裁判所と司法記者クラブの癒着問い　原告が抗議の退廷（田中龍作ジャーナル）赤かぶ

裁判所と司法記者クラブの癒着問い　原告が抗議の退廷（田中龍作ジャーナル）
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/704.html
投稿者赤かぶ日時 2015 年 11 月 18 日 20:00:05: igsppGRN/E9PQ

裁判所と司法記者クラブの癒着問い　原告が抗議の退廷
http://tanakaryusaku.jp/2015/11/00012430
2015年11月18日 19:00　田中龍作ジャーナル

入廷前に記念撮影する原告団。=18日、東京地裁前　写真：筆者=

　原告が裁判所に抗議して自ら退廷する“事件”が、きょう、東京地裁で起きた。

　「特定秘密保護法は国民の知る権利を侵害し違憲である」・・・フリーランス記者ら43人が、法律の差止めを求めていた訴訟の判決が、きょう、東京地裁であった。

　判決にあたって原告は法廷（開廷前）の写真撮影を申請していた。だが東京地裁は拒否した。

　写真撮影はいつものように記者クラブだけとなった。原告のＹ氏がいきなり立ちあがった。

　「フリーランスに撮影させないという差別的な扱いに抗議して退廷します」。Ｙ氏が法廷を退出すると5名のフリーランスが続いた。

　「裁判所と記者クラブの癒着だよ（それを問いたかった）」。Ｙ氏は退廷の理由を語る。

　退廷のリーダーとなったＹ氏は元大手紙の記者だ。裁判所とマスコミの体質を身をもって知っている。

　法廷撮影は記者クラブだけに限られている特権だ。Ｙ氏が指摘するように裁判所と記者クラブとの癒着の産物である。

判決後の報告集会。特定秘密保護法の危険性をいち早く街頭で訴えた山本太郎議員は、裁判を傍聴し続けた。=18日、参院会館　写真：筆者=　

　裁判所は判決文の提供や数か月前からの期日簿の閲覧など記者クラブに便宜を図っている。

　その見返りに記者クラブは不当判決であっても批判したりしない。
　
　Ｙ氏はここを問いたかったのである。

　フリージャーナリストは、ありとあらゆる取材現場で著しく不当な扱いを受ける。

　特定秘密保護法の下、官庁などは同法を盾にフリージャーナリストの取材を今以上に制限してくるのではないかと予想されている。

　裁判所は警察、検察と並ぶ取材制限の権化である。特定秘密保護法をフルに活用すれば、都合の悪い事柄をいくらでも隠すことができる。

　裁判所を可視化させようとしたフリーランスの抗議は大きな意味があった。

　フリージャーナリストたちが特定秘密保護法の違憲性を問うた裁判。原告の訴えは却下された。原告団は判決を不服として控訴する方針だ。

　　　　～終わり～

コメント
1. 2015年11月18日 20:03:58 : 0MKwvA6MUM 特定秘密保護法違憲訴訟訴え退ける 11月18日 18時01分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151118/k10010311211000.html 去年１２月に施行された特定秘密保護法に反対するフリージャーナリストなどが、「国民の知る権利を侵害し、憲法に違反する」と主張して、法律の無効や賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は「立法によって取材が困難になったとは認められない」などとして訴えを退けました。特定秘密保護法は、特に秘匿が必要な安全保障に関する情報を特定秘密に指定し、漏えいした公務員らに最高で１０年の懲役を科すもので、去年１２月に施行されました。これについて、フリージャーナリストやフリーライターなど４２人は、「取材活動を萎縮させ、国民の知る権利を侵害し、憲法に違反する」と主張して、法律の無効や賠償を求めていました。１８日の判決で、東京地方裁判所の谷口豊裁判長は「原告らの主張は、将来、罰則を適用される可能性があるという抽象的なものにすぎない」として、裁判の対象にならないという判断を示し、法律の無効を求める訴えを退けました。また、賠償を求める訴えについても、「立法によって取材が困難になったとは認められない」として退けました。判決について、原告の代理人の弁護士は「憲法違反かどうかの判断に踏み込んでおらず、納得がいかない」と述べ、控訴する考えを示しました。
2. 2015年11月18日 20:06:29 : NNHQF4oi2I 福祉の為と言う　消費税は　霞ヶ関を解体し　霞ヶ関の人員を半分にし　報酬も半分にすべきだろう　そして　消費税は廃止すべき
3. 2015年11月18日 20:16:37 : xqEk6mxhpE 記者クラブ制度を温存していて、報道の自由や中立なんぞ、チャンチャラ可笑しいよ。
4. ひでしゃん 2015年11月18日 21:52:25 : dsqbUTCLpgzpY : EokfLeydFM 罠だらけの不平等条約ＴＰＰが批准された暁には記者クラブ制度など真っ先にやり玉にあがるのではないか？地域独占の電力会社は総括原価方式は適用できなくなる原発は発電単価の誤魔化しが暴露され廃炉しかない廃炉後の高濃度放射性廃棄物の処理は現在の原発立地自治体に任せるカネさえ積めば引き受けるだろう現在原油価格が暴落しているのに電気料金が下がらない黒田日銀の無謀な金融緩和がなければ電気料金の単価は四分の一近くに値下がりしている筈
5. 2015年11月19日 13:21:25 : qbZJa2IOaw 民主党政権になってせっかく記者クラブ以外でも取材ができたのに結局前原が記者クラブ限定に戻したのではなかったか？記憶違いか？
6. 2015年11月19日 14:40:23 : MGxxIzxYv2 ▼山本太郎氏「みなさんは『お縄』になるかもしれない」秘密保護法違憲訴訟の原告集会（弁護士ドットコムニュース） http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/706.html
