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怒る女性誌:政権批判、読者に押され 改憲…本当に必要?(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/634.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 22 日 22:50:05: igsppGRN/E9PQ
 

                見出しで読む、女性誌の政権への目線


怒る女性誌:政権批判、読者に押され 改憲…本当に必要?
http://mainichi.jp/select/news/20150423k0000m040048000c.html
毎日新聞 2015年04月22日 20時03分


 芸能ゴシップや美容・健康情報などで華やかな女性週刊誌に“異変”が起きている。安倍晋三政権をストレートに批判する硬派な記事が目立っているのだ。俎上(そじょう)に載せるのは、安全保障法制の見直しや憲法改正、原発再稼働、アベノミクス、そして女性活躍推進といった目玉施策。この怒り、どこから湧いてくるのか。【小林祥晃】

 まずは表をご覧いただきたい。この1年間に、3大女性週刊誌(「女性セブン」=小学館▽「女性自身」=光文社▽「週刊女性」=主婦と生活社)が掲載した安倍政権を批判する記事の見出しである。<安倍さんは世界で“女性蔑視”だと思われている!><安倍政権は女の涙ぐましい努力をわかっちゃいない>などと、普段女性誌を読まないオジサン記者にはびっくりの率直さ。もちろんこれらはほんの一部に過ぎない。他にも原発再稼働や憲法改正などへ疑問を投げかける記事が少なくない。

 政治にモノ申す記事が増えてきたきっかけとして関係者が口をそろえるのが東日本大震災と福島第1原発事故だ。「週刊女性」の渡辺高嗣副編集長は「原発事故を経験して『最悪の場合、どうなるのか知りたい』というニーズが高まった。特に子供や家族を守る立場の女性にはその思いが強い」と話す。集団的自衛権やアベノミクスなどを取り上げる際にも「要するに、どうなるの?」という疑問に答えることを大事にしている。

 「女性自身」の田辺浩司編集長は「震災以降、特に主婦層は子供たちに明るい未来、安全な社会を残してあげられるのかを考えるようになった。そこに訴える記事を出そうというのが編集方針。特に原発、福島は徹底して追いかけている」と明かす。

 読者も好意的に受け止めているようだ。「週刊女性」の毎号約40本の記事のうち、面白かった記事を選ぶ読者アンケートで政治ネタはベスト10の常連だ。昨秋、小渕優子前経済産業相と松島みどり前法相が「政治とカネ」の問題で相次ぎ辞任した直後に特集した「政治とカネ問題Q&A」は5位に。「政治資金規正法の仕組みや、何がダメだったのかを徹底解説した。新聞やワイドショーで繰り返し伝えている話なので、読まれるかと心配しましたが、意外でした。それどころか『まだまだパンチが足りない』『もっと伝えて』という声ばかり。『やり過ぎだ』なんて声はありません」(渡辺さん)

 「女性自身」は4月7日号の人気連載「シリーズ人間」で「これからも『国民を踏み潰す国』でいいのですか」と題した沖縄・辺野古のルポを掲載。米軍普天間飛行場の移設反対を訴え座り込みを続ける戦争体験者の思い、子育て世代の家族の率直な声を取り上げた。写真グラフも含め計7ページの大型記事だが「涙が止まらなかった」「美容院で記事を見て、もう一度読みたくて買い直した」といった熱い反響が寄せられた。

 2人の男の子を持つ北陸地方の母親(42)は「日本が将来、戦争する国になるのではないか、徴兵制が復活するのではないかと本気で心配しています。でも、ママ友と政治的な話はしづらい。週刊誌に疑問に答えてくれる記事があると、美容院でも食い入るように読んでしまいます」と語る。

 「原発事故を経験して政治は生活の安全と直結していることに気付いた。アベノミクスも成功していると言いながら、大多数の国民の生活は苦しい。それらは男性より女性の方が肌で感じている。蓄積した不満や不安が女性週刊誌に反映されるのは当然です」。そう分析するのは、女性の心理に詳しい原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さん(68)だ。「ただ、女性週刊誌には昔から地道に取材した反骨的なルポや、大手芸能事務所にもおもねらないスクープがあった。私を含めて長年の読者はそんな姿勢にも信頼感を抱いているんです」

