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「「福島瑞穂×小西洋之×岩上安身による戦争法案特別鼎談」実況ツイート:岩上安身氏」
http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/397.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 22 日 22:05:06: igsppGRN/E9PQ
 

「「福島瑞穂×小西洋之×岩上安身による戦争法案特別鼎談」実況ツイート:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17427.html
2015/5/23 晴耕雨読


https://twitter.com/iwakamiyasumi

これより、IWJ Ch1で行われる「福島瑞穂×小西洋之×岩上安身による戦争法案特別鼎談」の模様を実況ツイートします。Ch1→http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

岩上「今日は社民党・福島瑞穂議員、民主党・小西洋之議員をお招きしています。安倍政権にとって、もっとも目障りなお二人です。二人の国会でのご発言に、それぞれ削除要求がきました。小西さんは安倍総理の米国議会演説を批判し、炎上しましたね」

小西「安倍総理の演説を夜中2時に生で聞いていました。とんでもないインチキで集団的自衛権を解禁し、憲法を踏みにじりました。国民、国会、民主主義の否定です。にも関わらず米国議会で演説し、米国の要求に応える約束をすることで日本社会に圧力を加えました」

小西氏「内容的にも許されない演説ですが、官僚の書いた筋書きで演説し、自分のものとして演説しなかった。米国議会にとっても失礼です」

福島氏「どこの国の総理なのか、と思いました。『夏までに安保法案を必ず成立させる』といいました。どこの国の総理なのか」

福島氏「これまでは憲法9条で日本の利害を守っていましたが、これからは積極的隷従で、何も日本にメリットはありません」

小西氏「日本はもう断れません。安倍総理が米議会で約束したのに、日本国民はウソつくのか、と言われてしまうでしょう」

岩上「クイズ王と呼ばれているのはなぜでしょう?」

小西氏「安倍総理に『包括的な人権規定といわれる憲法の条文は何条か』と聞いたんです。安倍総理は答えられませんでした。芦部信喜さんのことも知らない。憲法が何かもわかっていないし、知ろうともしていない」

岩上「産経新聞・政治部編集委員の阿比留瑠比氏を小西議員が刑事告訴しました。阿比留記者が『官僚時代に、意にそまぬ部署への異動を指示された際、1週間無断欠席し、さらに登庁するようになってもしばらく大幅遅刻の重役出勤だった』と書き込んだそうですが」

小西氏「まったくの事実無根です。取材されたこともありません。あまりにも酷いので、党の顧問弁護士と相談し、民事訴訟と刑事告訴をしました」

岩上「小西氏が『外務官僚を中心とした狂信的な官僚集団』と国会で発言し、削除要求がきました」

岩上「さらに福島議員が「安倍内閣は14本から18本以上の戦争法案を出すと言われています」と質問し、削除要求がきました」

小西氏「安倍総理が法の支配を蹂躙し、それを恐ろしい官僚が支えている。それを国民に伝えなければ、今の政治状況が伝わりません」

小西氏「実は『狂信的』という言葉は国会で100回以上使われていました。それを調べた上で質問しました。変えられるはずのない憲法を変えようとする官僚ですから『狂信的』という言葉しかありません。憲法を超えて自分たちこそが正しいと思っているのでしょう」

福島氏「『戦争法案』でひっかかるとは思いませんでした。『戦争法案』は私はこれまで同じ予算委員会で何度も使っていますが、これまで何も言われませんでした。後日『戦争法案という法案はありません。戦争関連法案ではどうですか?』と自民議員に言われました」

福島氏「『鉄面皮』もダメだと言われました。しかし、戦争法案も鉄面皮も何度も使われています。戦争法案がある日突然不適切と言われたら、本当に戦争をしているときにも『不適切』と言われるのではないか。反軍演説も3分の2削除されましたが、それと同じです」

福島氏「満州事変も『戦争』とは言いませんでした。今度は『事態』などと言われるでしょう。米国の戦争に付き合うのに、宣戦布告をしないという理由で『戦争』とは呼ばれないのだと思います」

岩上「実際、自民党の改憲案には宣戦布告の章がないんですよね」

小西氏「国防軍を創設する、と言っているのに。実際に昨日、国会質疑で『戦争の惨禍』について質問すると、官僚が防衛大臣に『戦争とは宣戦布告したものであり、それ以外は定義しない』とメモを出しました」

