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決定的になった安倍国家主義の正体 只の隷米具現強化政権(世相を斬る あいば達也)
http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/819.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 12 月 30 日 09:55:43: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/3e3bf220276e1e3f60cf253814ba92a9
2015年12月30日

ここまで、隷米に傾斜した政権を見るのは初めてだが、マスメディアも総じて、“アメリカが歓迎したのだから、良いことだ”という事になるのだろう。アメリカと云う国益のためなら“臭いものに蓋をする文化”が、今回も作動したようだ。慰安婦問題で、あれだけ歴史の修正に躍起となった安倍晋三や下村博文ら、そして、それらを強く支持する「日本会議」の連中の国家主義や歴史修正の姿勢は、あれは何なのだ。アメリカが命じたら、今の外務官僚であれば、北朝鮮とでも平和条約を結ぶに違いない。


≪ 慰安婦問題めぐり日韓合意 「最終的かつ不可逆的解決」

日韓両政府は28日、ソウルで外相会談を開き、慰安婦問題を決着させることで合意した。日本政府が軍の関与や政府の責任を認め、元慰安婦支援で韓国政府が新たに設立する財団に日本から10億円を拠出すると表明。日韓双方が、この枠組みを「最終的かつ不可逆的解決」とすることを確認した。 日韓関係の最大の懸案の一つだった慰安婦問題は、安倍晋三首相と朴槿恵(パククネ)大統領の政治決断により国交正常化50年の節目に決着を迎えた。両国関係は今後、改善に向けて大きく進む可能性がある。

 岸田文雄外相と韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は28日、ソウル市内の韓国外交省で約1時間20分会談した。終了後、両氏は共同記者発表を開催。岸田氏は、慰安婦問題について「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題」とし、「日本政府は責任を痛感している」と語った。さらに、安倍首相が元慰安婦に対して「心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。

 また、岸田氏は、韓国が設立する財団に10億円規模を日本政府から拠出し、日韓両政府が協力して元慰安婦を支援する事業を行っていく方針も表明。岸田、尹両氏がこの枠組みを進める前提で、慰安婦問題についてそれぞれ「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と強調した。

 一方、尹氏は、日本政府が撤去を求めているソウルの日本大使館(建て替えのため現在は移転)前に建てられた慰安婦問題を象徴する少女像についても言及。韓国政府の方針として「関連団体との協議を行うなど、適切に解決されるよう努力する」と語った。

 両氏は、慰安婦問題をめぐり、それぞれ「国際社会で互いに非難・批判することは控える」という方針も表明した。

 岸田氏は共同発表後、ソウル市内で記者団に「合意ができたことは歴史的であり、画期的な成果。日韓関係は未来志向の新時代へと発展する」と強調。今回の合意と、1965年の日韓請求権協定で請求権に関する問題は解決済みとした従来の姿勢との整合性について「政府の立場は何ら変わらない」と訴えた。  岸田氏はその後、韓国大統領府(青瓦台)で朴大統領と面会。朴氏は「今回の交渉結果が誠実に履行され、韓日関係が新しい出発点から再び始まることを願う」と述べた。また、安倍首相と朴氏は28日夕、電話で協議し、今回の合意をそれぞれ歓迎した。

 安倍首相は同日夕、外相会談の合意を受けて記者団に「子や孫の世代に謝罪しつづける宿命を背負わせるわけにはいかない。今後、日韓は新しい時代を迎える」と語った。 ≫(朝日新聞デジタル:ソウル=武田肇、東岡徹)


常日頃から、戦時中の慰安婦に関し「国家関与は証明されていない」という主張は何処に行ったのだ?アメリカの判断で、すべてを決してゆく日本であるなら、日本の神話も、アメリカのお墨つきを貰って、教科書に載せる運動でもしたら如何なものだろう。これだけ、世界中で、アメリカの独善的行動が波紋を投げかけ、何ひとつ自己完結できなくなっている覇権国の命じることに、何ひとつ反駁せず、唯々諾々と、そのムチ打ちやロウソク責めに嬉しい悲鳴を上げるのだから、マゾヒズムと云う国家観なのかと鳥肌が立つ。国家主義やナチズム、ファシズムであるのなら、せめてサディズムで行動して貰いたいものである(笑)。吐き気がするほどの自己矛盾だ。

日本という国が、アメリカアレルギー体質を強化する時間が流れている状況なのだ。ホワイトハウスと云う言葉さえ出してしまえば、パブロフの犬の如く、“安定政権維持慾”と云う“涎”を流す仕組みになっている。このような傾向は、日本のマスメデァ全体にも感染は拡大しており、ジャーナリズム精神など云うものは、遥か昔の昔にかなぐり捨てて、兎に角、理屈抜きに、政権の走狗になることを、社是とするのが自明と信じている。表面的な反政権論は展開するが、定型文で疑問を呈するのが形式化されており、約束事程度に慣習化している。それを読んで、それなりに反発もしているじゃないかと云うのが“洗脳”なのである。

政権がアメリカ・ポチとなり、霞が関官僚も当然ポチ、マスメディアもズブズブのポチ。多くの国民も、TDL、USJファンで、最近ではハロウィン・ポチに、クリスマスに、スターウォーズまでなっている。目くじら立てても仕方のないことだが、どこまでアメリカ教で行けると思っているのですか?と本気で、質問したくなる。穿った見方をすれば、たまたま乗り合わせてしまったの“アメリカ丸”と云う新興人工国家の建造した“新型デモクラシ駆動の資本主義”の大型船舶なので、他の大型船より安全そうだからと云うことだろうが、その機関室では、トンデモナイ燃料でボイラーから湯気を出している現実を見つめようとしないらしい。俺たちゃ客なんだからさって、日ごと夜ごと、丁半博打で国富を散在しているようだ。

