★阿修羅♪ > 戦争b16 > 313.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
ロシアはISや“穏健派”を区別せず「一体」説、派兵という説明で公になった米特殊部隊が露や反政府勢力と調整
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/313.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 11 月 06 日 05:44:09: Mo7ApAlflbQ6s
 


 プーチン大統領やラブロフ外相のこれまでの説明でわかるように、ロシアにとっては、ISや“穏健派”といった区分はなく一体の存在である。(ロシアにとって異なる存在は、シリア軍旧幹部など意思疎通ができる組織ないし人)

 それは、たんにどこもテロ組織だからという理由ではなく、米欧及び周辺アラブ諸国が都合良く使い分けているに過ぎないと見ているからである。

 いろいろな組織が入り乱れていることで、シリアをごちゃごちゃの混沌状態に見せたい、ISに武器弾薬を直接は渡しにくいから媒介する組織を使いたい(コバニやイラクではクルド勢力を活用して実質的に直接渡したが)。など..

 ロシアと米欧+アラブ親米諸国は、このへんの事情をお互いわかり合っているので、反政府組織を差配している幹部はとっくに安全地帯に逃げ出し、“人の良い”兵士たちが犠牲になっている。

派兵というかたちで存在が公にされたシリア領内の米軍特殊部隊が、ロシア軍とのあいだで空爆対象地域の調整を行ったり、“危ない”武器の始末など反政府勢力の“撤収”にまつわる問題に関わっているはず。


NHKの記事にある「穏健派の反政府勢力を支援し、アサド大統領の退陣を求めるアメリカやヨーロッパと、アサド政権を支援するロシアやイランとの意見が対立し、事態の打開に向けた道筋が見いだせない状況が続いています」という話は数ヶ月前の“状況”。

 ロシアもアサド大統領の延命にこだわっていないし、米欧も、停戦(和平プロセス開始)の条件としてアサド退陣を持ち出してはいない。
 現在の大きな問題は、反アサド派のどの勢力までを和平プロセスに組み入れるかということである。

(手を血で汚した最高責任者であるアサド氏は再統一の障害になるため政治の表舞台から去るが、シリア再統一の主導権は、政権旧幹部も戻ってくる現政権派が握ることになる)

========================================================================================================
ロシアの空爆 約90%が穏健派反政府勢力を標的[NHK]
11月5日 9時55分

アメリカ政府の高官は、ロシアがシリアで実施している空爆のおよそ90%が、アメリカが支持する穏健派の反政府勢力を標的にしたもので民間人にも死者が出ていると非難しました。

ロシア軍は、過激派組織IS=イスラミックステートを壊滅させるためだとして、ことし9月30日からシリアで空爆を実施しており、先月末までにISの戦闘指揮所や宿営地それに武器の保管庫など、合わせて1600以上の施設を破壊したとしています。

これについてアメリカ国務省のパターソン次官補は4日、議会下院の外交委員会で証言し、「これまでのところ、攻撃対象の85%から90%が穏健派の反政府勢力で、攻撃によって民間人も殺害している」と述べ、空爆の対象のほとんどがISではなく、アメリカが支持する穏健派の反政府勢力だと非難しました。そのうえでパターソン次官補は「ロシアの最大の目的がアサド政権を守ることであるのは明らかだ」と指摘しました。

シリア情勢を巡っては、アメリカとロシア、それに中東やヨーロッパの各国が内戦の終結を目指して協議しています。しかし、穏健派の反政府勢力を支援し、アサド大統領の退陣を求めるアメリカやヨーロッパと、アサド政権を支援するロシアやイランとの意見が対立し、事態の打開に向けた道筋が見いだせない状況が続いています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151105/k10010294801000.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年11月06日 06:35:06 : jXbiWWJBCA
2015.11.2 08:00
【シリア情勢】空爆から1カ月 ロシアは出口の見えない危うい“賭け”に出た

 【モスクワ=黒川信雄】ロシアがシリアでイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討を名目に9月30日に空爆を開始し、1カ月あまりが過ぎた。露政府は軍事作戦の成果を繰り返し強調。イランなど友好国を和平協議に引き入れることにも成功したが、出口が見えない戦いに足を踏み入れたとの指摘も出ている。

