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されど「民主党」が浮上しないワケ(フォーサイト)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/226.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 8 月 06 日 08:56:15: igsppGRN/E9PQ
 

されど「民主党」が浮上しないワケ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150805-00010000-fsight-pol
新潮社 フォーサイト 8月5日(水)15時35分配信


 集団的自衛権の部分的な行使を認める内容を盛り込んだ安全保障関連法案は7月16日の衆院本会議で可決され、参院に送付された。法案を付託されていた衆院平和安全法制特別委員会での15日の採決、それに続く衆院本会議での16日の採決をめぐる与野党の駆け引きをみると、各党が今どんな立場に置かれ、何を狙っているのかという政局の構図を読み解くことができる。

■野党内の不協和音

 たとえば、衆院での法案審議が大詰めを迎えていた7月14日、平和安全法制特別委の理事会で怒声が飛び交う場面があった。

「こんな委員会の開き方はおかしい。今までこんなことはなかった」
「出て行け!」

 これは法案採決を急ぐための委員会開会を阻止しようとした野党議員と、それを強行しようとした自民党議員のやりとりではない。発言者は野党議員同士である。委員会開会に異議を唱えたのは共産党の赤嶺政賢衆院議員団副団長、赤嶺氏を怒鳴りつけたのは維新の党の下地幹郎衆院議員。赤嶺氏は憤然として退室した。背景には維新の党が抱えているある事情がある。

 自民党は7月15日に特別委での採決に持ち込んだ上で16日に衆院を通過させる狙いだった。結局、国会はこの通りに運ぶことになったのだが、民主党や共産党など多くの野党はさらに多くの審議時間を費やすことを求め、委員会の開会に反対していた。委員会を開会すれば、自民党主導で議事が進んで法案を採決されてしまうからだ。与党が圧倒的多数を占める現状では、採決が行われれば法案可決は間違いない。これを警戒した野党は委員会開会そのものに抵抗。特別委のメンバーである民主党の長妻昭元厚生労働相は7月13日に維新の党の下地氏らと会談して、開会に反対することで足並みをそろえようと呼びかけていた。

■安倍内閣の支持率急落

 だが、維新の党には他党と異なる思惑があった。長妻氏との会談を終えて下地氏は記者団に次のように語った。

「我が党の対案を審議する時間は14日と15日しかない。14日に審議をやらないとなると、国民から見れば、維新の党は何のために法案を出したのかということになる」

 維新の党は7月8日に政府提出の安全保障関連法案への対案となる3法案を国会に提出し、その実質的な審議が10日に始まったばかりだった。同党の橋下徹最高顧問(大阪市長)の主導で、従来のただ反対するためだけに存在する「反対野党」とは一線を画したスタイルを貫いてきた維新の党は自らの法案を国会で審議してほしかった。

 これに対して、民主党は3法案のうちの1法案を維新の党と共同提出していたものの、優先事項は政府案の可決阻止と、その攻防を利用して安倍内閣の支持率を落とすことにあった。つまり、民主党は自らの法案を審議するために委員会を開会することによって、同時に政府案の審議も進んで採決が早まってしまうくらいなら、自らの法案を犠牲にしても安倍内閣を潰す道を選ぼうとしていた。

 この維新の党と民主党との国会対策の食い違いは、今の世論をどうやって味方につけるかという政治戦略の違いに由来している。

 来年の参院選、さらには近々あるかもしれない衆院選に向けて、今の野党は政局全体を有利に導くために難しい判断を迫られている。自民党議員の失言に代表されるように安全保障法案などをめぐる最近の安倍政権は失態が続いていた。さらに、一部野党などが安保関連法案を「戦争法案」とレッテル貼りして国民の批判を盛り上げることに成功。これにより、安倍内閣の支持率は急落中である。NHKや大手各紙の世論調査では、支持率が40%前後に落ち込み、不支持率が50%台に達しているという逆転が生じた。安保関連法案そのものについても、今国会での成立に60%以上が反対している。野党としてはこの状況を奇貨として攻勢を継続し、安倍内閣を追い詰めたいところだ。

■対案よりも「政府案阻止」

 ところが、野党にとってはあまり喜ばしくない調査結果もあった。こういう状況にもかかわらず、実は野党の支持率もほとんど上がっていなかったのである。一部調査では民主党や維新の党の支持率はむしろ低下している。

