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岸信介と真逆…安倍晋三が一切触れない“もう一人の祖父”は反戦政治家だった!(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/460.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 24 日 09:50:05: igsppGRN/E9PQ
 

          安倍首相が“もう一人の祖父”に触れない理由とは?(首相官邸ホームページより)


岸信介と真逆…安倍晋三が一切触れない“もう一人の祖父”は反戦政治家だった!
http://lite-ra.com/2015/05/post-1128.html
2015.05.24. リテラ


 安倍晋三首相が母方の祖父である岸信介を敬愛、心酔し、その祖父を追いかける形で、「戦争ができる国づくり」にひた走っていることはもはや知らない者はいない有名な話だ。4月29日、米議会で行った演説の際も、安倍首相は冒頭に岸の言葉を引用し、“おじいちゃんコンプレックス”を全世界に開陳した。


 しかし、その過剰とも思える岸への思い入れの一方で、安倍が“もう一人の祖父”について口にすることはほとんどない。父方の祖父・安倍寛。岸と同時代に生きた政治家だ。しかし晋三は、インタビューや周辺の証言からは意図的にその存在を拒否している感じさえする。


 なぜか? その理由が解き明かされているのが「週刊ポスト」(小学館)5月22日号で始まった、政治ジャーナリスト・野上忠興による連載「安倍晋三『沈黙の仮面』」だ。野上は安倍首相の父・晋太郎の番記者を長く務めた人物で、連載はその息子・晋三の生い立ちを追い、さらに岸家と安倍家という2つの政治血脈を辿るものだが、その第1回目に安倍家の地元後援者のこんな証言が掲載されている。


「確かに晋三さんは岸さんの血を継いどるが、安倍家のおじいちゃんは寛さんで、戦時中に東条英機に反対して非推薦を貫いた偉い人じゃった。それをいいたいが、晋三さんと話をしても岸、岸というんでね」


 そう。安倍首相の祖父・寛は岸とは政治的にも思想的にも正反対の人物だったのだ。


「岸が東条内閣で商工大臣を務めて戦中から権力の中枢を歩いていたのに対し、寛は東条英機の戦争方針に反対し、戦時中の総選挙では『大政翼賛会非推薦』で当選した反骨の政治家として知られる」


 A級戦犯容疑者として収監され、数々の政治資金疑惑が取り沙汰された岸に対し、寛は戦争に反対し「昭和の吉田松陰」とまで呼ばれた清廉で反骨の政治家だった──。その反骨ぶりは6人の安倍ファミリーを描いた『絶頂の一族 プリンス・安倍晋三と六人の「ファミリー」』(松田賢弥/講談社)にも詳しく描かれている。同書によれば、安倍晋三の父・晋太郎が毎日新聞(1985年4月6日付)にこんな回想記を寄稿している。


「父(寛)は大政党を敵にまわし、その金権腐敗を糾弾し、始終一貫、戦争にも反対を続けた。軍部ににらまれ、昭和十七年の翼賛選挙では、非推薦で戦った。当選を果たしたものの、あらゆる妨害を受けた。私(晋太郎)も執拗な警察の尋問をうけた」(毎日新聞に晋太郎が寄稿した文章から抜粋)



 当時、戦争を支持して翼賛会に入らなければ政治生命すら危うくなりかねない時代だった。それでも寛は翼賛会からの推薦を拒否。懐柔のために3千円の電報為替が届いたが、それを送り返すことまでした。


「寛には昼夜を問わず警察の執拗な尾行がつく。(略)地元で寛は、戦時中でも筋を曲げなかった、気骨の人として古老の間で語り継がれている」(『絶頂の一族』より)


 だが、寛は安倍首相が生まれる以前の終戦翌年、戦後第1回総選挙の出馬準備の最中、51歳の若さで亡くなっている。晋太郎にとって、軍部と対立しながらも戦争に反対した父・寛は政治家としての原点となり、一貫して「寛に繋がる安倍家の血脈にこだわっていた」という。ところが晋太郎の息子・晋三はそうではなかった。むしろ、その存在を無視するような態度が現在も続いている。


 その理由について前出の「週刊ポスト」では、父・晋太郎への反発があったと指摘する。


 晋三は幼い頃から、両親が不在がちな家庭に育った。気鋭の政治家として晋太郎は多忙を極め、母・洋子は地元に張り付くなど家庭団らんとは無縁の愛情に飢えた幼少期だったといわれる。特に晋三が9歳の時、晋太郎は3期目の総選挙で落選する。そして返り咲くまでの間、父は選挙区に張り付いた。


