シリアの首都ダマスカス近郊ドゥマに設置された仮の治療施設で治療を受ける、空爆で負傷した少年。空爆はシリア政府軍によるものと報じられた（2015年10月30日撮影）。(c)AFP/ABD DOUMANY

【10月31日 AFP】在英の非政府組織（NGO）「シリア人権監視団（Syrian Observatory for Human Rights）」は30日、シリア政府軍などによる首都ダマスカス（Damascus）近郊の反体制派拠点への攻撃により、子供17人を含む少なくとも91人が死亡したと発表した。

　91人のうち56人は、政府軍によるダマスカス東端の町ドゥマ（Douma）への攻撃で死亡した。同団体のラミ・アブドル・ラフマン（Rami Abdel Rahman）氏は、「政府軍によるロケット弾攻撃が12回以上行われ、子供5人と女性2人を含む57人が死亡した」と述べた。後刻、更に2人が死亡したという。

　ドゥマは東ゲータ（Eastern Ghouta）地区に位置するダマスカス県最大の反体制派の拠点。

　また同団体によると、同日午後にシリア第2の都市アレッポ（Aleppo）への空爆で、子供12人を含む32人の一般市民が死亡したという。空爆は、政府軍またはロシアによるものとみられているとしている。

　シリアでは内戦が勃発した2011年3月以降、25万人以上が死亡している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3064951?pid=16820387 　

コメント
1. 2015年10月31日 12:17:10 : 8zRaVyzZU6 この報道が百歩譲って事実だとしても、 反体制派の武装組織が非戦闘員をも人間の盾として 街に立て篭もっているのが問題の根本原因である。 人権団体がもし非戦闘員の巻き添え被害を問題視するのなら、 彼らを避難せしめる方策を講じるべきだ。 同じ現象が何回も繰り返されるのであれば、反体制派にも人権団体にも学習能力 がないか、あるいは最初から被害を防止する意思がないと見なさざるを得ない。
2. 2015年10月31日 15:23:53 : KmgOs8HtPc またシリア人権監視団の記事かよ。 真贋に百歩譲る必要はないよ。 現地で取材してるわけじゃないんだから。
3. 2015年10月31日 18:30:00 : v1gbxz7HNs とにかくさっさと爆撃する対象を殲滅するしかないな。 そうすれば爆撃の必要もなくなるわけだ。
4. 2015年11月01日 05:43:09 : riwgxq1iJ6 捏造プロパガンダのようだ。この写真も怪しい。AFPは取材せずに検索して記事を書く。どこかの国のために。

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