「内閣支持率が下がったという報道があるが、もっと重要なことは野党がまったく支持されていないことだ。安保法制の批判がある中で、野党はむしろ下がっているじゃないですか」

 安保関連法案の衆院通過後の7月23日、橋下氏は記者団にこのように語った。この橋下氏の発言は、安保法案審議をめぐる国会の状況についての記者とのやりとりではなく、埼玉県知事選に関する文脈で出て来たものではあるが、野党が直面している難問を的確に言い表している。橋下氏は別の機会には、「採決拒否で解決するのか。対案を出して審議をちゃんとフェアにやって採決して、おかしな法案だったら次の選挙のときに政権を引っくり返していくということが民主主義のルールではないか」と述べて、政府案と野党の対案を戦わせた上できちんと採決することを主張していた。

 これに対して、民主党の安住淳国対委員長代理は7月22日の記者会見で以下のような見解を示した。

「法案の成立に手を貸すような手法として(政府提出案への対案を)出すことはあり得ない。対案を出した政党の支持率が上がっているんですか」

 自らの案を提示しても野党は国民から支持されなかったのだから、持論を提示するよりも政府案阻止を優先するべきだというわけである。

■「反対のための反対」

 民主党の自民党叩き路線は徹底している。東京五輪に向けて莫大な建設費用が問題となって白紙撤回された新国立競技場の一件でもまた、かなり強引に政治問題化させようとした形跡がある。

 7月17日、民主党の岡田克也代表は記者会見でフリージャーナリストから「このタイミングでの(新国立競技場建設計画)見直しは安倍内閣は支持率挽回の手立てとして利用しているのではないか」「支持率が下がっていて、それをアップさせる策である。安倍政権はせこいのではないか」という質問を受けた。16日に安保法案が衆院を通過したことによって、安倍内閣の支持率はさらに低下しただろうから、それを挽回するために、わざと翌日の17日に新国立競技場建設計画の撤回を発表して、安保法案に対する国民の批判をそらし、人気を回復しようとしているのではないかという趣旨である。

 かなり強引な論法の質問だった。このため、岡田氏はこの場では「もっと危機感をもって早く見直すべきだったというふうに思っている」と淡々と答え、安倍内閣の支持率アップの狙いについては「あまり憶測でものを言うつもりはない」とかわした。政治家として沈着冷静で賢明な態度だったと言えるだろう。

 だが、この日、民主党が蓮舫代表代行の名前で発表した党の談話は違った。

「まさか安保法制の強行採決による支持率低下対策として発表したものではないと思うが、冷静かつ客観的な検討と分析なく、見直し案が間に合うと『確信』したのであれば新たな混乱を生むおそれがある」

 談話は「まさか〜したものではない」と表向きは否定しておきながら、これでは安保法案による失地回復のために新国立競技場の建設計画を見直したと言わんばかりの表現である。計画の白紙撤回の是非は別として、何かの理由を見つけて何が何でも安倍内閣を叩きのめしたいという民主党の強い意志が感じられる。

 対案を提示して国民の支持を得るべきか、政府・自民党を叩くことによって支持を得るべきか。どちらの戦略が巨大与党と立ち向かう野党にとって得策なのか。その損得勘定は分からない。だが、民主、維新両党の方向性が正反対であることだけは間違いない。

 こうした状況に、民主党の一部議員は危機感を抱いている。「反対のための反対野党」路線に限界を感じ、維新の党の野党再編派と手を組んで新党結成を目指す民主党議員グループが水面下でその動きを強めているのだ。

■「質問時間配分」での失敗

 一方、安保法案の衆院審議では、今の政局を甘くみた自民党の驕りの姿勢も垣間見えた。
 衆院で圧倒的多数、参院でも過半数を占める与党は数の論理だけから考えればどんな法案でも成立させることができる環境にある。だから、野党との間でどんなやりとりがかわされようとも、淡々と審議を進めていけばいいと思ったのかもしれない。だが、自民党の国対戦略と安倍晋三首相ら閣僚の答弁技術は数の利を生かすには未熟だった。

 安倍首相は野党の挑発に乗って答弁席からヤジを飛ばして謝罪に追い込まれた。それだけではく実質的な政策論争でも、野党の質問を的確にはじき返したとは言えない。そもそも自民党国対は審議の入り口で失敗している。与党と野党の質問時間の配分をなんと1対9という、かなり野党に偏重した形にしたのだ。野党の質問時間を十分にとることによって法案に反対する野党を懐柔し、なおかつ野党質問に適切に答えることで、法案に対する国民理解を深めようとしたのだ。