「父(晋太郎)が子供たちと顔を合わせる機会はほとんど失せ、次第に父子の気持ちはすれ違うようになる」


 晋太郎は周囲から見ると長男・寛信より晋三を可愛がったというが、しかし愛情表現は下手で晋三にもあえて厳しく接したという。さらに勉強が“好きではなかった”晋三に対し、晋太郎は自分の母校でもある東大に行くよう勉強を強いるようになった。一方、母方の祖父である岸は晋三を可愛がり、晋三も南平台にあった岸邸に喜んで遊びにいった。


「政治家への思いと名門家系の誇りに胸をふくらませ、一方では思うようにならぬ勉学に羞恥とルサンチマンを募らせていた多感な高校生にとって、東大卒で反骨の政治家と称えられた父を持つ晋太郎の『愛のムチ』は素直に受け入れられるはずもなかった」


 寂しい幼少期を送ったことによる母・洋子への思慕というマザーコンプレックス、そして父・晋太郎に対する学歴コンプレックス。安倍首相はこうしたコンプレックスの反動で、「昭和の妖怪」といわれた巨大な存在である母方の祖父・岸への“憧れ”を募らせていった。そして、一方では、優秀な父・晋太郎への反発から、反骨の政治家だった祖父・寛の存在を拒否し、自分の意識から消し去ってしまった。


 そういう意味では、晋三はコンプレックスを乗り越えたわけではない。岸信介というもっと大きな権威にすがることで、自分のプライドを癒し、肥大化させてきた。


 そして今、その権威と自己同一化をはかり、「おじいちゃんの悲願達成」という個人的な思い入れのために、集団的自衛権を容認し、安保法制関連法案を閣議決定し、そして憲法改正へと突き進んでいる。


 もし、反骨の祖父・寛が長命で、岸以上に幼い晋三に影響を与えていたら──。無意味なことだとは自覚しながら、ついそんなことを考えてしまうのである。


(野尻民夫)


 

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コメント
 
01. 2015年5月24日 09:54:38 : KzvqvqZdMU
反戦は良いことなのか、ん?
固定観念に縛られてはいかんぞ。
外敵が侵略にきたとき、反戦などとゆぅもんは、売国であり、国家の裏切り者だぞ。
 国土防衛のためには進んで鉾をもち立ち上がる、
これが男児というものであろうが。



[32削除理由]:削除人:アラシ

02. 2015年5月24日 10:58:36 : hieQlSpdHc
勇ましいことを言うやつほど一番先に逃げるもんだ。

03. 2015年5月24日 12:55:35 : hQMYNqdKHI
>>01

反戦が良いに決まっているではないか。戦争がなければ、せっかく授かった健康や命を失わずにすむだろうからである。
しかたなく戦争をしてしまうことがあるという既成事実に屈服してはいけないのだ。
政治の使命は、いかにして戦争を避けるかということである。
他の国から侵略を受けることは、政治の失敗である。


04. 2015年5月24日 13:22:22 : IcxZU7pLE9
金沢の四高を経て東京帝国大学法学部政治学科を卒業する。「金権腐敗打破」を叫んで1928年の総選挙に立憲政友会公認で立候補するも落選した[2]。
1933年に日置村村長に就任する。その後、山口県議会議員などを経て、1937年の総選挙にて無所属で立候補し、衆議院議員に当選した[3]。その後連続2期当選している。
第二次世界大戦中、1942年の翼賛選挙に際しても東條英機らの軍閥主義を鋭く批判、無所属・非推薦で出馬し当選した。戦後第1回の総選挙に向けて準備していたが、直前に心臓麻痺で急死した。

大政党の金権腐敗を糾弾するなど、清廉潔白な人格者として知られ、地元で「大津聖人」、「今松陰(昭和の吉田松陰)」などと呼ばれ人気が高かったという。寛の長男である晋太郎と娘との結婚話が持ち上がった岸信介は「大津聖人の息子なら心配ない」と述べたという。

うぃき


05. 2015年5月24日 13:33:50 : Twnz6GHlt6
>>1
この記事を見て「外敵が侵略にきたとき、反戦などとゆぅもんは、」という語り口が出てくるのが不思議。この記事は「外国へ侵略に行ったとき」の反戦を語っているのだと思うからね。もっとも、大日本帝国の中国侵略戦争が「外国が侵略にきたとき」の戦争だと考えているのなら別だけどね。そういう人なのかなあ。

