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安保法案は可決していない その1(ブロゴス、「Space of ishtarist」ブログ )
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/556.html
投稿者 うかうた 日時 2015 年 9 月 24 日 07:04:19: 1kQHKlrXEmOX2
 

安倍内閣と自民公明党多数国会が、憲法に禁じられている行為で
なぜ好き勝手に法体系を無視・断絶させることができるのだろうか。
なぜマスコミが天婦羅や寿司ぐらいで制圧されるのだろうか。
クーデターとは有無を言わさぬ暴力で制圧することだそうだが、今有無を言わさぬ暴力はどんな暴力だろうか
「憲法上は無効な法律に対して、無効な採決を行って「可決」したと宣言し、それをもって軍隊を動かそうというのは、文字通りの意味でクーデターです」
ブロゴスから〜〜〜〜以下引用、 「Space of ishtarist」ブログ 岡田直樹 2015年09月22日

安保法案は可決していない その1

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
http://blogos.com/article/135290/ http://blogos.com/article/135290/

2015年9月19日未明の参議院本会議の採決を受けて、安保法案は可決された、とマスコミ各社は報道しています。

しかし、私たちは諦める必要も、絶望する必要もありません。

なぜなら、安保法案はいまだ可決されていないからです。

民主主義を取り戻す闘いを行うにあたって、私たちはまず、その厳然たる事実を確認するところからはじめたいと思います。

本ブログ記事の要点を挙げます。

  • 安保法案は憲法第9条に違反である。そして、憲法に反する法令や採決は、そもそも憲法第98条によって効力を有しない。
  • 参議院特別委員会で、採決が行われたという事実は存在しない。
  • 参議院特別委員会で委員長に「採決」もどきを強制し、野党の採決権を一方的に剥奪した自民党議員らは、公務員職権濫用罪の構成要件を満たしている可能性が高い。すなわち、特別委員会の採決は、単に無効であるだけでなく、違法である。
  • 違憲かつ無効な法案を、違法な手段で「可決」したと宣言したことは、政権与党によるクーデターであった。
  • 「安保関連法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れ」への賛同のお願い

安保法案は違憲無効である

安保法案は、憲法第9条に明らかに反しています。

今更確認するまでもないことですが、「学者の会」からの引用となりますが、再度確認しておきましょう。

法案は、@日本が攻撃を受けていなくても他国が攻撃を受けて、政府が「存立危機事態」と判断すれば武力行使を可能にし、A米軍等が行う戦争に、世界のどこへでも日本の自衛隊が出て行き、戦闘現場近くで「協力支援活動」をする、B米軍等の「武器等防護」という理由で、平時から同盟軍として自衛隊が活動し、任務遂行のための武器使用を認めるものです。

http://anti-security-related-bill.jp/

憲法第9条を読みましょう。

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

どのように言い訳を行っても、武力を使用し、あるいはアメリカの戦争に武器・食料等の援助を(無償で!)行う安保法制は、文字通り戦争法案であって、違憲です。

安倍晋三のいう「積極的平和主義」を、仮に文字通り受け取ったとしても、「同盟国である米国を始めとする関係国と連携しながら,地域及び国際社会の平和と安定」に寄与するために武力を行使すること、あるいは他国まで行って武力で威嚇することは、「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」という第9条に明確に違反しています。

さて、憲法第98条には次のようにうたわれています。

1 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、 詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

それゆえ、安保法案も、またその採決も、いっさいがっさい、すべて【効力を有し】ません。安保法案の採決など存在しなかったし、それが憲法に反する限り、一切存在しえないのです。

どれだけ審議を積み重ねようと、またどれだけ正規の手続きを踏んで可決したとしても、そもそも安保法案は効力がないし、私たち国民はそんなものに唯々諾々としたがう必要はない。私たちは、まずその事実から出発する必要があります。

 

安保法案「可決」がクーデターである理由

さて、そうは言っても、もうすぐ安保法制のもとに海外派兵されることは、残念ながら事実です。しかし、憲法に違反した、無効の法案を根拠に海外派兵を行う安倍政権を、私たちはどのように考えたらよいのでしょうか。