 だが、安倍首相ら大臣の答弁はその作戦を遂行するには力量不足だった。野党は局所的で重箱の隅をつつくような質問を繰り返した。本来、安倍内閣は与党議員に質問させる形で、この法案が日本にとっていかに重要かという点を示さなければならなかった。だが、野党の約9分の1しかない質問時間では、それもままならなかった。この結果、野党質問に押され、「安倍首相は法案への国民の理解が深まっていないというが、逆に国民の理解が深まれば深まるほど法案反対の世論が増えている」(民主党議員)と皮肉を言われる状況となった。はじめから、議員数に応じて与党に多めの質問時間を配分すれば、法案がここまで批判される事態になっていなかったかもしれない。

 多数を占めているから、あるいは内閣支持率が高いからなんとかなる――。そう思った安倍首相周辺をはじめとする自民党の驕りが法案の足を引っ張っているのである。

 自民党の法案審議における劣勢は参院でも続くだろう。一度定着してしまった「戦争法案」というレッテルをはがすのはそう容易ではないはずだ。

■自民党総裁選への影響は

 ところで、この状況は自民党内の政局にも影を落とし始めている。安倍首相の自民党総裁としての任期は9月まで。それまでに自民党総裁選が実施される。これまでは、安倍政権が好調だったこともあって、安倍首相の無投票再選が確実視されていた。

 この状況は自民党内の安倍首相のライバルにとっては絶好のチャンスだ。国民人気が高く難攻不落と思われた安倍首相が攻略可能な地点まで降りてきたからだ。

 だが、安保法案が成立した後の自民党総裁選は何が争点になるのだろう。自民党内の反安倍勢力はリベラル色の強い議員が多いが、法案に賛成した後では、安倍首相の外交・安保政策を批判しにくい。争点のないままの単なる権力闘争が繰り広げられることになるのだろうか。今国会の会期末における安保法案の仕上がり具合とその後の自民党総裁選の成り行きしだいでは、自民党もまた混乱状態に陥る可能性がある。  


 

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コメント
 
1. 2015年8月06日 09:04:21 : NNHQF4oi2I
<<されど「民主党」が浮上しないワケ

岡田 枝野 自民党の批判は 当然だが 政権構想がなければ 次の選挙勝てないだろう

 全く 政治家の役目をわきまえていない


 新党を結成すべきだろう


2. 2015年8月06日 09:08:21 : YylixLkL5Y
新潮社、ごりごりの右翼雑誌。戦争大好き、中国ヘイト。
日本のカスメディアの最右翼。

3. 2015年8月06日 09:41:46 : 9MY1qlUkRE
読まないが見出しで何が目的の記事かすぐわかる。
こんな記事を書かなければならないってことは...
あとは御察し。

4. 2015年8月06日 09:56:05 : snAc501eHi
民主党クーデター組では、自民党とそう変わらん。

解体し大掃除がいるのだ、民主党はね。
連合組織も腐りきっている。

誰のために政治しているのか分かっていないようです、基本軸がないのです。

自民党に変わる政党を待っているのに、、、、
一体政治家は何考えているのだ!
高い歳費を返せ!

参議院も、安保法制;良識の参議院ですからね。結論出さずに60日ル-ルが採用されれば、全く存在価値がないと国民は思っている。しっかり議論し違憲法案で廃案といった結論を出してもらいたいものです。」


5. 木曽の山猿 2015年8月06日 10:00:23 : YnLQsTybFStJg : ZLqYwwjz1c
民主党は浮上するわけがない。
第1に、公約を真正面から破って消費増税に踏み切ったという裏切りの前科がある
第2に、日米同盟に外交政策の基軸を置く以上、戦争法案にはあいまいな姿勢しか取り得ない、
第3に、国家主義的体質とリベラルな体質が混在しているだけで、政策的な一貫性は期待できない
だから、もし次に政権を担うようになればたちまち対米隷属的姿勢に転ずるだろう。
今戦争法案に対して示している批判的な姿勢は、与党と対決する上での単なる方便に過ぎない。


6. 2015年8月06日 10:17:38 : uHl5jsF1YM
海外の政治事情と政党が日本よりどれだけ良いのかは疑問だが、自民を批判したところで野党にもまともな政党が無いのも事実だな。

