http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-6a1e.html
2015年5月18日　くろねこの短語

違憲総理とつるんで「改憲」「徴兵」を目指そうっていう魂胆が、大阪都構想否決で頓挫したのは大いにめでたい。ざまあかんかんです。

　左の人差し指を捻挫しちまった。静かにしてれば痛みはそれほどでもないんだけど、ちょっとでも動かすと痛いんだね、これが。腰が良くなったと思ったら、これだもんなあ。なんてこったい。

　でもって、いま日本で一番「なんてこったい」と頭抱えているのが、お子ちゃま市長の橋↓君ですね。１万票差で大阪都構想が否決されちゃいました。ざまあかんかんです。二重行政だなんだと喚いてはみたものの、大阪市廃止したら具体的にどうなるのかっていうビジョンを最後まで説明仕切れなかったところにもってきて、自分の進退まで持ち出して泣き落としなんて反則技まで飛び出しましたからね、ま、当然の結果でしょう。

　とはいえ、二重行政の弊害ってのは全国の政令指定都市が抱えている問題で、これでけっして議論が終わったわけではない。確たる信念を持っての政策なら、これからも二重行政の解消目指して戦うってのが政治家の務めなんだろうが、お子ちゃま市長にはそんな覚悟はありません。だから、敗北会見で妙なドヤ顔して、「民主主義は素晴しい」なんて寝言が言えちゃうんですね。これって、単なる負け惜しみで、自分を否定した大阪市民に対する嫌味でもあります。

　ようするに、この男が喚く政策ってのは、どうやったって素直に受け止められないんだね。その裏には何かしら邪まな意志がある。大阪都構想だってそうです。おそらく、お子ちゃま市長にとっては二重行政云々ってのは口実で、ここを先途に大阪の民意を一手に引き受けた独裁者としての力をレレレのシンゾーに見せつけて、一緒に改憲の道を目指す同志としての地位を築くための手土産だったんじゃないのかねえ、大阪都構想ってのは。でもって、今回の住民投票ってのは、改憲国民投票の予行演習っていう趣もあったんだろうもね。そういう胡散臭さが、最後の最後で大阪市民の反発を買ったってことなんじゃないの。いつもの勝手な妄想だけど。

・橋下劇場、最後に誤算　頼みの「民意」背を向けた
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000008-asahi-pol

・大阪都構想:橋下市長と松井知事の会見・一問一答
　http://mainichi.jp/select/news/20150518k0000m040109000c.html

　いずれにしても、レレレのシンゾーと手を組んで「改憲」や「徴兵」を目論んでいた橋↓君が、政界から姿を消すということは、こんなめでたいことはない。これこそ、国益ってもんでしょう。久々に溜飲が下がる、快適な週明けの朝であった。

コメント
01. 2015年5月18日 13:49:03 : uMcHfTnA4o 全くだ！ 天罰が当たりだしたってことだろ 二度と政治に口出しするな橋下！ 胡散臭い人間が闊歩する日本って程度が低すぎる 早く胡散臭い安倍も引きずりろさないといけない
02. 2015年5月19日 05:50:39 : 5XgYF2thxM ひっさびさの良いニュースでしたね
03. 2015年5月19日 08:27:58 : v4dHaRkKr6 橋本市長は大阪の政治からは引退するというが、日本のタカ派の狙う憲法９条廃止と戦争関与による「積極的平和主義」という、まやかしものの、表面は平和の皮、中身の餡は血色の「戦争」。の代物を大道香具師「やし」流の詭弁で売り込みにかかるのではのではと思うが、どうだろうか？。
04. 2015年5月19日 17:07:05 : FuJgA6pYCj 自民公明が動いても勝てなかったこれがミソだな。 とりあえず騙されずヨカッタ。 アレはサギ師だ。
05. 2015年5月19日 18:25:24 : RQpv2rjbfs 違憲立法審査を直ちに行うべきだけど、なんと、最高裁の判事は内閣が指名していたりする。 違憲立法審査なんかするわけない。 こんな矛盾だらけの法律をどう説明して正当化できるのか、社会科の先生は大変だ。
06. ダイビング 2015年5月19日 21:08:49 : Tl/LyMrLVqL6U : GLUiH1o95U なんでムサシが使えなかったか、使わなかったか、、、 今後の天下分け目の戦いのためには重要になってくる。 腹案ながら １．賛成、反対の一点争点なので、また大阪市だけの選挙なので、 　　現投票用紙が再カウントされる虞が多分にあった。 ２．首都圏に対しての横田基地のようなすり替えた投票用紙を内密に処分 　　できる治外法権の場所・米軍基地が大阪近辺になかった。 の２点が濃いと思います。
07. 2015年5月20日 07:12:44 : V9cAQxflZM なんだかんだ言って復活しそうじゃんこのおっさんは。 どうせ歳行って爺に成れば既得権益側について、 都構想は若気の至り無かったことにしてくれとうそぶきそうだわ。 まあだからと言ってだ、自民やインチキ労組の勝ち誇ったドヤ顔を見るのもムカつくが・・・・
08. 2015年5月20日 11:52:17 : IGgSftTYB ＞大阪市廃止したら具体的にどうなるのかっていうビジョンを最後まで説明仕切れなかった ちがう。 ていねいに具体的に説明していたら「都構想」が いかに危険な物か解ってしまうから わざとぼかして「イメージ」で宣伝していた。 ＞二重行政の弊害ってのは全国の政令指定都市が抱えている問題 これも大阪では、きちんと計算すればウソだってことが明らかになった。 最初は、４０００億円とも言われていた都構想の効果が きちんと計算したら１億円程度、と議会で明らかになってきた。 それに対して初期費用（５特別区設置など）は640億円。 初期費用を回収するのに640年かかる改革って？ だから、橋下と維新の会は具体的な話をしない。 二重行政解消の効果が 4000億→1000億→１億…？？？ と話がだんだん変わって来たことで 大阪市民が疑問をもちはじめた。 それより知ってもらいたいのは 「大阪はこのままでいいのか？」のウソ。 彼らは巧妙に「大阪」とだけ言い 「大阪市」とも「大阪府」とも言わない。 なぜか。 大阪市の財政はピンチじゃない。 負債は年々、着実に減らし続けている。 それは橋下市長より平松市長より以前からのこと。 財政状況は、京都市より名古屋市より横浜市より神戸市より健全だ。 大阪市HPより http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/cmsfiles/contents/0000270/270678/04_2-56.pdf 一方。 大阪府は深刻だ。 もともとピンチだったのに加え 橋下・松井の失政で赤字に拍車がかかった。 （よく言われる「橋下は府の財政を建て直した」は真っ赤なウソ） それが証拠に2012年に、大阪府は「起債許可団体」に転落している。 借金をするのに、国から厳しい条件がつく要監視財政だ。 http://blogos.com/article/48187/ 「都構想」とは、大阪「府」の橋下・松井の７年間の失政の穴埋めを 大阪「市」の財産と税収で埋め合わせしようとの もくろみだったのだ。 これが解って賛成する大阪市民はいないだろう。

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