岩上「小西さんは安倍総理に国会で憲法について質問されていますね。安倍総理はそれに対し、レッテル貼りだと言っています」

小西氏「私が言ったのは、ホルムズ海峡の機雷を撤去しようとすれば、イランから攻撃を受けますから、反撃します」

小西氏「すると安倍総理は『小西委員は勝手にいろんな状況を想定して、我々が言ってもいないことに批判をしている』と言い、イランの人を殺すことにはならない、と否定しました。もし『交戦するのに人を殺さない」

という自体がありえると考えているなら驚きです」

岩上「経済的理由でも集団的自衛権を行使できるとしています」

小西氏「日本は資源がありません。仮にイランに武力行使したら、イランは孫子の代まで日本を恨むでしょう。日本は世界中で敵を作り、エネルギーも供給しにくくなると思います」

小西氏「安倍総理に『自衛隊員が、なぜ安倍首相の閣議決定だけで、なぜ安保法制だけで、禁じられているはずの戦争に出動させられ、そのもとで戦死をしなければならないのか』と聞いたら、『独自の世界を私たちに示している』と言われました」

福島氏「自民党の改憲草案について、自民党の議員は解釈改憲から始めていることを言われたくないんだと思います」

岩上「憲法改正などということになると、国連の敵国条項の発動条件になるのではないでしょうか。国際政治のリアリズムがまったく分かっていない」

岩上「小西さんは、国会で『安倍総理が行ったことは法令解釈ではない。日本の法秩序を根底から覆すクーデターだ』と発言されました」

小西氏「一番大切な平和主義を切り捨てているので、クーデターに他ならないと思います」

小西氏「今、安保法制に関して国会で論戦することは、後に違憲訴訟をする時に、裁判所に合憲判決を出させない、ということにつながります」

岩上「違憲訴訟に関しては、TPPに関しても起きています。私も、原告の末席に加わっていますけれど」

岩上「国民安保法制懇の小林節さんは、解釈改憲による集団的自衛権行使容認について、山中光茂さんとともに違憲訴訟を行うそうです」

福島氏「もちろん、今は、法案がかかっている状態ですから、法案を廃案にするために頑張りぬくことが大切です」

小西氏「我々が憲法9条についてなぜ質問するかというと、国民の皆様に代わって、国会が内閣に対して監督をしているんです。しかし、集団的自衛権行使容認の閣議決定は、国会が閉会中に行われました。これは、議院内閣制の否定です」

福島氏「国会が閉会して、いきなり閣議決定というのはおかしい。本当に憲法改正をしたいのなら、正面から国民に問うて、国民投票をするべき。しかし、順番が違っていて、閣議決定をしたり、米国と約束することを先行させてしまっています」

小西氏「平和主義の切り捨ては、大手メディアは報じていません。これを書かないのはおかしい」

福島氏「論点整理は重要ですけど、違憲であること、戦争法案であることを、しっかりと報じてもらなわければいけません」

岩上「2015年度の社会保障の負担増について」

福島氏「格差が広がっていて、相対的貧困率が緩やかではあるが上がっている、ということは確かです。これは、安倍総理自身も認めました」

福島氏「介護報酬が2.27%引き下げられ、特別養護老人ホームの新規入居が厳格化されました。社会保障はどんどん負担が増えています。厚生年金の保険料率は17.474%から17.828%にアップします。さらに、生活保護費の削減もあります」

小西氏「私は元々、厚生労働委員会で医療や介護の問題をやっていました。都道府県知事や市町村長による医療の制度を作りましたが、これは非常に大変な状態です。これこそ今やるべきことで、集団的自衛権なんてやっている場合ではありません」

岩上「社会保障費を切り詰めて、オスプレイを買うような状態になっていますね」

小西氏「安倍政権の安保法制によって、社会保障がどんどん切られてしまいます。これは、医療や介護の問題と直結しているのです」

小西氏「外務省は、自分たちの外交カードの一つとして、自衛隊の軍事力が欲しいのだと思います。しかし、実際に戦地に行くことになるのは自衛隊です。これは、非常に卑怯だと思います」

福島氏「安倍内閣は、法人税を下げて消費税を上げています。さらに、労働者派遣法も改悪し、ホワイトカラー・エグゼンプションもやっています。これは、24時間働かせ放題の法案です。残業代の不払いも起きます」

小西氏「この労働法制は、社会の底が抜けるようなすさまじい話です。この労働法制を止めるためには、安保法制を主戦場にしつつ、安倍政権を倒すしかない。そうしないと、本当に大変なことになります」

