作家　保坂正康氏

天皇皇后両陛下の想い

今の両陛下の自分たちに課している歴史的な使命というものを感じます。

それは��平成�≠ﾆいう帽子をかぶり衣を身につけているけれども

悲惨な戦争を二度と繰り返さないために私たちはできることは何か

自らの問うて日々の歴史の教訓を国民に伝えようとしている

今回の公開はもの言えぬ昭仁天皇の強い意志だと感じている。

やっぱり、安倍ちゃん のせい（お陰？） かなあ　(￣∇￣;)

山陽新聞8/1朝刊　共同配信記事
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org447345.jpg

　安全保障関連法案の成立を目指す政府に批判的な市民らの中には、平和をを願う天皇陛下の言動を「反安倍」の旗印にし、今回の公開の意図を関連づけて語ろうとする向きもある。
　こうした憶測に対し、宮内庁関係者は「節目の年に努力しただけ」と政治的な意図を強く否定する。
　ある歴史学者は「宮内庁の動きの背景には陛下の意志があるのかもしれない。仮にそうだとしても、それに期待するような世の中では、日本の民主主義もまだまだ。戦前と変わらない」と警鐘を鳴らした。

　天皇陛下が戦争法案に反対していると国民が判断すれば、右派も左派も完全に戦争法案反対一食になる。それを恐れて釘を刺している。現行法では天皇の政治介入は認められていないから、宮内庁に聞けば政治的意図を否定するに決まっている。しかし「節目の年に努力しただけ」という返答が強い否定に聞こえるか？断言をせず受け流しているようにしか聞こえない。

　とてもじゃないが否定しきれない。そこで「ある歴史学者」という架空の存在を引き出して、仮に天皇陛下の意志が戦争法案反対であろうとも、国民がそれに迎合するようでは日本に民主主義はなく、戦前と変わらない暗黒社会だと決めつけてみせている。天皇陛下に従うような奴は戦前の軍国主義者、みんなで選挙で選んだ安倍首相を力一杯支持しよう！と扇動しているのである。天皇につきまとう軍国主義のイメージを利用して、天皇の平和的な意見に賛同するような者は軍国主義者だという論理矛盾をものともしない暴論を展開しているのである。

　天皇が軍国主義を唱え、それに賛同するようならそれは戦前と変わらぬ軍国主義者と言える。だが天皇が反軍国主義を唱え、それに賛同する者が非民主的な軍国主義であろうはずがない。天皇の唱える内容次第で評価は変わるが、それに賛同する国民という外形的類似性にのみ頼って「天皇の言動に左右されるのは反民主主義」とレッテリングしているのである。安倍一派が多用していながら、自分がされるとヒステリーを起こして喚き散らす「レッテル貼り」を、ここでもしているのだ。

　一言で言うと、これは大御心を蔑ろにせんとする逆賊の主張である。右派の立場からすると考えられない主張だ。するとこの記事は左派の記事なのか？とすると左派は戦争法案を通したくてウズウズしていることになる。ネトウヨというのは、左派の別働隊のことか。そうでもなさそうだ。見たところ、右翼を標榜する反天皇のカルト集団が跳梁している。そしてそれは左翼の一部をも構成している。

　軍部や官僚の言いなりにならない大正天皇は幽閉され、昭和天皇が摂政に据えられた。その亡霊が靖国神社に祭られると聞いたとき、昭和帝は参拝を取りやめた。その慣行は今上に引き継がれて今に至る。天皇の意志を煙たがる有象無象が権力の座を占めた時、暴力的手段を以てしてもその口を塞ごうとする。奴等は自分たちが天皇陛下を支配しており、天皇陛下は国民に苦難を甘受させるための道具と考えている。それは「錦の御旗」であり、旗の持ち主の意図に反する口を利いてはならない存在なのだ。

　ここは左翼や陰謀論者の多い阿修羅だ。天皇の政治的意見公表には色々な意見があろうが、戦争法案を葬り安倍政権を打倒するという目的のため天皇から高校生まで一致団結し権力に対峙しているという史上初の事態を前に、雑音を奏でるべきではない。国民の手で真の戦後をつかみ取る、70年待った好機が到来したのである。

　憲法学者が今人気があるが、戦後憲法制定以来の、条約と国内法、運用のセイトウセイについても聞きたいものですよ。ネトウヨや冷やかし、オチャラカシ勢力の足場になるところですし。　　

