つまりドイツにとっても慰安婦問題は関わり合いになりたくない話題であって、
メルケル氏の方から言及する事はまずないだろう。
おおかた適当にお茶を濁す発言をしたのを都合よく解釈してぶち上げたのだろうな。
だからドイツ政府はその発言を否定した。
そうしないと次に自国が追求されかねないからだ。

恐らく岡田はそんなことも知らなかったんだろうな。

れる「フジサンケイグループ財閥」のマンパワーと英知を持ってすれば、直接フジ

サンケイのドイツ特派員にメルケル首相に白黒をはっきりさせればいいだけです。

【ドイツ語でネ】

早く特派員に仕事を与えてください。スッキリしたいです。

＞（記者）
＞　時事通信社の高橋と申します。メルケル首相に質問いたします。
＞　(中略)
＞　現在、日本は中国それから韓国との間で、歴史認識などをめぐりまして対立点も残っております。ドイツの御経験、御教訓に照らして、日本が今後、中国や韓国とどのように関係を改善していったらいいのでしょうか。その辺のお考えをお聞かせください。

＞（メルケル首相）
＞　私は、日本に対して、アドバイスを申し上げるために参ったわけではありません。私には、戦後、ドイツが何をしたかということについて、お話することしかできません。戦後、ドイツではどのように過去の総括を行うのか、どのように恐ろしい所業に対応するのかについて、非常につっこんだ議論が行われてきました。ナチスとホロコーストは、我々が担わなければならない重い罪です。その意味で、この過去の総括というのは、やはり和解のための前提の一部分でした。(後略)

「その○○ちゃんなんだが、おまえと比べた場合ずっと多く勉強しているんだが」

「・・・・・・・・」（不満そうに唇をとがらせる）

「閣下のお考えは十分に参考とさせていただきます」とだけメルケル首相に答え、記者会見ではあくまで岡田自身の考えとして日韓の和解の方向性について述べるべきだっただろうし、メルケル首相もそれを期待してのことだったろう。

これではメルケル首相やドイツ政府のとってきた日中韓のいずれにに対しても中立的であるというポジション（とはいっても、外面の上では日本に有利で、中国韓国に不利なものではあったが）が台無しになってしまったではないか。

まさか、日本の最優秀な大学の卒業生で中央政府のキャリア官僚を経験した者であり、次の総選挙で勝利すれば首相になると目される野党第一党の代表が、ここ最近の日中韓三カ国の戦後処理をめぐる鞘当とドイツ外交との機微についてまったくの無知であったことにメルケル首相、ドイツ政府ともども驚いたことだろう。

これでは日本にいくら助け舟を出そうにも、非安倍勢力まで安倍なみのバカしかおらぬとなれば、もうなんともしようがないからの。

岡田がただの糞マジメ、糞正直な偏差値バカなのか、それとも安倍を助けるためにメルケル首相やドイツ政府の好意をわざと台無しにしたのか、どちらかは知らんがな。

ようするにメルケルの本音は「こっちを巻き込むな」ということだろう。

>この議員らによれば、ドイツはソ連に対し、大祖国戦争中の破壊と蛮行について、
>ほとんど何らの賠償金も支払っていない。

「ナチズムと強制売春（明石書店）」や「ベルリン解放の真実（パンドラ）」
など日本で出版されている本でも、ドイツ軍はソ連領内で多くの女性を強制的
に慰安婦にしていた事が明かされている。
つまりドイツの首脳が慰安婦問題で下手な事を発言すれば、ロシアでの賠償請求
の動きを後押ししかねない。
メルケルもその危険が分かっているから、岡田の軽率な発言に釘を刺したんだろう。

この話題にかかずらおうとする人って、ばかだなぁ。

この道しかない！

リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー大統領
A級戦犯で有罪になったエルンスト・フォン・ヴァイツゼッカーの罪状である
「侵略戦争の指導」について。
「まったく馬鹿げた非難だった。真実をちょうど裏返しにした奇妙な話である」
（ヴァイツゼッカー回想録より）

ドイツでは大統領がA級戦犯の罪状を全面的に否定しているね。

全く逆だな。
ヴァイツゼッカーは父親がＡ級戦犯だと確信した上で、そのような主張をしていたのは間違いない。
なぜならヴァイツゼッカー回想録には父親が「侵略戦争を指導した」とされる最大の根拠となった「ドイツ外務官僚のトップとして独ソ不可侵条約締結をとりまとめ、ポーランドを分割する密約をかわした」という事実について一行も書いていないからだ。

「独ソ不可侵条約の密約」がドイツのポーランド侵攻、そして第二次大戦を引き起こした、というのは歴史の常識だ。
ヴァイツゼッカーが本当に父親が無罪だと確信していたのなら、それをちゃんと記載した上で、なおかつ「父親は無罪」だと主張するのではないのかね？
まさか父親が「独ソ不可侵条約締結をとりまとめた外務官僚トップ」という事実は、あえて回想録に記載するまでもない取るに足らない出来事だとでも言うのかね？

もちろんそんなことは１００％あり得ない。
ヴァイツゼッカーは父親が当時のドイツ外務官僚トップとして「第二次大戦勃発の責任がある」事を知っていたからこそ、その事実を回想録に故意に書かなかったのだ。
そしてそうやって都合の悪い事実を隠蔽した上で、父親がＡ級戦犯として有罪になったことを
「まったく馬鹿げた非難だった。真実をちょうど裏返しにした奇妙な話である」
とヌケヌケと主張したのが「ドイツの大統領」ということさ。