これは嫌味・皮肉ですか？　そうでないとしたら買いかぶりすぎ。

閉塞感の強い現在の日本では、改革派を装ったサギ師に
騙されやすくなっている。

そんなに長期間でなかったとはいえ、マスコミでは、橋下や維新が
時代の寵児として持ち上げられ、多くの国民もそれに惑わされた。

我々有権者がそこを真摯に反省しなければ、今後、第2、第3の
橋下が出現し、日本をますますダメにすることであろう。

この阿修羅でも、今もって彼を持ち上げるコメントを散見するが、
無名時代の橋下と面識がある私にすれば、表面的な部分しか
見えていないのだなぁ、と嘆かわしい。

民主主義なるものは、生ゴミの王安倍晋三を崇める北の零年のようなヒトモドキが成員にいないことが前提になってるからね。ただ、意見が分裂・衝突して一方向に進みにくいような仕組みを安全装置として組み込んだわけなのだが。

>02
＞これは嫌味・皮肉ですか？
元投稿では、破壊的な方向には才能を発揮しているようだ、と読める。

でも彼女と同類の人達がほとんどだと思われる日本人も
すべて切り捨てることもハッキリした。

橋下は、一見正論を唱えたり、きれいごとを言ったりする人間が
持つ、偽善性や醜悪さを見抜くことにかけては天才的。

だから彼自身は、日ごろは欲望丸出し、本音で生きるタイプである。

ところが橋下は、自分の立場が危うくなると、ありとあらゆる詭弁を弄し、
また、他人を容赦なく犠牲にし、（今回は上西小百合）自らの醜悪さを
巧妙にカムフラージュしようとする。

つまり、他人の偽善性には人一倍敏感で、過酷なまでに糾弾する一方、
自らの醜悪さには大甘も大甘で、保身のためには、あれほど嫌っていた
綺麗事を平気で口にし、いつの間にか自分自身が偽善者になってしまう。

内田氏は、橋下の偽善性についてもきちんとお見通しのことであろう。

あの人の狙いはこの世の中のすべての「権威」とされているものがいかに愚劣なものであるかを徹底的に暴露することにあるので、政治家、行政官、法曹、教員、ジャーナリストの愚劣さ、卑小を証拠立てられる人材を最大限活用しています。

民間人校長や教育長の登用を見ても、「この程度の人間」に頥使されて屈服する教員たちの醜態を世間の眼にさらすことで、教員という種族そのものへの蔑視を育むことが目的だったと僕は思っています。

内田さんはあえて橋下を持ち上げておいて、橋下に曝される権威の失墜に橋下自身も俎上に上げられているとは書かず、「政治家、行政官、法曹、教員、ジャーナリストの愚劣さ、卑小を証拠立てられる人材を最大限活用しています。」と書く。
そこを読み取れないと内田樹なに言ってんの？てなことになる。