米軍が駐留する日本に真正面から攻めてくるお馬鹿な国はないし、米国も中露と戦争する気はないだろうから、法案自体は問題だが現実的な危機は無いでしょう。

一番困るのは、命を懸けてまで自衛隊員になろうとする若者は少ないだろうから、これからは自衛隊員の定員を維持するのは難しいだろうな。

こう書くと徴兵だと言う輩が出てくるが、拒否しても召集にくる公務員がいるとは思えないんだがな。
万が一にもそんなのが来たら、ネットで晒してやればそいつの家族は大変なことになると思うよ。


7. 2015年8月06日 11:03:47 : NEQJqXVoTY
民主党は糞以下だと思う
俺もそう思うし、みんなそう思ってる

過去二度の選挙で自民党に投票してしまった人の多くは「消去法で、しょうがなく」と言うだろう。

でももうさすがに気付いただろう
消去法しかないとしても、真っ先に消去されるべきがどこだったか。

有権者の4分の一しか自民党に投票してない、と言うけれど
むしろ「4分の一も?」というのが驚きだ
誰も自民党に投票しなければ、(どこが勝とうとも)少なくとも自民党政権は無いのだから


8. 2015年8月06日 11:06:43 : YylixLkL5Y
6さん  ↑

徴兵制に楽観的なことを書かれているようだが、実際ちゃくちゃくと実質的な徴兵制は進んでいる。

高校生全員に自衛隊は、条件のいい就職先とメールを出しタレントを使って宣伝
奨学金が払えない人に自衛隊に入れば道は開けるとしてその延滞者の名簿を防衛省に流し
予備自衛官つまり予備役を雇い入れた会社は公共事業で優遇する
一度自衛隊に入ればそう簡単にはやめられない。
もちろん非正規の仕事を増やし格差をさらに拡大する政策もとられている。

どこからみても実質的な徴兵制。


9. 2015年8月06日 12:41:37 : Vr48LTH46k
「されど民主党が浮上しないわけ。」

だが今、民主党をあざ笑っていては、現与党に資するだけ。

この民主党政権時代の10人戦犯以外は、まずまず使える、いや、使わなければならない。

小沢さんの言うように、ここで野党が纏まって政権を取らなければ、覇権国家に更に食い荒らされて、日本は終わってしまう。

対アメリカで、日本独立戦争を起こさなければ、日本国民に未来の展望が開けない。

日本の原発導入は、今や誰でも知っているとおり、覇権国家のウラン濃縮のためで、電力の過不足云々の問題ではない。

福島原発事故により、今や福島県浜通りは、永久廃墟、日本地図から消えているのが実態だ。

郡山市にある私の賃貸住宅の駐車場は、市の除染対象放射能値、それも風下のみ高い。

この事は、いくら除染をしても風で塵に乗って、放射能は減らないと言うこと。

このように60キロ離れた中通りさえ汚染で、平常維持が出来ていない、ましてや浜通は、本来なら人も住めないのが実態、しかるにこの浜通に住民を帰そうとしている現与党。

この福島原発事故によるメルトダウンした核燃料は、地下岩盤下の地下水脈に触れると、関東圏でさえ安閑として入られぬ状況になるのだ。

東電で何とかするだろうと思っているとしたら、関東圏人もおめでたい、廃炉の技術は、世界の何処にもないのだ。

今すぐにも全国54基の原発を廃炉にしなければ、日本国土も地図から消える。

与党は、国民の生命と財産を守るための戦争法案というが、実態は国民の命を犠牲にし、財産を覇権国家へ献納する戦争法案なのである。

これら是正のためには、もう一度野党に連携して貰い、政権を取って貰う以外無い。

我々一般国民は、そのために支援、応援する必要がある。


10. 2015年8月06日 17:17:06 : HZ1ZbPMues
>>9
戦犯10人なんてゆってるのはミラーマン植草に影響された阿修羅の連中ぐらいで、
大半の国民は民主党全体の責任と思ってるよ。

11. 2015年8月06日 19:41:29 : K2IvysfbEo
基本的にはお金大好きで全く同じなのだが

自民党=親分の支持に従う名誉大好きな体育会系行動
民主党=自分の考えに凝り固まる自分大好きな文化系行動

に微妙に違うのではないかと思う。


12. スポンのポン 2015年8月07日 09:30:00 : 2n7xEMe6gopkI : 7NYmzaYwhI
  
  
 
  
>されど「民主党」が浮上しないワケ

■国民のオツムが足りないから。
 
 
 
