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アメリカ政府に公開質問状も! 今の日本は民主主義国家といえるのか? 続・辺野古レポート PART3(週プレNEWS)
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/602.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 09 日 08:55:05: igsppGRN/E9PQ
 

1月24日には県内の市町村議員、県会議員、国会議員100人余がキャンプ・シュワブゲート前に集まり、座り込み抗議に参加した


アメリカ政府に公開質問状も! 今の日本は民主主義国家といえるのか? 続・辺野古レポート【PART3】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150209-00043127-playboyz-pol
週プレNEWS 2月9日(月)6時0分配信


新基地建設に揺れる沖縄・辺野古(へのこ)。必死の抗議活動を続ける市民の抵抗も空しく、辺野古の海上についに大型作業船が投入された。

ノンフィクションライターの渡瀬夏彦氏による現場レポート第3回!(PART2はコチラ)

***

政府関係者は、例えば地元・辺野古を含む3区では同意している住民が多いという言い方をする。「金目」の補償話攻撃で、落とせた気になっている。しかし「辺野古3区」を籠絡(ろうらく)して得た「新基地容認」だけが地元の民意ではあり得ないこともまた明白なのだ。

新基地の滑走路の図面を見れば、V字形に2本並んだ滑走路の被害を受けるのは、むしろ大浦湾を挟んだ「二見(ふたみ)以北10区」であることは一目瞭然。

安倍首相は、昨年暮れに「普天間の騒音被害の対象は1万戸だが、移設先ではゼロになる」などという愚かにもほどがある子供だましの官僚作文を公の場で読み上げたことがあるが、それこそ基地被害についての無理解を露呈しただけだった。

くしくも大浦湾に大型作業船を強引に投入したこの日、辺野古3区の代表が沖縄防衛局の招待で、ヤマト(日本本土)への「旅」に出た。

「本土の基地所在地の住民補償例等を理解してもらうため」という理屈からである。その厚顔無恥ぶりには、開いた口がふさがらない。

一方、まだほとんどのメディアにも報じられていない事実も判明した。

28日の午前中5時間ほど海上で惨憺(さんたん)たる現状を取材し、汀間(ていま)漁港で市民の抗議船から下ろしてもらったその足で、わたしは新名善治汀間区長や「辺野古・大浦湾に新基地つくらせない二見以北住民の会」の松田藤子会長に話を聞くことができた。

新名区長は「ケネディ大使やアメリカ政府に対して、地元住民からの質問状を出したいと思います。稲嶺(いなみね)市長とも相談しましたが、市長もぜひやってほしいと言ってくれました」と語っていた。

つまり、名護市民、沖縄県民が選挙で示した「新基地建設は駄目です」という正当な民意をこのような形で無視し、工事を強行することを民主主義国家のアメリカ合衆国としてはどう考えるのですか、という質問状だ。

わたしも即座に賛同した。公開質問状として、全世界のメディアにも国連にも知ってもらうぐらいでちょうどよいのではないか、と僭越(せんえつ)ながら申し上げたぐらいである。

また新名区長は、26日に「二見以北住民の会」が防衛局に「最低でも県の検証委員会の結論が出るまでは作業を中止してほしい」と要請に行ったときには会えなかった井上一徳沖縄防衛局長が、27日に突然、挨拶(あいさつ)に訪れたことも明かした。

この井上局長の行動は、住民の7割が新基地反対署名をしている「二見以北10区」が、地元の民意を世界に問うべく立ち上がることへの懸念があって、様子をうかがいにきたということだろう。それほど地元のこの行動には、当局も関心を持って見ているのだ。

最後に、この二見以北の住民であり、名護市議会議員、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団団長でもある東恩納(ひがしおんな)琢磨氏の話に耳を傾けていただきたい。

「沖縄の民意が踏みつぶされようとしていることを、全国の皆さんはどう考えているんでしょうか。もしもですよ、自分の住む地域に何か重大な問題が起きて、それを争点にした選挙で明確な意思表示を何度もしたとします。

しかし、それを政府が完全に無視して、強引なやり方で住民を踏みつぶそうとしてきたらどうしますか。今の安倍政権のやり方を認めてしまったら、全国の誰もが被害者になりかねません。この国は、いま民主主義国家といえるんでしょうか」

17年前の名護市民投票で「新基地反対の民意」を示した頃、東恩納氏は、新基地容認派の土木会社の有能な現場監督だった。しかし、子供たちに誇れる生き方がしたいと退職し、地元・大浦湾の瀬嵩(せだけ)集落にエコツーリズムの拠点「じゅごんの里」をつくり、その後、市議会議員に当選して、いま3期目である。もちろん、稲嶺市政を支える地元のホープだ。

いま、わたしたちは、何を守らなければいけないのだろうか。沖縄からは、辺野古・大浦湾からは、この国の姿が鮮明に浮かび上がってみえる。

(取材・文/渡瀬夏彦 撮影/森住 卓)

■週刊プレイボーイ7号「政権の言うことを聞かない沖縄が“武力”で圧殺された日」より

 

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コメント
 
01. 2015年2月09日 12:39:03 : D5VaA96YJk
米紙に意見広告を!

