★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK184 > 626.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
最悪の愚策「真珠湾攻撃」から学ぶべきこと(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/626.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 5 月 11 日 07:35:22: EaaOcpw/cGfrA
 


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-b268.html
2015年5月11日

5月13日、元外務省国際情報局長である孫崎亨氏による

『日米開戦の正体――なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』
(祥伝社)

http://goo.gl/o1Jyta

が全国書店で発売される。

帯には

「史上最悪の愚策を解き明かす」

とある。


タイトルを見るだけで強い関心をそそられる。

出版社による概要は次のものだ。

「歴史上最悪の愚策といわれる「真珠湾攻撃」。

なぜ、日本は、勝てる見込みのないこの戦いを仕掛けたのか。

皇族、軍人、政治家、外務官僚といった、国策に関わった当事者たちの「生」の声を紹介しつつ、日露戦争の勝利から始まった「真珠湾攻撃への道」の真実に迫る衝撃の書、ついに刊行。」


著者の孫崎亨氏は次の言葉を発している。

「この本の特色は、私の解説を主眼にしたものではないということです。

当事者の生の声をできるだけ紹介したいと考えました。

後世の人間が「後知恵」で解説するのではなくて、当時の人々自らの声で歴史を語ってもらいたいからです。

歴史にはいろんな選択肢があった、異なった道があった、その中でなぜ真珠湾攻撃という選択をしたのか。

戦後70年の今こそ、日露戦争から真珠湾攻撃までの歴史を検証し、この「なぜ」を徹底的に考えたいと思います。

日本は今、大変な曲がり角にいます。

「こんな時代はなかっただろうか」と考えてみると、まさにありました。

真珠湾攻撃のときでした。

敗戦から70年。

安倍晋三氏は敗戦50年の際に村山富市首相が総括した、

「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのお詫び」

の文字を消し去ろうとしている。

そして、日本国憲法の規定に違反する集団的自衛権の行使を容認する違憲立法を強行しようとしている。

「平和主義」を捨て去り、「戦争主義」に突き進む安倍晋三政権。

私たちは歴史を振り返り、日本の進路を誤らないようにしなければならない。

著者は本書のなかでこう記す。


「英国オックスフォード大学で最も権威のある学部が歴史学部です。

今日、歴史学に100名の教授陣を揃えています。

学部生1500名、大学院生500名、凄い規模です。

米国でも名門イェール大学の歴史学部は最も権威ある学部で、学生の15〜20%が歴史を専攻します。」

私の高校時代の恩師が授業のなかで繰り返しこう述べた。

人間が座標軸を定めるには哲学と歴史を学ぶことが必要不可欠である。

孫崎氏は米国歴史協会のサイトに掲載されているピーター・N・スターンズ(歴史学者。ジョージ・メイソン大学教授)の論評、「なぜ歴史を学ぶか」(Why Study History?)が一つの答えを出していると指摘する。

「歴史は人間や社会がどう動くかを示す情報の倉庫である」

「人間の行動を実験するわけにはいかない。

歴史こそ実験室といえる。

歴史だけが人間、社会の行動の広範な証拠を提供してくれる」

歴史は人間社会がどう動くかを理解するために貴重なのです。

歴史は昔を知るためだけの学問ではありません。

今を理解するためです。


孫崎氏はさらに続ける。

なぜ今真珠湾攻撃を学びたいと思ったのか。

それは、真珠湾攻撃が日本の歴史上最大の愚策だからです。

本書を読み進めると、真珠湾攻撃がなぜ「日本の歴史上最大の愚策」であったのかが浮き彫りになる。

この歴史の真実を学ぶことは、知的欲求を満たすことを目的とするものではない。

今の日本、今の日本の愚策を理解するために、歴史を見つめることが求められているのだ。

孫崎氏が一刻も早い本書の刊行を望んだのは、いま日本が戦争への道を転げ落ち始めているからなのである。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2015年5月11日 08:42:43 : KzvqvqZdMU
また例によって、つまり左翼史家の常套手段の、国内のことばかりに視野が
閉じた自虐物語なのであろう。
 国際関係、つまり中国、蒋介石、中国共産党、モスコワ、アメリカ財界、
ドイツと中国、これらの動きが見えないのだな戦後史家は。国内のことばかり
つついて、馬鹿だなぁ〜と 日本たたきと自己満悦にふけるのだ。


