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ロシア、シリアの反体制派に航空支援申し出  AFP
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/234.html
投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 10 月 25 日 12:18:31: mY9T/8MdR98ug
 

【10月25日 AFP】シリアで空爆を続けるロシアは24日、欧米諸国が支援し、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」やバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)シリア大統領の政府軍と戦闘を続ける穏健派の反体制派組織に航空支援をする用意があると述べた。

 ロシアを電撃訪問したアサド大統領とウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の会談後、セルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相は、内戦で疲弊したシリアにおいて、大統領及び議会選挙実施に向けた動きを呼びかけた。

 ロシアの提案に対し、シリアの反体制派は不信感を露わにし、ロシアがまず反体制派への空爆を止めるべきで、選挙の可能性を語るのは早過ぎるとし、現在の状況下から支援を拒否した。

 ラブロフ外相は、ロシア1(Rossiya 1)テレビのインタビューで、「われわれは、『自由シリア軍(FSA)』と呼ばれる組織を含む、愛国的な反体制派も支援する用意がある」と話した。

 専門家らは、ロシアからのISとの戦闘におけるシリア反体制派への航空支援の申し出が、ロシア政府の政策転換を意味する可能性があると語る。
(c)AFP/Anna SMOLCHENKO with Rouba EL HUSSEINI in Beirut


http://www.afpbb.com/articles/-/3064114

実に分かりやすい。

自由シリア軍は事実上壊滅しており、存在していない。存在していない組織に対して「支援」するといっても、何も言っていないことと同じだからロシアにとっては言いたい放題だ。
 
 

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コメント
 
1. 2015年10月25日 12:26:41 : nfNjr4B2uQ
自由シリア軍なんて壊滅して当然。

穏健派だなんて思ってるのはダイナモと黒井文太郎くらいのもんだ。


2. 2015年10月25日 13:02:07 : TirzJBiQCk
自由シリア軍はアメリカの支援を受けていたがもう実際力を失っているということか。

早い話、アメリカが敗退したということか。


3. 2015年10月25日 14:18:25 : 2ex9yD4BlQ
シリアを旅行したブロガーのシリア感想ブログ


ジャックの談話室
jack4afric.exblog.jp

2015年 02月 17日
シリアの思い出

最近、日本人人質事件などでなにかと話題に上るシリアですが、私は2011年1月にシリアを旅行しました(「2011年 シリア&ヨルダンの旅」を参照)。

シリア騒乱の発端となった民衆蜂起が起こる直前でしたが、私が訪れたときはシリア国内は平和そのもので、旅行するのに何の支障もなかったです。

シリアは前アサド大統領(現アサド大統領の父)の時代までは社会主義的な経済政策を取っていたものの、息子である現アサド大統領になってからは、市場開放の自由主義経済を押し進めるようになったそうで、

ダマスカスやアレッポなどの伝統的なスーク(市場)には、日用品や食料品が豊富に出回っていて、社会主義国家にありがちのモノ不足は感じられませんでした。

またシリア国内では衛星テレビが完全に自由化されていました。

建物の屋上にはパラボラアンテナが林立し、どんな安ホテルに泊まっても、部屋のテレビで海外を含む、何百というチャンネルのテレビ番組を自由に視ることができました。

またキリスト教徒が多く、アサド政権が世俗主義的でイスラム原理主義を押さえつけているせいか、カイロなどと較べるとダマスカスやアレッポではスカーフを被っていない女性の姿が目立ちました。

国内をバスで移動するときなど、乗車前にいちいち警官にパスポートを見せなければならないという面倒はありましたが、その分、治安は良く、夜一人で街を歩いていても危険はまったく感じなかったです。


驚いたのはダマスカスでゲイハマムが堂々と営業していたことです。

マレーシアやインドネシアなどの東南アジアの戒律の緩いイスラム国家ならともかく、中東のアラブ国家でゲイ向けの施設が存在するのは珍しいです。

カイロやイスタンブールにもゲイハマムはありますが、こっそりと営業していて、内部で乱交が行われているという理由で、よく警察の手入れを受けています。

ダマスカスのゲイハマムはカイロやイスタンブールのゲイハマムとは異なり、施設は綺麗で、内部の照明が非常に明るく、アルコーブなどのスペースにはドアが付いておらず、外からよく見えるようになっていました、