福島氏「安倍政権は、株価を無理やり上げている内閣です。生き急いでいる感じがします。株価がちょっと下がると日銀が買っているので、これは官製相場です。景気なんかちっとも上げっていません」

福島氏「安倍政権は女性の活躍を掲げているが、労働法改正とホワイトカラー・エグゼンプションで『女性の使い捨て』です。また国家戦略特区の新案で外国人の『家事労働者』を入れる、また(外国人)技能実習生を介護分野に入れる、と言っている」

福島氏「政府は3月3日、働いた時間ではなく、成果に応じて賃金を決める『ホワイトカラーエグゼンプション』の創設を柱とする労働基準法改正案を決定しました。日本は世界でトップ3の長時間労働の国です(他は韓国、米国)」

福島氏「日本の過労死・過労自殺の労災件数は2年連続で増加し、過去最悪の水準。精神疾患の労災件数も過去最高を記録しています。脳・心臓疾患の労災申請件数は、毎年約800件、精神障害(過労うつ)の労災申請件数は過去最高で1409件です」

福島氏「今回の労働法改正で労働基準監督官1370人への緊急アンケート集計結果で「長時間・過重労働がいっそう深刻化する」と答えた監督官が73.4%でした。裁量労働制は、使用者は労働者の労働時間の記録・算定をしないのです」

福島氏「たとえ過労死しても、月に何時間働いていたか労働時間の立証ができない可能性があります。過労死の弁護士に聞くと、労働時間をPCのログイン時間を見ると言うが、企業側がPCを持っていってしまう、という事例があります」

福島氏「日本の大学生は奨学金に苦しんでいる。すると文科省の有識者会議メンバーは『防衛省でインターンシップ(就業体験)をさせたらどうか』と発言。まさに経済的徴兵制」

小西氏「米国のゴーストタウンのような所には必ず軍のリクルートオフィスがある」

福島氏「西村康稔・内閣府副大臣のTPP条文案の国会議員への怪開示検討発言と、その後の撤回について。しかしUSTRは連邦議員による条文案閲覧を認めているのです」

続いて集団的自衛権の解釈改憲について。

小西氏「この解釈改憲の根本を崩せば、安保法制をひっくり返せます。昨年7月の閣議決定以前の国会の認識は、『集団的自衛権の行使は解釈改憲の余地すらない。容認するなら憲法の条文を変えなければならない』というもの」

小西氏「昭和58年の国会で角田内閣法制局長官が『集団的自衛権の行使は憲法改正の手続きが必要』と答弁。そして、安倍総理の父、当時国務長官の安倍晋太郎氏も、当時の防衛大臣も『法制局長官の言う通りです』と答弁している」

小西氏「なぜ憲法改正でないと不可能な事が、今の安倍政権はできようとしているのか。それは一つのインチキをしているからです。これを今国会で追及中です。安倍政権はたった一つだけ、昭和47年の政府見解に集団的自衛権を認めてる記述がある、と言っています」

小西氏「昭和47年見解を見ると『外国の武力攻撃によって日本国民の生命等が根底からくつがえされる』場合に自衛のための行動は許されるが、『集団的自衛権の行使は憲法上許されない』と結論付けています。あれ? これでは集団的自衛権は行使できないですよね?」

小西氏「しかし安倍政権は『外国の武力攻撃』に『主語がない』として、『(同盟国●●に対する)外国の武力攻撃』と解釈可能だ!とこれを根拠としているのです。そんなまさか!? と思いますよね。横畠内閣法制局長官に聞いたら『そう解釈可能だ』と答弁」

小西氏「そして安倍政権は、歴代政権は憲法9条は集団的自衛権は認められないとしてきたが、それは憲法9条の本来の解釈を見つけられていなかったからだ、我々は昭和47年見解に集団的自衛権を認める記述を見つけた、と言っているのです」

小西氏「安倍総理は『外国の武力攻撃』に主語が書いていないことを持ってして『我が国に対する』『同盟国に対する』という2つの意味を込めているのだ、と主張しています。ではこの政府見解を作成した人たちに聞いてみれば良い」

小西氏「作成した吉國法制局長官は、この政府見解の基となった2週週間前の国会質疑で『憲法9条をどう解釈しても他国の防衛はできない』『日本への外国の侵略によって国民の生命・自由が根底からくつがえされる場合のみ自衛が認められるのが解釈の論理の根底』と」

小西氏「そして、ここが一番重要なのですが、吉國長官は『他国が侵略されていることは、まだ日本の生命、自由、幸福追及の権利が侵されている状態ではないので、まだ日本が自衛のための行動は取れない』としているのです」

