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イスラム国人質だけじゃない! 安倍失脚を招くJA全中との全面抗争(1) (週刊実話)
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/805.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 13 日 19:30:05: igsppGRN/E9PQ
 

イスラム国人質だけじゃない! 安倍失脚を招くJA全中との全面抗争(1)
http://wjn.jp/article/detail/2387908/
週刊実話 2015年2月19日 特大号


 ついに、最悪の事態が発生した。会社経営者の湯川遥菜さん(42)の命を奪ったとされる過激派組織『イスラム国』が、残されたジャーナリストの後藤健二さん(47)殺害映像を動画サイトにアップしたことから、安倍政権が壊滅的な打撃を被っているのである。

 「2月1日に投稿された後藤さんの殺害映像は湯川さんのケースと同じで、胴体と首が切り離された衝撃的なものだった。『イスラム国』はこの映像とともに、『お前の国民はどこにいても殺される』と日本に対して宣戦布告した。そのため、国内世論は事件の原因となった首相の中東支援を痛烈批判し、政権基盤が根底から揺らぎだしているのです」(自民党担当記者)

 もっとも、安倍首相を襲った“厄災”は、これだけではない。実は、国内からは別の火の手が上がり、安倍政権は“内憂外患”の危機に瀕しているのである。

 農水省の担当記者が言う。
 「それが、農協の元締めである『全国農業協同組合中央会』(JA全中=万歳章会長)の反乱なのです。461万人の正組合員を数える全国の農協を束ねる同団体は、選挙時に候補者の当落を左右する力を持つ一大組織だが、ここにきて内部から『全中を潰す気なら倒閣に動く』との声が飛び出している。これが原因で、4月の統一地方選を前に全面戦争に突入しそうな雲行きなのです」

 同記者によれば、もともとこの騒動は安倍首相がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への参加交渉の遅れを取り戻そうとしたことが発端。農協組織が関税撤廃貿易の足かせとなることを見越した首相が、昨年5月に農協、農業生産法人、農業委員会の抜本的改革論をぶち上げたことから巻き起こったのだ。

 無論、その際に全中は組織の解体を示唆する発言に痛烈批判を展開したが、同団体が反発した理由はこれだけではないのである。

 「実は、首相がこうした策を弄した裏には、農協が保有する約400兆円のカネが絡んでいるともっぱらだった。米国にベッタリの安倍首相は、この莫大な農協マネーを狙って農協潰しに動いたとの観測が強まっていたのです」(同)

 ただし、それも無理もない話と言うほかはない。ここで言う莫大な金額は、JA共済が保有する約300兆円とJAバンクに貯め込まれた約90兆円の合算額。日本人の預貯金総額の約1割にあたるといわれるこのカネは、以前から「米国が市場開放を狙っている」と評判だったからなのだ。

 「つまり、安倍首相はTPPの参加とその進捗に難色を示す米国に恩を売るために、全中の解体と農協法の廃止を訴えたのです。また、この策略は周到で、農協には正組合員の他に農業に携わっていない530万人の准組合員がいるが、今後はこの会員数が『正組合員の半数を超えてはならない』とする規定を設けるつもりという。農協組織が保有する400兆円のうち200兆円は准会員らの保険や預貯金額といわれており、農協を牛耳る全中を金銭的にも追い詰める魂胆なのです」(同)

 また、全国紙の政治部記者は、“全中封じ”にかじを切った安倍首相のさらなる策略をこう明かす。

 「しかも、当初は全中と提携する全国700カ所余りの農協に対する監査権限の剥奪案、全中と傘下組織の都道府県中央会が地域の農協から一年間に集める380億円に及ぶ上納金も、なくす方針だったのです」

 だが、そうは言っても全中は自民党と二人三脚で我が国の戦後農業を支えてきた看板組織。それが“全中憎し”に転じたのには、別の理由が存在するともいわれているのだ。

 「その筆頭が、'09年の総選挙時に民主党が公約に掲げた農家への戸別補償制度。これに全国の農協がなびき、政権を奪われた恨みが大きい。また、以前は600万人もいた農協の正組合員数が目減りし、かつてはその発言で国会が空転するといわれた農林族の力が落ちたために、全中の解体に動いたとみられているのです」(自民党農林族議員)