[32削除理由]:削除人:アラシ
02. 2015年5月11日 09:01:06 : KBRZINSFBU
>01

本の中身をコメントしたらどう。


03. 2015年5月11日 09:31:53 : aa86V1oKlA
> 「歴史上最悪の愚策といわれる「真珠湾攻撃」。

日本政府は愚かにも「真珠湾攻撃」はルーズベルト大統領の仕掛けた罠であることに気付かず、その罠に落ちた。

> 孫崎氏が一刻も早い本書の刊行を望んだのは、いま日本が戦争への道を転げ落ち始めているからなのである。

中国の監視船が尖閣諸島の領域へ侵入するのも、中国政府の仕掛ける罠である。
日本政府に中国監視船へ武力を行使させて、それを口実に尖閣諸島を占領する計画だろう。

つまり、「いま日本が戦争への道を転げ落ち始めている」のは、中国政府の作った罠のお陰。
しかし、孫崎氏はそのようなことは一切書かないだろう。
恐らく、孫崎氏は日本政府が中国政府の作った罠に落ち込むことを期待しているのだろう。


04. 2015年5月11日 09:33:42 : KzvqvqZdMU
読まなくても分かる 左翼自虐本。
もっともらしく書くが、よーわ、日本叩き、
日本はこんなに愚かだった、馬鹿だった、残虐だった、とゆって喜ぶ本。


[32削除理由]:削除人:アラシ
05. 安倍ヤラナイカ 2015年5月11日 09:48:26 : EuG0FRbnMbsR6 : XZ2uHaevNs
02さん
01の糞垂れ流しオムツ老人は、日本語が読めないんですよ。
イジメないであげて。

[32削除理由]:削除人:言葉使い
06. 2015年5月11日 10:18:15 : b5JdkWvGxs

昭和天皇がルーズベルトに日本を占領して共産革命から守ってくれと頼んで太平洋戦争を始めたんだ

日本軍は中国で共産ゲリラに対抗できなかったから、日本をアメリカに占領して左翼の暴徒から守ってもらうしかなくなったんだ

昭和天皇は共産革命を何よりも恐れていたからね

沖縄返還の時に米軍が出て行こうとしたのを引き止めたのも昭和天皇


天皇制を廃止しない限り日本は永遠にアメリカの植民地なのさ

吉田茂は昭和天皇の命令で御前会議の内容を細大漏らさずアメリカに伝えていた
真珠湾の時の宣戦布告を故意に遅らせたのも吉田茂の指示

栗田艦隊謎の反転も昭和天皇の命令で仕方なくやったんだろうね

神風特攻や戦艦大和の無意味な出撃も、八百長戦争だとばれない様に、如何にも真剣に戦っていた様に見せ掛ける為にやったヤラセだよね

天皇という力の正体とは?(10)〜米軍基地駐屯は天皇とロックフェラー財団理事長によって決定された〜
http://www.kanekashi.com/blog/2015/04/4107.html


07. 2015年5月11日 11:10:58 : YxpFguEt7k
桑田佳祐氏
「教科書は現代史をやる前に時間切れ。そこが一番知りたいのに何でそうなっちゃうの」
https://www.youtube.com/watch?v=o6Z4moYogto

孫崎享氏とともに現代史について学習しましょう。

植草氏、がんばってください。応援しております。


08. 2015年5月11日 13:26:35 : w3M1BHSquE
真珠湾攻撃を 最悪の愚策 と言っている事自体が 【後世の人間が「後知恵」で解説】 じゃないのか?