また客は腰布をしっかりと腰に巻き付けることが義務づけられていました。

つまり、ハマム内部での乱交等を予防する措置がしっかり取られていて、その一方で、同性愛者の健全な社交場としてのゲイハマムの営業は認められているわけで、これは非常にスマートなやり方だと思いました。

もう一つの驚きは、シリアの男たちのイケメン率が非常に高く、また彼らがとても親切だったことです。

これだけイケメンが多く、しかも親切な人間が多い国は、私の知る限り、シリア以外ではブラジルとイースター島くらいです。

私は特にシリア北部の都市アレッポが好きでした。

アレッポはとても活気のある商業都市で、ダマスカスが東京だとすると、アレッポは大阪といった感じで、人々は陽気で人懐っこかったです。

今、ニュースの映像で瓦礫と化したアレッポの街並みを見ると茫然とし、アレッポで泊まっていたホテルの陽気なスタッフや、アレッポ城で一緒に写真を撮った愛らしい少年たち、

道端でガイドブックを開いていたら、「何かお手伝いできますか?」と流暢な日本語で親切に尋ねてくれたハンサムなシリア人の青年などアレッポであったシリア人のことを思い出し、今、彼らはどこでどうしているだろうと考えると暗澹たる気持ちになります。

先日、在シリア日本大使を務めた元外交官である国枝昌樹著「報道されない中東の真実」という本を読みました。

著者によると、2010年末にチュニジアで起こった「ジャスミン革命」がエジプト、リビア、シリアへと飛び火し、2011年3月からシリア各地で反政府デモが起こったそうですが、

デモの参加者は、政府に対してより多くの政治的自由や改革を求めていたものの、アサド政権を打倒することまでは考えていなかったといいます。

それが政府軍と反政府武装勢力の泥沼の内戦に発展したのは、シリア国内の民衆蜂起をアサド政権打倒の好機とみた外部勢力がシリア国内の反政府武装勢力を積極的に支援して武器を供給したからだそうです。

ここでいう外部勢力とは、イランと同盟関係にあり、レバノンのシーア派民兵組織ヒズボラを支援しているアサド政権の存在を快く思わないアメリカを初めとする欧米諸国や、

イスラム教シーア派のイランと対立しているサウジアラビアやカタールなどスンニ派イスラム諸国をいいます。

これらの外国がシリアの反政府勢力を支援する一方で、ロシアとイランは政府軍を支援して武器を供給したことから、シリア国内の騒乱がアメリカ対ロシア、あるいはサウジ対イランの代理戦争に発展してしまったのだそうです。

当初、欧米諸国や反シーア派イスラム諸国はアサド政権は数ヵ月で倒れると楽観視していたそうですが、予想に反してアサド大統領はしぶとく持ちこたえ、

逆に反政府勢力側は仲間割れを繰り返し、穏健派の反政府勢力が過激派に呑み込まれ、ISのようなイスラム過激派組織の台頭を招いてしまいます。

シリアでは、アサド大統領の任期切れに伴って、2014年6月3日に大統領選挙が実施されるのですが、投票率は73.42%で、アサド大統領は88.7%の高得票率で3選を果たしたそうです。

シリア国民は、アサド政権に対して様々な不満はあるものの、保守的な宗教勢力が政権を握るよりはマシだと考えたのだと著者はいいます。

実際、ISに占領された地域の悲惨な状況をみると、シリア国民がアサド政権の方がまだマシだと考えたのは当然という気がします。

ISの台頭については欧米諸国にも責任の一端はあります。

私はアルカイダもISも裏でアメリカ政府が操っているという、ネットで流布している陰謀論には与しませんが、

アルカイダの起源を遡ると1980年にアフガニスタンに侵攻したソ連軍に抵抗するためにアメリカが組織し養成したイスラムゲリラに行き着き、ISがアルカイダから分岐した勢力であることも事実です。