7. 2015年11月19日 14:58:17 : WzFlUn53lM 記者クラブ制度がある事がマスコミを腐らせ、政権をのさばらせ、挙句に日本を狂わせている。今もって記者クラブがあるのはブータンと日本だけとか、途上国並みだ、安倍政権になってますます報道自由度ランキングが下がり昨年の66位？から北朝鮮並みの最下位になってもおかしくない。フリーの記者達にはもっと潰す運動をして頑張って貰いたい。国民も覚醒しなければならない。
8. 2015年11月19日 20:16:51 : SAI0x1urus この国は腐っているどころか朽ち果てています。みんな沖縄に来て、貧乏だけど、世界で一番素晴らしい国家を作りましょう、
9. 2015年11月19日 21:10:38 : FfzzRIbxkp 憲法違反の特定秘密保護法を、なぜ司法が法として認めるのか理解できない。
10. 2015年11月19日 21:14:08 : cfTOgIW4Hs 元裁判官の瀬木比呂志氏が書いた「絶望の裁判所」や「ニッポンの裁判」などの本を読めば分かるが、日本の裁判所には人間のクズのような裁判官がぞろぞろ生息している。冤罪事件が後を絶たない訳だ。そのような裁判官が、国家権力の犬となって、安倍ファシズム政権の援護射撃をしているのだよ。例えば、原発再稼動に待ったをかけるような真っ当な裁判官は、左遷させられただろ。真っ当な人間を左遷させ、公平性も公正性も正義もなく、権力の犬になれるような人間を出世できるようにしているのが、最高裁判所事務総局だ。先ずは、今の政権を潰し、小沢氏のような人物が政権を取らないと、何も変わらん。とにもかくにも選挙に勝つためには、不正してでもどんな汚い手でも使ってくる悪党どもとの戦いに勝たなければならないってことだね。


11. 2015年11月19日 22:30:00 : 8jy5B3rw9Y まるで中国、北朝鮮だな。まだ中国のほうが人々が民主国だと思っていないだけマシかもしれないな。
12. 2015年11月20日 12:55:41 : xM1x2KpalQ 10＞さんに同意ちょっと余談を書きます。今は亡き私の祖父が生前にこんなことを私に言ったことがあります。「人間はな・・・絶対に悪いことをしちゃいかん。」この言葉が今も頭の中にこびりついています。ある日・・・人間が持つ「脳」について、私の友人である脳神経外科医がこんなことを話してくれました。「人というのは、脳で様々な事象を感じ取る。その記憶は一生死ぬまで脳が持っています。そして一生を終えるときその記憶を一気に死の瞬間に蘇させるのですよ。」「その時、強烈に蘇るのは自分がやった悪事です。脳の不思議というか・・・人が持つ高度な脳だからこそ起こり得ることだと俺は確信している。死ぬ瞬間を経験していないので、君も俺もその時にしか解らんけどな。ひどい悪事だと死の瞬間に地獄を味わうことになるということだ。（笑）」その話を聞いて祖父の言葉とリンクしちゃいました。そうか・・・だから悪いことしちゃいけないのか・・・死ぬとき誰だって安らかに死にたいよね。でも悪は地獄を見るのか・・・人間の「脳」って凄いな！！悪いことだということを脳はきちんと記憶する。本人はへっちゃらでもちゃんと脳は記憶している。裁判官だろうと誰だろうと人として「悪」をすればみんなそれなりの死に方をするということだよね。やはり人間は「清く正しく美しく」じゃね。長文失礼しました。
13. 2015年11月20日 16:06:02 : 462R2bOH5A 「産経新聞をはじめ、現政権の支持勢力は政権批判者に対し、判で押したように「背後に何々がいる」「何々に利用されている」等の妄想を膨らませるが、彼らは人間が「独立した思考を持つ個人」であるという考え方を認めない。自分達がそうなので、相手も所属集団に思考を委ねた「人」だと理解している。　「中国の脅威」を万能調味料のように扱う人間は、歴史を知らない。」　 http://sun.ap.teacup.com/souun/18366.html
14. 白猫 2015年11月20日 19:09:42 : 3UXZ9G0eyfiL6 : TyxXmqOa72 皮肉なことではあるが歴史のある国ほど民主主義の概念が希薄のように感じる。それは一般大衆において権力者によって統治される習慣が骨の髄までしみ込んでいるからではないであろうか？市民革命の歴史を持つ西欧諸国や独立戦争を経て生まれた米国の市民にあるような国民こそが主権者であるという意識が特に日本や東アジアの諸国民においては極めて希薄なためであろう。これらの国家では裁判官は統治機構の一翼を担うエリートとしての意識が強く、統治者に異を唱える勢力は排除されるべき集団であるという考えを持つのであろう。己を社会のエリートと意識している記者クラブメディアの連中が支配機構の中心的役割を果たしている裁判所と癒着していることに何の違和感を持たないことの原因は互いに統治する側にいるという意識によるものであろう。
15. 2015年11月20日 19:42:00 : BFSTP3A2ZU 沖縄辺野古訴訟で、最高裁がいい加減な判決を出せば、国民の大半が退廷するような結果につながると思う。
16. 2015年11月20日 22:20:39 : kMABGuoHC0 ＞14 白猫さん、本当に、米国が「民主主義の国」だと信じているのですか？マンハッタン計画で、自国民に「放射能人体実験」を行なった国ですよ。しかも、ブッシュ政権の時に「愛国者法」なる市民を縛る法律をつくった国、なぜ、スノーデンが亡命したか、よく考えるべきですね。「プルトニウムファイル」 http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798130880 「ルポ貧困大国アメリカ」 https://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0801/sin_k395.html

