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本体工事着手条件献上後の承認取消は茶番(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/625.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 9 月 12 日 16:46:27: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-20ce.html
2015年9月12日

8月10日ブログ記事

「埋立承認取り消さず国と協議に談合の気配充満」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-a952.html

7月31日付ブログ記事

「真の公約は「辺野古に基地を造らせる」だった?」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-7ddd.html

に記述したように、

「辺野古に基地を造らせない」

公約を実現するうえで、最重要の焦点は、国による基地建設を現実的に阻止することである。

昨年11月の沖縄知事選で最大の論点になったのは、仲井真前知事による埋立承認の撤回・取消である。

菅義偉官房長官が昨年9月10日の記者会見で明言したように、国による辺野古米軍基地建設の根拠は仲井真知事による埋立承認である。

菅官房長官は、埋立承認を得ている以上、基地問題は過去のものだと述べた。

したがって、基地建設を阻止するには、埋立承認の撤回および取消が必要不可欠である。

知事選に際して、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げるなら、

「埋立承認の撤回・取消」

を公約として明示する必要があった。

私は、この点を明確にしたうえで、基地建設反対候補者を一人に絞り込むことが必要であると訴え続けた。


しかし、翁長雄志氏は、この点を最後まで明確にしなかった。

「腹八分腹六分のオール沖縄体制だから、埋立承認の撤回・取消を公約化できない」

とした。

この姿勢が意味するところは、翁長氏支持陣営のなかに、埋立承認撤回・取消に反対する勢力が存在することを示唆していた。

反対する理由は、辺野古基地建設を実質容認して、見返りに、沖縄振興策を獲得することの優先順位が高いという点にあるのだと推察される。

つまり、埋立承認撤回・取消を直ちに実行せずに、辺野古基地建設進捗を容認してしまうべきだとの主張を持つ勢力が翁長氏支持陣営に存在するのだと推察される。

上記ブログ記事およびメルマガ記事に記述したことは、翁長氏が国による辺野古基地建設をサポートするかたちで、埋立承認取消に動くだろうという洞察である。

最大のポイントは、国による本体工事着手を阻止するのかどうかである。

翁長知事は、国による本体工事着手を阻止する決定的なカードを握っていた。

それは、知事就任後、速やかに埋立承認撤回・取消を実行することである。

知事がこの行動を取ると、国は本体工事に着手できない。

それ以前のボーリング調査にも着手できなかった可能性がある。


しかし、翁長知事は、埋立承認撤回・取消をこの9ヵ月間実行しなかった。

何よりも重要なことは、本体工事着手前の

国と沖縄県による事前協議

である。

埋立承認文書に、国と県による本体工事前の事前協議が必要プロセスとして明記されている。

つまり、国は県との事前協議なしに本体工事に着手できない。

したがって、この事前協議の前に沖縄県知事が埋立承認撤回・取消を実行すれば、事前協議は実現せず、したがって、国は本体工事に入ることができなくなる。

そのタイムリミットはこの7月だった。


しかし、翁長知事は国による事前協議書を受け取った。

受け取ったことに依り、事前協議が行われたという外形が確保されることになり、国はこれを根拠に本体工事に着手できることになる。


国が本体工事に着手したあとで翁長知事が埋立承認を取り消しても、工事は進むことになる。

工事が進んだ場合、沖縄県と国が法廷闘争を行っても、基地建設の既成事実が積み上げられてしまうので、裁判所は「訴えに利益なし」の判断を示す可能性が極めて高くなる。

国による辺野古米軍基地建設を実質容認するための行動は、

「本体工事着手の条件が整うまでは埋立承認を取り消さないこと」

なのだ。

逆に言うと、本体工事着手の条件が整ってしまえば、埋立承認取消を実行しても基地建設の大きな妨げにはならないことになる。

埋立承認取消を実行することは、知事が「辺野古に基地を造らせない」公約実現に向けて、「あらゆる手段を活用した」という「アリバイ」を提供するものである。


私は、翁長知事が、本体工事着手の条件を国に献上したうえで埋立承認取消に進むと予測してきたが、現在の流れはその通りのものである。

この場合、埋立承認取り消しは

「辺野古に基地を造らせない」

公約に沿うものとは言えない。

逆に

「辺野古に基地を造らせる」

ことをサポートする行動ということになる。

なぜなら、埋立承認取消は、いまよりもはるかに早い段階で実行することが可能な選択肢であったのであり、それを実行していれば、国による本体工事着手は確実に実現できたからである。


