でも聞くと『世論調査センター』とは名乗らなかったらしい。
（でもこれはカーさんのコトなんで、怪しい（笑）単に聞き漏らしたのかも）

土曜の夜９時過ぎだったらしく、『頭に来て切った』らしいです。（笑）

それを聞いてたカミさん、『その時間！非常識！！』とご立腹。（笑）

私がトーさんに『平日の昼間にそんな電話が来たら、ちゃんと答えっか（答えるか？』と聞いたら、
『そんなヒマじゃない！』と答える、年金生活者（農業兼業）でした。

実話です。

だから私は、故にそもそも、『回答率７０％くらい』って発表すら信じていない。（笑）

ついでに朝日新聞に電話したら今日はお休みだったので、フジＴＶへ電話。
『当然フジテレビです、と前置きしますし、お電話は録音ではなく人がかけています』
と、元気でハキハキした対応のお姉さんでした。

所で、投稿主『やまだのかかし郎』さま。電話の着信ダイヤルは『０１２０』から始まる番号でした？
最近、私んちにも、やたら『０１２０』から始まる着信が多くて、完全無視してるんですが。（笑）

＞我が家には連番で２台の固定電話があるのですが、（中略）すごい偶然ですね？

まあ、それは“偶然”とは言わないでしょう。（笑）

投稿主さまの、電話世論調査に関する疑義は、私も共有させて頂きます！

世論調査センターに電話して聞いてみたら、
『○○からの依頼の、世論調査を実施しています』とちゃんと前置きするらしい。で音声録音による質問。

当方にかかってきたものは、
「こちらは世論調査センターと申します。・・・」ではじまる自動録音電話で、
依頼主名はありませんでした。

尚、当方の番号は通常の局番からの電話番号で、0120-ではありません。

ほとんどの新聞社の世論調査は直近に実施されているようで、
さて、それ以外ってどこかな？と不思議なのですが、

安保法制項目の質問の文章・文言は　Y新聞世論調査のものと
全く同じだったようですが、さて・・・・・？

0120-　の件、相手の発信番号のことですね。
勘違いで申し訳ございません。

当方の電話、相手番号が出ませんので・・・・

貴重な情報、有難うございます。

また何か新情報に出会ったら、ココに書き込みます。

たまに見といてください！！

その後、少し知らんた結果を記します。

新聞などの世論調査は『０１２０−』のフリーコールで掛かってくる場合があるようです。

『日本世論調査センター』からのお電話は“非通知”だそうです。

私は、『え？それじゃ結構、電話に出てくれなくて、回答率下がりませんか？』と問うと、
『はい、そういった事情も有って“録音音声”での調査質問とさせて頂いております』との事でした。

そう言う人（ダイヤル非通知でも出てくれる人）へ聞いた方が、
より誠実な回答が得られるような気がしないでもない。（笑）

×（誤）：　その後、少し知らんた結果を記します。
↓
○（正）：　その後、少し調べた結果を記します。

『世論調査』に関して、常日頃、私が思っていることを記します。

私が、サンプル数１０００幾つの世論調査を“無意味”と断じる理由は

�@世論は正規分布を取らない。

�A世論調査のサンプル数の妥当性は、世論を正規分布と仮定している。

�B世論調査によるサンプル（回答者）が母集団を代表しない。

この３つによって全て説明できます。

これは、統計をちょっとでも学んだ者には“当然至極”だと思うのです。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

さて、世論調査の対象になる『母集団』を、どのような階層訳して調査をすべきでしょうか？

まず『男・女』に分けるのは当然でしょう。

また、年齢は『２０歳〜１００歳オーバー』をヒトくくりにして良いでしょうか？
それは、『何を調べたいか』にもよりますが、世論調査を“トレンド動向調査”とするのならば、
『少なくとも１０歳刻み』、出来得るならば『５歳刻み』にすることが好ましいという事になるでしょう。

ここで年齢層を１０歳刻みで階層化するとすると、（構成人数上９０歳以上をヒトくくりに）、
『男・女』、『２０代、３０代、４０代、５０代、６０代、７０代、８０代、９０歳以上』
という、合計『１６』の階層が出現するのです。（厳密にはこれに、居住地、職業なども勘案されるべき）

つまり、ごく平均的な世論調査『抽出１２００件、有効回答１２００件』を『１６』の階層に振り分けると、
各階層の“有効回答数”は平均で、僅かに『７５件』となってしまうのです。

つまりこれは何を意味しているかと言うと、『１００人のうち１人居るか居ないか』
というレベルでの調査に当たっては、『０』の可能性の方が強く、時に『２人』
にさえなる結果もあり、
その“調査結果”に対する誤差が極めて大きく、統計として評論に値しないとしか言えません。