小西氏「つまり昭和47見解を作成した方々は、『他国への侵略は日本国民の生命、自由が根底からくつがえされる事態ではない』としているのに、安倍政権は『他国への侵略が日本国民の生命、自由が根底からくつがえされる事態と書いているんだ』と言っているのです」

小西氏「昭和47年見解の読み直し、昭和47年見解を作った方々への言いがかりなのです。さらに先ほど紹介した、昭和58年の国会で『集団的自衛権の行使は憲法改正の手続きが必要』と答弁した角田内閣法制局長官も、当時この昭和47年見解に判を押した一人です」

小西氏「これで安倍政権の閣議決定はジ・エンドですが、安倍政権は『だってそういう風に読めるんだもん』と」

福島氏「47年見解をねじ曲げていたのは知っていましたが、これは知りませんでした」

小西氏「これはまだ、どこの新聞も書いていません」

岩上「これはスクープですね。しかしめちゃくちゃですね」

小西氏「しかも、閣議決定では47年見解の『だからといって平和主義をその基本原則とする憲法が、右にいう自衛のための措置を無制限に認めているとは解されない』という文言をカットしています」

福島氏「集団的自衛権の行使は、事前承認を必須としていない。事後承認でよい、となっています」

小西氏「今まで日本は侵略を受けない限り武力行使しない国でしたが、今後は内閣が戦争を起こし、国民に戦争の惨禍をもたらせられるようにしようとしています」

小西氏「国民の皆様に、この昭和47年見解のデタラメを広めてもらえれば集団的自衛権行使容認の閣議決定は潰せます。また、『専守防衛は変えない』と安倍さんは言いますが、政府はそれも『同盟国が攻撃受けたとき』にも防衛力を行使できると読み変えたのです」

岩上「集団的自衛権の強化が全部中国に向かっているとしたら、中国の脅威を言い立てながら、いざ集団的自衛権行使となったら、ホルムズ海峡に行く。これは詐欺ですよ」

福島氏「今の戦争法案の中身に地理的限定はない。言っていることとやっていることが違う」

小西氏「9.11のとき、私は米国にいました。米国は一気に誤った戦争に向かいましたが、日本は今、米国の戦争について来い、と言われても断れませんよ」

岩上「日本は戦争に付き合っても何の得もしませんよ」

福島氏「日本は米国の戦争に反対したこともない」

小西氏「日米安保条約には、『日本は米国のために集団的自衛権を行使しなくていい』と書いてあるんです。同盟は『相互援助といっても集団的自衛権の行使を禁じている憲法の範囲内のものに限られる』と外務省も説明していました。この部分もカットされました」

小西氏「日米安保条約は変わっていません。しかし今は日米同盟の中に安保条約も日米ガイドラインも含まれている、という逆転した解釈がなされているのです」

岩上「日米同盟など条約として批准されたものでもないが、いつの間にか日米安保を超え、憲法を超えた」

小西氏「安倍総理は『米国のイージス艦を守らないと日米同盟が維持できない』という言い方をしていましたが、日本の防護など米国は期待していませんし、安保条約で『集団的自衛権を行使しなくていい』ともしています。こうした詭弁を繰り返したのが解釈改憲です」

岩上「安倍総理は集団的自衛権の行使例として、邦人を乗せた米艦を防護すると言っています。ところが、それは虚像。サウジ主導の違法な連合軍がイエメンに空爆を続けています。しかし米国務省は『米国政府は米国民の組織的避難の計画はない』との方針です」

岩上「一方で自国民や外国人を救出しているのがBRICs諸国です。ロシア外務省は4月22日までに400人超のロシア人と米国を含む約1,300人の外国人を保護、輸送。インドは空軍輸送機や国営機を派遣し、4000 人以上の自国籍人を脱出させました」

岩上「中国は3月30日までに中国人571人を退避させ、さらに外国人225人を避難させたと発表。邦人1人も保護されました。日本政府の要請ではなく、中国政府の独断で、菅官房長官は『中国政府の申し出、対応で移送が可能になり謝意を示させていただいた』」

岩上「こうしたことは、ほとんど報道されていません。米国はこうした有事に、自国民も外国人も保護、輸送しない。米国が救出するというのは『ハリウッドの脚本だ』と国務省自身が言っています。BRICsの姿勢と日米の姿勢はどちらが正しく人道的か明らかです」