SEALDsの「アベはやめろ」というシュプレヒコールに対して、「対話的ではない」と批判する人がいたりします。じゃあ、どないせえっちゅうねん、それこそ「代案を出せ」と言いたい(笑)。でも、僕は親切なので、彼らの代わりに代案について考えてみました。

そもそも、憲法第99条には次のように書かれています。

天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

つまり、安倍晋三内閣総理大臣(以下国務大臣・与党の国会議員)は、憲法第9条及び第98条を尊重しなければならない。つまり、憲法によれば、以下の三つしか選択肢はありません。

  1. 安倍(以下国務大臣・与党の国会議員)は、憲法を尊重も擁護もできないので辞職する。
  2. 安倍(以下略)は、憲法を尊重して、安保法案を廃案にする。
  3. 安倍(以下略)は、安保法案にかなうように、正規の手続きを踏んで、憲法を改正する。

しかし、安倍は、この三つの選択肢のいずれも取らず、安保法案を無理やり国会を通してしまった。つまり、彼がとった手段は

 0 憲法を端的に無視する。

という暴挙だったわけです。を押し通して、言い換えれば、安倍晋三は、憲法よりも上位に自分を置いた。 憲法学者の石川健治氏が、「法学上のクーデター」であるというのは、そのためです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00010001-videonewsv-pol


別の言い方をすれば、

憲法上は無効な法律に対して、無効な採決を行って「可決」したと宣言し、それをもって軍隊を動かそうというのは、文字通りの意味でクーデターです。


〜〜〜〜〜以上、ブロゴスから引用終了。


〜〜〜〜〜以下引用、ツイッターと ビデオニュースドットコム から
石川健治東大教授、クーデター論〜〜〜
石川健治氏(東京大学法学部教授)あれは安倍政権によるクーデターだった/
https://www.youtube.com/watch?v=_pyiiz1n7hk

神保:何を失ったと思いますか。日本の(市民社会)の何が棄損されたか

石川:いろんなものが棄損されたと思う。これだけ無理押ししたのだから。

まずは理屈が突破されたというのが痛い。憲法学者がいろんな形で言おうとしたのは、理屈が通らないということ。とにかく理屈だけで本当は恐ろしい権力の顕在化を防ぐというのが法治主義・立憲主義というもの。だからとにかく理屈だけは守ってもらわなけりゃどうにもならない。

宮台:理屈でコントロールされるはずの権力が理屈をはねのけてしまったことを法的連続性の切断、法の破砕、これはクーデターにも比すべきものとおっしゃってるが・・・

神保:じゃ、石川クーデター論を(パネル)
*  *   *

― − − − −

安倍政権によるクーデターである理由

憲法の空文化
解釈改憲で法的安定性を切断

統治の制御システムを解体
中枢に「お友達」を送り込む

権力の目的外使用
メディアへの圧力、解散権の乱用、
改憲議論の押し付け 」
― − − − − − −
 

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コメント
 
1. 2015年9月24日 15:37:23 : xEBOc6ttRg
 
高橋洋一の俗論を撃つ!
【第129回】 2015年9月24日 高橋洋一 [嘉悦大学教授]
集団的自衛権の行使容認が日本を平和にする根拠
日本を平和にするのか
それとも戦争に巻き込むのか


安保関連法は、日本を戦争に巻き込むものなのか?
 先週、やっとのことで安保関連法が成立した。

 5月21日付けの本コラム(「集団的自衛権を行使しないのは国際的には非常識だ」)では、「集団的自衛権の行使容認は、戦争のリスクを増すのか減らすのか」がポイントと指摘した。