公告賛助会費振込先を教えて下さい。


02. 2015年2月09日 15:46:38 : k56XcidBXE
辺野古新基地の建設めぐり県内外で抗議の声――翁長知事「検証委」発足を発表
週刊金曜日 2月9日(月)12時9分配信

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり沖縄県の翁長雄志知事は、2013年末に埋め立てを承認した経過を検証する「第三者委員会」(検証委)を近く発足させる。前県政下で承認した経過などを検証し、法的な瑕疵があると判断した場合は承認を取り消す考えだ。検証委の発足を発表する1月26日の会見で翁長知事は「(埋め立て承認の検討は)十二分ではなかった」と強調。安慶田光男副知事が沖縄防衛局へ出向き、検証作業が終わるまでボーリング調査などを見送るよう要請した。

 県などによると、検証委は法律や環境の専門家など6人程度で発足する。翁長知事の私的諮問機関として位置づけ、(1)仲井眞弘多前知事が埋め立て承認をした過程に手続き上の不備がなかったか、(2)環境保全や災害防止など6項目の基準が示されている公有水面埋立法第4条1項に適合しているか――を多角的に検証する予定だ。

 防衛省は今春にも土砂を投入した本格工事に移行する見通しで、時間的に制限がある。県は当初、検証作業の取りまとめ時期を7月上旬で想定していたが、これを4月ごろに繰り上げて作業を急ぐという。翁長知事は昨年11月の知事選期間中、自身が当選した場合には「撤回できる新たな事象となる」と述べていた。現在も、検証委で仮に瑕疵が認められない場合は、埋め立て承認の「撤回」まで踏み込む考えを示唆する。

【「既成事実化」進める政府】

 政府は、県の動きや沖縄の“民意”を受け止める気はないようだ。今月14日に閣議決定された15年度当初予算案で、辺野古移設に向けた工事費として、1736億円を計上した。この額は本年度支出決定額の約2倍に相当する。

 政府は翁長知事が取り消しや撤回に踏み切った場合、行政の不作為とみなし、是正勧告を出す考えだ。これまでに支出した移設関連費の損害賠償を求めることや、県を相手取って訴訟を提起する可能性もある。仮に県が勧告に従わず、差し止め訴訟を政府に起こした場合でも、防衛省は「裁判で争われても国が負けることはない」(省幹部)と自信を見せる。県の判断を前に、できるだけ作業を進めることで対抗策をとる構えだ。

 防衛省は知事選や衆院選が続いていたために一時中断していた辺野古海域での作業を1月15日に再開させ、フロート(浮具)やオイルフェンスを再設置した。今後は仮設桟橋の設置や中断しているボーリング調査の再開も視野に入れる。省内には工程が全体的に遅れているとの声も上がっており、作業は加速度的に進む見通しだ。

 安倍晋三首相や沖縄基地負担軽減担当相の菅義偉官房長官は、昨年12月に来京した翁長知事との面談を拒み、沖縄側から基地建設反対の要請を受けることすら拒んでいる(本誌1月23日号で既報)。“民意”は、工事の「既成事実化」のために無視し続けられている。

 一方、1月15日の作業再開を受け、移設先となる米軍キャンプ・シュワブのゲート前や海上では、市民らによる抗議活動が続いている。沖縄県警や海上保安庁との衝突で連日けが人も出ており、「過剰警備」との指摘が相次ぐ。反発は本土にも伝播し始めており、1月25日には新基地建設に反対する国会包囲行動が初めて開かれた。約7000人(主催者発表)が国会議事堂の周辺を取り囲み、「海保の暴力やめろ」など、公的機関への批判も上がった。

 県選出の国会議員としては糸数慶子参院議員のほか、昨年12月の衆院選で「反対」を掲げて当選した赤嶺政賢(共産)、照屋寛徳(社民)、玉城デニー(生活)、仲里利信(無所属)各議員も参加。自民党を離脱し、昨年1月の名護市長選で稲嶺進現市長を支援した仲里議員は、「(沖縄は)保守・革新で喧嘩をしている時じゃない。これからの相手は、この日本政府である」と訴えた。現政権が辺野古移設を「沖縄問題」として押し込める露骨な“差別”は、県外にも露呈し、限界点に達している。

(池田哲平・『琉球新報』記者、1月30日号)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150209-00010000-kinyobi-soci


03. 2015年2月10日 05:20:58 : YxpFguEt7k
日米同盟:未来のための変革と再編
・代替施設は、他の組織の近くに回転翼機(オスプレイ)が位置するよう、沖縄県内に設置しなければならない。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/henkaku_saihen_k.html

海猿はアメリカの犬。日本国民の人権は無視。民意も無視。国民の敵。
猿は檻に入れて管理しましょう。


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