この理解が誤りであることを念願するが、その判定を行うためのチェックポイントは、

1.国が本体工事に着手するか否か

2.最終的に「辺野古に基地を造らせない」公約が実現するか否か

である。現時点での最終判断は時期尚早だが、上記2点が決定的に重要であることを明記しておく。

 

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コメント
 
1. 2015年9月12日 16:55:01 : YxpFguEt7k
<辺野古移設>承認取り消し 沖縄知事が14日にも表明(毎日新聞)
https://twitter.com/happy3okamoto/status/642600397715079168

月曜日に表明ですかね。これから法廷闘争ですね。

植草氏、がんばってください。応援しております…が、オール沖縄も応援しております。


2. 2015年9月12日 17:16:34 : TF11GXF11k
植草氏は頭が良すぎるため、時に少数派になってしまうが、大変参考になる。

3. 2015年9月12日 18:01:38 : JGa7JZSwww
2さん

同意です。
植草さんの言うチェックポイントが今後どのようになっていくのか、
見守りたいと思う。


4. 2015年9月12日 21:14:28 : GhNU8rGJTU
唯物史観の教えです。
「物事の本質は、発生にあり。」
立候補公約時に「取り消し・撤回」を挙げなかったことで、本質は表れていたわけです。
胡散臭さは付きまとっていたわけです。

朝日・辺野古移設の是非を問う県民投票 翁長知事が検討。
琉球新報・海洋博公園を管理運営している美ら島財団の指定管理契約が19年1月で切れることから、政府は以降の管理をユニバーサル・スタジオ・ジャパンに担わせることを検討しているという。辺野古移設へ向け、沖縄側の理解を引き出す「切り札」として官邸が関与しているのではないかとの懸念も。
琉球新報・USJの最高経営責任者と会談(7月17日)した翁長氏は記者団に、「USJが沖縄に進出することを期待している」「進出にあたり、県の支援も必要になる。・・・支えられるものがあれば支えたい」
本性が次から次へと出てくるようですな・・・。
辺野古移設の是非を問う県民投票だなんて、沖縄県民をバカにしているんとちゃいますか!?


5. 仁王像 2015年9月12日 21:37:13 : jdZgmZ21Prm8E : Fz0dWiJA5Y
 植草氏の議論は、鋭さに加えて線の細さ、そして危うさを感じてる。
 ここで展開している議論は一見間然としていないように見えるが、果たしてこうパキパキと行くものかとうか、ストンと腑に落し込めないことが随処にある。仁王像はこの議論にはついていけない。

 氏は当初から翁長知事が選挙公約に「取り消し」を掲げなかったことを問題視していた。言いかえれば最初から知事を疑っているのである。それが今回は「茶番」だと飛躍した。これは翁長知事の方法論の全否定である。知事を先頭に立てての反基地闘争は、終わったという宣言にも等しい。

 氏は経済学者であり、どろどろした政治分野でコンサルト業という実績を積んできたインテリジェンスのプロではない。学者特有の「ひ弱さ」を感じるのである。

 氏の影響下、阿修羅でも知事就任直後から「すぐ承認を取り消せ」との大合唱があったが、今は消えている。その理由も良く考えてみるべきだ。


6. 2015年9月12日 21:40:24 : IUDmLRCEcA
始めから出来レースだったような気がしますね。
翁長氏は「頑張ったけれど、だめでした」
と言えば、有権者が許してくれるだろうと踏んでいるようです。

これまで同様に、つくってさえしまえば勝ちなのです。
裁判所が出来上がってしまったものについて、
国が作ったものについて、壊して原状復帰しなさい
と言う判決を出すことはできません。
前例はありませんし、そんな判決を出せる裁判官はいませんからね。