なぜなら、真珠湾攻撃を伝えられた 当時の日本国民は 「万歳 万歳」 の大合唱だったではないか
日本各地で提灯行列してのお祭り騒ぎの中 ただ一人 山本五十六だけが
故郷 長岡でも提灯行列が始まったそうですよ と、伝えた連合艦隊幕僚に対して

「ふん、今にそいつらが 俺の家に 石を投げに来るだろうさ」

真珠湾直後に 敗戦を予感していた人物は いったいどれほど居たのだろうか。


09. 2015年5月11日 13:33:37 : b5JdkWvGxs
山本五十六はルーズベルトとお友達だろ

真珠湾作戦も山本五十六とルーズベルトが相談して決めたんだ


10. 2015年5月11日 14:02:54 : KBRZINSFBU
04>読まなくても分かる

すごいね。


11. 2015年5月11日 14:28:46 : 4Q80R8Zler
ノータリンの歴史家は「歴史に学べ」とか奇麗事を言う

結論・・どんどん時代が変化しているから過去の歴史に学ぶようなものはない

脳みそが干からびた孫崎氏の頭の中には第二次世界大戦=真珠湾攻撃 としか思いつかないのだろう。哀れ


12. 2015年5月11日 14:38:45 : KBRZINSFBU
世の中には会話そのものが成り立たない人がいるんだ。
それが目的とも思えてくるが。

13. 2015年5月11日 15:52:54 : ZeE1I3iZbI
日本はパールハーバー勝ってないよ。補給基地としてのハワイの基地の機能を止めてないからね。

14. 2015年5月11日 16:56:54 : w3M1BHSquE
そもそも、真珠湾攻撃作戦案は 当初 陸軍はもちろん海軍内からも猛反対されていた
あまりにも投機的で 一か八かの危険な作戦で 山本五十六自身もそれは認めていた

「桶狭間と鵯越えと川中島(戦国時代の有名な奇襲作戦)を同時に行うようなものである」

つまり、このぐらい危険を冒す覚悟が無い限り アメリカと戦争なんて無理なのだぞという
“脅し”の意味で使われていた節があるようで 山本は 本気でやるつもりでは無かったのかもしれない

この真珠湾作戦案と 同様な使われ方をしていたのが 海軍による極端に 「過大な予算要求」
「この位の予算すら認められないようでは アメリカとの戦争など 出来る訳が無い」 という論理である

これは、一説だが どうしてもアメリカとの開戦に持ち込みたい陸軍の 巧妙な戦略戦術で
真珠湾作戦をも含む 海軍の過大な予算要求が 一転して全て承認され 海軍は 振り上げた拳の落とし所が
突然無くなってしまったという

真珠湾作戦が どれほど危険で 一か八かの賭けみたいな作戦だったかを 全く知らぬド素人が09である

アメリカだって 真珠湾作戦案ぐらい 本当は事前に判っていたはずだが 危険な作戦をまさか本当にやるとは
思わなかったのだろう 事実、対潜警戒という面では 真珠湾は厳重な警戒下にあったという事実は
確認されている まだまだこの時期 ドイツのUボートは大西洋で猛威を奮っていたのに
駆逐艦や駆潜艇などの対潜艦艇を 日米開戦前から 大量に太平洋に回航している事実が有る

実際に、真珠湾攻撃の一時間前に 日本の特殊潜航艇が撃沈されている(ワード号事件という)

普通の潜水艦は行動できない浅海面を なぜわざわざ厳重な警戒をしていたのだろうか
秘密兵器である特殊潜航艇(甲標的)の存在を 知っていた としか思えないのである

つまり、空母艦載機での空襲は あくまで陽動で 本当の奇襲は 潜水艦による攻撃であるという
“深読み”をしてしまった結果であると思えるのだが。


15. 2015年5月11日 18:50:33 : b5JdkWvGxs
ルーズベルトは昭和天皇から真珠湾攻撃作戦の詳細な情報を知らされていたよ:


日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」

太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941.9.6の「帝国国策遂行要領」に関する所謂「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂。
元自民党総裁選=麻生太郎の祖父。

また吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)も、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれていた。


アメリカから昭和天皇への指示は国務大臣、グルーによって日本の吉田、牧野、樺山、白州のヨハンセングループを通じ貞明皇后に伝わっていた。


16. 2015年5月11日 19:35:28 : E4bT3Bpr2w

>「教科書は現代史をやる前に時間切れ。そこが一番知りたいのに何でそうなっちゃうの」

教師が「ここから先は入試には出ません」って断言してたな。

教師の一存でこんなことは言えないのだから、どういうことかは明らかだろう。


17. 2015年5月11日 19:36:10 : PHkuSka9vI
五十六は 百も承知の 真珠湾

18. 2015年5月11日 20:01:01 : DaSWAlfpyE
>>14

いや、アメリカはむしろ真珠湾を攻撃して欲しかった。なんせ防御厳重で人口も多い。日本の勢力範囲からも遠い。攻撃されても占領ができるわけがない事を知っていた。真珠湾でアメリカがわざと油断をしていたのは明らかだ。攻撃に弱い空母を真珠湾から避難させていた。レーダーに発見された日本機を無視した。兵に休暇を与えて遊ばせていた等々証拠はあった。アメリカの誤算は日本軍の航空兵が優秀だった事と日本軍の兵器が(アメリカ人の予想よりも)強力だった事に尽きる。それだって自分の人種差別的な考えが決断を曇らせたのだ。

山本については最初から一年くらいで講和に持ち込むつもりなのは発言からも分かるだろう。最初から本気で国家総力戦を戦う覚悟などなかったのだ。しかし戦争には相手がいるのである。自分は早く終わらせるつもりでも相手が徹底的に戦うつもりなら国家総力戦にならざるおえない。想定外なんていう名セリフを吐いた東電幹部と同じである。日本人は民族が滅びるまで想定外を頭に戴き続けるつもりなのか。


19. 2015年5月11日 20:02:42 : lXGrF7OLvM
日本史において逆賊の天下による逆賊史を観ずして正しい国家観を持つのは不可能だ。
真珠湾攻撃という歴史上の一点は、人それぞれの主観的な国家観によっては認識する意味合いは全く異なるものになるだろう。

歴史を専門にする多くの方々が活躍なされている現実にあって、歴史認識が多様化する傾向を示したり、現在に生きる人間の手によって歴史認識に姑息な修正が加えられたりするのであれば、内外に対する客観的な評価に耐えられなくなるばかりでなく、日本国の存在意義を損ねてしまいかねない重大問題に発展することを最初に理解し認識しておく必要があるだろう。

歴史を現在の人間の思惑で論じたり、個人的な感情が移入されることがあっては歴史に客観性を欠くことになるのは当然だ。
歴史認識は後世においても客観的に正しくあるべきで、現在において戯論に終始することは慎まれなければならないはずだ。
誰もが何とでも表現できるならば、答えが星の数ほどある下らない問題に発展するだけ無駄である。

日本の開国からハワイ奇襲作戦を70数年間の時を経て結ぶ歴史上の線は、日本が一貫してとり続けた富国強兵策等により、ほぼ直線的なものと考えて良いだろう。
つまり日本史の必然性が存在したものと認識することが可能になる。

孫崎氏ならびに投稿者 笑坊さんは、ある高校教師の言葉を引用し、人間が座標軸を定めるには哲学と歴史を学ぶことが必要不可欠であるという、ある意味で一つの真理をついた言葉を通して、なぜ歴史を学ぶのかというその学ぶ意味を明らかにし、学ぶ主体が人間であると強調して主体的に歴史を学ぶ姿勢が大切であると主張なされているように思う。

