【モスクワ時事】ロシアのコモエドフ下院国防委員長は５日、過激派組織「イスラム国」と戦うアサド政権を支援する名目で開始したシリア空爆に関して「（ウクライナ東部で親ロシア派として戦った）ロシア人義勇兵がシリア政府軍（の地上作戦）に参加するだろう」と語った。インタファクス通信が伝えた。

　「イスラム国」掃討には地上作戦が不可欠として、国防省内で検討されているとみられる。ロシアはウクライナ東部紛争で「義勇兵」と称して最精鋭の空挺（くうてい）軍などを送り込んだ。プーチン大統領は「シリアで地上作戦は行わない」と説明するが、義勇兵を隠れみのに極秘作戦を行う可能性がある。

　派兵が現実となれば、ロシアが支援するアサド政権と「イスラム国」など過激派組織、欧米が支援する反体制派が戦うシリア内戦がさらに複雑化しそうだ。戦闘の泥沼化や、同組織によるロシア本土への報復テロを招きかねないとも指摘されている。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015100600561 　

コメント
1. 2015年10月06日 17:38:59 : kXe4SWCDeQ シリア政府の許可取れるだろうし正規軍を派遣したらダメなのでしょうか？
2. 2015年10月06日 18:13:14 : 9KXgCLOBsQ チェチェン共和国のカディロフ大統領も歩兵をシリアに送って、イスラム国撲滅のために戦いたいと願い出ている。 第一次チェチェン紛争のとき、ロシアは敵そのものだった。 ところが第二次チェチェン紛争はチェチェン人ムスリムと外部からやってきたアルカイダ系ムスリムとの間で路線対立が起き、カディロフの父親が爆弾で暗殺されるという事態を引き起こし、息子のカディロフは対立したロシアとアルカイダ系ムスリムのテロリストを追い出すとして手を組んでチェチェンから追い出すことに成功して以来、チェチェンは自治権を強化する条件と引き換えにロシアに残ることを承諾している。 そういう事情を過去にもつカディロフだけに、アルカイダへの怒りは相当のものであり、カフカスマフィアのシンジケートを伝にアルカイダの動きを逐一、モスクワに報告しテロを未然に防ぐ寝業師でもある。 露骨といえば露骨、現金といえばあまりに現金だが現実はかくも厳しいということだろう。 昨日の敵は今日の友、一寸先は闇、蛇の道は蛇(ヘビ)の面目躍如といったところか。
3. 2015年10月06日 19:33:02 : C04WR9EQjo ＩＳはロシアの空爆に恐れをなして３０００人以上　ヨルダンに逃亡中！ ロシア航空宇宙軍容赦ないからね
4. 2015年10月06日 20:57:05 : eHOCbbvXsE >>1 ロシアでは正規の軍事行動は死傷者などについての報道が一応認められているが 不正規の軍事行動を報じる事が出来ない大統領令がある。 つまり不正規の軍事行動では何人死傷しようがロシア国民の目から隠す事が出来る ので正規軍は故意に送らない。
5. 2015年10月06日 21:47:51 : kXe4SWCDeQ >>4 詳しい情報ありがとうございます ロシアが義勇兵を使いたがる理由がよくわかりました
6. 2015年10月06日 21:59:56 : 8LHNsW5P5w アメリカはＩＳとも手を組んでいる疑いがある。 イスラエルは最終的にはシリア支配と、ドイツに難民を送りこむことを企図しているように思われる。 シリア問題では難民の大量発生により、ここにきてＥＵは決定的な打撃を被っている。 ロシアが本気になればＩＳは壊滅的になり、シリアの安定が復活する希望が出るので、独仏は水面下でロシアを歓迎支持している可能性も大きい。 。

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