昨日朝ＮＨＫＢＳ１で放送されたロシア「ＲＴＲニュース」は、「ＩＳとの戦闘とそれに続く政治解決をテーマに、近々、ロシアのラブロフ外相、サウジアラビアのジュベイル外相による三者会談が行われる予定。この会談を提唱したのは米国のケリー国務長官」と報じた。

　ロシアＲＴＲは、少し前の放送で米露電話協議についても触れ、米国側が近接したロシア空軍パイロットのプロフェッショナルな対応を賞賛している場面を報じた。

※　米国・ケリー国務長官＋ロシア・ラブロフ外相＋サウジアラビアジュベイル外相の三者会談は、ロシアがシリア問題で軍事介入を始める前（８月３日）にも行われている。

2015.8.4 09:08更新
シリア反体制派防衛協議か　米露、サウジ外相が会談［産経新聞］

　ケリー米国務長官は３日、訪問先のカタールの首都ドーハでロシアのラブロフ外相、サウジアラビアのジュベイル外相と会談。シリアとイラクにまたがる過激派組織「イスラム国」掃討作戦について協議した。米国務省が発表した。

　「イスラム国」と戦うシリア反体制派がアサド政権部隊から攻撃を受けるケースも念頭に米国が反体制派を防衛支援することに理解を求めたとみられる。

　ケリー氏は会談で、アサド政権による圧政が過激派組織の支配圏拡大を許したと指摘した。ロイター通信などによると、アサド政権を支持するロシアのラブロフ氏は、米軍の空爆は対テロ作戦を複雑化するとして、反対の立場を示した。（共同）

http://www.sankei.com/world/news/150804/wor1508040018-n1.html

コメント
1. 2015年10月21日 07:00:55 : riwgxq1iJ6 もう無茶苦茶なアメリカの主張です。アサド反体制派支援とはアサドを倒すということ、ロシアはアサド支援派。子供でも分かる話だが、シリアでアメリカとロシアが戦うことを認めよ、という論理。恥ずかしげもなく会談を求めるケリーの頭の悪さに呆れるばかり。IS撲滅のために呉越同舟らしいが、その後は米ロが敵対するのは自明の理。その共通の敵とする第三者の悪が、アメリカの手下とくれば、もうこの傲慢な主張が世界の常識として通用するはずがない。もっとわかりやすく説明するのが報道というものだがNHKは国民に対して取材不足で論点が説明できないようだ。もうこんないい加減な放送局は報道の資格なし。何様なんだろう??

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