トリルダウン、いったい何時起こるんだよ！？

今緊急にやるべきことは
1929〜32年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因。 2007〜10年にスタートしている第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因。これを認識し緊急に対策しなければならない。取りあえずドル・ユーロ・円の三極化を進めることです。多分米国の顔色見るために出来ないと思います。

そのために2008 年のリーマンショック発生後に、世界信用縮小恐慌の収束を、古い経済学の常識にまかせたので、三年ごとに三段階で世界と各国の信用が縮小し、2015年〜2017年には、株式市場・為替市場・銀行窓口の一時閉鎖が避けられなくなること。その世界経済の傷口が回復するのに、2025 年までかかります。

そこで次世代産業革命を、10 年前倒しさせるなら、高度成長路線を復活できる。そうなれば、過去のように、世界大戦という巨大な殺人消費需要の助けを借りなくても、恐慌から脱出することができる。これも脱原発になるので政府は出来ないと思います。

また1933 年のルーズベルト大統領にならい、金の輸出輸入を国家管理にし、原価百円の１万円札紙幣で、国民から金価格相場にプレミヤムを付けて買上げると、円は間違いなくドルとユーロと共に、25％の金を保有して、第三の基軸通貨となる。これも隷米なのでできないでしょう。

すなわち大企業の消失だけでなく，古今未曽有のパニックを体験することになる。しかも日本と米国は世界で一番経済の回復が遅れます。そのために景気回復を戦争に期待することになる。そして「日本の商品の世界的優位性を失い」後進国の工業都市に賃金体系も，世界的商品の優位性も抜かれます。たがサービス業は向上します。

一党独裁下の国家・企業・個人が、利己的に防衛思考し行動する法則の作用から逃れることはできない。資本主義国家でも、官僚支配するビジネスに参加するにはコネと賄賂が絶対必要である。社会主義政治体制は官僚支配なので、どんな開放政策にも認可権がつきまとう。そのため、自由経済システムそのものも腐敗堕落が避けられない。これを80年ごとに大革新しないとデモや倒閣運動が激しくなる。