過去の歴史から愚策を学ぶということは、その歴史を作った人間に最も大きな影響を及ぼした思想とその背景を学ぶことこそ、歴史を学ぶ本質と言うことができるだろう。
逆も真なりで、歴史背景となった思想を理解せずして史実を語ることや思い込みの歴史認識など、そもそも正しい歴史観になり得ない戯論にしかならないということではないのか。

ハワイ奇襲作戦は日本史における日本人の人間性が原因して具体的な歴史を残したということなのであり、客観的にも日本史の必然的な歴史の一点に過ぎない。
愚策であるか否かは、当時の歴史に生きた日本人の人間性に大きく関わってくることであり、当時の人間が受けた思想教育を離れて判断するのは客観性を欠くことになるだけだ。

愚策である限り愚人が行う政策には違いないが、大事なことは愚人をつくった愚劣な思想が必然的に存在したという歴史の見方が必要ということであり、その愚策を裏づける証明なくしては、歴史認識に嘘と真実を混同する愚かなことになると言わざるを得ない。

歴史を学ぶとき、時の人間性を育んだ思想を知らず語らずして歴史の一点だけを論ずるならば、正しい歴史認識に至ることがなく、十人十色の間違った歴史認識で世間を枉惑しするだけで、後世に向かって恥の上塗りをする愚かなことであると認識を改める必要があるだろう。

これは歴史談義と歴史認識は全く異なる次元の問題であることを改めて確認し、歴史認識の多様性から脱却する為には、より客観的な真実性を認識するに足る一定のルールが求められているということを意味するものである。


20. 2015年5月12日 03:15:36 : w3M1BHSquE
>>18
アメリカ政府は、確かに日本に先制攻撃して欲しいと言う 策略みたいなものは有った事は確実と思う
ただそれは 政府の上層部のごく一部の人間の思惑であろうし、まさか何千人もの死者を出すほど
みすみす攻撃を見逃したなどと 陰謀論者みたいな捉え方は ちょっと違うと思いますが

なにせ、真珠湾作戦のどこがそんなに危険なのかというと 12月という冬の北太平洋が船舶にとって
どれほど危険な海なのかと言う事 アメリカが見逃してくれると判っているなら
こんな危険な北太平洋など押し渡るはずがありません
暴風雨に遭遇したら 下手するとアメリカと戦争する前に連合艦隊は壊滅する可能性は有った訳ですから
(結果として 日本国民にとって その方が 良かったのかもしれませんが)
アメリカが見逃してくれたって、自然の猛威は見逃してはくれませんから。

そして、海軍の戦闘艦艇、いわゆる軍艦ならば ちょっとぐらいの嵐など平気だろうなんて考えるのは
素人考えであると言う事は あらかじめ釘を刺しておきます

民間の漁船や 適度に荷物を積んだ貨物船のほうが、むしろ 軍の戦闘艦艇よりも 嵐に強いのです
軍艦 特に日本海軍の艦艇は、限られた排水量の船体に過度の武装を施すため 重心が極めて高く
いわゆる トップヘビー なのが当たり前で これによる事故は何度も起きています
しかも、軍艦には砲弾や爆弾 魚雷などを積んでおり 横倒しにでもなったら誘爆する危険性も高いのです

「夕鶴事件」 で検索すれば具体的に解りますが、高速航行中に急な舵を切っただけで転覆し多くの死者を
出すと言う事故が多発しています 要するに 軍の戦闘艦艇ほど 嵐に弱いんです。


21. おじゃま一郎 2015年5月12日 09:28:54 : Oo1MUxFRAsqXk : x5aubMMVLU
>日本は、勝てる見込みのないこの戦いを仕掛けたのか。

日本はガチンコ勝負をすれば勝てる見込みがないのを知っていたので、
奇襲攻撃をかければ米国は情報が錯綜し心理的に動揺して降伏するだろうと
思い込んでいた。この背景には米国内のドル資産凍結、輸出禁止などの
経済制裁があったため、日本が資源確保にあせっていたのが大きい。

