中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行にイギリスが、Ｇ７＝先進７か国では初めて参加すると表明したことについて、中国外務省は歓迎の意を示すとともに、国際社会に、さらなる参加を呼びかけました。

アジアインフラ投資銀行は、アジアの発展途上国を支援するためとして、中国政府が設立を提唱して年内の運営開始を目指しています。

これまでに東南アジア諸国やインド、ニュージーランドなど、２７か国が参加を表明していますが、１２日、イギリスの財務省が、Ｇ７＝先進７か国では初めて、この枠組みに参加することを表明しました。

これについて中国外務省の洪磊報道官は１３日の記者会見で、「イギリスの決定を歓迎する」と述べるとともに、今月中にも創設時のメンバーに加えられるという見方を示しました。

アジアインフラ投資銀行を巡っては、アジア地域にすでにアジア開発銀行が存在するうえ、組織運営の仕組みが不透明だとして、日本やアメリカは、参加に慎重な姿勢です。
こうした先進国の姿勢に対し洪報道官は、「アジアインフラ投資銀行は、寛容、透明、公平の原則にのっとって、組織を管理し、運営していく」と強調しました。

そして「アジア地域の発展によって、世界各国に、より多くの経済的な利益がもたらされることに疑いの余地はない」と述べて、国際社会に、さらなる参加を呼びかけました

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150313/k10010014831000.html

麻生財務相は、中国が設立を目指す「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」について、日本の参加は「難しい」と述べ、あらためて慎重な考えを示した。

アジアインフラ投資銀行は、途上国向けにインフラ整備の資金を貸し出す、新たな国際的な金融機関として、中国が設立を主導し、これまでに、アジアや中東などの27カ国が参加することで合意している。

麻生財務相は、イギリス財務省が12日、G7(主要7カ国)で初めて、この銀行への参加を表明したことについて、「他国のことにコメントする立場にない」としたうえで、日本の参加には、あらためて慎重な姿勢を示した。

麻生財務相は「(AIIBは)理事会もないそうですから、こういうのに参加するときには、重要だとわれわれが思っているようなものをクリアしてもらわないと、なかなか難しいなという感じがしますけれどね」と述べた。

日本は、アジア開発銀行が存在するなどとして、新銀行への参加に慎重な姿勢を示していて、麻生財務相は、融資の審査や組織運営などに、「いろいろな問題が数多くある」とあらためて指摘した。

その通り。いい加減、気付きましょう。（だからといって、反米になってもダメ）
独立して、どの国とも仲良くし、得意分野で国益を追求し、災難があったら助けあいましょう。

それならキャサリンが来ないのも妙に納得。
頭ごなしに直接中国訪問するのも非礼と考えて
一応来日という形を取ったのかな（笑）

まさにその通り。アメリカの顔色を伺ってばかりいる日本は終わりに近ずいている。

とにかく米英に付いていけば安泰だ、みたいな発言をしていたな。

たしかに20世紀はそういう時代だったし、日本は米英に逆らったから、

焼け野原になったのだと骨身に染みたのだろう。

で、そういう認識をもった高級官僚が中心になって現在のシステムをつくってきた。

しかし、21世紀はそうとは限らない。

すぐに乗り換えることはよくないが、

米英中心に凝り固まった認識を、少しずつ解きほぐしていかないと。

そして、最後に米国が容認して、

取り残されるのは、「孤立を取り戻す」という安倍日本のみなり。