またヨーロッパ各国の現地社会に溶け込めず、疎外感を味わっているイスラム系移民2世の若者が大挙してISに参加している事実をみれば、

ヨーロッパ諸国の移民政策の失敗のツケをシリアやイラクの国民が払わされているということもできます。

欧米諸国やスンニ派イスラム諸国は、反政府勢力の中でも穏健派を支援し、過激派は支援しなかったといっていますが、

反アサド陣営が支援していた穏健派といわれる自由シリア軍は腐敗していて、上記諸国が穏健派に提供した武器が過激派勢力に転売されることも多かったといいます。

つまり、反アサド陣営は、穏健派の自由シリア軍を支援することで、間接的に過激派勢力の増大を後押ししていたというのです。

そして皮肉なことに、過激派武装勢力ISの勢力が増大し、彼らが占領地域で暴虐の限りを尽くすようになるに及んで、

それまで反政府勢力を支援してきたアメリカをはじめとする有志連合は、ISの支配地域をせっせと空爆するようになり、結果的にアサド政権を支援する形になっているのです。

オバマ大統領は最近、イランとの関係改善に動いて、サウジやイスラエルを怒らせていますが、イランと同様、「ならず者国家」と呼んで敵視してきたシリアのアサド政権とは関係を改善する気はないみたいで、

ISは空爆するけれど、あくまでもシリアの穏健派の反政府勢力を支援してアサド政権の打倒を目指すと言明しています。

しかしこの本の著者によると、シリア各地では政府軍と反体制武装グループの間の停戦合意が進んでいて、反アサド陣営が支援している自由シリア軍は実体のない存在になりつつあるそうです。

私はいまだになぜアメリカがイラク戦争を起こしたのかよく理解できないでいるのですが、

様々な民族や宗教宗派から成るイラク国民を強権でもって押さえつけていた独裁者のサダム・フセインを倒すことで、現在のイラクの分裂と混乱を招いてしまったことを考えると、

アサド政権を倒してシリアをイラクと同じような無政府状態にする愚は避けるべきでしょう。

シリアに一刻も早く、平和が戻ることを祈るばかりです。


http://jack4afric.exblog.jp/23681460/


4. 2015年10月25日 21:01:04 : mCeBozuCAs

自由シリア軍はUS、サウジ、カタールから支援を受けているテロリストに対しては著しい戦果を上げるだろうことは疑う余地はない。

テロリストが投降する前に彼らの武器弾薬をロシアが空爆するという条件で戦うべし。

戦いがあれば食料の配給などのロジステックなるものが必要となります、

勿論、八百屋さんも必要です。

シリア国内からはテロリストがいなくなる!

アサド支持者と反アサド派とカタール発行の偽パスポートを持つ自称シリア人と元テロリストのシリア人(少数であろう)がシリア内に存在するようになる。

投降したテロリストを自由シリア軍が住民として管理できれば、US、サウジ、カタールの顔をつぶさない形、シリア分割への一歩となります。

そうなるような状況ではない、そうロシアが分析して、バッファーゾーンに似た提案をし、軍事作戦を早めようとの思惑かと思われる。

イラク国会は決議をしロシア空爆を遅かれ早かれ、要請するであろう、テロリストの逃げ場のヨルダンもロシアとの情報共有に同意していることをふまえると、逃げ場はサウジになりサウジは時間の経過とともに立ち位置を明確にせざるを得なくなろう。この場合にはテロリストへの支援を減少させる方策をとり、自由シリア軍という反テロリズム勢力を支援したということで、戦後になって、面目は保てる。

USとて反テロリストとの立場でロシアと協力(邪魔をしない)していることになっているので、形式上の面目は保てる。

自由シリア軍の活躍に期待しよう。



5. 2015年10月25日 22:28:54 : v1gbxz7HNs
断ったそうだ。

シリア反体制派、ロシアとの協力を拒む
http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151025/1073935.html


6. 2015年10月25日 23:09:50 : TirzJBiQCk
より大きな形で情勢を見れば

アメリカは中東地域各国ををアメポチ政権で固めようとした。石油の埋蔵量の大半をこの地域が占める。

アメリカの傀儡パーレビ政権を倒したイランを敵視し思いどおりにならないイラクフセイン政権を廃止してアメリカ塊儡政権を樹立しようとしたが治安の維持もままならずイスラム国が生まれた。イランのシーア派を頼らざるを得なくなった。
民衆の間では実際どこの国も反米感情が強くアラブの春の結果もコントロールできなくなった。イエメンも治安が悪化。これをサウジアラビアが爆撃する。
イラク・シリアにイスラム国が生まれ勢力が拡大しアメリカ得意の空爆でもイラク傀儡政権は何も出来ない。

