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民主・維新・社民、無投票を批判 次世代は再選歓迎[産経ニュース] +野党のコメント
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/401.html
投稿者 ニュース侍 日時 2015 年 9 月 09 日 05:48:42: MidD7QyBIEdXI
 

【自民党総裁選】
民主・維新・社民、無投票を批判 次世代は再選歓迎
http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080032-n1.html

 野党各党は8日、自民党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)が無投票で再選された結果について、相次いで批判した。

 民主党の細野豪志政調会長は記者会見で、出馬を目指した野田聖子前総務会長が断念したことについて「安全保障法制を盾に官邸が締め付けた。自民党の息苦しい現状を端的に表している」と述べた上で、「 自民党においては反主流派が一切存在しない。つまり、安倍首相以外の意見が顕在化することはないということが明確になった」と強調した。

 維新の党の松野頼久代表は国会内で記者団に対し、「多様な意見が言えない政党との印象だ。昔の密室の政治、派閥の締め付けを見ていると、また昔の暗い派閥の政治に戻ったイメージがする」と指摘。さらに「首相の安保のやり方には非常に心配している(自民党)議員が多いのに総裁選でそういう声が出なかった。野党がしっかりしなければいけないと思っている」と語り、野党勢力結集に重ねて意欲を示した。

 社民党の又市征治幹事長も記者団に「派閥で締め付けをして対立候補が出ないようにしている独裁政党と映る。独裁政権になっていく危険性を強く持っていると言わざるを得ない」と批判、「安倍政権打倒」に向け来夏参院選での野党協力の必要性を訴えた。

 一方、次世代の党の和田政宗幹事長は記者団に対し、首相の再選を「非常に喜ばしいことだ」と歓迎。「わが党と首相は政策や理念、考え方で同じところが極めて多い。引き続きわが国の誇りを取り戻す政策や教育改革、強固な安保体制の構築、経済政策をさらに進めていただきたい」と協力を示唆した。

[産経ニュース 2015/9/8]

【野党のコメント記事】

【自民党総裁選】
民主・細野氏「自民党の息苦しい現状」
http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080033-n1.html

 民主党の細野豪志政調会長は8日午前の記者会見で、自民党総裁選で安倍晋三首相(総裁)が無投票再選したことに言及した。発言は以下の通り。

 「自民党総裁選、他党のことではあるが、安倍晋三首相の無投票が決まったということで一言コメントしたい。総裁選の日程、さらには安全保障法制がかかっていることを言うならば、盾にする形で官邸が締め付けた。このこと自体については、今の自民党の非常に息苦しい現状を端的に表している」

 「決していい日程設定ではなかったと思うが、いずれにせよ、やられる以上は堂々と(総裁選を)おやりになったほうがいい。それと、分ける形で安保法制は堂々と議論すればいいというふうに考えていた。その意味でも、自民党の現状をここで非常に端的に示した現象ではないか」

 「これで非常に明確になったのは、自民党においては、もはや反主流派というのは一切存在しない。つまり、安倍首相以外の、言うならば、意見が顕在化することはないことが明確になった」

 「そうなってくると、より重要なのが、野党がいかにして必要なときにブレーキをかけていくかだ。さらには、何かあった場合には、選択肢としてしっかり備えていくことが重要だ。国会最終盤であるが、民主党の責任は非常に重いし、岡田克也代表も言っていたが、野党の力を結集していく。この流れもしっかりと加速化をしていかないと国民の期待に応えられない」

[産経ニュース 2015/9/8]

 ◇

【自民党総裁選】
維新・松野氏「昔の暗い派閥政治に戻った」 無投票再選を批判
http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080035-n1.html

 維新の党の松野頼久代表は8日午前、安倍晋三首相が自民党総裁選で無投票で再選されたことについて、国会内で記者団に「多様な意見が言えない政党になったとの印象だ。昔の暗い派閥政治に戻ったイメージだ」と語った。発言の詳報は次の通り。
              
