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米戦艦ミズーリ号上での降伏文書調印に随行した宮崎周一中将が 親族に残した言葉、「たった一人になっても戦争には反対しなさい
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/335.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 6 月 23 日 18:00:06: igsppGRN/E9PQ
 

米戦艦ミズーリ号上での降伏文書調印に随行した宮崎周一中将が 親族に残した言葉、「たった一人になっても戦争には反対しなさい」  -- 中日新聞 --
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1388.html
2015.06.23  リュウマの独り言



宮崎周一中将(少将時代)


 太平洋戦争の終結を受け、一九四五(昭和二十)年九月二日、東京湾に停泊した米戦艦ミズーリ号上で行われた降伏文書調印式。大本営陸軍部の最後の作戦部長としてこの場に随行した宮崎周一中将=長野県飯山市出身=が、その一週間ほど前に同県内の親族を訪ね、「たった一人になっても戦争には反対しなさい」という言葉を残していたことが分かった。宮崎中将のいとこの娘にあたる同県飯田市の西村節さん(77)が、中将の回想記を保管していることを明かすとともに、当時の様子を初めて語った。


 回想記には「終戦直後信州帰郷」と記されていた。西村さんはこれまで当時のことを親族以外には語らずにきた。多くの犠牲を出した戦争で、作戦指導の中枢にいた宮崎中将とのかかわりが知られれば、迫害されるかもしれないと恐れたからだ。しかし、戦後七十年がたち、ようやく「おじさんの言葉を残したい」と思えるようになった。


 「よおく覚えておきなさい」。同県下條村にあった宮崎中将の叔母の家。当時七歳だった西村さんに、中将はそう話しかけた。
 ポツダム宣言受諾を知らされた八月十五日から一週間余りたった日の夕方。玄関先にいた西村さんの目に宮崎中将の姿が飛び込んできた。薄茶色のジャケット姿。持ち物は何もない。


 その晩、西村家の家族八人といろりを囲んだ宮崎中将は静かに語りだした。「戦争とは大河の濁流のようなものだ。さおを一本、二本さしても止めることはできない」。西村さんは「戦争を止めたかったんだと思う。でも、一人二人じゃどうしようもなかったんだろう」と振り返る。


 さらに言葉は続いた。「これからは真っすぐを見て、生きなさい。誤りに気づいたら、その場で直しなさい。戦争がまた起きそうなことがあったら、自分一人になっても反対しなさい」  別れの杯も交わした。「おじさんは調印式後に自決しようと考えていたんじゃないかな」と幼心に思えた。


 「私に関するものはすべて燃やせ」。宮崎中将はそう言って、翌日には家を出た。西村さんは叔母と一緒に、アルバムから大好きなおじさんが写った写真を剥がし、手紙と一緒に燃やした。今は五枚ほどの写真だけが手元に残る。


 調印式後、宮崎中将は武装解除や日本兵らの復員業務に従事。その後は時折、講演などはしたが、定職には就かなかった。親族の別の女性は「多くの部下を亡くしたからだろう。『私の人生は戦争と一緒に終わった』と言っていた」と話す。


 戦後七十年の今、国会では安全保障関連法案の審議が続く。特定秘密保護法制定など、この数年のめまぐるしい変化は、西村さんの目には「濁流が起こる兆候なんじゃないか」と映る。もし、おじさんが生きていたらなんて言うだろう…。幼い自分に何度も言い聞かせてくれた言葉が頭に浮かぶ。「よおく考えなさい」          (引用終り)


 こういう話が出るとき、 その『戦争』が 「正義あったか否か」は 語られていない。 『正義の戦争』などはないのであって、 戦争はすべて 「止めさせるもの (悪) 」である。 敗戦まじかであるから、 それも「中将」という地位にあって もし第2次大戦を 今「特定の勢力」がいうように 「正義の戦争」という思いがあれば こういう発言には ならなかったろう。 当時は 特に上層部は 「理念」として 「正義の戦争」という思いは強かったはずであるが、 実際に行われた戦争は そうではなかった、ということでもある。


