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安保法制が露にした日本の国防の根本的矛盾 マル激トーク・オン・ディマンド(ビデオニュース・ドットコム)
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/240.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 08 日 01:13:16: igsppGRN/E9PQ
 

安保法制が露にした日本の国防の根本的矛盾
http://www.videonews.com/marugeki-talk/761/
2015年11月7日 マル激トーク・オン・ディマンド 第761回 ビデオニュース・ドットコム


【ダイジェスト】伊勢崎賢治氏:安保法制が露にした日本の国防の根本的矛盾


ゲスト 伊勢崎賢治氏(東京外国語大学大学院教授)


 安保法制の成立によって日本の戦後の安全保障政策の大転換が図られたとの見方がある。限定的とはいえ長年にわたり憲法で禁じられてると解されてきた集団的自衛権の行使を可能にしたという意味で、政策的には大きな飛躍があったことはまちがいない。


 しかし、国際紛争や武装解除が専門の伊勢崎賢治・東京外国語大学大学院教授は、安保法制に大きな問題があったことを認めた上で、日本の国防政策には安保法制以前に根本的な矛盾があり、一連の安保法制をめぐる国会審議や論争でも、その根本的な問題が顧みられることはなかったと残念がる。


 戦後、日本の国防は日米同盟を基軸としながら、専守防衛に徹する自衛隊がその任に当たってきた。しかし、日本国憲法が一切の武力の保持を禁じているため自衛隊はあくまで軍隊ではないと解釈され、現在に至っている。また、同じく日本国憲法は明確に国の交戦権を否定しているので、自衛隊は軍隊ではない上に、交戦もできない。


 伊勢崎氏は専守防衛であろうが何であろうが、国を守るためには軍事力の行使は不可欠で、また、そこでは必ず交戦状態が生じる。しかし、日本ではそれは禁止されていると解され続けているため、その矛盾をすべて自衛隊が引き受けることになっていると伊勢崎氏は言う。


 今回、安保法制によって自衛隊の役割がさらに大きくなったが、依然として自衛隊は軍隊ではなく、交戦権も持たないままだ。当然のことながら、その矛盾はさらに大きくなってしまった。いい加減にそのような子供でも分かる、詭弁と呼んでもいいような明確な矛盾を抱えたままの国防政策とは決別しなければ、自衛隊へのしわ寄せは大きくなるばかりだ。それを見て、政治も国民もメディアも平気でいられるのかと、伊勢崎氏は怒りを隠さない。


 安保法制以前から、自衛隊は国連PKO(平和維持活動)などで海外に派遣されてきた。実際、規律を守り真面目に仕事をする自衛隊は国連PKOを通じて海外からも高い評価を受けている。しかし、あくまで軍隊ではなく、交戦権も持たない自衛隊は他国の軍隊とは異なり、本来紛争地帯に派遣される軍隊や兵士が当然持っていなければならないような基本的な権利や権限が与えられていない。そのため、例えば自衛隊員が現地で人を殺傷してしまったり、自衛隊員自体がとらえられてしまった場合、彼らには本来、正規軍やその兵士が与えられている権限がないため、例えば刑事罰の対象になってしまったり、ジュネーブ条約で認められている捕虜の権利などが主張できないと伊勢崎氏は言う。


 要するに、明らかに軍事力を持った軍隊を憲法上の理由からあくまで軍隊ではないと言い続けてきたことに、本質的な矛盾があった。それはとうの昔に限界に来ていたが、国連PKOなどで自衛隊が海外に派遣されるようになると、その矛盾はさらに拡大し、自国が攻撃されていないにもかかわらず同盟国と共同で軍事行動を実施する権限を認めた今回の安保法制で、その矛盾はいよいよ決定的なものとなってしまったということだ。


 今回の安保法制では、自衛隊の武器使用権限などが拡大され、自衛隊員のリスクも格段に高まっている。しかし、依然として自衛隊は軍隊ではなく、交戦権は持たないという憲法上の建前は有効なため、リスクの拡大に伴う自衛隊員の法的地位の保護は全くといっていいほど、整備されていない。


 安保法制で政治や国民の目が国防に向けられことで、この日本の国防政策の根本的な欺瞞にもようやく目が向けられるかとの期待もあったが、結局、推進する政府・与党と反対する野党の間の大論争で、この問題に焦点が当たることはなかった。


 伊勢崎氏は、日本の国防政策の根本的な矛盾であり欺瞞でもある、自衛隊は軍隊ではなく、よって交戦権も持たないとする詭弁を卒業するための方策として、私案で憲法9条に代わる「新9条」を提案している。それは自衛隊を軍隊と認め、交戦権も認める一方で、専守防衛に徹し、その軍事力は自国を防衛するための個別的自衛権を行使する目的でしか使えないことを明記するというものだ。


