口実にアメリカが行った、
イラク侵攻して大量の爆弾と劣化ウラン弾を投じた大量殺戮と、
イラクという独立国の破壊である。

一旦掛け違えたボタンは次なるボタンも必然的に掛け違えとなり、
いつもでも止まることを知らない。
シリア反政府運動に武器を提供し、
ウクライナネオナチ政権を支援し、
リビア反政府勢力に武器を供与してカダフィ政権崩壊をもたらし、
こうした混乱に混乱を引き起こした結果生まれた鬼っ子の「イスラム国」、
それを壊滅させるための「有志連合」・・・

つまり、涙ながらにサイクス・ピコ協定が引いた西欧諸国の枠組みを前提として、
強権的な独裁、軍事、王政で辛くも安定を保ってきたアラブ中東地域を、
アメリカやイスラエルが自らの利権に不都合な勢力を崩壊させようとして生じた混乱は、
起こした当事者しか鎮められようがなく、
自らその渦中に飛び込もうとするのは、
解決を遠ざけるばかりか、
関わりがない国民を戦禍に巻き込む無責任でしかない。

中東イスラム国からも欧米からも距離を置き、
信頼を勝ち得るための努力をすることにこそ日本の存在価値を見いだすべきなのだ。



08. 2015年1月29日 12:26:40 : l14xJoCbKI
結局、湾岸戦争のときの小沢の判断は正しかったということだな。

金だけ出してクウェートから感謝されなかったとか

ショーザフラッグなどというたわごとには馬耳東風。

小沢の政治家としての現実感覚は、やはりただ者じゃないよ。


09. 2015年1月29日 12:36:42 : FUtnN1arpo
勘違いしているのか判ってて言っているのか知らないが、「イスラム国」と「イスラム諸国」とは違う。
前者は穏健的な後者からも批判されている単なる「テロリスト集団」である。後者は宗教的には様々なスタンスがあるものの、国連に加盟する「主権国家」である。
日本はイスラム諸国とは比較的良好な関係をきづいて来たし、現在でも相応の同情も得ている。この関係は大事にしていきたい。
しかし前者に対しては毅然とした態度をとり、国際社会と歩調を揃えるべきだろう。これについては米国の言いなりだなどと言う者が居るが、幼女に爆弾を括り付けて自爆テロに強制するような輩を野放しにしておいて平和外交も無いだろう。
 
07氏のように敢えて火中に飛び込むなという主張もわからぬではないが、「対テロ」という観点で見れば傍観者でいることが果たして正しいのだろうか。

10. 新共産主義クラブ 2015年1月29日 13:07:28 : w0NMVeciJ/Y.. : qcFv2ymCSo
07氏の意見に賛成です。
 
>07氏のように敢えて火中に飛び込むなという主張もわからぬではないが、「対テロ」という観点で見れば傍観者でいることが果たして正しいのだろうか。(>>09さん)
 
今の中東の人にとっては、有志連合国軍にしろ、国際連合国軍にしろ、十字軍にしか見えません。
 
「『対テロ』という観点で見れば傍観者でいることが果たして正しいのだろうか」という言葉は、徴兵制度のもとでの徴兵義務を拒否する者への非難と似ています。
 
「正義のために血を流している者がいるのに、自分のエゴイズムのために徴兵義務を怠ろうとするのは卑怯であり、非国民ではないのか?」と。
 
中東について言えば、紛争を武力で解決しようとするならば、国連の権威の下で、外国の軍隊に頼らずに、中東の住民が自ら国連軍兵士として戦うしかありません。
 
しかも、武力による解決に頼らなければならないわけではありません。
 
自衛隊や日本国軍が、中東においてPKOや多国籍軍、国連軍に参加することに反対です。

11. 2015年1月29日 17:22:35 : Iwils0nfrY
>>08
湾岸戦争の時に小沢氏は自衛隊の派遣を模索し、国連平和協力法案を国会に提出して
自衛隊に多国籍軍の後方支援に協力させようとしたことを知らないの?
馬耳東風どころかもっとも敏感に反応した政治家なんだけど。

12. 2015年1月29日 17:27:46 : zng9OSmDj6
>今の中東の人にとっては、有志連合国軍にしろ、国際連合国軍にしろ、
>十字軍にしか見えません。

サウジアラビアやヨルダンなど多くの中東諸国が有志連合に参加しているし
イランはイスラム国とは不倶戴天の仇敵関係なので、長年敵対してきた
アメリカに対してすら共同戦線を持ちかけている。
いったいどこの「中東の人」を夢想しているのだね?


13. 2015年1月29日 18:46:30 : O5Qe8qytkk
>>11
>>湾岸戦争の時に小沢氏は自衛隊の派遣を模索し、国連平和協力法案を国会に提出
自衛隊に多国籍軍の後方支援に協力させようとしたことを知らないの?

それを止めて、金を出したのが小沢だよ。
そんなことも知らないの?(笑)


14. 2015年1月29日 19:45:43 : zng9OSmDj6
>>13
当時、国連平和協力法案提出の中心人物が小沢だったことぐらい常識だろうw
それが失敗したからその代わりに金を出したんだよ。

15. 2015年1月30日 02:10:45 : QCJKub7Axs
だいたいイスラム国は多神教徒は見つけ次第、殺すか奴隷にすると言っている
のだから、最初からあっちにとって日本は「敵」そのものだろう。
いまさら旗色をごまかそうとする方がおかしい。

16. 2015年1月30日 10:16:12 : urxvtQOtCs
>09
07、10に同意します。日本はあまり中東のことが分かっていない実状で、介入するのは不適切だと思う。
テロといっても様々なレベルがあり、日本にされたわけではないと思う。それを自ら日本にされたというのは、ただ自分の思いを強めるためのものでしかないと思う。
安倍の発言は、不要な積極的平和主義などという言葉を使ったのが誤りだろう。普通に中東支援を言えばよかった。

17. 日高見連邦共和国 2015年1月30日 15:02:50 : ZtjAE5Qu8buIw : lt7TdFOYcQ

>>10 『珍協賛主義くらげ』

オマエいつ復活したんだよ?

私に挨拶なし、なんて失礼このうえないゾ!?(笑)


18. 新共産主義クラブ 2015年1月30日 18:18:19 : w0NMVeciJ/Y.. : qSc0zm83A6
>>17さん 
 
小沢一郎事務所の日高見連邦共和国さん、
 
『新共産主義クラブ』は、小沢一郎氏および「生活の党と山本太郎となかまたち」の安全保障政策に反対です。
 
 
■小沢一郎勉強会の第3回目
 
「非常事態における危機管理と安全保障〜憲法9条をめぐって」(2012年3月13日),「私は、十分、国連憲章41条、42条での参加(注:自衛隊が多国籍軍・国連軍に参加して海外で武力行使)も、私は憲法9条にも違反しないというように思っております。」(小沢一郎)
 
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/5488
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5414.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/799.html

19. 2015年1月30日 20:57:53 : ZK6l01kjXI
まぁ小沢氏が無能なことは、阿修羅内に巣食う小沢氏支持者見てればすぐわかる話だよ。
いつ太郎を捨てるのか?寧ろ太郎に棄てられるのか?
どっちにしても、ここ一年内外のことだろう。


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