岩上「こうした虚偽の想定に基づいた閣議決定は無効ではないでしょうか」

小西氏「『立法事実』がないですよね」

岩上「米国のマケイン上院議員はホルムズ海峡の機雷掃海に強い期待を表明しました」

岩上「マケイン氏はウクライナの内戦を煽ってきた人物でもあり、安倍総理はウクライナ訪問も予定しています」

福島氏「米艦船を守る、という目的を掲げながら、実際に考えていることは全然違うんですよね」

岩上「世界レベルで引きこまれつつあります」

小西氏「米艦船に保護された邦人の母子を守る、というのもウソです。3ヶ月後、横畠長官が私の質問に、『個々の国民のことを考えているのではないです。母子を守るために武力行使はできません』と答えました」

小西氏「安倍政権は『雪男を見つけた』と言っているに等しい。雪男なんて誰も見たこともないのに、存在するかのように振舞っています」

福島氏「安倍政権はコピーライト政権。『積極的平和主義』といい、『戦争』を『平和』といい、現実の酷さを言葉でごまかす」

岩上「昨日、安倍総理が『ポツダム宣言』を読んでいないと発言されました」

小西氏「日本の総理がポツダム宣言を読んでいない、という。これは…ポツダム宣言に民主的な憲法を作らなければいけない、ともなっています。憲法を議論する人は絶対に読みます」

福島氏「すごく深刻で、あれは誤った戦争だったのか? という志位さんの質問に、誤った戦争だったとは認めなかったんです」

小西氏「引き継ぐといっている村山談話では誤りと認めているのに、です」

小西氏「ポツダム宣言は戦後の日本の出発点ですから、これを日本の総理が読んでいないというのは問題。安倍総理は『戦後レジームからの脱却』というが、そもそも『戦後レジーム』が何かをわかっていないということ」

岩上「ポツダム宣言を読んでいない、と言った瞬間に、戦争は終結していない、という話になります。まだ日本に適用されている『敵国条項』では、もしファシズムが復活する場合は叩いていい…そう国連が認めているんです」

福島氏「安倍総理は『誤った』とか『侵略戦争』と言いたくないのでしょう。さらに安倍総理の『承知はしておりません』という発言も問題」

小西氏「また『論評することは差し控えたい』との発言も問題ですね。当事者なのに」

福島氏「自民党の憲法改正草案の問題。驚きなのは『Q&A』に『我々は天賦人権説に立たない』と書いている。これが米国だったら大騒ぎになるでしょう。『人は生まれながらにして普遍的な人権を持っていることを否定する』と堂々言っているわけですから」

福島氏「よく安倍総理は他国と『法の支配と民主主義の価値観を共有する』と言うが、安倍総理が『法の支配』も『民主主義』を無視している。安倍総理と価値観を共有できる国なんてほとんどありません」

小西氏「安倍総理は根本的にズレているんです」

小西氏「ここだけの話、これまで私も含めて日本の国会議員は、法律とか憲法をほとんど知らなくても仕事が出来ていたのです。そして立憲主義を壊すような安倍総理と、それを支える官僚集団が現れた時に、国会議員で十分に戦える人がほとんどいないのです」

小西氏「だからこそ、国民のみなさまが立ち上がり、国民と国会議員が炉もに戦略的に、どの弾をぶつけていくか、という動きをしていかないと、我々だけではもう安倍総理は止められないのです。もう2カ月位しか時間がありませんから」

小西氏「核心論点を突いていくことが重要です。外交防衛委員会で岸田外務相も中谷防衛相も、だんだん表情が変わってきました。横畠法制局長官は、先ほどの吉國長官の話を出した時などは青ざめていました。あなた方は官僚に騙されている、と言っていくことが大事」

福島氏「地元の国会議員にネットのメール、FAX、電話など、直に会わなくてもロビー活動はできます」

以上で、実況終了します。動画記事は後ほどIWJのトップページに掲載されます。→ http://iwj.co.jp/ @iwakamiyasumi

IWJはこの「戦争法案」の危険性、安倍政権の危うさを力の限り伝えていきます。

 

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コメント
 
01. 2015年5月24日 14:31:58 : G50qSWjNCk
〖5月24日(日)19時より、Ch1で緊急再配信!〗「集団的自衛権行使容認の閣議決定」が覆る決定的根拠! 「昭和47年政府見解」の知られざる真実を小西洋之議員が暴露!! 福島瑞穂×小西洋之×岩上安身による戦争法案特別鼎談
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

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