 要は、自民党の集票マシンとして機能してきた農協組織が民主党の揺さぶりで離反。その恨みがTPPへの参加準備と相まって噴出したわけだが、ここ最近の両者の攻防戦は枚挙にいとまのない状態なのである。

 政治部デスクが言う。
 「TPPへの早期参加を企てていた安倍首相は、全中の改革論をぶち上げる前に一貫してTPPへの参加に反対を表明していた西川公也農水相を一本釣り。党内の対策委員長に就任させ、反対派を骨抜きにしようと画策したのです。実際、この策略は大成功。昨年6月に開かれた自民党農林関係合同会議では、農協改革を痛烈に批判した農林族議員に対して西川氏が逆ギレ。『何を言っているんだ、小僧!』と意見を一蹴したほどなのです」


              ◇

イスラム国人質だけじゃない! 安倍失脚を招くJA全中との全面抗争(2)
http://wjn.jp/article/detail/0216496/
週刊実話 2015年2月19日 特大号

統一地方選で踏み絵迫る農協

 だが、こうした攻撃にさらされ続けた全中も、手をこまねいてばかりいたわけではない。年明けには、それを跳ね返して余りある逆襲劇に転じたのだ。

 「それが今年1月11日に投開票された佐賀県知事選なのです。この選挙時に地元農協や自民党県議の一部が、自公が推す農協改革推進派の候補者に猛反発。反農協改革派である元総務官僚の山口祥義氏を推し、4万票近い大差で圧勝した。この全中のパワーに、安倍首相や自民党幹部は震え上がったほどなのです」(前出・農水省担当記者)

 また、前出の政治部記者がこう話す。
 「さらに山口氏が当選すると、佐賀県は原発再稼働やオスプレイへの慎重論を唱え、揚げ句に統一地方選の候補者らに『農協改革に是か非か』の踏み絵を課す方針を打ち出した。各県の農協でもこの佐賀方式を取り入れる動きが出始めており、今後、安倍首相と全中の全面抗争は避けられない状況なのです」

 一方、これに伴って形勢不利と見た官邸筋では別の動きも出始めているという。
 「党内で幅を利かせる二階俊博総務会長は、山口氏の対抗馬擁立時に推薦の判を押さなかったことから“隠れ農協理解者”とみられてきたが、形勢不利と見た安倍首相は彼の懐柔を図りだしたという。周辺議員らに『佐賀と農協はこれから二階氏にお願いする』と漏らしたともいわれ、農協組織に広がる反自民の狼煙を払拭することに、血眼とみられているのです」(前出・農林族議員)

 しかも、これに加えて党内の農協改革法案検討プロジェクトチームの会合では、来たるべき統一地方選を睨んだ議員らから、次々と改革に反対の声が飛び出しているという。そのため、官邸側も改革案の軌道修正を迫られている状態なのだ。

 「今では農協の監査権や指導権は奪うものの、全中を農協組織のシンクタンクにして、その機能を残そうとの素案が練られるほどに改革案が後退しているのです。また、上納金も廃止の方針だが、各農協と話し合い、了承されればカネを集めてもいいというところまで軟化しているのです」(自民党担当記者)

 全中関係者がこう語る。
 「結局、争点は農協組織が保有するカネの扱いで、安倍政権はここに手を突っ込んでくる可能性が高い。そのため、2月中の閣議決定と法案提出が濃厚とみられているが、我々は統一地方選後に日程をずれ込ませることを目標に掲げている。全国の農協にハッパを掛けて候補者らに踏絵を踏ませれば、選挙後、安倍政権が転覆する可能性も高いからです。そのため、この2カ月程度が戦いの天王山になると見ているのです」

 果たして、安倍vs全中の闘いに和解の道はあるのか。水面下の攻防戦が見モノだ。

 

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コメント
 
01. 2015年2月13日 23:06:33 : mic6KuHz7A
JA 全中を応援します

02. 2015年2月14日 00:40:17 : wd4Xfwg9io
新潟コシヒカリという種類の米、何年も前から名称は変わらないのに
味が著しく落ちた。
この理由は知らないが、新潟の責任なのかそれとも全中の責任なのか。
全中の責任ならばそれだけでこの組織は許せない

