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ISの「ドル箱」原油取引、米らの空爆でも被害なし:トルコとイラクのビジネスマンらがISから直接石油を買っている―トルコ元
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/298.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 11 月 03 日 03:08:09: Mo7ApAlflbQ6s
 


ISの「ドル箱」原油取引、米らの空爆でも被害なし[スプートニク日本語]
2015年10月30日 19:29(アップデート 2015年10月31日 22:49)

テロ組織「IS(イスラム国)」はイラク、シリア領内の油田からの原油取引で数百万ドルの利益を上げている。1年以上にわたる米国主導の連合軍による空爆にもかかわらず、石油インフラはほぼ無傷のまま残されている。

原油取引は未だにISの主たる収入源であり、毎月5千万ドルの収益が上げられている。IS自らが出した財務報告によれば、ISの原油生産には技師275人、労働者1107人が従事している。イラクのIS問題の専門家のハシェム・アル・ハシェミ氏の評価では、ISが技師らに対して支払う日当は300ドル近く、時に1000ドルに達することもある。

ISが供給する原油価格は市場価格より低く、イラクと米国の諜報機関によれば、ISの企業はシリア内で1日およそ3万バレル、イラクで1万から2万バレルの原油を採掘している。

ISは、絶望的な燃料不足に苦しむイラク、シリア地元市場に低価格で原油を供給し、地元経済に根ざしつつある。シリア反体制派のある司令官はフィナンシャルタイムズ紙に対し、「これはどっちつかずの状況だが、我々には選択肢がない。他に誰が我々に燃料を供給してくれるというのだ?」と語っている。

この件に関して中東専門のジャーナリスト、ハフサ・カラ=ムスタファ氏はラジオ「スプートニク」に次のようなコメントを表している。

「米国の作戦はISの活動性にも石油採掘にも一切影響を与えなかった。米国がISを攻撃し、殲滅し、弱体化させねばならなかった時に逆に、ISは繁栄し、地域全体に広がってしまったのだ。これに対して、ここ3週間のロシアの作戦の間にISの能力もその陣営も、テロ活動の資金調達手段も大きく損なわれた様子を我々は眼にしている。このことからロシアはISを実際に攻撃したが、米国は一年の大半をわけの分からないことに費やしたことは明白だ。」

http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151030/1098444.html

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トルコとイラクのビジネスマンらがISから直接石油を買っている―トルコ元議員[スプートニク日本語]
2015年11月03日 02:04

トルコ議会の元議員(ハタイ州選出、野党・人民共和党)メフメト・アリ・エディボグル氏がISの資金源についてスプートニクに語ってくれた。エディボグル氏によれば、最大の収入源は石油の販売だという。

シリアのラッカ地方には油田があるという。

「ISはこれら油田を占拠し、バルザニ側近らやトルコ人ビジネスマンらとともに販売を行なっている。私は現職時代にこの問題の調査に着手し、昨年、国連安保理に報告書も提出した。安保理はのちに調査の指揮を執るようになった。報告書の中には、当初の石油売却益は8億ドルで、それがのちに10〜20億ドルに増大した、と記されている。この調査は今も続けられている。ISは支配領域で石油を採掘し、それを売却しているのだが、これにトルコ・イラクのビジネスマン27人が直接参加している、との情報もあり、イラク政府としても色々と手を打ち出している。おそらく国連は、イラク・トルコの指導部に対し、問題のビジネスマンのリストを渡しているだろう。今この瞬間も石油の取引は行なわれ、ISが莫大な利益を得ている。石油はトルコから地中海に流れ、そこから世界各地に運ばれていく」。

メフメト・アリ・エディボグル氏はまた、有志連合のIS対策は効果を挙げていない、と強調する。「ジハード主義者らは有志連合のシリア空爆で何らの損失も出していない。おそらく事前に有志連合の空爆計画を入手しているのだ。ロシアの空爆作戦はそれよりはるかに大きな効果を挙げている。空爆開始以来ISは深刻な損害を出すようになっている。おそらくこれから数ヶ月のうちにシリア政府はシリアの国土の大半を奪還できるのではないか。今後もロシアが活発に行動し、空爆に地上作戦が加わったなら、ISはついに完全敗北を喫するだろう」

http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151103/1113101.html

 

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コメント
 
1. 2015年11月03日 13:57:32 : nJF6kGWndY

>米国主導の連合軍による空爆にもかかわらず、石油インフラはほぼ無傷

そうかなw

まあ戦後復興を考えれば、できれば無傷で残したいだろうが

そう上手くはいかず、後々、恨みを買うことになる


http://jp.wsj.com/articles/SB12033870174369024309904580176720479237314
米国と有志国連合によるシリアへの24日夜からの空爆で、「イスラム国」が所有するとされる簡易製油施設や家屋が破壊され、少なくとも21人が死亡した。シリアの反政府グループ「シリア人権監視団」が25日、明らかにした。


2. 2015年11月03日 14:10:55 : nJF6kGWndY

あと、去年の1日当たり約200万ドルに比べると価格下落の効果も加わり、2割くらい減っているから、全く効果がないわけではないが

米国同様、商売仇であるロシアは無慈悲に破壊しているらしいw

http://jisl.org/2015/11/isisil-48.html
ロシア機による空爆で、IS(ISIL)が最大の資金源としてきた、シリアやイラクで盗掘している、石油の密輸が困難になってきていることだ。
 IS(ISIL)の石油密輸などによる予算は、20億ドルと推定されているが、いまはそのレベルには、遠く及ばないだろう。
 IS(ISIL)の資金源には、各国の情報部があり、サウジアラビアとカタールがある。また、サウジアラビアやカタール等の金持ちの寄付もあるし、トルコ政府の支援も、あるといわれている。IS(ISIL)による石油の密輸は、もっぱらトルコの支援によるのだ。
 IS(ISIL)はシリアやイラクでの活動が、窮地に追い込まれてきたために、リビアにも進出しているが、まだ確固たる拠点の構築には、成功はしていないようだ。アフガニスタンへの移動も伝わっているが、同国に進出したのは、麻薬ビジネスに手を出して、資金を稼ごうという、算段からであろう。
 しかし、当初考えていたであろう、タリバンとの連携は、まだ進んでいないようだ。麻薬を入手さえ出来れば、ヨーロッパに流れ込んだ、シリアやイラクの難民と、そのなかにもぐり込んでいるIS(ISIL)のメンバーらによって、どうにでも、販売が出来よう。
 ヨーロッパ諸国にとっては、シリアやイラクからの難民の受け入れと、彼らをめぐる支援問題に加え、治安問題、麻薬の拡散の脅威が、待ち受けているということだ。


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