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11. 2015年11月19日 22:30:00 : 8jy5B3rw9Y まるで中国、北朝鮮だな。まだ中国のほうが人々が民主国だと思っていないだけマシかもしれないな。
12. 2015年11月20日 12:55:41 : xM1x2KpalQ 10＞さんに同意ちょっと余談を書きます。今は亡き私の祖父が生前にこんなことを私に言ったことがあります。「人間はな・・・絶対に悪いことをしちゃいかん。」この言葉が今も頭の中にこびりついています。ある日・・・人間が持つ「脳」について、私の友人である脳神経外科医がこんなことを話してくれました。「人というのは、脳で様々な事象を感じ取る。その記憶は一生死ぬまで脳が持っています。そして一生を終えるときその記憶を一気に死の瞬間に蘇させるのですよ。」「その時、強烈に蘇るのは自分がやった悪事です。脳の不思議というか・・・人が持つ高度な脳だからこそ起こり得ることだと俺は確信している。死ぬ瞬間を経験していないので、君も俺もその時にしか解らんけどな。ひどい悪事だと死の瞬間に地獄を味わうことになるということだ。（笑）」その話を聞いて祖父の言葉とリンクしちゃいました。そうか・・・だから悪いことしちゃいけないのか・・・死ぬとき誰だって安らかに死にたいよね。でも悪は地獄を見るのか・・・人間の「脳」って凄いな！！悪いことだということを脳はきちんと記憶する。本人はへっちゃらでもちゃんと脳は記憶している。裁判官だろうと誰だろうと人として「悪」をすればみんなそれなりの死に方をするということだよね。やはり人間は「清く正しく美しく」じゃね。長文失礼しました。
13. 2015年11月20日 16:06:02 : 462R2bOH5A 「産経新聞をはじめ、現政権の支持勢力は政権批判者に対し、判で押したように「背後に何々がいる」「何々に利用されている」等の妄想を膨らませるが、彼らは人間が「独立した思考を持つ個人」であるという考え方を認めない。自分達がそうなので、相手も所属集団に思考を委ねた「人」だと理解している。　「中国の脅威」を万能調味料のように扱う人間は、歴史を知らない。」　 http://sun.ap.teacup.com/souun/18366.html
14. 白猫 2015年11月20日 19:09:42 : 3UXZ9G0eyfiL6 : TyxXmqOa72 皮肉なことではあるが歴史のある国ほど民主主義の概念が希薄のように感じる。それは一般大衆において権力者によって統治される習慣が骨の髄までしみ込んでいるからではないであろうか？市民革命の歴史を持つ西欧諸国や独立戦争を経て生まれた米国の市民にあるような国民こそが主権者であるという意識が特に日本や東アジアの諸国民においては極めて希薄なためであろう。これらの国家では裁判官は統治機構の一翼を担うエリートとしての意識が強く、統治者に異を唱える勢力は排除されるべき集団であるという考えを持つのであろう。己を社会のエリートと意識している記者クラブメディアの連中が支配機構の中心的役割を果たしている裁判所と癒着していることに何の違和感を持たないことの原因は互いに統治する側にいるという意識によるものであろう。
15. 2015年11月20日 19:42:00 : BFSTP3A2ZU 沖縄辺野古訴訟で、最高裁がいい加減な判決を出せば、国民の大半が退廷するような結果につながると思う。
16. 2015年11月20日 22:20:39 : kMABGuoHC0 ＞14 白猫さん、本当に、米国が「民主主義の国」だと信じているのですか？マンハッタン計画で、自国民に「放射能人体実験」を行なった国ですよ。しかも、ブッシュ政権の時に「愛国者法」なる市民を縛る法律をつくった国、なぜ、スノーデンが亡命したか、よく考えるべきですね。「プルトニウムファイル」 http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798130880 「ルポ貧困大国アメリカ」 https://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0801/sin_k395.html