安倍ってのは、膿です。

膿効果です。

戦後、ずっとウックツした権威主義的伝統主義的日本は一応、民主的憲法と民主政治があると信じ込まされてきました。国民も外国もだまされてきたんです。

でも、やはり嘘でした。それが安保法制でたがが外れて、世界に良い顔をしていたにほんの正体がばれつつあります。

外国はあれだけ、平和憲法を遵守している国だし、多党制ですから、民主国家だとだまされてきたのです。

しかし、戦後保守合同以降だけでも６０年間のうち、５６年以上を一党が支配した国が民主主義国家でしょうか？

シンガポールが建国する以前からの話で、もう、開発独裁なんてレベルじゃなくて、自民の一党支配はソ連共産党の６８年間とか、中国共産党の６６年間に肩を並べる長さです。

おまけに保守合同以前の10年間もまた、戦前の自民党の全身の二大政党時代を入れたら、１００年近く保守政党が支配しているのです。

で、膿っていうのは、疼痛のような抑圧感がいまや、安倍の出現と社会の格差による二極化で、患部における悪い部分である自民党やその支配構造や支持層と健康である抑圧されし国民が分化してきたということです。

高校生や大学生がデモに出たというのは、日本の疾患、悪が明確に敵、あるいは支配者として見えてきたと言うことです。だから、安倍は膿効果なんです。

そして、これから日本はアメリカ虎の威を借りて世界で嫌われ者になっていくでしょう。で、外国は日本が偽装民主主義国家だと言うことに、戦後７０年を経て気がつくのです。

戦後、バブルまでの４５年間の発展は開発独裁であり、その後の失われた２５年は開発独裁国家が民主主義国家に移行できず、停滞していると言うことが、ばれると言うことです。

おそらく、あと５年もしたら海外メディアがこのことを報道し始めるでしょう。そして、またしても、外圧の観察によって、日本は自らを知る訳です。

そういうわけで、国会の国会のデモはようやく、日本が香港や他の発展途上国の民主化運動の萌芽が芽生えつつあると言うことが明らかとなりました。

それだけでも、ボクラに悪の支配者との戦いを通して、自らの国の非民主的状況を認識させてくれたと言う意味では安倍首相に感謝の意を捧げるべきでしょう。

コメント
1. 2015年9月29日 01:51:16 : G9pRncd5P6 まあ、まともな民主国家が世界のどこにあるのか？アメリカがそうなのか？ ・・・とかは今時、非常に疑問のあるところだが、日本だけでなく、世界的にもその疑問に目覚めつつあるのはいいことだろう。 大きな犠牲を払い過ぎたが。
2. 2015年9月29日 01:57:14 : D9xSJaaWLg 日本では政権交代が起きそうになると検察がテレビが新聞が動く。裁判所も加担する。小沢一郎の場合、先手を打ってきた。 細川政権も鳩山由紀夫せい絵kんもこれでつぶされた。何しろ民主主義国とされる国の中で最低のマスコミの国なのだ。 今度は共産党に政治資金スキャンダルがでる可能性もある。
3. 2015年9月29日 05:29:12 : KzvqvqZdMU あほたん 共産主義国家にならなかっただけでも　幸せとももぃなさい。 [３２削除理由]：削除人：アラシ
4. 2015年9月29日 06:15:42 : E4bT3Bpr2w 日本の全体主義というか少数派排除主義というか、これ、いったいいつ頃からなんだろうね。 時期として明治維新を挙げる人をたまに見かけるが、俺はもっと前のような気がしてる。 赤穂事件が浄瑠璃や歌舞伎のネタにされていた頃には、すでに萌芽が見られるというと言い過ぎかな。
5. 仁王像 2015年9月29日 06:23:12 : jdZgmZ21Prm8E : FCTzKBOEJI 　戦後デモクラは米国による占領から幕開けになったが、小室直樹の見方は厳しい↓。 ・http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/644.html ＞『日本の敗因〜歴史は勝つために学ぶ』／小室直樹〔講談社α文庫‘02年〕から抜粋 ＜デモクラシーから生まれる全体主義＞ ・「あの戦争は、やはり敗けたほうがよかったのではないか。もし勝っていたら、軍人が威張ってどうしようもあるまい。自由もデモクラシーも、日本が敗戦したからこそ得られたものではなかったのか」と私に食ってかかる人もいる。このように感じている日本人は、案外、多いのではないだろうか。 ・自由もデモクラシーも自らの力で獲得すべきものである。断じて、他人から与えられるものではない。イギリスやアメリカ、フランスの歴史を一瞥しただけで明白である。…デモクラシーとはもろいものなのだ。すこしでも気を許すと、いつ独裁者に乗っ取られるかわからない。　独裁者による全体主義は、デモクラシーからしか生まれない。こういうと、多くの日本人は驚くだろう。しかし、ある意味では、デモクラシーのなれの果てが、全体主義であるともいえるのである。…アメリカによって、自由とデモクラシーがもたらされたなどというのは、まるっきりの虚妄にすぎない。
6. 2015年9月29日 19:03:14 : qF4T1YwunA ●日本の政治の幼さ！政治と言えるレベルではない。 安倍と官僚どもは米軍産のアーミテージの指示に従って中国を敵対視して緊張をあおり防衛費増大の政治をしている。 しかし、世界は米国・欧州、中国・ロシアでまわっていて、米国と中国はもはや経済的な交流で相思相愛といっていい。 そんな世界の情勢は百も承知の欧州は、ドイツ、英国を先頭に積極的に中国に接近し良好な関係を築きつつある。 ところがどうだ。日本は米軍産の指示に従い中国敵視政策をし、米国政権からも距離をおかれてしまっている有様だ。 ●米国の２重構造戦略による日本レイプ。即ち、米中蜜月と日中敵対政策！ なんのことはない。米国政権は中国と接近し、米軍産は日本を中国と敵対させるという二重構造の戦略で臨んでいるだけだ。 米軍産は日本の防衛費でオスプレイ購入等で巨額の売上が見込めている。 米国政権は、IT企業も含めて膨大な経済交流をこれから始める。 ばかな長州傀儡政権（傀儡といっても米国政権の傀儡ではない、米国軍産の傀儡だ）の防衛利権まみれの政治に蹂躙される日本であった。 「日本は米国にレイプされている」という表現は不謹慎かも知れないが一般の日米の近代史を書いた書籍で使われている表現だ。
7. 2015年9月29日 21:51:04 : af6l4BzqCk 防衛局 沖縄県の法的要請を再三完全無視！国家主義連発ですな
8. 暴論有理 2015年9月29日 22:30:06 : Lhw6YrhSkkinE : kweXWAFyeA ねとうよは小室博士の本を読んでいるのか。 いや、連中は小林よしのりの最近の漫画さえ読んでいない。 よって自分の首を絞める。安倍とお友達がねとうよをどういう風に見ているか知ったら、ねとうよは絶望するだろうね。 いわく支配層の使い捨て用かませ犬。

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