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翁長知事はなぜ「那覇軍港の浦添移設」を容認・推進するのか
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/219.html
投稿者 stix 日時 2015 年 8 月 06 日 06:36:46: CWDPek5e8lCZQ
 

翁長知事はなぜ「那覇軍港の浦添移設」を容認・推進するのか
http://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/0e8adc4a20fdf88303e7d40bf68f16c8
アリの一言 (「私の沖縄日記」改め)2015年05月12日


沖縄では普天間基地の「辺野古移設(新基地建設)」とともに、もう1つの「県内移設」が問題になっています。米軍那覇軍港の浦添市移設です。

 浦添市の松本哲治市長(写真中)は2013年2月の市長選で、「移設反対」を公約して初当選しました。ところがさる4月20日、公約を投げ捨て「移設容認」を表明。菅官房長官や中谷防衛相は大喜びですが、市民からは「公約違反」との批判が高まり、辞職要求が出ています。

 松本氏の公約違反・変節がきびしく批判されるべきは当然です。
 同時に見過ごせないのは、松本氏が移設容認に転じた背景に、翁長雄志知事の移設容認・推進があることです。

 松本氏は「移設容認」を公式に表明した記者会見で、その理由を聞かれ、こう答えました。
 「県や那覇市、重要な当事者である政府の考えも踏まえ、足並みをそろえてSASO合意を尊重して進めようという考えに至った」(4月21日付琉球新報)

 政府、翁長知事、翁長氏の後継者・城間那覇市長と「足並みをそろえ」たというわけです。

 那覇軍港の浦添移設はSASO(日米特別行動委員会)で日米両政府が合意したことです(1996年12月)。翁長氏は那覇市長時代から、一貫してこのSASO合意を容認・推進する立場でした。那覇市議会(2013年2月)でも、「SASO合意を否定するものではない」と答弁しています(琉球新報4月21日付)。
 そして昨年10月の県知事選では、「『辺野古移設は地元名護市が反対しており、大きな相違点がある』と述べ、浦添市が容認する場合の軍港移設容認を表明」(琉球新報、同)したのです。
 「翁長氏は・・・浦添移設を掲げて知事選で当選。移設推進の立場を就任後も崩していない」(沖縄タイムス3月9日付)のです。
 こうした翁長氏に対し、正式に公約を撤回する前の松本市長は、「『辺野古は絶対に埋めさせないといいながら、なぜ浦添は埋めてもいいのでしょう』との不満も募らせ」(沖縄タイムス、同)たといいます。

 普天間基地の辺野古移設には「反対」するが、那覇軍港の浦添移設は「容認・推進」する―これは松本氏に言われるまでもなく、まったく理屈に合いません。基地の「県内移設」に対する翁長氏のダブルスタンダードは明白です。

 翁長氏は安倍首相との会談でこう言いました。
 「沖縄は自ら基地を提供したことは一度もない。普天間飛行場もそれ以外の基地も・・・自ら土地を奪っておきながら・・・嫌なら代替案を出せと言われる。こんな理不尽なことはない」(琉球新報4月18付)
 その通りです。ならば当然、那覇軍港の浦添移設にも反対すべきではないでしょうか。

 「辺野古は地元名護市が反対しており、大きな相違点がある」と言いますが、地元浦添市で「移設反対」の松本氏が当選したときも翁長氏が「移設容認」の立場を変えなかったのはどう説明するのでしょうか。
 そもそも、翁長氏が辺野古新基地建設に「反対」するのは、名護市が反対しているからなのですか?自らの政治信条において反対しているのではないのですか?
 ちなみに、日本共産党が「独自に実施したアンケート」では「市民の約8割が受け入れ反対」(西銘純恵県議、沖縄タイムス1月4日付)といわれています。たとえ松本市長は変節しても、地元民意は圧倒的に「移設反対」なのです。