 安倍政権が安保法制という政策転換を強行してくれたおかげで、これまで護憲の名の下に覆い隠されてきた自衛隊と憲法9条との間にある深い矛盾が、逆に一気に露呈することとなった。そもそも軍隊でもない自衛隊が、他国の正規軍と一緒になって日本国外で軍事行動を実施することなど、あり得ないからだ。


 安保法制が露にした日本の国防政策の根本的な矛盾と、それが自衛隊や一人ひとりの自衛官に与えている大きなしわ寄せの中身について、ゲストの伊勢崎賢治氏とともに、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。


 

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コメント
 
1. 2015年11月08日 01:56:51 : KzvqvqZdMU
反戦平和の綺麗ごとを言う偽善者・糞サヨが、日本の国防の最大の癌細胞だよ。

2. 罵愚 2015年11月08日 04:00:21 : /bmsqcIot4voM : EbdRqpTWhA
 植民地は宗主国によって守られるから軍隊はいらない。アメリカに押しつけられた平和憲法は、だから非武装をうたいあげている。制定当時、武力の必要性を説いていたのは共産党だけだった。どこかの保護国を理想としている日本人は、だからいまでも護憲派で、自主独立を理想としている日本人は改憲派だ。
 平和主義だから護憲派というわけではないし、親米や親中だから改憲派というわけでもない。利権屋が護憲派なんだな。

3. 2015年11月08日 04:30:42 : YxpFguEt7k
交戦権=敵を殲滅する権利。敵地制圧も可。
自衛権=反撃だけ

なるほど…

コチラは、8bit NEWS
これもいい情報ですねぇ…
https://www.youtube.com/watch?v=7egrLbknqOY

・我々には革命権がある(J.ロック)から路上に出ましょう。
・革命するだけだと内戦になる(不安定になる)
・現代でやっていい戦争は自衛だけ(中国は侵略はできない)
・戦争の口実は3つだけ。「個別的自衛権」「集団的自衛権」「集団安全保障」
・中国は漁民をつかう。
・それに対して、自衛隊をつかうと、中国に口実を与えてしまう。
・中国に対しては外交・警察権で対処する。
・安保法制はお金のとりあい。
・中国の脅威がないとお金がとれないのは、海自と空自(陸自は関係ない)
・そういう人たちは、「尖閣がとられると本土もとられる」みたいなデマゴーグで煽る。
・日本の本当の脅威は原発。
・原発テロは自分探しの日本人が引き起こす。5人いれば全電源喪失できる。
・主権を放棄して米軍を受け入れているのは日本だけ。韓国、イタリア、ドイツ、フィリピン。すべて『米軍に使わせてやってるぞ』という形になっている。なってないのは日本だけ。


4. 罵愚 2015年11月08日 06:20:58 : /bmsqcIot4voM : EbdRqpTWhA
交戦権=敵を殲滅する権利。敵地制圧も可。
自衛権=反撃だけ

 そういうお題目のうえで、たくさんの戦争が戦われてきた…


5. 2015年11月08日 07:56:33 : YaegIPKLG2
相手が日本を攻撃する意思を表明してなくても、ひそかに目論んでるかも。
だから前もって叩いておくのが防衛

大量破壊兵器持ってないって証拠出さないイラクのせい。

だそうだ。ジャンキーの幻覚を理由に正当防衛が成立する。


6. 2015年11月08日 08:19:52 : kebDWDUE0w
投稿者に問う、見出しと本文の関係は?

7. 2015年11月08日 13:36:15 : OtUeAykcYA
> いい加減にそのような子供でも分かる、詭弁と呼んでもいいような明確な矛盾を抱えたままの国防政策とは決別しなければ、自衛隊へのしわ寄せは大きくなるばかりだ。

朝日新聞や大江健三郎が「憲法9条が日本の平和を守っている」と詭弁・大嘘を吐き続け、それに騙される国民が居るので、憲法9条を改正できない。
つまり、嘘吐きの朝日新聞や大江健三郎が居る限り、日本の真の平和は守れない。

> それを見て、政治も国民もメディアも平気でいられるのかと、伊勢崎氏は怒りを隠さない。

朝日新聞や大江健三郎に騙される者は目前の危機を知らず、「政治も国民もメディアも平気でいられる」。
嘘吐きマスコミが居る限り、日本に真の民主主義は成り立たない。


8. 罵愚 2015年11月10日 04:14:15 : /bmsqcIot4voM : EbdRqpTWhA
>目前の危機を知らず、「政治も国民もメディアも平気でいられる」。

 つまり、★阿修羅♪は、井の中のゆでガエル、


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