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安保法案の欠陥を衝く/倉持麟太郎 <第19回>法文と現実の矛盾、乖離はまるで答えのない謎かけだ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/107.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 9 月 04 日 07:08:15: igsppGRN/E9PQ
 

              安倍首相の答弁はまるで謎かけ(C)日刊ゲンダイ


安保法案の欠陥を衝く/倉持麟太郎 <第19回>法文と現実の矛盾、乖離はまるで答えのない謎かけだ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163376
2015年9月4日 日刊ゲンダイ


 プッチーニのオペラ「トゥーランドット」で、姫は求婚者に解けない謎かけをする。

「氷のように冷たいが、周囲を焼き焦がすものは?」

 解けなければ、求婚者の命はない。今回の法案や国会審議を見ていると、このオペラを思い出してしまう。

 事態対処法3条4項には、「存立危機事態においては、存立危機武力攻撃を排除しつつ、その速やかな終結を図らなければならない」と規定されている。「終結」を図るための武力行使はもちろん、「必要最小限度」だ。政府の答弁をつなぎ合わせると、他国の領土領空領海には入れず、敵基地は個別的自衛権でさえ攻撃はしないとしている。

 安倍首相の答弁によると、日本を守る米艦への攻撃という「明白な危険」で存立危機事態は認定(7月15日)されるが、法律上、存立危機事態を「終結」させる「義務」がある中、存立危機事態の原因たる敵基地を攻撃せずに、他国の領土領空領海に入らずに、どうやって存立危機事態を終結させるのか。トゥーランドットの謎かけレベルに回答不能だ。

 本論稿でも繰り返し危険性を指摘してきた自衛隊法95条の2、「自衛官」による「米軍等の武器等防護」についても、去る8月21日の委員会での中谷大臣の答弁は謎かけだった。95条の2は「平時の規定」(このような明文はない)で、有事では使えないから、「米国等の船舶等がミサイル等でやられた場合、それが戦闘行為でないと判断した場合は防護ができる」という驚愕の答弁をしている。戦闘行為ではないミサイルなどありえるのか。

 また、戦闘行為か否かの分水嶺は組織的な武力攻撃か否かだという。「国または国に準じる組織」による攻撃でなければ武力行使にならず、従って、その場合に限って、95条の2で反撃できるというのだが、テロとの戦いの場合、どうやって即座に判断するのか。まったく現実味がない。

 冒頭の謎かけの答えは「トゥーランドット姫!」であり、オペラでは見事正解した求婚者のカラフは逆にトゥーランドットに謎かけをして、有名なアリア「誰も寝てはならぬ」を歌い、夜が明けて2人は結ばれる。法文と現実の矛盾・乖離、実現不可能な答弁という「謎かけ」に答えなどなく、現政府・本法制では、この国に夜明けは来ない。


 

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