ところが米国は格段に通信網が発達していて、この真珠湾攻撃は
またたくまに全米に広がった。しかも、宣戦布告の前に攻撃を仕掛けたと
ウソを報じたため、米国民は日本人を卑怯者の悪党とみなした。

実際は宣戦布告は攻撃開始の20分前に行われたが、無条件降伏後も
日本は修正の要求をしなかったので、これがリメンバー・パールハーバーとなり、
米国人にしこりを残している。サンフランシスコ講和条約を結んだので
いまさら議論することもできなくなった。

日本は歴史を学んだので、大きくて強い国には口答えせず、
服従し、自分より弱い国には威張り散らすという卑屈な国家モデルが
できあがったのだ。


22. 2015年5月12日 10:29:37 : lXGrF7OLvM
それを一口で言うなら日本史における逆賊史の正体と言い表すことができるだろう。

逆賊史観を持たない日本人が戦後レジュームや戦後統治機構からの脱却を望んでもその方法に迷いが生じて無限の方法論に埋没するだけ。

日本建国以来の二千年間をワンスパンとして逆賊が台頭する根本原因を日本史に求めない限り、今の日本人が納得できる歴史認識に到達する訳がない。

それでも今の日本は70年前に比べて欧米を凌ぐほど遥かに進化したのであるから、昔に比べたら過去の歴史に足を引きずられる程のことは少なくなっている。


23. 2015年5月12日 16:39:18 : w3M1BHSquE
要するに、真珠湾攻撃というのは アメリカとどうしても戦争しなけりゃならぬという
当時の日本全体に渦巻く熱病みたいなものへの “妥協策”と言える策

もちろん 「開戦劈頭において米主力艦隊を一気に叩き 米国民の戦意を阻喪せしむる」
という考えは、決定的に間違いだった訳ですが それは今だから言える事

そして、真珠湾作戦の 「危険性」 については、各方面から重大に懸念された事ではあるものの
「米国民の戦意を阻喪」 という目論見については、誰一人 異を唱える人間はおりませんでした

【最悪の愚策は 真珠湾を攻撃した事ではなく、アメリカなんかと戦争した事そのものです】

山本五十六にだって 大きな責任は有る だがしかし、南雲中将以下 機動部隊の幕僚達に向かって
「もし、日米交渉が妥結し 戦争回避がなされた場合、攻撃隊が発進した後でも引き返すように」
こう言った時 血気にはやる幕僚達は猛反発したのです
「冗談じゃない そりゃあ、出かかった小便を止めろと言うようなものですぜ」 と言ったそうな

するとそれに対して、「この命令が聞けない者は 船を降りろ、我々が100年 兵を養うは何のためであるか
ただひとえに 平和を守るためである」 こう言われて誰一人反論できる者は居なかったと言う

軍国主義と言う熱病から目覚めるには、結局 完膚なきまで叩きのめされる以外 術が無かった
と言う事しか言えないのかもしれません。


24. 2015年5月12日 18:30:27 : DaSWAlfpyE
こんなひどい失敗を犯しておいて天皇以下責任者が責任を取らされていないのが問題だろうな。そして巣鴨プリズンから安部の祖父を釈放したGHQアメリカ進駐軍も大きな責任を負わなければならない。こいつらのせいでいったいどれだけの人間が無残に死んでいった事か。人道に対する罪とはアメリカ人こそ負わなければならない罪名だ。

25. おじゃま一郎 2015年5月12日 19:20:58 : Oo1MUxFRAsqXk : x5aubMMVLU
>24

陛下は戦争責任を取り国家元首から、象徴になることに
甘んじていただいた。

巣鴨プリズンから釈放された安倍首相の祖父は、1960年安保
で吉田茂が調印した属国条約を破棄し、新安保条約で日米4:6位で
妥協した。評価は高い。

イエローは、ホワイトより格落ちなので適切である。


26. 2015年5月12日 21:06:50 : lXGrF7OLvM
日本の場合、真珠湾から終戦だけじゃないからな、戦争国家の始まりと終わりだから。

>>23. さんが導いた結論がピッタリとくる。昔の日本人の感覚では思っただけでもヤバすぎた。
>軍国主義と言う熱病から目覚めるには、結局
>完膚なきまで叩きのめされる以外 術が無かった