−−自民党総裁選で安倍首相が再選された受け止めを

「今回のいろんな野田聖子さんの出馬(騒動)を見ていると、(自民党の国会議員が)400人(以上)もいて20人の推薦が集まらない。本当に多様な意見が言えない政党になったなという印象を持った。私たちも審議には影響させないと言って、首相を選ぶ選挙なので、国民の前でいろんな意見を戦わせてほしいなあと思っていた」

−−「自民1強」「安倍1強」のような雰囲気も見られるが、首相のこれまでの政治姿勢と、首相とどのように対峙(たいじ)していくか

「やっぱり自民党の中にも少しハト派の人たちも本来いて、いろんな話をしていると、今の安倍さんの安保のやり方には非常に心配している議員が多い。でもやっぱり今回総裁選でそういう声が出なかったということは、われわれ野党がしっかりしなければいけないなあと思っている」

「だから多くの国民の皆さんが今後の安保に対して不安を抱いている。戦争に巻き込まれる国になるんじゃないかという心配を抱いている。その声をわれわれ野党がしっかり受け止めていきたいと思う」

−−野田氏が無投票にならないように動いていたが、野田氏の動きについてはどう見ているか

「大変勇気がある行動だと思う。やっぱり党内のいろんな、今の安倍さんと違う意見の声をしっかり総裁選の中で上げたいという思いだったと思う。本当にたった1人で、こうやって最後までギリギリまで努力された野田さんは非常に勇気のある方だなあと思う」

−−野田氏とは以前から個人的にも親しい関係だが、今回声を掛けたり、激励したか

「何度か話した。こういう形で終わったので、慰労会でもしようかなと思っている」

−−「自民1強」の状況が続くイメージもあるが、野党全体としてどういう形で対応していくべきか

「しっかり連携を深めて野党として国民の多くの声を受け止められるような勢力をつくっていきたいと思う」

−−開かれた議論がなかったことが自民党にプラスに作用しないとの声もあるが

「そうだと思う。昔の密室の政治、昨日の夜のいろんな派閥の締め付けなんかを見ていると、また昔の暗い派閥の政治に戻ったのかなあというイメージがする。たった20人の推薦人が集まらないって、本当に暗いなあと思う」

[産経ニュース 2015/9/8]

 ◇

【自民党総裁選】
社民・又市幹事長、無投票再選に「まさに独裁政党だ」
http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080039-n1.html

 社民党の又市征治幹事長は8日午前、安倍晋三首相が自民党総裁選で無投票で再選された結果について、国会内で記者団に「まさに独裁政党だ。非常に危険だ」と語った。発言の詳報は次の通り。

−−安倍首相が再選された結果の受け止めを

「確か自民党というのは幅広い国民の声を代表する国民政党だとおっしゃっていたと思うが、この流れを見ていると、派閥で全部締め付けをして対立候補が出ないようにやっている。まさに独裁政党と映ると思う。とりわけ今、戦争法案の問題が国民の6割以上の人たちが憲法違反だから成立させるべきでないと圧倒的に言っているが、これは憲法違反ではない、あくまでも国民の命と安全を守るためだとおっしゃって、それ一色でいこうということだから、非常に危険な独裁政権になっていく危険性を強く持っていると言わざるを得ないと思う」

 「3年間が任期だそうだから、これはなんとしても私たち野党、協力して、来年の参院選をはじめとしてしっかりと安倍政権を早く倒す努力をしなければいけないという決意を新たにさせられた思いだ」

−−この間の安倍政権の運営を見ていて、どのように感じるか

「戦争法案に表れているように、圧倒的な憲法学者、あるいは最高裁元長官、内閣法制局という内閣の中にあって憲法審査をやっていた長官たちも含めて、もちろん日弁連の皆さんも、法律の専門家たちが憲法違反だと言っているのを、違反ではないと押し切っていこうなどというあり方は、まさに暴走トラックのようなもので、非常に危険だなと。全く国民の声に耳を貸そうとしない。そして口を開けば、国民のためにという言葉を使うが、非常に危険な国民無視の暴走政権と言わざるを得ない」