現在アメポチ政権はサウジアラビア、UAE、カタール、クウェート、バーレーンくらい。サウジアラビア以外は人口規模も小さく石油がなければ話にならない程度の国、やむを得ずイランに接近したところイランに近いロシアがこの地域に軍事力を伴って介入してきた。

もうだめだろう。50年後この地域にアメリカのプレゼンスはもうない。


7. 2015年10月26日 22:48:56 : gl8SpEZCCY
この提案でシリア政府軍への圧力を減少さようとするプの汚い手口、シリア国内で自国民を最も多く虐殺してるのはアサド政権軍であり彼らの政権が続く限り難民も帰国しないし内戦を終わらないだろう。既に500発の対戦車ミサイルは供与され米国とサウジが支援の強化を決めた、プもウクライナの露軍特殊部隊をシリアに転戦させる意思を示している。戦況はシリア軍が支配地域を拡大させているようだが、まだまだ取ったり取られたりしてる模様。



8. 2015年10月27日 16:20:03 : FABhreAa2A
もう勝負はついたようなもんだよ。

>>07君よ、情報が古い、というより稚拙だね。
欧州へ何万もシリア難民(シリア人でない他国の難民も紛れているが)が押し寄せる事態になったので(正しくいうと難民を欧州に追いやることで、シリア問題をどうするのか欧州側に突きつけた。首謀者はおそらくシリアとロシア)びびった欧州は雪崩をうってプーチンに任せろと風向きが変わった。

国連総会でケリー(アメリカ)とラブロフ(ロシア)が直接会談して、ラブロフがアサド大統領から正式にロシアに空爆の要請がきたことをケリーに打ち明けるが、ケリーは特段反対はしなかった。つまりここで暗に確約を取ったということだ。

オバマはプーチンとロシアの空爆参加について、経済封鎖でジリ貧の政権が開き直っただけだ。勝手にやらせてみればいいと突き放したコメントをしたが、これは本心ではないだろう。
オバマとアメリカにはロシアに反対できる理由がないからだ。
ロシアとシリアは正式に軍事同盟を結んでおり、国連憲章では安保理決議がなされるまでは紛争当事国の自衛権はなんであれ認められると謳ってある。

アメリカの空爆はその意味では国連憲章に認められたものではないので違反であるが、事は急を要する緊急措置を隠れ蓑に違法を正当化しているのだが、ロシアの空爆は国際法的にもまったく正当なので反対することができないのである。

またロシアの空爆が正確無比なのはそれがロシア軍の兵器だからだ、という理由だけではない。
シリアの諜報機関が武装勢力に入り込み間諜した情報をシリア政府が膨大に持っており、その情報をロシア軍に提供していることが大きい。

またロシア側もシリア内戦から3年余の間、シリア情勢をウオッチし無線傍受や偵察衛星で武装勢力の監視を続けてきたので独自の情報を持っている。

ここで直ちに気づかなければいけないのはロシアがやれることは当然アメリカもできるということであるが、アメリカ側は独自の情報をアサド政権を弱体化するために使っているという事実だ。
つまり、イスラム国への空爆はイラクに及べば叩くが、シリアに入り込めば叩くフリだけして、シリア政府軍がイスラム国掃討に及べば空爆中は容赦しないと脅し寄せ付けないようにして、政府軍とイスラム国他武装勢力の緩衝地帯を設けて温存させ点と線の遊撃ラインを構築させ、ダマスカスを包囲しアサドとシリア政府を追い詰めようとした。
それがアメリカの空爆一年の真実なのさ。
その結果が難民を欧州に押し寄せさせ、欧州の側からロシアになんとかしてと悲鳴が上がり、ロシアにシリア正常化のお鉢が回って今に至るということ。

アメリカはお呼びじゃないんだよ。



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