ラヴロフ外相：シリアに関するウィーン4者会合、困難だったが成果もあった［スプートニク日本語］
© AP Photo/ Pavel Golovkin
2015年10月24日 00:05(アップデート 2015年10月24日 00:26)

ウィーンでシリア問題を話し合う4者会合が開かれた。困難だったが成果もあった。参加者らは問題解決のための共通の課題について話し合った。ラヴロフ外相が会合を振り返って述べた。

「我々には、戦争を停止し、テロと戦い、シリアの政治プロセスを前進させるという共通の課題がある」とラヴロフ外相。

またラヴロフ外相は、ウィーン会合の参加者全員が、シリアが政教分離の主権国家として再生することを通じてのみシリア危機が解決されるよう努力していく、と指摘した。

またラヴロフ外相は、アサド大統領退陣については会合で合意はなされなかった、と述べた。

「アサド氏は一定期間を置いて退陣する、との合意を我々が結びつつあるなどとうわさされているが、それは事実ではない」とラヴロフ外相。

http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151024/1068937.html

コメント
1. 2015年10月24日 09:28:26 : O7YuZ8Bixk 　アサドは退陣しない。すなわちイスラエルとその属国アメリカの要求は蹴られた、ということだW。
2. 2015年10月24日 11:07:34 : q3C0bY9uxs シリアは自治性を強めた緩やかな連邦国家になることは避けられないだろう。 北部クルド人はほとんど自治を手に入れたようなものだし、アサドが退陣しようが残ろうがそうなるほかないだろう。 アサドが辞めるにしても、バース党の支配は終わらないと思う。 支配の力の源泉である軍はシーア派の一派であるアラウィ派(アサドの信仰する宗派)出身者で占められているが、アラウィ派も含めバース党はシリアのありとあらゆる情報を持っているのでバース党を排除したらシリアはイラクの困難を再現するだけになってしまう。 そうなればレバノンにも飛び火し、イランも巻き込んだシーア派対スン二派の本格的な内戦が今度こそ勃発する。 間違いなくイスラエルも黙っていないだろう。 脆弱な政治体制が多いアラブでもシリアを巡る周囲の国々は輪をかけて脆弱で複雑であり、誰かが居なくなればなにもかもが上手く行くなんてことはない。 自由と民主主義だけが物事解決のすべての方程式だなんてことはないのである。
3. 2015年10月24日 11:16:22 : v1gbxz7HNs それは合意ではなくアメの願望だろ。
4. 2015年10月24日 13:02:54 : 8NXMfJDOsM だいたいもともと政治家になる気もなくて、医者になるために留学していたのが 父親の先代アサド大統領の後継者となっていた兄の急死で呼び戻されて後継者に なり、軍に入って5年で大将とか、憲法の大統領年齢規定を変えて（40→36歳） 無理矢理に大統領職を世襲した今のアサドの何がいいんだ。 完全に「組織の都合で祭り上げられただけの世襲政治家」だろ。 ぶっちゃけ「金正恩に比べたらマシ」程度の人間。 そんなのを擁護するヤツの気がしれん。
5. 2015年10月24日 14:07:01 : 1hNZVSAVOc 別にアサド一個人の命運にこだわっているわけではない 現政権支持者達の安全が保証される政権にこだわっているだけだ テロ組織の支援を仰いでいるスンニ派の反体制派などには、 シリア全土の統治などとてもじゃないが任せられない
6. 晴れ間 2015年10月24日 15:53:43 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k >シリアが政教分離の主権国家として再生することを通じてのみシリア危機が解決されるよう そうですよ！ 「非宗教＝世俗」を国家の原則にしなくては、異なる宗教・宗派の人々が共存できること、つまり平和は訪れません。 近代化とは宗教離れとほぼ同義です。 日本だって、日本会議、国家神道(天皇制)、統一教会、創価学会等、もろもろのヘンな宗教の政治への関与を根絶しない限り、本当の近代化も民主化もありません。 心の問題です。妙な宗教支配から脱してはじめて、人間は本当に自由になれます。 「自由が怖い」「何かに支配されていないと不安だ」という人が、宗教にしがみつくのです。
7. 2015年10月24日 17:05:03 : J8MtcHXDKo またまたダイナモモドキ出現、さて↑のどれでしょう。
8. 2015年10月24日 20:36:40 : 3IFjYS7Xlw >>5 それならアサドが辞任して後任に譲ればいいじゃないか。 それでアサド退陣を求める欧米やサウジなどの周辺国だって黙らせられるのだから有効な手だろう。 絶大なカリスマの持ち主で他に代わる人間がいないというならともかく「親の七光り」で大統領職を世襲したアサドにこだわる必要なんか無い。 万が一「アサドに代わる人間がいない」というならそんな党が一国の指導政党をしている方がおかしいと思わないか？
9. 2015年10月24日 23:19:29 : mo5BcZQ4lE 　アメリカはアサドを辞任させてアベ身ぞーのような頭の悪い傀儡を政権に据えるんだよ。 でロシアに出て行っってくれと言わせる。 そして、シリアは又カオス状態になる。
10. 2015年10月25日 00:41:21 : 3IFjYS7Xlw >>9 何十年も憲法に指導政党だと明記してシリアを一党独裁体制で支配してきた バース党の指導者は世襲のアサドしかいないとでも言うのか？ それこそシリアやバース党をバカにしている主張だろう。

11. HIMAZIN 2015年10月25日 01:34:02 : OVGN3lMPHO62U : FjPi0xP43k >>8 >>10 >3IFjYS7Xlw で、欧米の機嫌を取る以外にアサド退陣のメリットは何かあるんですか？ イラク、リビアに続く3番煎じにしかならないと思いますがね。
12. 2015年10月25日 02:01:50 : 3IFjYS7Xlw >>11 何か勘違いしてないか？ 現時点でバース党が政権から降りる必要は無いし、むしろその官僚機構は温存してそのままシリアを統治すればいい。 しかし「親の七光り」で本人の能力とも意思とも無関係に大統領になっただけのアサドが大統領であり続ける必要性は全く無い。 現在の混乱の責任をとる（国家元首なんだから当然だな）形でアサドが辞任すれば反体制派を支援しているサウジアラビアなど周辺諸国にシリアから手を引かせやすくもなる。 むしろなぜ「アサド大統領」にこだわるのか（繰り返すがバース党はそのまま政権政党でいい）そっちが疑問だ。
13. 2015年10月25日 14:17:10 : fxE4WJO55I >>11 医者やってんだから少なくともアベシンゾーよりは優秀だW。 シリア問題の解決はテロリストの殲滅であってアサドの地位の問題ではない。

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