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日本の孤立だけではないアジアインフラ投資銀行の本当の衝撃  天木直人
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/338.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 30 日 10:05:05: igsppGRN/E9PQ
 

日本の孤立だけではないアジアインフラ投資銀行の本当の衝撃
http://www.amakiblog.com/archives/2015/03/30/#003206
2015年03月30日 天木直人のブログ


 中国が提唱したアジアインフラ投資銀行に各国が雪崩を打って参加し、気がついたら対米従属をすべてに優先する日本だけが取り残された。

 そんな外交の大失敗について私はこれまで何度となく書いて来た。

 しかし、アジアインフラ投資銀行の本当の衝撃はそこではない。

 人民元の国際基軸通貨に向けて中国が着実に歩を進めている、その一里塚なのだ。

 きょう3月30日の日経新聞が書いている。

 中国人民銀行の周小川総裁は29日、ボアで開かれているアジア・フォーラムで、人民元のさらなる取引自由化に向けて、法令を徹底整理すると。

 いうまでもなく、軍事力と並んで世界を支配するもう一つの最大の手段は金融である。

 ついに中国は金融面でも米国の1強支配に挑戦し始めたということだ。

 もしオバマの米国が、いったんは「失望した」安倍首相に対する評価を変えて、米国議会上下両院合同会議の場で演説を許したのなら、その理由はただ一つ。

 日本を中国とのライバル関係の手段に使おうと、考えを切り替えたということだ。

 日中関係は、米中関係と日米関係の双方に翻弄されながら、今後も揺れ動いていくに違いない(了)

 

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コメント
 
01. 2015年3月30日 10:10:31 : SmqZtsMo1g
中国人民銀総裁、人民元取引の自由化に意欲
2015/3/29 19:52 日経新聞

 【博鰲(ボーアオ・中国海南省)=大越匡洋】中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は29日、博鰲アジアフォーラムの席上、「今年は外国為替の管理に関する法令を徹底して整理できるかもしれない」と述べ、人民元の資本取引の規制緩和に意欲を示した。周氏はすでに今年中にも預金金利を自由化する方針を表明しており、人民元の国際化に向けて金融改革を積極的に進める構えだ。

 中国政府は人民元相場の安定を保つために元と外貨の交換を制限している。貿易など経常取引に限って1996年に自由化したが、株式投資などの資本取引で国境をまたぐ人民元のやりとりは厳しく制限している。

 周氏は「新しいルールができれば、人民元の資本勘定での自由交換を基本的に実現したといえる」との認識を示した。ただ、「基本的な自由化」の具体的な内容には触れず、「(規制緩和によって)異常な資本移動が生じないか、これまで以上に注意を払う必要がある」と語り、国内外の市場動向をより注意深く見極める姿勢を示した。

 一方、今後の金融政策の運営に関しては「国際商品価格が下がり、中国経済は成長が減速し、物価の伸びも鈍っている。デフレのリスクが表面化する恐れがあるのかどうか、慎重にみていく必要がある」と語った。

 そのうえで「中国は金融の価格(金利)も量も調整の余地がまだある。総合的に政策手段を用い、経済を調整することが可能だ」と指摘した。中国景気の減速が続くなか、一段の利下げを含めた小刻みな政策調整によって対応し、景気の急速な悪化を防ぐ方針だ。

 アジアを中心に各国の政財界要人が集まった博鰲フォーラムは29日、閉幕した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H0C_Z20C15A3FF8000/


02. 2015年3月30日 10:12:22 : SmqZtsMo1g
周小川総裁:中国人民銀に行動の余地−成長や物価動向を警戒
2015/03/30 07:14 JST

  (ブルームバーグ):中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は同国の経済成長が若干減速し過ぎていると述べた上で、政策当局者に対応の余地があるとの認識を明らかにした。追加金融緩和の観測を裏付ける発言となった。

同総裁は29日、海南省で開かれた「ボアオ(博鰲)アジアフォーラム」で、「中国のインフレも鈍化しており、われわれはディスインフレのトレンドが続くのか、デフレが起きるかどうか警戒する必要がある」と語った。総裁は金利と「量的な」措置の両面で「中国が行動する余地がある」と指摘した。

中国の昨年の経済成長率は1990年以来の低水準となったが、3月の製造業活動を測る民間指標が11カ月ぶり低水準に落ち込むなど、成長が1−3月(第1四半期)にさらに鈍化した兆しがある。ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査によると、人民銀は政策金利と預金準備率の追加引き下げを実施すると予想されている。

周総裁は中国経済の減速が「やや急過ぎた」と指摘した上で、これまでに講じた措置の効果が表れるまで忍耐を要すると述べた。為替制度改革の取り組みについては、今年は「比較的急進的に」実施する考えを示した。