 徹底した現場ルポ「からくり民主主義」や「男は邪魔!」などの著書があるノンフィクション作家の高橋秀実(ひでみね)さん(53)は「女性からすると、安倍政権の言葉は『存在が脅かされる』という警戒心を呼ぶのではないか」と指摘する。「例えば『女性の力を活用する』という言い方。女性はあくまで活用される立場で、活用する男性が優位なのは一目瞭然。また『女性の力を強く信じます』などとひとくくりに肯定する論理は、一人のミスでも『だから女性はダメなんだ』と全否定に転じる恐れもある。そのあたりのからくりを見抜いているのでしょう」

 とはいえ、各誌とも決して「批判ありき」ではない。「週刊女性」は小渕氏や松島氏ら5人の女性閣僚が誕生した際、期待を込めて5人の人となりを紹介した。過去の発言や政治姿勢を批判的に取り上げる切り口も考えたが「仕事をする前から読者に評価を押しつけるのはどうか」と、当初は批判を封印した。

 「私たちが大切にしているのは現場で聞いた生の言葉。それが結果的に、厳しい政権批判になっている」と言うのは「女性自身」の田辺さん。昨年5月27日号で、歴史教科書の採択で揺れる沖縄県竹富町を取材したルポ記事のタイトル「中国より、安倍さんがこわいです」は町民が語った言葉から取った。「人権を踏みにじるような表現でない限り、現実に上がっている声を無視したり、それを曲げて書いたりするのは、週刊誌としてはやってはいけないことだと思っています」

 女性誌を巡っては昨年、月刊ファッション誌「VERY」(光文社)が「お母さんこそ、改憲の前に知憲!」と題し、憲法改正や特定秘密保護法を取り上げた記事を掲載。発売前に内閣広報室が「秘密保護法を取り上げるなら、我々にも取材を」と編集部に電話していた事実が明らかになり、「言論への過剰な口出しではないか」と問題になった。今月にもNHKのやらせ疑惑やテレビ朝日の「報道ステーション」でのコメンテーターの発言について、自民党が両局幹部を呼び事情を聴くなどメディアへの介入や圧力ともとれる動きは強まるばかりだ。

 2人の子の母親でもあるタレントでエッセイストの小島慶子さん(42)は「女性誌はファッションやゴシップなど『見たい、知りたい』という読者の素直な欲求に応えるメディア。政権批判の記事は、異論を許さず、なし崩し的に変わろうとしている世の中への異議申し立てとも言える。批判を恐れて口をつぐむ人が増える中、生活実感を基に『他人がどう言おうと、私はおかしいと思う』と言える、血の通った言論をなくしてはいけない」とエールを送る。

 女性週刊誌に噴出する怒りのマグマを無視すれば、やがて地殻変動につながるかもしれない。


 

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コメント
 
01. 2015年4月22日 23:07:05 : YxpFguEt7k
小島慶子氏
「批判を恐れて口をつぐむ人が増える中、生活実感を基に『他人がどう言おうと、私はおかしいと思う』と言える、血の通った言論をなくしてはいけない」

Good!


02. 2015年4月22日 23:20:19 : FW37DEd3J6
女性は、現実的で、敵にまわすと、怖いよ

03. 2015年4月22日 23:32:38 : LBtbDXFoS6
元々、女性誌とか、タブロイド紙に案外まともな記事が出るのよ。
いつもってわけじゃないけどね。
大マスコミが軒並み買収されてる中で、そこから落ちこぼれたところにほど、まともなことを書ける人もまだ残っているんでしょうね。

あと、読者ね。女性を甘く見てはいけない。
昔、誰かが言っていたけど「利口だと思っていた男はいざとなると案外バカを晒すが、馬鹿みたいだと思っていた女でも、いよいよになると案外、馬鹿でないことが多い」てのは本当よ。

なんでかって?そりゃ、女は長年、子育てだの介護だのを押し付けられてるからよ。
子どももボケた年寄りも、誰かさんみたいなおためごかしやウソでは絶対、誤魔化せないからね。