 「ロシアの軍用機が技術で劣ると主張する欧米メディアへの明確な返答だ」

 露国防省は10月28日、前日から118回もの空爆を実施したと発表し、こう強調した。同省によると、露軍は空爆開始から1カ月で計1391回もの空爆を実施したという。

 英BBCによると、ペルシャ湾から出撃する米軍と違い、ロシア軍はシリア領内に軍事拠点を設置したため、集中攻撃が可能になった。イスラム国以外の反体制派への攻撃に欧米が強く反発する中、シリアのアサド政権軍は空爆の後押しを受け、北部アレッポなどで支配領域を拡大している。

 軍事面での優勢を追い風に、プーチン政権は和平交渉でも主導権を握るシナリオを描く。10月30日にウィーンで行われた多国間協議には、友好国のイランやエジプトの参加を実現させた。イランに加え、ロシアが軍事・経済面で関係を急速に深めるエジプトが参加したことは、「ロシアがアラブ諸国からの孤立を避けるために極めて重要だった」(カーネギー財団モスクワ・センターのマラシェンコ研究員)と指摘される。

 ロシアは軍事介入の目的を「事態の正常化に向けた前提条件づくり」(ショイグ国防相)とし、その狙いはあくまでもアサド政権を温存し、中東での権益を確保することにある。

 ただ、ロシアの思惑通りに事態が進むとはかぎらない。内戦終結には関係国が事態収拾の方法で合意する必要があるが、交渉は難航が必至。イスラム国との戦いも終わりが見えない。マラシェンコ氏は「ロシアが戦争に深入りし、(イスラム国との戦いという)“汚い仕事”を遂行してくれること」に米国が関心を持っているとも指摘した。

関連ニュース


【シリア情勢】プーチン・アサド電撃会談の思惑は…押しの一手で米を対話引き込み
【シリア情勢】ロシア、空爆1カ月間で1623の施設破壊と発表 
【シリア情勢】兵士は本当に「首つり自殺」か “戦死隠蔽”疑惑が浮上
【シリア情勢】議会選と大統領選、露外相が提唱「反体制派支援の用意も」
【シリア情勢】アサド氏に「対話の用意」 会談受けロシア大統領
【シリア情勢】イスラム国の補給路破壊か ロシア軍、橋を空爆
【シリア情勢】プーチン・アサド電撃会談の思惑は…押しの一手で米を対話引き込み写真あり
http://www.sankei.com/world/news/151101/wor1511010047-n1.html

 

ロシア機墜落:爆弾テロか…エジプトや露は懐疑的
毎日新聞 2015年11月05日 21時47分(最終更新 11月06日 03時24分)

 【カイロ秋山信一、モスクワ真野森作】エジプト東部シナイ半島でのロシア旅客機の墜落に関し、米英当局は4日、過激派組織「イスラム国」(IS)による爆弾テロの可能性に言及した。ISはこれまで2度にわたり「犯行声明」を出したが、当事国のエジプトやロシアはテロ説に慎重な姿勢を崩していない。

関連記事

<写真>ロシア機墜落、224人全員死亡
<飛行中に異変か>ロシア機墜落、米衛星空中で強い熱探知
<残骸が広範囲に散乱>ロシア機墜落「高高度で機体が分解」
 「(シナイ半島で活動する)IS分派の関与は大いにあり得る」。ハモンド英外相は5日、爆弾テロだった可能性を改めて示した。米メディアも、米情報当局による事件前後の通信記録の解析などから「機内で爆弾が爆発した可能性がある」と報じた。空港関係者が爆弾の持ち込みを助けたとの情報もあるという。いずれも「最終的な結論ではない」としている。

 これに対して、エジプトのシュクリ外相は「調査中の事案について予断を示すべきではない」と不快感を隠さない。シシ大統領は墜落直後のISの犯行声明を「プロパガンダだ」と一蹴していた。

 エジプト政府は当初からテロの可能性には否定的だった。政府系メディアは、航空事故調査委員会のモカダム委員長が「操縦士は技術的問題を管制当局に報告していた」と述べたと報道。飛行データを記録したブラックボックスの解析で異常を伝える交信がなかったと判明した後も、治安当局は「テロの証拠はない」として警備強化に消極的だった。