人民銀は昨年11月、約2年ぶりに利下げを実施。今年2月28日には追加利下げを発表した。預金準備率も先月引き下げた。

ドル高行き過ぎる恐れ

周総裁は多くの国が金融緩和を実施していることでドル高が進み過ぎる恐れがあると指摘。資本フローを当局者は注視する必要があると述べた。

中国が金融政策で行動できる余地については「必ずしも量的緩和とは限らない」と同総裁は説明。「価格と量的の両面で」余地があると述べた。

財新網によると、人民銀貨幣政策委員会の陳雨露委員は29日、中国の「非伝統的」政策は「継続的な政策緩和」を意味すると発言。「貨幣政策委では目標を絞った緩和を含む新たな構造的手段を探すことについて常に協議が行われている」と語った。 

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLZPAY6KLVR401.html


03. 2015年3月30日 10:25:48 : KzvqvqZdMU
よーするに独裁国家中国の子分になれ、こー天木は言ってるわけだ。


[32削除理由]:削除人:アラシ
04. 佐助 2015年3月30日 10:44:01 : YZ1JBFFO77mpI : KpdVgvWanM
>>03 あなたの考えは間違っている

基軸通貨の本命はドル・ユーロ・円(又は元)なんですが,政府日銀のが明治と同じ再び失政する可能性が高い

2007〜10年にスタートした第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因で,確かに元は基軸通貨の本命です,しかし第三の基軸通貨国の見える通貨の本命の元は中国解体とバブル作裂と、シーラカンス銀行のデフォルトの三つの危機に直面している。またソ連邦は80 年目に自由主義革命で解体したが、中国も政治的自由を求めて2025年までに解体されることは避けられない。そして香港返還で中国は、他の欧米の植民地国と同様、旧支配国の権益を保護した。

それも香港ドルを印刷発行する銀行を、現在は、英国銀行と香港民間銀行と中国官製銀行が、香港ドルを印刷発行。中国の元は外国の投機に振り回されないように国家管理している。香港銀行発行の元建ての債券は外資に売っている。このような、私立銀行が通貨発行し、企業を直接支配するシステムは、第一次世界恐慌で資本主義の恥部として、倒産され一掃された。だが、香港では健在である。これが諸刃の剣となる。

また中国は多民族・多部族国家なので基軸通貨の仲間に入るためには,これらを解消し,キンを25%以上確保しなければならない。もしもこれらが解決すると元は間違いなく基軸通貨になる。

尚,円が第三の世界基軸通貨になるためには、80年から90 年のバブル期、日本の民間の金輸入量は、米国の保有金の25%を越えたからだ。そこで、33 年のルーズベルト大統領にならい、金の輸出輸入を国家管理にし、原価百円の1万円札紙幣で、国民から金価格相場にプレミヤムを付けて買上げると、円は間違いなくドルとユーロと共に、25%の金を保有して、第三の基軸通貨となる。さらに「日本の商品の世界的優位性」の法則を活かし産業革命を前倒しさせると世界恐慌も収束し2060年まで,「日本の商品の世界的優位性」が保持できます。

そして、現在進行形の第二次世界恐慌は、今回はドル・ユーロ・円(又は元)が、世界の75%の金とリンクすることで収束できる。

だがここで米国の顔色を見てしまうと,従属国家なので,世界の基軸通貨はドル・ユーロ・元に三極化する。そして政府日銀はキンの配分を間違え,明治政府と同じ失敗をする可能性がある。それは80年ごとの周期,つまり政治経済は大革新を拒絶・無視するからである。


05. 2015年3月31日 01:54:52 : 5X9i5O4NWc
馬鹿なリーダーについていくと、気がついたら三流国家。
マスコミも馬鹿な政府に接待受けて恥ずかしくもなく情報の自主規制。

戦前のように国民は煽られ、さも他国のせいで経済的にいきづまったと
プロパガンダされ戦争に突き進むのかな

血は争えないね、A級戦犯の孫。


06. 2015年3月31日 05:28:17 : h9IDhPXLWc
2015.03.27
日本はAIIBに関与すべきか?
http://recollectionsummer.blog72.fc2.com/blog-entry-2403.html

中国の主導で立ち上げられる国際銀行、AIIB。

さて、このAIIBですが。
欧州各国が相次いで参加を表明したことから、日本もどう対応するか、注目されます。
特に、創設メンバーとして参加表明を出来る期限が、3月末日となっています。

創設メンバーとしてAIIBに参加するかどうか、判断するタイミングにきているワケですね。
で、経済を語らせたら間違いばかりと評判の日本経済新聞が(笑)、こんなことを言っております。

【中国が主導するインフラ銀に積極関与を 】
日経

日経の主張はこうです。

AIIBの否定や対立ではなく、むしろ積極的に関与し、関係国の立場から建設的に注文を出していく道があるはずだ。

と。
まぁ、これ自体は「そういう考え方も確かにある」とは言えます。
実際、

創設メンバー国となる欧州各国やニュージーランドは、内部から透明性の確保を働きかけていく構えだ。

AIIBに参加を表明した有力国は「参加して、内部からこの国際銀行をいいものにしていこう」と言っているワケ。
まぁ本音はそんなキレイなものではなく、単に

「立ち上げ段階から色々と口を出していけば、自分達に都合の良い組織になるよう仕向けることができる」

ってところでしょうけどね。

まぁ確かに、そういう諸外国と連携して、AIIBの主導権を握ろうと画策するのも、一つの方法ではあります。
参加する主要国に根回しをして、中国の思い通りにならないように裏で手を組めば、それなりに発言力を行使できる可能性はあります。