               「誤りに気づいたら、その場で直しなさい。


    戦争がまた起きそうなことがあったら、自分一人になっても反対しなさい」 


                           とは そういう思いではないだろうか。  



宮崎周一中将が写っていた写真が剥がされたアルバム=長野県飯田市の西村さん宅で


「1人でも戦争に反対しろ」 大本営作戦部長、親族に
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015062202000069.html
2015年6月22日 中日新聞


 

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コメント
 
1. 2015年6月23日 18:55:07 : NbJFForHgg
このような方は、年年歳歳減って行く。

逆にアベシンゾーのような人間は、増えて行く。


2. 2015年6月23日 20:14:09 : j2NctPQRic
人間には、戦争で儲かる人間と、戦争で儲からない人間の二種類がいる。
ほんの少数が前者であり、圧倒的大多数が後者である。

3. 2015年6月23日 20:55:54 : EVceu6gJbk
一度始まると簡単に終わらないのが戦争だ。ネトウヨはマヌケで能なしだから

戦史を全く知らないが。盧溝橋のこぜりあいが、日本が破滅するまで終わらなかったのだ。
今勝っているからこの辺で辞めようというのが通用しないのが戦争だ。
とことんまで行き勝ち逃げができないのだ。アホの安倍もこのあたりが全く
わかっていない。


4. JohnMung 2015年6月23日 22:27:03 : SfgJT2I6DyMEc : tad1pylu62

6月23日は、旧日本軍の組織的戦争が終わった日で、慰霊の日とされています。

沖縄県人・日本人は、まだ戦争は終わっていないと思うべきです❗
沖縄戦は未だ、終っていないのです❗
安倍晋三らは、日米同盟という戦争同盟をもっと積極化させようと、辺野古を基地化しようと拘っているのです❗
戦争で死ぬのは、相続税3億円を脱税した安倍晋三ではありません。一般の庶民・若者や青壮年です❗

戦争をしたがる安倍晋三や高村正彦ら「長州ー田布施ー朝鮮人」一派には、戦争になったら、最前線で突撃してもらいましょう☺❗


5. 2015年6月24日 16:29:40 : eyY5TlCgk6
難しいね、絶対戦争しない、 絶対てないよね。

自衛戦争てあるよね、相手の国から攻められても、無抵抗で戦争しません。

普通はできないよね。

強盗が家に入ってきて、ありがとうございましたて、言えないよ。

口先で戦争しませんて、簡単にいえるけれど。

わかっちゃいるけど やめられない、人間の性、現実。



6. 2015年6月24日 19:02:44 : kDVop4u7Ig
<誤りに気づいたら、その場で直しなさい。>この言葉に尽きるね。自分自身のため、後世のためにもなる。

「警察」がいるから、『犯罪』は絶対に起きない!なんて、誰も思わないでしょ!人間の「道徳心」に委ねる
しかないの。「悪は悪であり、曖昧にはできない」。「社会秩序」や「国際秩序」を守るしかありません。

なんで、戦争しないと侵略されるのか?可笑しいでしょ!証拠に基づく『理路整然』な説明は必須だね。


7. 2015年6月24日 23:21:21 : J2At9LzOvk
>>3 EVceu6gJbkさん

安倍晋三は、太平洋戦争で日本があんな悲惨な事になったのはアメリカの敵になったからだと思っているのではないだろうか?
だから今度はアメリカに加担する戦争だから、日本があのような悲惨なことになることは無い”だろう”と踏んでの発言ではないだろうか?