ずいぶんと練りに練った詐欺ですね。役者が上手です。


7. 2015年9月12日 22:33:01 : KjuCTXCyEo
>05
貴方のコメントより植草氏の論理が数段説得力あるよ
辺野古移設でもう決まりだね 

共闘した共産党は支持者にどの顔さげて説明するの?
ここに日本政治の縮図がありますね (全て出来レースのプロレス)

選挙で結果が出てるのに県民投票って冗談か何かの間違いじゃないの(笑 。


8. 2015年9月13日 07:49:13 : VDlpJ8VSx6
>>6. 2015年9月12日 21:40:24 : IUDmLRCEcA
>始めから出来レースだったような気がしますね。
>翁長氏は「頑張ったけれど、だめでした」
>と言えば、有権者が許してくれるだろうと踏んでいるようです。

貴殿の言葉は本土のふざけ切った政治に毒された者の言葉だ

翁長知事がどう考えているかわからないが、知事が発した言葉は重く
この戦いに敗れても”有権者が許す”なんて状況に成り様が無い


9. 2015年9月13日 10:56:34 : qF4T1YwunA
●翁長氏には常に胡散臭い雰囲気がつきまとう。

沖縄県民のガス抜きと、後戻りできない既成事実をこっそりと積み上げ、辺野古をなるべく高く売ろうとしているように見えて成らない。

翁長氏に不退転の決意のような雰囲気を感じることができないのだ・・・。


10. ビビビの猪男 2015年9月13日 14:02:35 : NtiNf6CPeqITI : o7YnvtzqoA
植草さん、他の記事で「翁長が絶対正しいんだからつべこべ言うな・翁長には逆らうな」みたいな同調圧力がある事を感じとって
危険視する意見を書いていたね。
ちょうど、先のコメントにあるような、ね。

11. 2015年9月13日 16:03:19 : BuyN6c9gTo
さて、基地が辺野古に移る事があっても基地の主が居ないとなれば、如何なる形で進むのか?
世界中で米軍のプレゼンスの低下は顕著です。海兵隊から消滅して最後は海軍だけの部隊になる、自衛隊も同様に海自だけの部隊になり世界中から軍隊、減少して海軍のみの軍事形態で世界中の軍事共同体の形で収まる方向です。

12. 2015年9月13日 16:16:39 : w7SikJBrCI
05のような、「ひ弱い」だとか「骨太」だとか「xxをとりもどす」と言ったたぐいの情緒的な感想などよりも植草さんの論理の方が遥かに「力強い」。

7月16日に第三者委員会が、仲井真の承認手続きに「法的瑕疵があった」という報告書を出したのだから、今までずーとその報告書を待っていた翁長としてはすぐに承認取消をするはずなのに、事前協議に入る前に取消をしないのは阻止する気がない可能性がある。

裁判になればもっと分かるかもしれない。どのような法廷闘争をするか、わざと負けるような闘争をするか。


13. 2015年9月13日 20:10:08 : VDlpJ8VSx6
植草氏は 認可を取り消すと報道されたら 産経が攻撃したのをどう考えている

翁長知事が就任直後に取り消しを表明したらどうなる、本土のマスコミは総がかりで
攻撃したのではないか

植草氏が沖縄の人々の事を考えているのであれば、文句があっても知事の方針を支持し、最善の結果を得ら
れるよう助言をするべきではないのか! もし、助言できるような案が無いのであれば黙ってろ!


14. 2015年9月13日 21:04:51 : s5JRttxXLI
訂正箇所があるようですよ。

>なぜなら、埋立承認取消は、いまよりもはるかに早い段階で実行することが可能な選択肢であったのであり、それを実行していれば、国による本体工事着手は確実に実現できたからである。

↑ブログ記事では、この文中の「本体工事着手」を「本体工事着手阻止」に訂正してありますね。

ま、文脈からわかりますけれども。


15. 仁王像 2015年9月13日 21:04:59 : jdZgmZ21Prm8E : sBOh7m4o6g
 >>13

 同感ですね。

 学者肌にして理想家肌の植草氏は、政権公約に「取り消し」を掲げなかったことがそもそも不満なのです。そこからすでにボタンを掛け違えていて、植草氏の理想通りには進んでいない。その結果、「献上後の承認取消は茶番」などと現役の指揮官を貶めてしまっている。ほとんど敗北宣言ともいえるものにもなってしまっている。これは反基地闘争には害であり一利もありませんん。