 まさに、安保関連法の目玉である集団的自衛権の限定行使が、日本を平和にするのか、戦争に巻き込まれる国とするのか、どちらなのかという点が、安保法の賛否を分けている。

 筆者は、「国際関係論では、集団的自衛権の方が戦争に巻き込まれず、防衛コストが安上がりになるということだ」と書いた。

 ただし、字数の関係で、その根拠を書かなかった。そこで今日のコラムでは、根拠を書きつつ、国会論戦を振り返っておこう。

 日本を平和にするのか、戦争に巻き込まれるのか、どちらになるかは将来の話なので、思い込みが色濃く出る。安保関連法の反対論者は、戦争に巻き込まれると決めつけている。自衛隊の海外活動が増えるので、戦争リスクは増すという単純な思い込みだ。日米同盟関係の強化によって、戦争を仕掛けられないという「抑止力」を無視している。戦争を仕掛けられないという場合を含めて考えれば、戦争リスクが単純に増えるとは言えない。

 そこでリスクを考える際に重要になってくるのが、過去の歴史だ。60年安保や92年PKO法の時にも、戦争に巻き込まれるという議論があった。ところが、実際の歴史では、戦争に巻き込まれることはなく、日米安保条約はしっかり抑止力を発揮して、日本を平和に保ってきた。

 60年安保の反対論をリードした旧社会党は、その34年後、92年PKO法成立の後の村山富市政権で安保条約も自衛隊も認めて、結果として安保闘争は間違ったと自ら認めた。

 しかし、日本だけの歴史に頼る議論は危ない。そこで、世界における戦争の歴史から、平和にするのか、戦争に巻き込まれるのかを考えなければいけない。

過去の歴史を分析することで
平和にするために諸条件を探る

 歴史ではいろいろな個別の話では興味が引かれるが、それでも世界の全体の戦争の話はカバーできていない。長い間そう思っていたら、米プリンストン大学に留学中、素晴らしいデータベースに出合った。1816年からの世界中の戦争が収録されている戦争の相関プロジェクト(COW: the Correlates of War Project)である。ウェブサイトでデータはすべて公開されている。

 それらを整理すれば、1823年から世界で起こった95の国家間戦争について、のべ337ヵ国が参加したことがわかる。それらの国の中で、最後の戦争から現在まで最も長く平和の期間を過ごしているのが、デンマークである。プロイセン王国とのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争が1864年に終戦になってから、今日まで151年間も、平和を維持している。

 アジアの国で、最も長く平和にしているのが日本である。第2次世界大戦が1945年に終戦になってから、今日まで70年間も平和である。

 国際政治・関係論では、どうしたら戦争をしないようにできるかを研究する。左派勢力のように、憲法第9条だけ唱えていれば、日本だけは平和になるという議論は論外だ。過去の歴史を分析することによって、平和にするために諸条件を探るのだ。

 その一つの集大成と言えるのが、ブルース・ラセット(エール大)とジョン・オニール(アラバマ大)によって2001年に出版された“Triangulating Peace”という本だ。筆者は国際政治研究でプリンストン大に1998年から2001年まで留学していたが、「民主主義国家同士は、まれにしか戦争しない」という民主的平和論の権威であるマイケル・ドイル(現コロンビア大)から同書を教えてもらった。

 同書は、従来の考え方を統合整理している。従来の国際政治・関係論では、軍事力によるバランス・オブ・パワー論に依拠するリアリズムと、軍事力以外にも貿易などの要素を考慮し平和論を展開するリベラリズムが対立してきた。

国際政治・関係論の集大成
「国際平和の5条件」とは

 同書では、1886年から1992年までの膨大な戦争データについて、リアリズムとリベラリズムのすべての要素を取り入れて実証分析がなされている。すると、リアリズムの軍事力も、かつて哲学者カントが主張していた「カントの三角形」(民主主義、経済的依存関係、国際的組織加入によって平和になる)も、すべて戦争のリスクを減らすためには重要であるという結論だった。もちろんドイルのいう民主的平和論も含まれている。

 軍事力については、(1)同盟関係を持つこと、(2)相対的な軍事力、カントの三角形については、(3)民主主義の程度、(4)経済的依存関係、(5)国際的組織加入という具体的なもので置き換えられ、それぞれ、戦争を起こすリスクに関係があるとされたのだ。これが、国際平和の5条件だ(下の図参照)。