−−安倍首相の姿勢についてはどう見ているか

「非常に傲慢だ。口では丁寧なことを言ってみせるが、憲法の専門家たちが言っていることを聞こうとしない。そして法律家がなんと言おうと最後の判断をするのは最高裁なんだと。いよいよ最高裁の元長官や判事たちまでが反対だと言っているのを、なおあえて押し通していこうというわけだから、これはもうでたらめなやり方だと思う」

 「経済政策一つとっても、アベノミクスに対する批判、ずっと25カ月間連続で実質賃金が下がってきているという、実体経済が一つも良くなっていないということにも、『良くなっているんだ、良くなっているんだ』と自分で宣伝するだけ。全く国民のためになっていないと私たちは見ている」

−−自民党総裁選で野田聖子氏が出馬しようとしたが、断念したことについては

「自民党は国民政党だというなら、さまざまな声がある。自民党支持者の中だって今度の法案の問題について言えば、反対の人たちも必ずいる。そういう声が一つも出てこないということはおかしな話であって、国民政党の体をなしていない。野田さんが出るということは、国民の一定の層の声を代表することなんだろうから、堂々と総裁選を通じて国民の前に明らかにすることは大事なのではないか。(野田氏は)大変立派だと思う」

[産経ニュース 2015/9/8]

 ◇

【自民党総裁選】
次世代・和田幹事長「首相の再選喜ばしい」「安保法制は修正案をのむことが重要」
http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080036-n1.html

 次世代の党の和田政宗幹事長は8日午前、安倍晋三首相が自民党総裁選で無投票で再選された結果について、国会内で記者団に「非常に喜ばしい。安倍首相の政策が自民党内で評価されているのだろう」と語った。発言の詳報は次の通り。

−−安倍首相の再選が決まった

 「安倍首相が総裁として再選されたのは非常に喜ばしいことだ。わが党と安倍首相は政策や理念、考え方で同じくするところが極めて多いと考えているので、このまま引き続きわが国の誇りを取り戻す政策や教育改革、強固な安保体制の構築、経済政策をさらに進めていただきたい」

 「ただ、経済政策についてはアベノミクスが踊り場に入っている状況だと思っているので、わが党としては徹底したデフレの脱却、外為特会の含み益などを活用して10兆円以上の補正予算を打つべきだという考え方なので、これについても近々、官邸にお持ちして提言したい」

 「安保法制が山場になってくると思うが、われわれとしては修正案をぜひ飲んでいただきたいという立場だが、全体として強固な安保体制が確立されていくというのは安倍首相でないとできないと思っているので、その点では極めて喜ばしいと思っている」

−−無投票だったことへの評価は

 「自民党内における安倍首相の政策が党内で評価されているのだろうという見方をしている。わが党としても首相が行っている政策の方向性は全く間違っていないと思っているが、経済がどう成長していくかが重要になってくる。わが党が消費税、このままの経済情勢だと10%に上げるべきではないと思っている。さらにはわが党は一貫して軽減税率導入には反対しているので、言うべきところや申し入れすべきところは、わが党としてもしっかり言っていきたい」

 「いずれにしてもアベノミクスの方向性自体は合っていると思っているので、それをさらに強固に進めていくようなことについてしっかりと議論ができればと思っている」

−−他の野党は安倍政権に攻勢を強めている。政権との距離感は

「あくまでわが党は独立独歩だが、安倍首相の考え方には共鳴する部分が極めて多い。ただ、これが与党全体の政策を全肯定するということではなく、経済政策などでわが党はもっと徹底的なデフレ脱却のためにやるべきことがあるとか、消費税増税は今はすべきではないということがある。そういったところでしっかりと政権与党と違うところを示していきたい」

 「ただ、安保法制については修正案を飲んでもらうことが重要と考えているが、他の野党のようにやみくもに安保法制の成立に反対だというようなやり方はしていない。国会の関与をさらに強めるというような形であれば国民の過半数は納得して今国会での成立がなされると思う。国民が納得してわが国の安全保障体制が強くなっていくことが重要だろうと思っている」

[産経ニュース 2015/9/8]  

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