(回答先: イスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県のシリア軍第155旅団基地を空爆　ロシア軍はイスラエル軍と偶発的衝突回避で情報交換 投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 12 月 06 日 10:26:16)

　トルコ国境沿いの北西部ほどではないが、ダマスカス市内でさえ一部地域は反政府勢力に支配されている。

　ＮＨＫＢＳ１で放送される「アルジャジーラニュース」をほぼ毎日見ているが、クタイファ市あたりも反政府勢力が踏ん張っているところである。

　さらに言うと、シリア軍は師団レベルはほとんどないが旅団や大隊のレベルでは丸ごと「自由シリア軍」に移行したところさえある。

　北西部でも、シリア軍基地の支配権をめぐる攻防が行われており、昨日まで反アサド派で今日はアサド政権軍といっためまぐるしい動きを見せている。

　そういう意味で、「シリア軍第155旅団基地を空爆し、車輌、燃料庫、拠点を破壊した」という情報だけでは、イスラエル軍がどちらの“味方”をして軍事行動を行ったか不明なのである。

※　付記

　何度か書いたが、イスラエルは、米露と仲がいいだけでなく、アサド政権とも仲良しである。

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