 こうした姿勢の背景には主要産業の観光に悪影響が出ることへの懸念がある。2011年の革命後に治安悪化から観光業が低迷する中、外国人観光客の約3割をロシアが占めてきた。

 墜落機の出発地で世界的に有名なリゾート地シャルムエルシェイクなどで営業する観光業者、ユセフ・ナジールさん(38)は電話取材に「新規の予約は墜落後にストップした。常連客の足も遠のくだろう」と嘆いた。昨年6月の就任以来、治安回復を最重視してきたシシ氏の支持率低下につながる可能性もある。

 シリア空爆を続けるロシアにとっても、報復テロだった場合の衝撃は大きい。10月下旬の国際会議で「(空爆によって)テロの脅威は増えても減ってもいない」と豪語していたプーチン大統領のメンツはつぶれ、有利に進めてきたシリア外交にも影響を与えかねないからだ。

 プーチン大統領は5日、キャメロン英首相と電話で協議し、「原因特定には公式調査で明らかになるデータが不可欠だ」と強調。テロの可能性を公言した英政府の姿勢に不満を示した。露大統領府が発表した。

 ロシアの独立系調査機関レバダセンターが10月下旬に実施した全国世論調査によると、回答者の50%が「ロシアはシリアでアサド政権を軍事支援すべきだ」と答えた一方、23%は軍事介入に反対している。同じ調査でプーチン氏の支持率が88%だったのと比べ、シリア空爆に関する国民の姿勢は支持一色ではない。

 IS分派は4日、2度目の犯行声明を発表。具体的な手口や映像など証拠は示さず、「お前たちの調査で我々が落としたのではないと証明してみろ」と挑発した。

 ◇ロシア旅客機墜落

 ロシアの航空会社「コガリムアビア」のチャーター便(エアバスA321、乗員乗客224人)は、10月31日午前5時58分にエジプト東部シナイ半島最南端のシャルムエルシェイクを離陸。ロシア西部サンクトペテルブルクへ向かう途中、離陸から23分後に高度約9450メートルで交信が途絶え、同半島北部の山岳地帯に墜落した。乗客乗員は全員死亡。ほとんどはロシア人だった。同機は墜落数十秒前に急激に減速、降下した。
http://mainichi.jp/select/news/20151106k0000m030091000c.html


2. 2015年11月06日 07:00:03 : riwgxq1iJ6
派遣した特殊部隊はウクライナでのシールス全滅の絵巻を再現されたら堪らない。特殊技能の精鋭部隊があっというまに全滅させられたら、戦争コーチ業も廃業となりそう。所詮は自ら模範を見せるわけでもなく、かき集めた農民に武器を取らせて悪党と戦わせる「七人の侍」の構図である。七人の侍は苦しむ農民の結束力があったが、アメリカは押しかけてのコート派遣であり、農民たちの戦う正義感は薄れているから失敗に終わる。だめだ、こりや。と嘆くコーチたちは日に日に消えていく。明日は我が身の戦地である。

3. 2015年11月06日 09:17:07 : EHNodJa1EY
攻めるほうは何のために攻めるのか納得しないままで出兵してるから
戦意が上がらず疑問の中で戦闘できない戦闘員は完全な殺戮ロボットではない

いっぽう、護る方は大義名分がある自国領土と国民の防衛だ
死ぬことも覚悟はできてる兵士だろうから士気が上がったままだろう
戦いにはこの人の心が大きく戦況を左右させる
ISIS兵士たちも傭兵が多いと聞くが士気と戦意を保つために麻薬漬けのようだ
麻薬漬けの兵士が正常な作戦行動など取れないことは歴史が証明している。


4. 2015年11月06日 19:54:29 : aQq0UGoaxY
妄想と妄想のぶつかり合いと言うヤツやね。

妄想を100回しゃべると真実になると思い込んでいるダマスコミの時代は、既に終わっている。
エビデンスを示されない記事を信じなくなってしまったよ。
麻生で終わり。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b16掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
戦争b16掲示板  
次へ