 翁長氏が、政権公約に「取り消し」を掲げなかったのには現実の泥臭い政治を乗り切っていくための、最終的な判断・決断があったのでしょう。学者肌の植草氏にはその辺は見えない。すべてが理想的・理論的にコトが進まないのは、ただ不正義なのです。これを「線が細く」「ひ弱」と言ったのです。


16. 2015年9月13日 21:06:24 : xeoH4t5zDs
草太氏・辺野古への基地移設は「国政の重要事項」であり、日本国憲法第41条に定められる「立法」の管轄事項であって、辺野古の基地設置は法律により決定されるべきであり、法律を制定する場合は日本国憲法第95条により法的拘束力のある住民投票を行う必要がある。行政の判断により住民投票なく進められている辺野古基地移設については違憲の疑いがある。
偏向報道番組日曜討論のツイッターによって戦争法案についての自身の発言を歪曲されています。
どこまで偏向報道をすれば気が済むのか。
NHKは日本国の公共放送を自称するのはやめて、ドル詐欺紙屑陣営国のゴマすり放送局になるべきです。

17. 2015年9月13日 23:11:22 : r6MbJ0xT76
所詮法廷闘争になりインチキ司法が活躍する
植草さんは司法の汚点を書いてほしい



18. 2015年9月13日 23:17:47 : r6MbJ0xT76
植草さんの言う事は参考になってきたが全て当たっているのというのはは間違い
植草さんは県知事に喜納を支持していた喜納は基本的議論の力もないしまたヘノコ移設を容認していたような発言をしていた記憶があるブレていたのは確か
いずれにしても翁長しかいなかった
まあ翁長を批判するよりニセモノウヨ、ニセモノ愛国の巨大自民党を批判すべきだな

19. 2015年9月13日 23:21:55 : V0BozlAgec
植草氏は、日本の知識人の中で信頼できる数少ない人のひとり。たとえ少数派となろうとも(今回の場合、反対派の中の少数派)冷静で、感情に惑わされない分析を続けている。特に感心するのは、エリート意識、奢りがまったくなく、本当に一般市民の立場で発言していること。

「植草氏の議論は、鋭さに加えて線の細さ、そして危うさを感じてる」などと抽象的なことを言って自己満足している人とは大違い。
人間として植草氏の領域には達していない私は、こうしたえらそうなコメントを見つけるとついつい文句を言いたくなってしまいます。まだまだ努力が足りないようです。


20. 2015年9月14日 00:07:50 : ZvcGS9qUik
>つまり、国は県との事前協議なしに本体工事に着手できない
「協議」であり、「合意」では無い。
協議は、面談・会談とは記されておらず、文書でも協議と言えるのではないか?
文書で移設します、と言われ、反論も無ければOKと解するのが当然。
翁長さんは、異論をはさむ余地を作られている。出来ることをしていない。
何故か?
疑われて当然。

21. 2015年9月14日 10:02:15 : WRKa7PoxQM
アメリカが黙っていることに注意を寄せている。

本当にまずいと思ったら動くのがアメリカ。


22. 2015年9月14日 11:54:57 : IYuQXLNWvM
とりあえず、しばし静観・・・・

23. 2015年9月14日 14:42:36 : i6NusBflR3
取り消しが怖くて話し合いを迫ったのに、あんなにバカにされ続けたのに受入れ
話し合い理解がえられなかったからやっぱり取り消す!!は説得力がない

もうガッカリはこりごりだ。必ず取り消せ


24. 2015年9月14日 15:16:43 : kbv2sskX6c
沖縄の若者よ 日本は腐った  日本から離れよ 独立して 沖縄国を創設しましょう。
アベコベ晋ちゃんの日本から独立しましょう!!! 

25. 2015年9月14日 20:55:26 : yQAsopSZjw
だから結局、法廷闘争か行政代執行だって


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