04. 2015年4月22日 23:34:11 : iXFsIsv0lE
私には子供はいないが、だから徴兵制になろうがどうでもいいとは絶対思えない。
将来を担う子供達に戦争がなく貧困もない世の中を残していくのが今の大人の責任だと思う。
なんとかそうしていかねばいけないと強く思う。
しかし今の政治状況を見ているとすごい勢いで戦争に向かっている。
数年後には本当に徴兵制もしくは言葉を変えて「国防は国民の義務」だとか言って自衛隊研修制度みたいなのができるのではないかと本気で心配している。
女性誌は主に主婦が読者なので子供の将来については本当に心配になるのだろう。
女性誌にも圧力がかからなければいいが・・・・・。

05. 2015年4月22日 23:57:07 : 4LGTYUiODA
相次ぐ値上げと負担を一番感じてるは主婦層及び底辺庶民だからして必然ですな。腐敗談合大手メディア達は排除されていいのだよーーー!

06. 2015年4月23日 00:26:43 : FfzzRIbxkp
電車の中吊りやニュースが流れる画面に、卑猥な表現が多くて目を覆います。

悪の本質は性犯罪にあることを最近知ったばかりなのですが、
女性誌が女性の性を売りとばしたり、男性を騙すようパソナ仁風林ではなく、政権批判をしているのはありがたいです。


07. 2015年4月23日 02:19:49 : wbPXiv4f3I
単純な話
安倍政権が「女性週刊誌なんて」と馬鹿にして
恫喝と広告量によるアメのメディアコントロールを女性週刊誌に対して怠ってきた
というだけの話。
まぁ実に安倍政権の女性観の本音の部分を現していると思うよ

08. 2015年4月23日 13:24:15 : uMcHfTnA4o
女性を怒らせたら怖いですよ!

男社会の大手メディア(新聞・TV)は安倍の言いなり!
男は情けない!
その点、女性ははなから安倍を胡散臭いと思い
嫌いな有名人1位にしていた!

女は偉い!
馬鹿な男は女の言うことを聞いていたらいいんだ!
女の直感を信じなさい


09. 2015年4月23日 19:05:42 : v4dHaRkKr6
日本のタカ派「自民党と翼賛野党の戦争容認派」と日本会議などや財界など」は憲法9条が邪魔になるので廃止し消したいのでしょう。、戦争突入の邪魔だからです。日本は昨冬の総選挙デタカ派議員を400人超当選させて「現平和と民主主義的憲法否定〉と〈原発再稼働」と〈戦争容認」と「歴史修正主義」の主張や方向性を持つタカ派に運命を委ねました。最近リベラルメデイア朝日新聞へのテロまがいの迫害やテレビ朝日幹部を自民党本部へ、呼び報道番組での古賀氏の言動を査問し糾弾したなどと、日本のタカ派党は、戦時のフアシズム時代の言論統制を髣髴させる「監視、査問」の、行動に出ています。「遠い他国の宗教がらみの戦争に関わるな」と言つてももう難しいと思います。

10. 2015年4月24日 09:07:32 : FuJgA6pYCj
女を利口にしたらコワイ。

みんな創価のおばさんだったらよかったのに(安倍)


11. 中部地区 2015年4月24日 11:17:06 : UeQ1DyXlGDZYE : jkaN0C35je
それにしちゃあ、選挙では自民の勝利が続きますね。

今度の地方選では変わる気配がないのが残念です。

どなたか悪の本質は性犯罪と、もうひとつ「カネ」も悪の本質ですね。

カネのためなら、悪党の安倍政権も応援してしまうという構図が今の日本ですね。


12. 2015年4月24日 13:19:17 : 4WUMMWpU8E
今はあったことが事実化され国際社会問題化している拉致事件。
日本の各地で失踪事件が多発してどうも理由は北朝鮮による誘拐であろうという
ことが話題になったころ、それを表面だって話題にすることはタブーであった。
あのとき特集記事を組んで堂々と表面化させていたのは3流エロ写真誌だった。
今政権批判がそうなってしまっている。タブロイド紙だから女性誌だから果ては
エロ雑誌だから悪いわけではない。多くのコラムの信頼性がいいか悪いかより
全くタブーとして報じない大メディアより、不確かかもしれないが報道する姿勢に
価値は見出せる。週刊誌の売り上げが破滅的である現在。政権批判をタブーとする
余裕などないはずだ。広まって既存メディアの一つでしかないネットなんかより
週刊誌に期待したい。

