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米空軍のドローンパイロット、相次ぐ退職者の理由は「ストレス」 SEAN GALLAGHER
http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/743.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 30 日 08:36:05: igsppGRN/E9PQ
 

地球の裏側から攻撃を行う米空軍の無人航空機(ドローン)操縦者たちは、ストレスによる離職が多い。空軍は、年間15,000ドルのボーナスを支給するなどして引き止めを図っている。


米空軍のドローンパイロット、相次ぐ退職者の理由は「ストレス」 SEAN GALLAGHER
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150730-00010002-wired-sci
WIRED.jp 7月30日(木)7時20分配信


遠隔地から攻撃を行う米空軍の無人航空機(ドローン)操縦者たちは、ストレスによる離職が多い。空軍は、新人パイロットを迅速に養成するとともに、任務を続けるよう現役パイロットを説得する新計画を導入した。この計画には、2016年から現役パイロットに年間15,000ドルのボーナスを支給することが盛り込まれている。

『The New York Times』紙の報道によると、現在空軍で「RQ-1 プレデター」や「MQ-9 リーパー」といったドローンの操縦に当たっている、「遠隔操縦航空機」(RPA)の操縦訓練を受けたパイロット約1,200人のうちの「相当数」は、任務の終了時期が近づいており、その後は空軍を辞める意思を示しているという。

一方で、新しいドローンパイロットの訓練プログラムを進めても、空軍の人員配置基準に必要な数の半分程度しか補充できない。こうしたことから、残ったパイロットにはより多くのストレスがかかっており、空軍はギャップを埋めるために、指導教官を日常の飛行任務につかせなければならなくなっている。

空軍のドローンパイロットの多くは、ネヴァダ州ラスヴェガス近郊のクリーチ空軍基地に勤務している。長時間シフトで、遠く離れた世界のどこかの飛行戦闘ミッションに当たり、戦闘を終えたらスイッチを切り替えて日常生活に戻らなければならないという毎日の状況は、ドローンパイロットたちの士気を徐々に低下させる(ミサイルの着弾状況が鮮明に見えることも、ストレスになる(日本語版記事)という)。辞めるパイロットが増えるほど、残ったパイロットにかかるプレッシャーはさらに強くなる。

空軍はすでに、空軍州兵や空軍予備役軍団のパイロットのほか、民間契約企業も一部活用して、現役の空軍パイロットのストレスを少しでも軽減する努力をしている。

さらに4月には、日常のドローンによる「戦闘空中哨戒」の回数を、10月までに現在の65回から60回に減らす取り組みを開始している。

人員不足が起こる原因の一端には、空軍がドローンパイロットを、有人航空機の操縦訓練を受けたパイロットから引き抜いてきたことがある。空軍がドローンプログラム用に新人パイロットを養成したのは2011年が最後で、ドローン操縦を専門とするパイロットの教育施設もなかった。現在空軍は、新しいパイロットを年間190〜300人養成できるプログラムを準備している。

空軍はこうした計画のために、予算の再配分もしようとしている。そこには、ドローンの追加購入費用1億ドルのほか、地上の管制施設やドローンのフライトシミュレーターの改良、さらに教官を追加採用する費用などが含まれている。

SEAN GALLAGHER


 

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コメント
 
1. 2015年7月30日 14:07:11 : 43n9APMvqg
「ストレス」ですって? この無人機に爆撃される異国の民間人のことなんて、米空軍司令部は考えたこともないでしょうね。
米軍パイロットたちは「ストレス」でしょうけど、多くの異国の市民たちはボタン1つで「命」を失っているのです。
パイロットたちは、カネの為のゲーム的人殺しをやめるべきです。
▼無人機操縦者の苦悩
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-8b67.html
▼米国どこへ:無人機パイロットの告白
ブライアントさんは、「敵がどうかも分からない多数の人を殺害した。自分の過去は変えられず、悔いても悔いきれない」と、除隊から3年以上たつ今も自責の念にかられている。
ライアントさんは、米西部ネバダ州やニューメキシコ州にある米軍基地に勤務し、約1万キロ離れたイラクやアフガン上空を飛行する無人機を遠隔操作していた。
「聞こえるのは、ミサイルを撃つためにボタンをクリックする音だけ。ミサイル発射の時の衝撃波音も、標的に当たった爆発音さえ聞こえない」
レーザー誘導されたミサイルは標的を破壊し、着弾後の煙の中から鮮明な画像がモニター画面に映し出された。バラバラになって即死した2人と、右足を吹き飛ばされ、血を流しながら足を押さえてのたうち回る男性の姿だった。
http://mainichi.jp/feature/news/20150106mog00m030007000c.html
▼米英無人機で4百人超死亡 無人航空機 RQ 1 プレデター
国連は18日までに、米英両国やイスラエルの無人機攻撃による各国市民の被害に関する報告書を公表、パキスタンで2004年以後市民400人以上が死亡し、アフガニスタンでは10年以後58人が犠牲になったとの調査結果を正式に明らかにした。
パキスタン政府の同意がないのに米国が無人機攻撃を行うことを主権侵害とあらためて批判、米国が安全保障上の理由で攻撃に関する具体的情報を公表しないことも容認できないとした。
報告書は対テロと人権の関係を担当する国連のエマーソン特別報告者の調査に基づいて作成された。
同特別報告者がことし3月パキスタンを訪問し同国外務省から提供を受けた資料では、04年以後少なくとも330回の無人機攻撃があり、死者総数は2200人以上、うち400人以上が市民で、さらに200人以上が非戦闘員である可能性があるという。
https://www.youtube.com/watch?v=Xi5JwS1tL3k
▼殺人無人機「キラードローン」の歴史と未来
対戦車ミサイルなどで武装したドローンは「殺人無人機(キラードローン)」と呼ばれており、イラク戦争などで実戦に投入され、多くの民間人を巻き添えにしていることが報道されています。そんな殺人無人機の歴史と、開発が行われている新型ドローンについてNew York Postがまとめています。
「捕食者」の名を持つ「プレデター(RQ-1)」は、1980年代にペンタゴンの国防高等研究計画局(DARPA)で製造が開始された軍事用無人航空機です。各種センサーを搭載し、当初は監視目的の無人偵察機として開発されたものですが、2001年のアフガニスタン紛争において、CIAが対戦車ミサイル「ヘルファイア」で武装。タリバンとアルカイダに対して史上初の殺人無人機による攻撃・殺害が実施されました。
CIAとアメリカ空軍は、プレデターを改良して操作性・検出能力・射撃能力が向上した殺人無人機「リーパー(MQ-9)」を開発。無人航空機は、アメリカ軍が持つその他兵器と比較しても強力な兵器に数えられます。リーパーもヘルファイアで武装しているほか、レーザー誘導爆弾やスティンガー空対空ミサイルを搭載することが可能。
http://gigazine.net/news/20140520-lethal-drones-of-the-future/

2. 2015年7月30日 14:14:54 : nJF6kGWndY

やはりAIの高度化が必須だな

3. 2015年7月31日 13:27:16 : kFEICpziqs
ターミネーター、何時までも敵だけ攻撃すると思うな、両刃の剣。

4. 2015年7月31日 23:49:43 : wagnWuB44I
以前、ゲーム感覚で戦争ができるなんて紹介されていたけど、やっぱりストレスがないわけじゃないんだね。

5. 2015年8月01日 21:34:28 : kFEICpziqs
そりゃ好きな時にセーブして好きな時にロードできるわけじゃないからね。

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