 


13. スポンのポン 2015年8月07日 09:38:00 : 2n7xEMe6gopkI : 7NYmzaYwhI
 
 
 
 
>>10.
>戦犯10人なんてゆってるのはミラーマン植草に影響された阿修羅の連中ぐらいで、
 大半の国民は民主党全体の責任と思ってるよ。

■大半の国民は君のような右翼でもなければ自民信者でもない。

 
  
 


14. スポンのポン 2015年8月07日 09:41:11 : 2n7xEMe6gopkI : 7NYmzaYwhI
 
 
 
■まともな神経の人間ならば民主党を批判する前に自民党を批判するはず。

■日本国民の皆さん、自民工作員どもに騙されないように!

 「民主党が国民を裏切った。」
 「民主党は自民党と同じだ。」
 などは全て自民工作員の使う常套句です。

■「民主党が国民を裏切った」と言う前に自民党はその百倍も千倍も国民を裏切っています。
 と言うよりは自民党は一から十まで国民を裏切ることしかしていません。
 民主党を否定して自民党政権を続ける道理がどこにあるのでしょうか。

■「民主党は自民党と同じだ。」と言うのも真っ赤な大嘘です。
 共産党のように絶対に政権を取る見込みのない党ならば夢物語を並べるのもいいが、
 責任ある党ならばその政策がある程度似たものになるのは当たり前です。
 しかし表面的には似ている政策でもその中身は全く異なります。
 消費税の値上げにしても野田さんは値上げ分は全て社会保障に使うと言っていたし、
 低所得者には直接現金を支給するとまで言っていました。
 自民党は消費税の値上げ分を土建屋や外国にバラまいて社会保障費を逆に減らしています。
 そもそも消費税の値上げの原因は自民党が利権のバラマキで作った一千兆円の借金です。
 民主党野田さんは自民党の利権政治の尻拭いをさせられただけです。
 バカと言われようと嘘つきと罵られようと
 国家と国民のために涙をのんで消費税の値上げを決断した野田さんこそ真の政治家です。
 民主党を否定して自民党政権を続ける道理がどこにあるのでしょうか。

■民主党政権が崩壊した理由は政治のミスや失政などではありません。
 民主党が電波使用料を適正な価格に値上げすると言ったために
 マスコミが自分たちの利益のために民主党を悪者にして徹底的に叩いたのです。
 自民党は電波使用料を売上の0,2%というタダ同然にする代わりに
 自民党を批判しないという密約をテレビ局と結んでいます。
 民主党を否定して自民党政権を続ける道理がどこにあるのでしょうか。

■沖縄の基地問題でもその経緯を考えれば自民党とは全く異なるし、
 原発政策でも30年かけて原発をなくすと言う民主党と
 いつまでもやめるつもりのない自民党とは本質的に異なります。
 TPPも民主党は条件が不利なので正式には参加していませんでした。
 何でもアメリカ言いなりの自民党とは全く異なります。

■以前の民主党政権が公約を思うように果たせなかったのは
 政権を取ったわずか一年後の参院選で大敗して衆参がねじれて
 政権運営が極めて困難になったためです。
 民主党の批判者はこのことを常に隠して一方的に民主党を批判します。
 要するに民主党が公約を果たせなかった最大の理由は
 マスコミに騙されて多くの国民が民主党を裏切ったからなのです。

■薄汚い根性の自民工作員どもは事実を隠して、
 デタラメな理屈で民主党政権の復活を阻止しようとしています。
 この国にとって国民にとって最悪なのが自民党に政権を持たせることです。
 自民党は権力を維持するためにアメリカの援助が欲しいので
 アメリカの言いなりに国民の財産や命までもアメリカに貢ぐのです。
 シロアリ天下りを放置して土建屋に利権をバラまく目的も権力を維持するためです。 

■悪の手先の自民工作員どもに騙されないように!
 
 『自民党政権を倒す唯一の手段は民主党に投票することです。』

 
 


15. 2015年8月07日 15:44:37 : HZ1ZbPMues
>>13>>14
俺は自民信者でも右翼でもないぞ
むしろあんたの考えに近いと思うぞ
>>9みたいに誰かを戦犯にしてスケープゴートにしている内は民主は浮上できない。

16. 2015年8月08日 07:37:36 : GeeXtTQITg
されど民主党が浮上しないわけ

小沢を追い出したことに尽きる。


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