＞母親である私のもとには日本政府から電話の一本すらかかってきませんでした。いまだに私には何の連絡もありません

国民のために尽くそうという日本政府の意志、まなざしが全く感じられない。　このような似非（えせ）政府に対して一国民として激しい怒りを感じる。

↑これ、あなたが書いた文章なんでしょう？　もし、政府が後藤さんの母親に向けて書いた文章だとしたら、これは大変問題だと思う。　後藤さんを生んだ実の母親ですよ。　たとえご本人が後藤夫人と仲が悪くて連絡をとりあっていなかったとしても、そんなこと関係ないでしょう？　居場所がわからなくてどうしても連絡が取れないというのなら理解できるけれど、目の前にいるのに連絡しないのは異常ですよ。　こんな基本的で当たり前のことが何でわからないのだろう？

たとえば、そういう事情があって、本人（後藤さんの母親）が後藤さんのこととは一切かかわりたくないというのであれば、そのお気持ちは尊重しなくてはならないと思います。　しかし、この事件が発覚して以来、はっきりと自分が後藤さんの母親であることを公にしていらっしゃるではないですか。　我が子に対する思いがあるからではないですか？　親権を手放したからといって他人同士になるわけではないのです。　血はつながっているわけですから。　週刊誌やら、一方的に、それこそ人のプライバシーの領域までズケズケ入ってきて、ウソでたらめも含めてセンセーショナルに悪意を込めて書きますが、私たちが知る由もないところで、親子のきずなは残っているのだと思いますよ。　ああいうものを鵜呑みにせず、良識を持って物事を見ることが大事だと思います。

どこまでも国民より政府側に立つのね。　どうしてそこまで国民側を悪く言って安倍政権のほうを擁護しようとするの？

それではあなたは、政府が後藤さんの母親に対して何の連絡も取らないのはやはり不自然だ、当たり前なことではないと思っているのね？　だからその理由として、もしかしたら後藤さんは「政府の使命を帯びたエージェント（仮名0050）」なのかもしれないと推理しているわけだよね。　でも、もし日本政府が密使として後藤さんシリアに入国させたのだとしたら、後藤さんの救出にあたってはもっと真剣であったでしょうし（日本政府はISとほとんど交渉らしいことはしなかった）、殺害されるまでの後藤さんの親族に対する対応もこんなぞんざいなものではなかったと思いますよ。　「政府の使命を帯びたエージェント」というなら、国のために命を懸けてスパイ活動をする国家公務員なのでしょうからね。　日本には、まだそういうのはないと思うけど。