06. 2015年5月24日 15:37:32 : 5IfA1fveDg
実は安倍晋太郎ーシンゾウ系譜のサヨク説はここから出てくるんだろうな。
さきがけ設立者の一人、武村正義が田中派ではなく、当時晋太郎が派閥の領袖だった
清和会に入ったのも、晋太郎の理念に共感したからという話も。
当時の清和会は亀井静香やら加藤六月らもいたし、そのごの
三塚ー小泉路線のネオリベ純化路線とは派閥の持つ体質が全く異なっていて
金権の田中派、エリート宏池派に対して、どちらかというと
武士は食わねど高楊枝的な日陰保守だった。
(今の日の照った清和会はネオリベ純化路線なのに、未だに武士は食わねどを信用してる
かたがたもいるのだろうな)

07. 2015年5月24日 16:09:46 : fqQkPJCp7U
>>1

勝てもしない戦争が絶望的な状況になっても講和にも動かず
いたずらに引き延ばして被害を致命的に拡大させ
これ以下は無い「無条件降伏」なる最悪の結果になりながら
自分は自決もしないどころか政界に返り咲く恥知らず

それがA級戦犯ではなく英雄なんだよねあんたらにとっては。
戦勝国にとって、ではなく、日本にとって大戦犯だろう。
なに、東條が悪いんで岸は悪くない?
都合の悪いことは他人のせいにするところ、たしかにあの血族だわ。

だいたい、あんたらが騒ぐ領土問題だって、あんたらが大嫌いな「押し付け」憲法だって
もう少し早く戦争終結して負けるにしても「無条件」でなければ
今みたいになってないんじゃないの?
おまえらこそ安倍の「悪い方の」じーちゃん叩くべきなんじゃないの?
何が靖国か、アホか。


08. 2015年5月24日 17:22:46 : vjAsmoXaW2
01>おまえは銃を撃ったこともないだろ。ああ、インパールやガダルカナルも

知らねえだろうな。内務班でどつきまわしたろうか。

[32削除理由]:削除人:アラシ

09. 2015年5月24日 17:27:14 : w3M1BHSquE
やっぱり、>>01 は、ケダモノのような馬鹿ウヨである事が露呈しましたな

「反戦は良い事なのか」 は、戦争を肯定し喜ぶと言う事 マトモな人間の言う事ではない

300万人もの犠牲者を出した 日本の歴史上最大の災厄 最大の愚行 最大の悔恨 それがあの戦争というもの
これを賛美肯定する、救いようの無い鬼畜 人の命など何とも思ってもいない人間 それこそバカウヨである

古今東西、日本が侵略を受けたのなんて、大昔の 「元寇」 だけである
その他の対外戦争はみな、侵略に端を発する 能動的な戦争であり、国家が選択した手段である
「侵略されたら」 こんな極めて稀な例を 殊更に強調する ご都合主義としか言いようのないウヨ論理など
誰がマトモに聞いてくれると思っているのだろうか。

それにしても、大人気だな01のネトウヨ君 どうせまたすぐ削除されるんだろうけど
阿修羅で有名な 「札付き」 に、成りつつあるようですな。

[32削除理由]:削除人:言葉使い

10. 2015年5月24日 18:56:16 : YxpFguEt7k
「歴史が証明」根拠なし

岸氏は当時の国会論争で、戦争に巻き込まれない理由を「(日本の)領土外に出て実力を行使することはあり得ない」と説明。条約改定に基づく自衛隊活動は日本が侵略を受けた際の「個別的自衛権の範囲内」と強調した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015052402000141.html

本当に安倍晋三氏はバカ。


11. 2015年5月24日 19:17:22 : XhAutMdr1w
サイコパス パパが与えた お墨付き

12. 2015年9月19日 11:59:00 : FgeWWfL0F8
安倍晋三はどうも自分の家系を嫌っているように感じられる。
幼少期幸せではなかったのだろう。
その中で岸信介だけが晋三を可愛がったのだろう。
安倍の行動は保守と言いながら非常に反日的、社会主義的なところがあるが、家系に対する反発からきているのだと思う。
もちろん寛も受け入れ難いのだろうが、晋太郎も受入れ難いのだろう。
なにかわけがわからずに、自分の味方をしてくれる人以外は全員敵に見えているのだと思う。
こういう人間はかつての左翼や学生運動のなかに多くいた。
安倍やそのお仲間のネトウヨ連中の行動が、独善的で排他的なかつての左翼と似ているのは偶然ではない。
今ネトウヨになっている60代ぐらいの人は、かつて学生運動をしていたという者が多いのもうなずけることだ。


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