（これは、年齢層をさらに切り分け、居住地、職業などを階層として細分化すれば
もっと“評価する以前に有り得ない＝無意味”な調査結果になると言えます）

ゆえに私は、『政党支持室のような一桁％の数字の有意さを評価したいのであれば、
最低でも“有効回答３２００”（２００×１６階層）が必要だと主張したいのです。

（繰り返しますが、これはあくまでも“最低限”の条件です）

さらに『有効回答数』が、母集団を構成する各階層の“人口比”に比例せねばなりません。

あるいは、『有効回答』が母集団に対して“偏り”が存在するならば、それを明示しなくてはならない。
（間違っても、他の情報と合わせて“恣意的な修正”はしてはならない。だってこれは“統計”なんだもの）

これら以上が“実施”されていない『世論調査』の結果など、何の意味があるんだい、と思いませんか？

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ちなみに、下は、岩手日報が国政選挙などの“大きな選挙”の投票前に必ず実施する『世論調査』の実行例です。

�@記者による対面調査
�A男女、人口比を考慮
�B都市部、農村部の人口比を考慮
�C有効回答数３５００人

日本の全有権者に比しての岩手県の有権者に人数を考えれば、
上による調査は統計学的に“有意”なのは間違いないでしょう。

（８月上旬、質問の意図と内容を説明し、詳しい方から“折り返し電話”を頂いてお聞きした内容です）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

私『世論調査のサンプル数の千幾つが妥当だというのは、世論を“正規分布”と仮定しているからでしょう？』

日本世論調査センターの方『その通りです』

私『世論は決して“正規分布”を取らない、かなり歪な“二項分布”を取ると取っていると思うのですが？』

日本世論調査センターの方『・・・まったくその通りです』

私『それでも一般的に新聞やＴＶが実施している世論調査とサンプル数の妥当性は
　統計学的には“有意”だとされているのでしょう、学問的に』

日本世論調査センターの方『はあ・・・まあ・・・』（口を濁す感じ）

私『全国民１億を母集団とするとき、サンプル数千幾つで、母集団が持つ男女、年齢などの
　階層に対する“バラツキ”に対応できてるとはとても思えないのですが』

日本世論調査センターの方『勿論、無理です！』（何故かきっぱり、誇らしげ（笑））

私『誤差３．８％とはどういう意味ですか？例えば、支持政党１％の政党の結果に対しては？』

日本世論調査センターの方『それは数十％の調査結果に対する誤差です。１％には適用できません』

私『結局、このレベルの世論調査というのは調査結果数十％のボリュームを持つ結果が、
　前回の調査と比較して“変わらないか、変化している傾向があるか”の相対比較を
　行うための指標でしかなく、複数の調査結果を以って“ドッチが多い”なんて言えるものでは無いでしょう？』

日本世論調査センターの方『おっしゃる通りです』

私『有効回答が、母集団の各階層の人口比に対してどれだけ忠実なんでしょうか？』

日本世論調査センターの方『世論調査のサンプルの内訳が、母集団の人口比を代表
　してるなんてことは絶対にあり得ません』（ここでも何故か自身たっぷり（笑））

私『私は、調査結果によっては『支持率０．０％』って書かれちゃう政党の支持者なもんで、
　よけいにこんな事を言いたくなる者なんですが・・・』

日本世論調査センターの方『分かります』（電話先で相手が“くすっ”と笑ってる）

私『そうすると疑問なんですが、一般的な政党支持率の世論調査で、その他大勢に分類される
　支持率数％の政党支持率は、このあやふやな根拠の世論調査の結果を素直に出してるんでしょうか？』

日本世論調査センターの方『一般論、とお断りしておきますが、新聞などの世論調査の結果は、
　その他の取材結果や情報を総合して、各社で“造られています”。生の調査結果ではありません』

私『え？鉛筆舐めてると！？』

日本世論調査センターの方『あくまで、一般論として、です』

私『それじゃ、無意味ですよね』

日本世論調査センターの方『はい。無味です。例えば、支持率が少ない政党を集めて
　“その他”という一定のボリュームを造らなければ、統計学的にな無意味な数字の羅列に過ぎません』

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

以上が、主たる問答だったんですが、怒りに拳が震えるのは私だけでしょうか！？

尚、ご対応なされました『日本世論調査センター』の受付のお姉さん、職員の方に心からお礼させて頂きます。

来なかったら『逃げた！』と言うだけ〜。（笑）

笑ってあげましょう。（笑）