◆国際平和ペンタゴン


 具体的に言えば、きちんとした同盟関係を結ぶことで40%、相対的な軍事力が一定割合(標準偏差分、以下同じ)増すことで36%、民主主義の程度が一定割合増すことで33%、経済的依存関係が一定割合増加することで43%、国際的組織加入が一定割合増加することで24%、それぞれ戦争のリスクを減少させるという(同書171ページ)。

 ラセットとオニールによる“Triangulating Peace”は、国際政治・関係論の中にあって、すべての考え方を統一的にとらえた最終理論のようにも思える。

(1)同盟関係については、対外的には抑止力を持つので侵略される可能性が低くなるとともに、対内的にはそもそも同盟関係になれば同盟国同士では戦争しなくなるから、戦争のリスクを減らす。

(2)相対的な軍事力については、差がありすぎると属国化して戦争になりにくいというわけだ。

(3)民主主義については、両方ともに民主主義国だと滅多に戦争しないという意味で、古典的な民主的平和論になる。一方の国が非民主主義だと、戦争のリスクは高まり、双方ともに非民主主義国なら、戦争のリスクはさらに高まる。アジアにおいて、中国とベトナムで何度も戦争しているが、まさにこの例だろう。

(4)経済的依存関係、(5)国際的組織加入については、従来のリアリズムから重要視されていなかったが、実証分析では十分に意味がある。

 要するに、国の平和のためには、(1)〜(5)までを過不足なく考慮する必要がある。ここで、重要なのは、属国化を望まないのであれば、(1)同盟関係とカントの三角形(3)〜(5)を両方ともに考えなければいけないということだ。カントの三角形だけで、(1)同盟関係の代替はできない。しかも、非民主主義国が相手の場合には、カントの三角形が崩れているので、(1)同盟関係にかかる比重は、ことさら大きくならざるをえない。

5条件を備えた日本はアジアの例外
日米同盟強化が戦争リスクを減らす

 この平和5条件は、日本の戦後もよく説明できる。日本が戦後70年間も平和でいられたのは、(1)日米安保条約、(3)一貫して民主国家、(4)経済主義で貿易立国、(5)国際機関への強い関与という、まるで絵に描いたように平和理論を実践したからであることがわかる。

 もっとも、これらの条件を備えた日本だけがアジアの例外であり、アジアの他の国では、(3)民主化されていない国も多く、平和基盤は脆弱である。

 民主度の測り方はいろいろあるが、本コラムでは、Polity Projectを取り上げる。これは、1974年に米政治学者のテッド・ガーがアメリカ政治学会誌に発表したものに基づいており、1800年から約200年間のデータがあるので、しばしば引用されるものだ。

 アジアの国の中には、今でこそ民主国家に分類されるものの、つい最近まではそうでなかった国も多い。日本だけが戦後一貫して、Full Democracyの国で、アジアの平和国家であった(下の図参照)。

◆アジア各国の民主化度の推移


 その状況の中で、中国は一貫して民主国家ではなかった。中国の憲法には、まず共産党があって、人々はその指導を受けるとも書かれている。これは立憲主義ではない。さらに、平和憲法条項もなく、中国の軍隊である人民解放軍は共産党の軍隊と明記されている。しかも、国のトップが選挙で選ばれないので、独裁国家そのものである。これがアジアの紛争要因になっているのだ。

 こうした事情を考えると、集団的自衛権の行使によって日米同盟を強化するのは、国政政治の理論通り戦争リスクを減らせる。

 安保関連法が、中国以外の世界の国から支持されているというのも、中国以外にとっては平和をもたらすので当然である。

 なお、日本の憲法学者が安保法を違憲と言うが、彼らはこうした定量的な国際政治・関係論を知らないのだろう。何しろ6割以上の憲法学者は自衛隊を違憲と言うのだから、その活動である集団的自衛権を否定するはずだ。それが戦争リスクを高めることにまったく気がついていないのは滑稽で、国際常識を知らない。国内で立憲主義を主張するより、中国に立憲主義を説いて民主化するように説得した方がいいだろう。

DIAMOND,Inc. All Rights Reserved.
http://diamond.jp/articles/print/78832


2. 2015年9月25日 09:38:29 : rrhrFN6JLd
高橋洋一って小鼠時代からのアメポチだろ。

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