新潟でも昔のコシヒカリの方が美味かったと昔の種類を栽培している人もいるのだが、
農協の弾圧のためこちらで入手するのはきわめて困難になっている。


03. 2015年2月14日 02:51:04 : RLcvjzv8rc
 ウソツキ/バカを加えると、下痢小僧は褒めすぎじゃ。ゴミ下郎が、相応しいんではなかろうか。阿呆(阿部)の下痢小僧のことを言っとるんじゃがのう。

04. 日高見連邦共和国 2015年2月14日 05:08:18 : ZtjAE5Qu8buIw : lt7TdFOYcQ

>>02

相対的なものかもしれませんが、コシヒカリという品種の“適地”が新潟の気候等から“スレ”てきているのかもしれません。

(その昔、寒さと風に弱いササニシキを、岩手の山間部の農家がこぞって植えて、
冷害や風害に“やられちゃった”ことを思い出します。この場合、そもの¥そも収穫さえできない場合があった)

米で言えば、我が岩手の“ひとめぼれ”や、山形の“はえぬき”なんかが“食味評価”ではがんばってる。
(九州あたりでも最近はイイお米(品種)が出てきてるし)

りんごで言っても、青森や長野の“超一級品”に肩を並べるような“岩手・江刺産”もある!(笑)

(りんごは緩やかな南、若しくは南西斜面の水はけのいい土地を好む植物で、
いかに青森・長野といっても、栽培好適地はそうそう多くなく、その意味でも
岩手の江刺は好条件が揃っている土地柄)

お米やりんごに限らず、日本人が愛情と技術の粋を尽くして作り上げる芸術品が“農産物”です。

地味を豊かにし、基本的気候・湿度・寒暖差・降雨(降雪)量等を吟味したうえで栽培に適している
作物と“品種”を選ぶことが何よりも大事なのは言うまでもありません。

ちなみに、いかなるブランド米でも、コンバインで収穫し機械乾燥し、精米して数ヶ月経つお米は、
籾殻で脱穀し、ご飯を炊く直前に脱穀した“ノン・ブランド米”の食味に“劣る”のはなんお不思議もありません。

・・・新潟の名誉の為に書き加えれば、新潟の現地で食べた“ご飯”は、ほぼ100%最高の味でしたよ!


05. 日高見連邦共和国 2015年2月14日 05:11:31 : ZtjAE5Qu8buIw : lt7TdFOYcQ

04です。誤記訂正。

×(誤): ・新潟の気候等から“スレ”てきているのかもしれません。
      ・籾殻で脱穀し、ご飯を炊く直前に脱穀した

○(正): ・新潟の気候等から“ズレ”てきているのかもしれません。
      ・籾殻で冷暗貯蔵し、ご飯を炊く直前に脱穀した


06. 2015年2月14日 09:48:52 : wd4Xfwg9io
>>04
気候変動に対して農協が対応しすぎて品種のマイナーチェンジを行った説か。
説得力はある気もする。
他品種の防虫能力が向上した間に旧コシヒカリ(味は最高)が遅れを取った、とかいう可能性もあるのかな

以前から津南町の知り合いに送ってもらっていたのだが最近は農協から昔の種が手に入らないと言われてどんな理由があるのか疑いをかけていたのですが。


07. 2015年2月14日 10:31:35 : RRHB3K9wS6
>>02さん

 なぜ農協が「おいしいコシヒカリの種子を弾圧」してまで「まずい品種のコシヒカリ」の栽培を強制するのか?

 そんなこと普通に考えて「有り得ない」でしょう?そうでなくとも日本中で「よりおいしいお米」の生産を目指ざして品種改良と栽培技術の向上に励んでいるのですから。(あなたはいわゆる工作員ではないのですか?それもTPP推進や農協潰しを謀る現勢力側の)


08. 2015年2月14日 14:48:39 : 3gOcSeoj5U

 >「結局、争点は農協組織が保有するカネの扱いで、安倍政権はここに手を突っ込んでくる可能性が高い


そうだそうだっ
JAがんばれー抗争だー
頑張って働いた金取られるぞー
アメリカの手先の安部に


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