だからこそ戦争の話と無関係な普段の生活がしたいだけ。
生きるのに苦労する世の中なんだから、余計な余念はない方がいいに決まっている。
あの戦争に負けたから今の日本があるという実際の話は元軍人の人々からも聞けるほどだ。

戦後生まれの俺は、零戦も彗星も大和も、勿体ないとしか思えない。
飲まず食わずの国民もいたんだからな。
俺の親は毎日がカボチャのお粥だったらしい。

欧米の教育水準が高かっただけなんだよ。
武士に天下は取らせるもんじゃねえな。


27. 2015年5月12日 21:31:31 : rLBhiuudmU

「新党憲法9条」に頑張ってもらわなくてはなりません。

28. 2015年5月13日 01:42:29 : DaSWAlfpyE
>>23

その軍国主義と言う熱病は、ワシントンまで進撃する覚悟があって言っているのでしょうか。そうでなければ配下の目を覚まさせるのも上に立つ者の責務です。山本は幕僚たちにワシントンまで進撃する覚悟を要求していたのか、それとも一方的にアメリカが短期で講和の席に着くと幕僚たちに言っていたのか。その違いによって幕僚たちの態度もずいぶん違うと思うのですが。

散々軍国主義を煽っておいて戦争に負けると仕方がないで済ませようとする。そして誰も責任を取らない。だから何時まで経っても想定外の惨事が起きる。こんな事を続けていたら民族が滅びますよ。


29. 2015年5月13日 02:49:27 : w3M1BHSquE
>>28
まったく おっしゃる通りです 北米大陸を侵攻するなんて絶対に無理だと 井上成美中将が論文を出しています
非戦派だけでなく 強硬派だって それは認めていたはず、井上の論文に反論する人は皆無でしたから

山本五十六の責任 それは、「短期決戦 早期講和」 などという妥協策 摂政案などを出し
強硬派と対立する事を やめてしまった事に有ると思います

「半年や一年は大いに暴れて見せましょう しかし・・・」
有名なこの行は、強硬派たちに 希望を与えてしまったと 井上成美は戦後 批判しております
そのくらい、山本五十六の影響力は 大きかったのだと認識して良いと思います。


30. 2015年5月13日 09:00:22 : lXGrF7OLvM
>散々軍国主義を煽っておいて戦争に負けると仕方がないで済ませようとする
>そして誰も責任を取らない
>だから何時まで経っても想定外の惨事が起きる
>こんな事を続けていたら民族が滅びます

日本人が本当に大事にすべき結論だと思いますよ。

今の時代に今の日本人なりといえども、あの戦争に弁護の余地などないくらい愚かなことだった。
その原因を愚かな思想に求めていくことこそが今の日本人に課せられている使命ではないだろうか。
それは戦争によって命を亡くした全ての犠牲者の御霊を追悼して救う唯一の方法であるべきだ。


31. 2015年5月13日 09:32:56 : dduLdepMV6
 
 日米戦争を無謀な戦争だったと言う人は多い。
 
 しかし日米開戦前からの日中戦争については、無謀な戦争だったと言う人は少ない。
 
 それが気掛かり。
 
 

32. 2015年5月13日 11:49:04 : lXGrF7OLvM
ハワイ奇襲作戦に成功したとする大本営発表の宣伝効果は国民を陶酔させるに十分だっただろう。

