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標的は個人から報道機関に 日本経済一歩先の真相/高橋乗宣(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/817.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 03 日 07:32:05: igsppGRN/E9PQ
 

            自民党の勉強会で「言論封殺」発言が飛び出した(C)日刊ゲンダイ


標的は個人から報道機関に 日本経済一歩先の真相/高橋乗宣
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161364
2015年7月3日 日刊ゲンダイ


 時の政権にとって都合の悪い人物をメディアから排除する。そんなシステムが、この国には厳然としてあるようだ。

 5年半に及ぶ長期政権となった小泉内閣時代のころ。当時、竹中平蔵大臣が旗振り役を務めた構造改革路線に異を唱える専門家が次々とメディアから姿を消していった。現政権下でも安倍首相の戦前回帰路線を批判する評論家たちが、揃ってパージされた印象がある。

 今年3月の「報道ステーション」降板騒動の渦中に、元経産官僚の古賀茂明氏は「官邸から圧力があった」と明言したが、政権に不都合な人物を世の主流から遠ざける仕組みが存在するのは間違いなかろう。

 こうした政権内部の“公然の秘密”をエスカレートさせたのが、自民党の勉強会で飛び出した「言論封殺」発言ではないか。非公開の席で安倍首相と親しい若手議員たちは「マスコミを懲らしめる」と暴言を吐き、講師に招いた作家の百田尚樹氏の「沖縄の2紙は潰さなあかん」という妄言を聞き、大いに笑って盛り上がったそうだ。

 百田氏は首相と対談本まで出した“安倍シンパ”で、勉強会での発言について「飲み屋でしゃべっているようなもの」と開き直った。居酒屋ののれんをくぐる感覚で政権与党の勉強会に出向いて発言するとは、どこまで非常識な人物なのか。

 重要なのは安倍首相のシンパたちが揃って、政権に批判的な沖縄の2紙を「潰す」ことに肯定的なことだ。これまで排除の対象は政権の意に沿わない個人にとどめていたが、いよいよ、報道機関そのものまで標的に定めたとも言えよう。

 報道機関には政治の実態を国民にキチッと伝える使命がある。国民に正しい情報が伝わらなければ、健全な民主国家とは言えない。だから政府・与党に対する報道は賛否両論、いろいろとあっていい。多様な報道から何を選択するかは国民の自由であり、それが民主主義の基本の「キ」である。


 政権に批判的な報道に枠をはめ、自分たちに不都合な真実は国民に伝えなくても構わない。そう言わんばかりの安倍一派は、やはり戦前の言論統制への回帰を目指しているとしか思えない。

「言論の自由」が民主主義に不可欠であるというイロハすらわきまえていない議員に、民主国家ニッポンの政治活動に携わる資格などない。問題の勉強会に出席した安倍首相と親しい37人の議員は潔く身の処し方を考えるべきだ。


 

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コメント
 
1. 2015年7月03日 07:46:28 : KzvqvqZdMU
マスゴミ権力による言論ファッショが始まったやうだな。


[32削除理由]:削除人:アラシ
2. 2015年7月03日 08:00:16 : tGU1vIJ6Yw
自民党の内輪の勉強会で出た話がどうして外部に漏れたのか、そちらの方こそ問題である。自民党に限らず、政党や会派の勉強会で、過激な発言が飛び出すであろう事は当然であろう。これを封殺する事こそ言論の自由に反する行為である。多分、メディアがバックヤードから得た情報を元に、鬼の首でも取ったように大騒ぎしているのであろうが、そうなると違法性すら疑われる。メディアの、報道の自由、報道しない自由、事実捻じ曲げの自由など、不公正な報道の犠牲になった正義も少なく無い。これが国益を損ねる結果になるなら、報道の自由の鎧をまとった偏向報道も看過できるものでは無い。自民党も内輪で出た会話が簡単に外に漏れるようでは、脇が甘いと言わざるを得無い。これまで何度も失敗していながら、懲り無い人達である。いずれにせよ、マスゴミと揶揄され無いよう、報道の側も、姿勢を改めて欲しいものである。

3. 2015年7月03日 08:08:47 : qO5yQVnLDs
マスコミを潰す手立てがあるなら教えて欲しい.
手立ての無いことが分かるから暴言も吐きたくなる.
特に、沖縄の新聞は少数意見を一切報じない.
むしろ、そこが問題である.
百田を非難しても気晴らしにはなるが
言論の自由?があるからどうしようもない.
非難して排除すれば、それこそ言論の自由が無いと
反論するであろう.

4. 2015年7月03日 08:42:24 : 6UfzMvGW7I
>>2
自民党本部の会議室の壁は薄く外の記者には若手議員たちの元気のいい声は駄々漏れで聞こえていたのであった。
以上
春香クリスティーン情報でした。

5. 2015年7月03日 08:53:17 : DnzCULkDBU
何で凡ミスを様々”解釈”して擁護するのか”八ッパリ”解らん(笑)

沖縄の新聞?
読んでないけどか?(笑)


6. 2015年7月03日 09:26:18 : atuowgrUnM
木原に対する厳重注意すら必要ない、これで(この程度で)処罰なんかしたら、議員が萎縮する。
という声が自民党からあがってるらしい。

少年法の厳罰化なんかして、少年たちが萎縮したらどうする!!っって感じかな。
わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい。


7. 2015年7月03日 09:43:31 : wuTgFF1a8H
ネトウヨ=安倍親衛隊がわいてきた。

民主主義を破壊し日本を破滅に導く安倍ファシズム政権を倒さなければならない


8. 2015年7月03日 12:28:22 : kDVop4u7Ig
「政権党」の広報紙になってしまった新聞社と放送局は報道機関とは言えないよ。
悪徳政治団体の『洗脳担当情報機関』と言うべきです。

真実を国民に伝えることこそ本物の報道機関と言えます。「物事の軽重」を判断できる編集者はいないね。
報道の自由、報道しない自由、屁理屈の自由、何だかんだの「馬鹿か!?」という論理だよね!

総理補佐官の磯崎陽輔氏の持説を借りれば<隣の家で出火したら、消火活動…>戦争と同列に考える見識
が自民党議員の資質でしょ。このような議員を選ぶ国民にも責任がある。国の「教育方針」が悪かったの。

隣の家が出火したら、初期段階で消防局にも周辺住民にも知らせるのは「延焼体」に確実に対処できる事態。
戦争相手は「流動的」対象である。「日本軍」が出陣すれば、確実に敵対軍を消滅できるとの保証はない。

「自公政権」の法案は国民を焼き殺す気かな!?火事が発生してるのに、周りの住民に知らせないで、みんな
楽しくスポーツだ〜バラエティーか!気が付いた頃には火に包まれて、逃げ場もない事態になったことも
「報道しない自由」に当たるのでしょうか?変な自由ばかり主張するね。不思議な国だな。高学歴なのに…。



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