 その共産党は、松本市長への抗議の中で、「新軍港は未来永劫市民の安心、安全な生活を奪う米海兵隊の危険な出撃基地となる」(しんぶん「赤旗」4月23日付)と指摘しました。また、沖縄防衛局に対しても、「新たに建設される軍港について『浦添市発展の新たな阻害要因となることは明らかだ』として、那覇軍港の無条件返還と移設計画断念、新軍港の計画概要の明示を要請」(琉球新報5月8日付)しました。
 きわめてまっとうな主張・要求です。であるなら、共産党はなぜ、新軍港を容認・推進する翁長知事に抗議し、容認撤回を申し入れないのでしょうか。

 那覇軍港の浦添移設に一貫して反対し、粘り強い活動を続けている浦添市在住のシンガー、まよなか・しんや氏が沖縄タイムス(3月22日付)に投稿した「論壇」の一節を紹介します。

 「今、私たちはオスプレイ配備撤回と普天間基地閉鎖と辺野古・高江新基地NO!のオール沖縄の島ぐるみの闘いを展開中だが、与那国・下地島への自衛隊配備や浦添新軍港NO!も含めたオール沖縄の闘いをする時ではないでしょうか。安倍政権による『戦争する国』づくりのための琉球弧丸ごと日米軍事要塞化を阻止するために」

翁長氏はこの声にどう応えるのでしょうか。

 

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コメント
 
1. 2015年8月06日 07:24:43 : R3ezAPvbZM
本土の方々が浦添にしろ、辺野古にしても、真心を持って心配している方も多い。私も自民党の考え方は戦後一貫して理解できないものと感じてきたが、自民党が沖縄の民意、左翼まで束ねて立ち上がったので期待したが、なんだ。

2. 日高見連邦共和国 2015年8月06日 08:53:45 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

投稿主さまへお訊ねいたします。

貴方は、『真相の道』あるいは『rei』等のペンネームで投稿なさってきたお方ですか?


3. 2015年8月06日 09:55:56 : wPAs8CRB32
似たような連続投稿3本なら1本にまとめて欲しかった

4. 2015年8月06日 10:14:18 : GOhwsFs2Tc
見事に分断と統治を絵に描いたような連続投稿記事ですね。
これだけの記事が書けるのなら、福島原発の事や、東北震災復興の事や、原発再稼働の事や、TPPのインチキやら、戦争法案の事や、突っ込みどころ満載の安倍内閣についての記事も宜しくお願い致します。

5. 2015年8月06日 10:53:37 : YxpFguEt7k
コチラも参考になります。
http://politas.jp/features/2/article/157

翁長・儀間(オール沖縄) VS 仲井真・松本(自民党) の構図がよく分かります。

松本氏自身すら、初めから那覇軍港移設受け入れに反対だったわけではなく、現職(儀間氏)との争点を明らかにするという意図から選挙直前になって態度を変えました。

TPPと同様です。松本氏は、とにかく当選したいから、票を集めるためにウソをついたのです。


6. 2015年8月06日 13:57:39 : YylixLkL5Y
翁長知事がつぶれて喜ぶのは自民党、安倍、菅。

7. 2015年8月06日 14:32:20 : D2wSkmKorc
沖縄の者です。

明らかに基地推進派の書いている記事なので、水掛け論になるので、相手にしたくないのだが。

「沖縄の全ての基地使用の土地の返還を要求する」と言えば、うまくいくかな?

辺野古問題で翁長さんがリーダーだが、全体のバランスを取りながら舵を取るのがどれだけ大変か。あまり、手の内を明かしてもばかばかしいので、やめるが、今は、「辺野古基地反対」の争点がぶれなければOK。そこから先も、沖縄が考える。
あなたが、政府側なら、ちょっかいだしはやめてもらいたい。(私の希望 あなたの自由だが)


8. 2015年8月06日 22:13:14 : TyMxVNDSSs
ねぇねぇ、ここに書かれていることの何が変なの

翁長に異議を唱えてるものは、皆、推進派なんだw

それって似非ウヨ的発送じゃね

それにこの人の書いてる辺野古関連の内容は、植草さんのに近いか、それ以上よ


沖縄の者さん

この期に及んでまだ「手の内が・・・・」って言うんだ

後一歩で工事が始まるのに信じるだけの人は呑気だなwww

あ〜ぁ


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