神国日本の幻影が興奮の絶頂に達し、世界に冠たる国だと徹底された国民の多くが世界征服さえ疑わなくなり、中国を国として忘れていたからではないのか。

或いは、戦争が長引くにつれ国民の潜在意識の中に不安がよぎり始め、心の底にある罪悪感に苛まれ、忘れていた中国を決して口にできなくなったから。

戦争で負ける以外に侵略戦争を認めて目覚めることがなかった戦後史の正体が証拠でしょ。


33. 2015年5月13日 15:57:57 : DaSWAlfpyE
>>31

日中戦争の場合には、道徳的にどうあれ戦争でボロボロの中国が日本本土まで攻めて来る事はない。つまり戦争に負けたとしても、間違いに気づいた時点で大陸から引き上げればそれで済む話です。日本本土が占領される事はない。ベトナム戦争のような終戦が望めるのです。

でもアメリカとの戦争は違う。アメリカは戦前から時間をかけて日本との戦争の準備をしてきた。アメリカの意思は最初から国家総力戦でした。東京が占領されるかワシントンが占領されるかどちらかに決まるまで1000年かかろうと最後の一兵になろうとも戦う覚悟だった。だから必要以上に日本の汚いイメージを自国民に植え付けたのです。このアメリカの覚悟に気づかずにお気楽開戦してしまった日本の指導者たちを想定外などで許してしまっていいはずがない。


34. 海軍軍人遺族 2015年6月26日 17:22:51 : TrpL3qN8p8fEo : mkIVm1wXXk
山本五十六長官を馬鹿にして何が面白いのか。当時の国内状況や社会的制約も知らずに、今の浅はかな知識や陰謀論で、実際に戦って戦場に散った連合艦隊司令長官に対して、あまりにも失礼極まりない。冷静で正確な批判ならともかくも、まずはよく事実を確かめてからコメントするべきだろう。国のために戦死された軍人を、安易な非難で貶めることは、亡国の輩がすることだ。

35. 2015年7月08日 03:15:04 : q37joffQp6

産経WEST

真珠湾攻撃から73年「極限の戦いだった」
誇りと心の傷を残した「零戦」元搭乗員
「命がけで守ったこの国の行く末が心配」(3/1ページ)
http://www.sankei.com/west/news/141206/wst1412060052-n1.html


36. 2015年7月08日 03:35:04 : q37joffQp6
>敗戦から70年。

>安倍晋三氏は敗戦50年の際に村山富市首相が総括した、

>「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのお詫び」

>の文字を消し去ろうとしている。


孫崎氏はほんとに日本人?
日本人の敵としか思えない。


ヴェノナ計画 日米開戦は米コミンテルンの策略 

2015/5/15
http://ochimusya.at.webry.info/201505/article_9.html


37. 2015年7月13日 17:04:22 : w3M1BHSquE
ヴェノナ文章など、ソ連の思惑を“伺わせる”というだけで
実際にどういう謀略を働いて どういう影響を与えたかなんて事は証明できないし
【日本の戦争責任を逸らしたい】 ウヨ連中のすがり付く 藁のようなものでしかない

ソ連の思惑が どういう風に働いたにせよ、戦争の根本的原因の大部分を作ったのは日本側である事は
厳然たる歴史的事実であり、ハルノートなんて あくまでも“きっかけ”に過ぎない事
(きっかけ とは 物事を始める手がかり あるいは糸口)

張作霖爆殺から柳条湖事件 満州事変 第一次上海事変 華北分離工作から 南北仏印進駐まで
ありとあらゆる謀略で中国大陸を侵略しまくった(根本的原因を作った)事実を差し置き
アメリカの思惑にせよ ソ連の思惑にせよ、戦端を開く“きっかけ”のみを問題にしても
“きっかけ”と“根本的原因”は、まったく別のものである事は言うまでも無い事です。

例え どんな策略が有ったにせよ、あの戦争の原因を作ったのは大部分が(すべてとは言わないが)
日本によるものである訳で、米国にせよソ連にせよ それを“巧く利用した”に過ぎません。



  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK184掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK184掲示板  
次へ