正義の戦争なんてある筈は無い。

戦争になれば赤ちゃんも子供も女も年寄りも病人もみんな殺される。
何が「戦争をして積極的に平和を手に入れる」だー!
この70年間憲法9条があるおかげで世界でもまれな戦争の無い平和な国でいられたのに、安倍はその憲法を、解釈だけで閣議決定して戦争の出来る国にしようとしている。
しかも国民に知れれちゃまずい事は「秘密保持保護法」とやらで隠蔽出来るようにしてだ。
アメリカの為になら地球の裏側までも自衛隊を派兵するなどと言う。

アメリカは建国以来230年ほどだがそのうちの93%もの年月を戦争に明け暮れて来た国だ。
アメリカは経済に疲弊するとどこかの戦争に首を突っ込んでは武器を売り経済を潤してきた。
そんな国に加担するという事は、日本はこれからは常に戦争に巻き込まれると言うことだ。
アメリカに加担して自衛隊を派兵すると言いながら、「戦争になる事など断じてない」などという嘘を平気での給う、恐れ入ったの鬼子母神。
先だってはカリフォルニアで上陸用の水陸両用戦車で合同訓練なんかしたが、そんなもので上陸されて黙っている国があるのか?
報復するに決まっているだろ。
そうなれば、あの大国アメリカより、追随した日本を先ず攻撃の対象にするのが当たり前ではないか。
「搦め手から攻める」のが常識だろう。
あの合同訓練をしてくれた御礼だろうか、安倍は水陸両用戦車53両のお買い上げを約束したそうだが、それをいったいどこで使うのか?
あの戦車でどこの国へ上陸するつもり?安倍ちゃん!
それとも、使いもしない53両もの戦車をアメリカの懐を肥やす為に買って差し上げたの?
日本ってそんなに裕福な国か?


8. 2015年6月25日 03:21:31 : IJjjrLkBu1
  5さんの言は良く有る例だが、攻撃を受けて反撃をすればそれで相手が大人しくなる、という前提でものを言っているが、反撃にはまた反撃があるのが戦争である。最後には一体全体、何の怨みが有って目の前の人間を敵として殺そうとしているのか、あるいは殺されようとしているのか、個人として自問する事になる。
  というのは、戦争は、行かせる者と行かされる者、闘わせる者と闘わせられる者がいなくては恰好にならないが、動機は闘わされる者には解らないのである。JRの社長が会議の席で、そろそろ戦争でも起こらないと日本経済は再生しない、と述べたそうであるが、戦争の動機というのは様々であるが、駒のごとくに動かされる者がいなくては戦争にならない。要は、死んで来い、と、赤の他人に言われて死ねるのか、殺して来い、と言われて殺せるのか、ということだ。
  そこには自らの判断は無い。どこの誰か解らない勲章を付けた人間に、死んで来い、殺して来い、と言われるのが戦争である。
   強盗に例えるが、強盗に抵抗して反撃し、殺されるケースは多い。反対に、強盗にも事情があろうと飯を喰わせれば改心することもある。米国では強盗用に多少の金を持っていると聞く。いずれも個人の判断による対応が可能である。
   例えば近所と言い合いをしたからと言って、いつ攻撃されるか分からない、と拳銃を買うことはしないだろう。互いに誤解を解くべく努力を傾ける、これも自らで判断が可能である。利権を帯びた者によって、納税者でありながら税金で政府が買った鉄砲を持って死地へ赴くよう命じられるのとは、違うのである。
   いずれにしても、国際会議や外交が頻繁に行われている現在、国家間の戦争のために民生を犠牲にしての軍備は愚挙である。戦争はタダでは出来ないが、誰かの懐に金が入る。死の商人は、勝ち負けなどに頓着せず、食うや食わずの国民にも売買した武器を持たせるつもりであり、それが近代の戦争である。

9. ミンダナオ 2015年8月08日 22:53:15 : 7drTebQ2emQg6 : o4axdtihmA
何が真実なのでしょうかね。
宮崎さんの言葉で、何人もの若者が命を落としたとも聞いています。
違いますか?
私の祖父もフィリピンで亡くなりました。
当然、戦死です。
宮崎さんだけではないと思いますが、宮崎さんのような指揮官が戦争を長引かせ、まさしく、私の祖父のように犬死にさせられた若者が何人いるのでしょうか。
怒りがおさまりません。
「戦争が、また、起きそうなことがあったら、自分一人になっても反対しなさい。」ですか。
なぜ、宮崎さご自身は、そのような強い意思をもっておられなかったのではないでしょうか。
悔しいです。
腹立たしいです。

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