★阿修羅♪ > 戦争b16 > 176.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
米主導の有志連合、対ISシリア反体制派に弾薬投下 50トン供与か  AFP
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/176.html
投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 10 月 13 日 10:28:54: mY9T/8MdR98ug
 

【10月13日 AFP】米国主導の有志国連合は11日、シリア北部でイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」と戦っている反体制派の武装勢力に対し、弾薬をパラシュートで投下した。米軍が12日、発表した。

 これに先立ち、米国防総省は先週、反体制派のうち穏健派の組織を対象とした訓練計画を中断し、ISと戦う反体制派のうち選抜した一部の指導者への装備供与に重点を置く方針を示していた。

 米中央軍(US Central Command)のパトリック・ライダー(Patrick Ryder)報道官は、ISの別名「イラク・レバントのイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant)」の略称ISILを使用した声明で、「連合軍は11日、シリア北部で空中投下を行い、対ISIL作戦を展開中の地元地上部隊に物資を補給した」と述べた。

「投下した物資は、小火器の弾薬を含む。補給の目的は、対ISIL地上部隊が作戦を継続できるようにすることだ」としている。

 匿名を条件にAFPの取材に応じた米当局者によれば、空中投下された物資には弾薬50トンが含まれていたという。

 ライダー報道官は投下された弾薬について、シリアの複数のアラブ系組織への補給物資で、その指導者らは「米国による綿密な調査を適切に受け、ISILをシリア北部から掃討するため戦っている」者たちだと説明した。

 米国防総省は、トルコとヨルダンでシリア人反体制派を訓練する計画だったが、候補者の多くが選抜段階で不合格となったことや、訓練を受けた組織の1つが弾薬など装備の一部を国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系組織に提供していた事実が発覚たことから、計画の打ち切りを余儀なくされていた。(c)AFP


http://www.afpbb.com/articles/-/3062910


米軍の武器供与は小火器に限定されており、地対空ミサイルや対戦車ロケット砲は含まれていない。これは投下した武器が将来的にISの手に渡ることを恐れているためである。こうした「小出し」の援助では反体制派を強化するにはほとんど役に立たないことを米軍自体がよく知っている。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年10月13日 11:51:37 : v1gbxz7HNs
候補者の多くがアル・ヌスラだったんだろうが。
だいたい爆薬など自爆テロ用以外、何に使えというのか。
つまりこれはISISへの補給物資ではないのか。

2. ダイナモ 2015年10月13日 12:36:59 : mY9T/8MdR98ug : SFB6e5PgNo

米国:シリアの反体制派に弾薬供与 対IS新戦略

 【ワシントン及川正也】米軍は12日、シリア北部で過激派組織「イスラム国」(IS)と戦闘中の反政府勢力に対する武器・弾薬供与の第1弾として、弾薬など約50トンを大型輸送機から投下し、シリアでの対IS新戦略に着手した。一方、軍事介入したロシアはシリアのアサド政権を防護する姿勢を鮮明化。米軍から弾薬供与を受けた反政府勢力の一部が対ISから政府軍攻撃に回る可能性もあり、「米露代理戦争」の様相が強まる危険性もある。

 米CNNテレビによると、米軍は11日夜から12日未明にかけて、大型長距離輸送機C17から112ケースに分けて収納した小型武器用弾薬や手投げ弾計約50トン分をシリア北部の反政府勢力地帯に投下した。

 オバマ政権は、シリアのIS対策の大きな柱として今年、穏健な反政府勢力の兵士5400人を訓練して戦場に送り込む計画だったが、効果が上がらず、事実上断念した。オバマ大統領は11日放映されたCBSテレビ報道番組で「計画が機能しなかったことは明らかだ」と失敗を認め、「アサド大統領が権力を握っている限り、(反アサド感情が強い)反政府勢力がIS(攻撃)だけに神経を集中するのはとても困難だとわかった」と語った。

 米国防総省は9日、IS攻撃に徹底する反政府勢力を選び出し、武器・弾薬を直接供与する新戦略を発表。供与するのは小型武器や弾薬に限定し、対戦車ミサイルなど「高性能な装備」は排除するとしている。

 しかし、12日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ロシアの軍事介入後、別の米政府の秘密作戦で大量の米国製対戦車ミサイルが有志国連合経由で反政府勢力に届いており、「米露代理戦争の様相を濃くしている」と伝えた。

http://mainichi.jp/select/news/20151013k0000e030092000c.html


ここでいう「別の米政府の秘密作戦」とは、米CIAが行なっている作戦である。CIAは以前から反体制派に武器援助を行なっている。
 


3. 2015年10月13日 13:17:00 : kXe4SWCDeQ
タリバンで懲りろよ

4. 2015年10月13日 14:02:13 : dLRyWHUNIY
 「代理戦争」をやらせてロシアの国力を削ぐ。アメリカ戦争屋の一貫した手口だ。
今までの過激テロ組織が「穏健派」という名の元に隠蔽される。

5. 2015年10月14日 00:44:58 : 1pYGvTcK2c
武器を供給、つまり死の商人。

6. 2015年10月14日 09:30:28 : lKtNFkyivw
これらの補給地へロシアはピンポイント爆撃するよ。

7. 2015年10月14日 19:11:25 : d7fUwVA02s
シリアの空爆についてロシアに対してまったく理不尽なネガティブ報道や捏造報道に晒されているが、攻撃目標についてはアメリカとすり合わせは出来ているようだ。

非公式情報としてロシアが空爆を切り出すのではないかと言われだした前後、モスクワにアメリカからCIAの一団が入ったといわれたように、ロシアが勝手にやり出したわけではないことはロシアによるシリアの空爆について米軍のトップたちの寝耳に水の目覚めの悪そうな感想を見ればよくわかる。

要するにロシアが空爆することを直前に知らされたことで、米軍の梯子が勝手に外されたことを知った米軍のお偉方が気に入らないと文句を言っているというわけである。

そういうわけでこの記事のイスラム国に対抗するための武装勢力への武器投下だが、それはアル・ヌスラではなくシリアのクルド組織であるYPG(民主統一党)の可能性が強いと思う。
YPGはアメリカへの支援要請とロシアへもイスラム国に対して空爆要請を正式に出している。


8. 2015年10月14日 19:55:19 : d7fUwVA02s
追記

記事を改めて読み直してみたらシリア北部とあるので、これはもう完全にYPGに武器と弾薬の供与のために投下していると見て間違いないだろう。

シリア北部のコバニはトルコとの国境にあってクルド人が自治を取り仕切っている地域であるが、トルコ国境からイスラム国の手引きする兵士たちが欧州から入ってくる前線でありYPGはイスラム国は勿論、自由シリア軍とも戦っているのである。

ロシアのシリア空爆ではロシアは自由シリア軍は標的ではないと認めているが、それは空爆の対象ではないと言うことに過ぎず、地上戦戦闘においては関知していない。
そういうわけでアメリカによる武器弾薬支援はイスラム国だけでなく自由シリア軍も功撃の対象になるというわけで、イスラム国だけでなく自由シリア軍まで支援してきたトルコのエルドアン政権にとってはまったく面白くない事態を生んでいるわけだ。

トルコで近々起きた爆弾テロであるが、あれもそう考えるといろいろ思い浮かんでくる。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b16掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
戦争b16掲示板  
次へ