13. 2015年4月24日 15:38:40 : fpt8itpB5Q
改憲も秘密保護法もスパイやテロ防止法も集団的自衛権も必要
でも、今やっちゃいけない
安倍一味を筆頭に日本を仕切ってる連中が朝鮮人だから
国民が期待する方向と逆に動くから

暴力団を排除するときもそうだった
国民は当然だと思って賛同した
しかし、日本人の暴力団が狙い撃ちされ、某朝鮮ヤクザが全国規模となった
その朝鮮ヤクザに、日本の、アメリカ&朝鮮人支配構造を裏から支えさせるのが目的だった
奴らはCIAの下部組織となっている

ということで、日本国民が必要だと思う改正は今やってはいけない
その根拠は、日本政府が反日朝鮮人だからということなのだが
その認識はあんたらにはあるのか?
無いのなら日本はどんどん国民を奴隷にする方向に進んでしまう


14. 2015年4月24日 17:35:14 : lXGrF7OLvM
>>13. 2015年4月24日 15:38:40 : fpt8itpB5Q
>今やっちゃいけない
>国民が期待する方向と逆に動く
>日本国民が必要だと思う改正は今やってはいけない
>その認識はあんたらにはあるのか
>無いのなら日本はどんどん国民を奴隷にする方向に進んでしまう

当然でしょうね。
自公政権は発足当初から一貫して憲法改正と言いつつ現実には憲法を破壊した閣議決定を正当化する政治を行ってるのは明らか。

靖国カルトがつくった和製パンドラの箱を政治に持ち出し、口が軽い馬鹿ウヨの口から全て飛び出し世身売りで日本中に拡散したような現実です。

>アメリカ押し付け
>国防軍
>日米同盟
>抑止力
>核兵器保有論
>敵地先制攻撃論
>仮想敵国
>・・・

自公政権はこんな政治やって何を守る前に戦争をするつもりなのか。
女・子供・国民の生命・財産を守れるのか?
日本国憲法が70年間も世界に対し恒久的な戦争放棄を日本の象徴として前面にかかげ、国際社会の仲間入りを果たしたばかりの現実を簡単に時代逆行させても他国が黙ってるとでも思うというのか。

どこまで愚かにも馬鹿丸出しなんだよ、自公カルト政権は。



15. 2015年4月24日 20:58:56 : 5CeuswKSDg
===

  ★☆:参院選後に橋下と組んで3分の2を狙うナッツ・・・・


     司法取引で、大阪都構想を容認する・・・


 ========


    ◆◇:イラクで治安維持活動で、4350人以上の米兵が死亡した。


       戦争は空爆なので、殆ど死亡者が出ない。
       しかし、戦後の維持活動時には、地上で活動するため、
       毎日、テロに狙われる。
       結果、イラクでは、戦後処理の維持活動時に、9割以上の戦死者出てしまった。


    アホノ・ミックスナッツは、この活動に自衛隊を差し出します・・・と言うのだから、

     後藤さんと同様に、見殺しにするわけだぁ・・・


        福島や沖縄同様に、見殺しにされる・・・

=====

      A級戦犯=長州藩・帝国陸軍は、売国の汚物・・・・

==


16. 2015年4月25日 11:13:35 : lXGrF7OLvM
まだまだ今の日本は女性が優位といえる状態ではないと思うよ。

それに人類学的には雌雄不同の差別は命の継なぐための機能分担であって、脳機能的には男女の差異は特にないらしい。
すべては教育と訓練などが男女を差別なくその人的能力を決めていくみたいです。
そうゆう意味において、ある意味で男女の違いは成人年齢を前後する頃から子育てを終えるころまでに顕著なだけであって、男女はそれぞれ徐々に男は内向的に、女は外向的になっていくのが自然なのかもしれないと思う。
それなのに昔ほど日本は決めつけて男尊女卑を尊んできた歴史があるだけに今の時代はまだまだ男性が女性を守って保護する必要があるだろう。
少なくても欧米由来の自由や男女同権の恩恵を日本が享受して国家を営んでいるのであれば、外国に対して右習えではなくても、日本独特でもいいから男女同権なり男女平等の権利を体現して女性の考えや主張をもっと真摯に受け取るべきではないだろうか。


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