まあ、そもそも論から行くならば、民主主義と資本主義が、たまたま、歴史の悪戯で一時の成功体験に酔いしれてしまった副作用が、100年程度続いていた、と考える方が妥当だ。先の二つの世界大戦が、世界的破壊を起こし、200年近く、破壊と復興に明け暮れたわけだから、当然のように、経済活動活発になるわけだ。謂わば、砂漠に水まきするのだから、幾らでも市場は、その水を飲んでくれたのだ。その結果、偶然にも、所得、生活水準で、分厚い中間層が生まれた。この中間層は、日本では“総中流”などと言われたわけだが、生活水準の平準化は、その中間層においては「得」ではなく「徳」への意識も生まれた。実は、この中間層の「徳」意識が、政治的にも、社会的にも、民主主義や資本主義の成長の原動力になった。

しかし、20世紀後半からは、この破壊と復興と云う、メカニズムが徐々に基本的素地を減損させていったので、成功モデルだと思われた「民主主義と資本主義」のセットの絶頂は、短い頂点を迎えていた。こちらも、たまたま、ソ連邦の崩壊が歴史的な悪戯となり、「民主主義と資本主義」のセットが成功事例だと信じられてしまう、皮肉な歴史的現象を、強く世界に印象づけてしまったようだ。しかし、そのセットモデルを底辺で支えた“中間層”を喪失してゆくに従い、このセットモデルも、あらゆる面で齟齬を来すに至っている。

これからの50年くらいは、条件が整うことのないセットモデルに拘泥する守旧的覇権勢力、及びそれに付和雷同する勢力が、そのセットモデル維持に努力をすればするほど破綻的になる。何故なら、次のビジョンの姿も形も見えていない以上、セットモデルに身の丈を合わせて100年、200年上手に生きてきたエリート層は、その地位に拘泥する。ゆえに、絡まった糸束を、さらに縒るわけだから、知恵の輪どころか、ピースが幾つも抜け落ちたジクソーパズルが出来上がるわけだ。実は多くのエリートは、そのことに気づいているのだと思う。ただ、次が見えないので、慣性の法則的な行いに興じているのだろう。

筆者にも、そのビジョンのイメージは見えていない。ただ、マスメディアが「民主主義と資本主義」の木鐸としての地位を放棄して、パンのみにて生きることを選択し、その役割に終止符を打ったのだが、「民主主義と資本主義」と云うセットモデルから、「徳」を生み出し、所謂“神の手”の役割を演じていた「中間層」の喪失は決定的なのに、更に、グローバリズムと財政金融主義が、不平等と云う差別を助長するので、崩壊と混沌だけは、確実にやってくる。つまり、中間層がいなくなるという事は、「社会」がなくなるのだから、到底、民主主義を通じて、民主主義を実現するという行動が虚しい結論に達する可能性は非常に高い。

このように書いてしまうと、身も蓋もない人類の惨状だけが見えてくるわけだが、惨状を見るということには、それなりの効用があるのだと思う。その惨状の中で、人種であるとか、民族であるとか、国境であるとか、欧米諸国であるとか、イスラム文化圏であるとか、ユーラシアであるとか、アジアであるとか‥等に、どのような価値を導き出し、何が大切で、何が不要か、気づき、考え、試行錯誤する人類の大きな命題へのチャレンジが始まるのだと思えば、それ程悲観的な成り行きでもないだろう。100年くらいのスパンで見れば、必ず、そのような経緯を辿るものと思われる。

残念ながら、筆者が目撃するのは、「民主主義と資本主義」の実現を、“グローバリズムと財政金融主義”の手法で乗り切ろうという、浅ましい自慰行為を観覧しながら死んでいくのだろう(笑)。ごく簡単な問題でも、“グローバリズムと財政金融主義”により、問題は複雑化され、誰も解けない問題集を、日々作り続けているのが現実なのだから、当分は、悲惨な方向だけを見せられることになる。しかし、個人的には、高度経済成長も見たし、中間層も経験したし、バブルも経験したし、締め括りに国や世界の悲鳴を一緒に叫ぶのも悪くないと思っている。40代よりも若い層の人々の場合、衰退から、衰退、そして悲惨なのだから、些か気の毒に思うが、運命と考えて貰うしかないし、殆どが一緒の悲惨なので、落伍している感情に陥らない点が救いだと考える。

 

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コメント
 
1. 2015年12月31日 08:27:24 : CRRdPUSqGI : Zi@l@fUExVg[40]
安倍晋三君の政治学とはなんだ!

アメリカ奴隷、これだ、これだ!


2. 2015年12月31日 09:38:18 : gha4wQHsWY : GtXYfrVLY6Y[74]

あべ政策は「アメリカ様の指示とおり」〜

      日本の政策なし!
   
             (わたしの見立てです)


3. 2015年12月31日 15:53:40 : qcPKGNfl36 : gJokM5ziB6o[17]
国のトップに居たいだけの人間に国家を語る能力も教養も無い。ただ米国に隷属することがその位置を守る手段だと思っているようだ。

そして、その国のトップの権力にへつらう自民党議員は単に銭を稼ぎたいだけの守銭奴でしかない。国の方向などどうでも良くて、己の活動が銭になるかどうかだけが問題なのである。

上場企業は、国が国民から集めた金に群がることで国家依存型の企業と化して、国に媚び諂うことで経営の安定を図ろうとする。

国民はマスメディアの嘘情報に歓喜するだけで、本質を見ることなく無意味な幸福感と交換に大きな価値感を見失う。

何処へ行く日本、眼を醒ませ日本国民ヨ!


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