富国強兵で資産も命も投げ出してくれる国民は、支配者からすると楽でいいよな
安倍は天皇を日本国の元首にして、また同じことを繰り返そうとしている
天皇教に洗脳されたオツムの弱い人が減ることを願う

　　　↓

NEWSポストセブン

ポツダム宣言　関与は米だけで日本は「無条件降伏」ではない

2015.08.16 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20150816_340480.html

（１頁目全文）

ロシアとの北方領土返還交渉は暗礁に乗り上げたままだ。そこには70年間影を落とし続ける「ヤルタ極東密約」の存在がある。米ソの思惑によって結ばれた密約を、社会学者の有馬哲夫氏が解き明かす。

　＊　＊　＊
　今年5月19日にロシアのラブロフ外相は政府系メディアで、北方領土（択捉、国後、歯舞、色丹などの南千島）の返還を求める日本を次のように批判した。

「日本は第二次世界大戦の結果に疑いを差し挟む唯一の国である。北方領土は第二次世界大戦の結果、戦勝国ソ連の領土となった。敗戦国の日本には返還を求める権利はない」

　ラブロフの世迷いごとは、これまでソ連・ロシア政府が繰り返してきたものと変わりない。その根拠としているのは、（1）ポツダム宣言を受諾し降伏したこと、（2）サンフランシスコ平和条約を結んだこと、（3）日本が国連憲章第107条の敵国条項に当てはまる国であることだが、これらは全くでたらめだ。

　まず（1）だが、米国に拒否されてソ連はこの宣言に署名できていない。この宣言では日本の領土を「本州、九州、四国、北海道および『われわれ』が決めた島々」としているが、宣言に署名していないのでソ連は「われわれ」に含まれていない。

　英国のウィンストン・チャーチルは選挙に負けて首相の座を降りることが決まっており、蒋介石もポツダム会議に参加できなかったのでハリー・S・トルーマン米大統領が宣言書に一人で署名している。したがって「われわれ」とは米国のことだ。

　●とくに断っておきたいが、ポツダム宣言の正式名称を訳すと「日本の降伏条件を定めた公告」で、日本はこの条件を呑んで降伏したのであって、“無条件降伏”したのではない。●いまだに「無条件降伏したので旧敵国に対し何も言えない」と勘違いしている日本人がいて、これが「旧敵国」に利用されている。●日本は終戦のぎりぎりの交渉のなかでも「国体護持」にこだわり、国家としての基本的権利を放棄しなかった。

２頁目
http://www.news-postseven.com/archives/20150816_340480.html?PAGE=2

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

明日を生きて〜司法試験受験日記

これは、私が18歳からノートに書き続けてきた日記の延長です。時々、何十年も過去に遡ることがあります。５０代、独身男性。
離婚を経て一時落ち込んだけれど、仕事に資格取得勉強に充実した日々を送っています。

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の本当の意味は

2013年12月11日 09時01分56秒
http://ameblo.jp/tsutomu-osaka/entry-11727188010.html（抜粋）

（前略）

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の本当の意味は

1945（昭和20）年 8月15日、ラジオを通じて、大日本帝国がポツダム宣言を受諾し、連合国に無条件降伏したこと、そして４年間にわたる戦争に終止符を打ったことを天皇自ら国民に宣言した。

いわゆる、玉音放送である。
冒頭の「耐え難きを耐え・・・」は、終戦後も何度か聞いた人も多い。
しかし、この下りだけでは何のことか、意味が汲み取れない。
●ところが、この下りの前後には、天皇が国民に宣言した、恐るべき文言があった。
だが、日本の占領に当たったＧＨＱは、その文言を新聞･雑誌は勿論、一切の活字にすることや、公の場で発言することまで禁じた。

つまり、その内容はこうだ

●わが日本国民は、アジアの諸民族と協力し合い、欧米列強の植民地支配から彼ら諸民族を解放すべく、正義の戦いを敢行したが、力及ばず、また、これ以上の犠牲を伴えば、わが日本民族の存続も危うくなる。

未だ、わが国民の決意半ばではあるが、来る未来にその決意を子孫に託し、今は耐え難き屈辱を敢えてうけよう。
忍び難き苦難が諸君を待ち受けているだろうが、心を一つに合わせて乗り越えていこう。

というものだった。

欧米列強には一時矛を収め、来るべきチャンスが訪れれば、再び正義の戦いを敢行しようではないか！
というものだった。

●これは父から聞いた話だったが、「平和のために」とか、「平和主義」などといった、戦後のフレーズよりも、よっぽど意味が通り、信憑性がある。