共産党の「戦術」は正しい。ファシストや極右反動を潰すには、そのくらいのことはしなくてはいけない。
フランスの左翼だって、極右政党、国民戦線の候補者を潰すためには、保守系(フランスでは「右翼」という、サルコジやジュペらがいる政党) の候補者に一致団結して票を入れる。
それも一種の統一戦線。

あっしらさんは、統一戦線の意味も、目的も何もわかっていないようだ。
安倍を「リベラル」と言ったり、ルペン父娘に甘い見方をするくらいだから、極右にシンパシーを持っていることが漏れ出ているよ。
あっしらさんの安倍やルペン父娘へのシンパシーと、日本共産党への悪意は、同じコインの二つの面。

私は日本共産党を支持したことはないし、選挙で票を入れたこともない。個人的には、共産党には大嫌いな人間がいて、共産党員とは付き合いもない。それでも、あっしらさんのような悪意に満ちた表現を使ったことはないよ。
「反共」に陥ったら負け。

◆この記事のタイトルに見える共産党への批判に仕方に「あれあれ」、と思っちゃうね。「あっしら」さんの
　政治センスってこの程度のものなのか。
　　2008年大阪府知事選での橋下の政治登場の時から橋下のファシストとしての危険性を見抜いて橋下粉
　砕闘争を実践してきた戸田は、「国政では自公絶対反対だが、大阪府内選挙ではまずは維新粉砕を最優先
　させないといけない」と訴え続けている。
　※2008年府知事選では「自公の候補」として当選。しかし「さらに上にのし上がる野望」ために（＝国
　　政での自公政権に一目置かれる存在になるために）2010年に「大阪維新の会」を作って「独立」し、
　　「自治体破壊の大阪都構想」をブチ上げて「大阪でのファシズム統治政治」を進めていったのが橋下だ。

　　参考：戸田ＨＰでの橋下問題特集
　　　　　　　　　http://www.hige-toda.com/_mado04/oosakafutijisen/hasimototo-ru.htm
　　　動画：.▲この時代が生んだもっとも悪質な分子橋下を許すな .（2008年）
　　　　　　　　https://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=4Ci_babTgzc
　　　　　　▲.橋下という男の悪賢さ1 .　 （2008年）
　　　　　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=fesPvVf4iOI&hl=ja&gl=JP
　　　　　　▲橋下という男の悪賢さ２ .　 （2008年）
　　　　　　　　　https://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=OfaMRF-pELU

　　　　　　■.大阪府知事選挙総括１：大阪府知事選挙の敗北について戸田が語る . （2008年）
　　　　　　　　　https://www.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&v=4t3jdOAekKw
　　　　　　■.大阪府知事選挙総括３：「誠実な空理空論」に陥ってはならない . （2008年）
　　　　　　　　　https://www.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&v=XPZHJRzCKWQ
　　　　　　◆戸田の激烈演説：「民間出羽の守」のヘタレ共を嗤い、粉砕し、改心せしめよ！（2008年）
　　　　　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=VPTVwWobcbM&hl=ja&gl=JP

　　従って、共産党が大阪市長選で「反維新反橋下」で共闘するのは断固として正しいし、実際、2011年
　の「大阪ダブル選挙」（大阪市長選＋府知事選）以降、共産党中央も大阪府委員会もその路線を実行して
　きた事は、自治体を守り住民自治と民主主義を守る行動として高く評価する。
　　（戸田が市議を務める門真市の共産党だけは、市内政治で反維新共同に背を向け、逆に親維新の保守会
　　　　派と癒着結託する異常な行動をとり続けて、戸田と激しく対立しているが！）
　　　　　　　↓↓↓
　　参考：門真市の政治構造を斬る！　
　　　　　　　　　http://www.hige-toda.com/_mado05/kadomaseijikouzou/index.htm
　　　　　門真市共産党への賠償請求裁判問題 特集
　　　　　　　　　http://www.hige-toda.com/_mado08/kakikomi/20120908.htm

　　今回、「共闘に批判的な声もあるため」、というのは、安保法案反対闘争の大発展で「安倍自公政治許す
　まじ！」の気運がかつてなく高揚し、「戦争法廃止の国民連合政府」提唱で全国的に「反自公政権運動」
　を進めようとする中で、「大阪だけは自公と共同（して反維新を自治体選挙では優先させる）」という戦術
　が共産党の支持者大衆に理解されにくい、という事情が生じたためであろう。

　　戸田としては「大阪では反維新共同を優先という複眼的思考を持って自治体選挙に臨めるよう、有権者
　を啓発すべき」と思うが、「全国的に反自公でせっかく上げ潮の共産党」としては、「そこまでは難しい」
　という面も理解出来る。
　　従って、「推薦、支持は見送り、自主的な支援にとどめた」のであっても、「実質的には自民党候補への
　自主投票を促す」ものとして、今回の大阪市長選での共産党の対応は喜ばしいものとして歓迎する。

　　それを「橋下氏系“よりましな選択”？を是とする体たらく」と非難する「あっしら」さんの感覚の方
　に戸田は違和感を覚える。
　　「あっしら」さんて、大阪府内の人じゃないから「大阪での特殊な政治事情」に疎いのだろうか？

　　橋下にとっては、「自治体潰しの大阪都構想を許さない」「反維新共同」の広がりが何よりも怖いからこ
　そ、「反維新共同」に非共産系の左派や無党派の人々も沢山参加しているのに、それを「自公民＋共産党
　の既得権政党の野合だ！」とデッチ上げして自己正当化のデマ宣伝をするのである。
　　そして「より極右的で安倍政治を右から補強する橋下一派」を歓迎するマスゴミ＋右派勢力と、現在の
　政治構造を見抜けない「頭の悪い人達」が、そういった橋下プロパガンダに同調して、「共産党と自民党
　公明党が同じ候補を応援するのはおかしい！既得権勢力の野合だ！」、と騒ぎ立てるのである。