東京23区は東京都の７割の人口　　財政力指数、東京23区＝東京都
大阪市は大阪府の３割の人口　　　 財政力指数、大阪市＞大阪府

↑この様に、東京と比較しても、そもそも大阪市解体には無理があり、
地域経済や都市計画の学者・専門家からも総スカンだった。

また、自治体運営を企業経営的に捉える橋下維新の手法は、
30代40代の「男性の企業戦士気取り」から高い人気を得たのも今回の特徴だ。

（※本物の企業戦士なら、消費需要を生み出す地域社会と、
自分の所属する企業体を総合的に考えるもので、分断的に考えたりはしない。）

自分の住む地域社会よりも企業に根を下ろして生きていると、
地域自治というものを、企業的金銭視点で見てしまいがちになるものである。

ところが、町内の清掃活動やら、会報の世帯配布、子供会運営、防犯防災見回り、
ゴミの整頓、祭りなど地域行事の運営、資源廃品の回収、独居老人の安否確認など、

こういう事は、どこの自治体でも会費や補助金でほんの少しだけ補填があるが、
大半が無償でやっている。逆に、これらを公務労働者がやったり、
民間業者に任せたら莫大な額になるだろう。

橋下徹は、この町内活動に僅かに支給される諸経費に目をつけ、
前任者の平松氏を「町内会に補助金をバラマキいて票を得ている」と
批判することで、大阪市長にのし上がった。

橋下が、こうしたケチのつけるなら、地域住民は何もやらないから、
その代わり、橋下大阪が民間業者や公務労働者を雇って
やればいいわけで、そちらの方がむしろ莫大なカネがかかるだろう。
橋下の政治手法というのは所詮その程度のものなのである。

だから、コロコロと目先を変え、「都構想」までぶち上げて、
これが否決されると、「もう、やーめた」と投げ出すわけだ。

本当に「都構想」が妙案なら政治生命を賭してやればいいのだが、
「都構想」は彼が政治的地位を確立させておくための道具に過ぎないので、
本心が見破られそうになる前に逃げ出したというのが実際のところだろう。
　

おっしゃる通り。
私も別の場所で指摘したが、橋下氏は、いわゆる都構想について行革のイメージをつけようと必死だったが、真の狙いは、現大阪市に入る税収を大阪府が吸い上げ、既得権益層にバラ撒くことにあった。
つまり、行革とは反対の方向を向いていた。

今回、いわゆる都構想（実態は大阪市潰し）が阻止されたのは、よいことだ。

しかし、それは現在の大阪府政・大阪市政に問題がないということではない。

今後、真に行革を断行し、かつ真に公共の福祉を充実させることのできるリーダーが求められている。

ずっと国政政党の党首だったしな。

橋下が本来やるべき仕事に専念してたことなんかあるのか？
都構想なら大阪市のことには違いないから、まだマシなんじゃないか？

早朝の朝日放送で、
大阪の北半分が賛成だった、全体的に若者は賛成だった、つまり大阪の将来を真面目に考える人たちは賛成した、ってほざいてて、吹いたわ。
偏向っていうか、差別だろ。

年取ったらダメ！
みたいな差別もあるなんてねぇ
年は誰でも取るんだよ