しかし、個人的には、

AIIBに参加するのは、止めた方がいい

と思っています。
日本を含む諸外国が、日経の言うように「関係国の立場から建設的に注文を出していく」ことが可能か?というと、

多分、AIIBの運営についての口出しはほぼ無理。
大体が、中国の思い通りにしかならない。

という可能性が高いからです。

まず、以前のエントリで申したように、このAIIBは、

中国が資金の半分を出資します。
そして、

本部は北京に設置されます。
更に、

総裁は中国人となります。
もうこの時点で、どう考えても中国共産党の意向が色濃く反映される銀行になる、ってことは分かりますね。
しかも、非常に懸念されるのが、

AIIBは、理事会とかどうすんの?

って話。
普通、こういった国際銀行では、融資などの重要事項を決める際、出資国が理事会で話し合った上で決めます。
で、議決なんかをするワケなんですが、例えば、

日米主導のADB(アジア開発銀行)では、出資比率が高い国が圧倒的に有利にならないよう、議決権を調整しています。

出資が多い国はむしろ議決権を減らし、出資割合が低い途上国などの議決権を増やしています。
大スポンサーが銀行を私物化できないようにしてあるワケなんですね。勿論、中立性にもうるさいです。

では、AIIBはどうかというと、

何とAIIBは、理事会があるのかどうかすら不明!(笑)

理事会が中立なものになるかどうかとか、出資比率の高い国だけが議決権を握ってしまわないかとか、そういうレベルじゃないんですよ。
もう立ち上げ間近だというのに、理事会があるかどうかすら明確になってないんですね。
というか、聞くところによると、

理事会はほとんど開かれず、総裁の判断が優先される

可能性が高いんだそーで(笑)。
いかにも中国らしい仕組みですね。
まぁ、これだと当然、「話は早い」んです。いちいち議論しないで決めていくので。
しかし当然、

融資の公平性や妥当性については、ほとんど無視。
中国の独自判断に委ねられることになってしまうワケです。

これが「金貸し」である以上、その恐ろしさというのは、想像するまでもありません。
大体、中国自体が「そろそろバブル崩壊か?」なんて言われてるのに。
そんな中国が、AIIBの融資先や額を独自判断で決めるんですかねー。面白い構図だな(笑)。

ちなみにその総裁は当然、中国共産党の幹部というか子飼いの人間がなるワケです。
であれば、AIIBは実質的に、習近平主席の私物になる可能性が高いと言わざるを得ないのです。
なので、仮に創設メンバーとして参加したところで、マトモに発言権を得られるとは到底思えない

のですね。
まさか中国が、ADBのように「出資比率の低い国には議決権を多目に配分しましょう」なんてことをやるワケがない(笑)。
むしろ逆に、

「中国が半分も出資するんだから、中国の意見が強くなるのは当然アル( `ハ´)」ってなるでしょう。
中国は「拒否権などは持たない」とか言ってますが、「『実質的な』議決権や拒否権」はしっかりと握る筈です。
日本が中国と同じ額を出資した上で、諸外国と裏で結託でもしない限り、この構図は崩せないと思いますね。

日経は「積極的に関与して、関係国の立場から建設的に注文を出していくべき!」とか言ってますが、

それが可能な相手かどうか、まず考えろよ。

と言いたいですね。

まぁ、実際どうなるかは分かりませんよ。
このAIIB立ち上げをキッカケに、中国がクリーンな姿勢に化ける可能性だってゼロじゃないのですし(笑)。
でもまぁ、もしそうなったら、AIIBはADBとも上手くやっていけるワケです。
基本的な価値観やルールを共有できていれば、ADBとAIIBは必ずしも対立しない。

いずれにせよ、日本はAIIBについては、「外からの立場」でいいでしょう。
慌てて参加することが得策とは思いません。個人的には。

2015.3.1 12:30
【日曜経済講座】
人民元現預金2400兆円、日本の3倍! 膨らむ中国マネー・バブル
http://www.sankei.com/column/news/150301/clm1503010008-n1.html

中国の投機性資金流出入
http://www.sankei.com/column/photos/150301/clm1503010008-p1.html

2015.3.29 12:55
【日曜経済講座】
インフラ銀…その正体は「共産党支配機関」 参加論を斬る 編集委員・田村秀男
http://www.sankei.com/economy/news/150329/ecn1503290012-n1.html

中国外資と海外銀行から借り入れ
http://www.sankei.com/economy/photos/150329/ecn1503290012-p1.html


07. おじゃま一郎 2015年3月31日 21:00:17 : Oo1MUxFRAsqXk : Tq4k75qsyc
>人民元の国際基軸通貨に向けて中国が着実に歩を進めている、その一里塚なのだ。

別に人民元が基軸通貨であっても、交換レートが存在するのでかまわない。
日本は、円が基軸通貨になるためには集団的自衛権を行使できる軍隊を
持たねばならない。それでもいいの?


08. 2015年3月31日 23:22:32 : fzeMGN4WuA
衝撃シリーズは終わらない


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