マンスール師は、かつてカンダハール州知事で、米国などによる侵略でタリバン政権が崩壊したとき民間航空相だった。そのため、米軍に拘束されキューバグアンタモナ基地に長期に収容されていた。
　米軍に長期拘束後解放されたという実績は、真偽はともかく、疑念の的になる。
　米国政府は危険な人物をおいそれと解放するはずがないからである。

※関連記事

「アフガニスタン　負傷した「タリバン」の最高指導者死亡：オマル師の後継問題でもめていたが内部抗争の銃撃戦で負傷」
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/546.html

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タリバン 最高指導者とする音声メッセージ公表［ＮＨＫ］
12月6日 19時13分

アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは、銃で撃たれて大けがをしたか、死亡したという情報がある最高指導者のマンスール師について、本人のものだとする音声メッセージを公表し、無事だと強調することで組織の動揺を抑えるねらいがあるとみられます。

アフガニスタン政府は、反政府武装勢力タリバンの最高指導者のマンスール師が、今月１日にメンバーどうしの銃撃戦で大けがをしたか、死亡したという情報があることを明らかにしました。

これについて、タリバンは５日、マンスール師本人のものだとする音声メッセージをインターネット上で公表しました。

この中でマンスール師とされる人物は「タリバン内部の銃撃戦で私がけがをし、死亡したと言う者があるが、事実ではない」と述べ、無事だと強調しました。そのうえで、「これは敵のプロパガンダだ。タリバンどうしで撃ち合いになるような意見の違いはない」と述べて、メンバーに結束を呼びかけています。

マンスール師はことし７月、最高指導者だったオマル師が２年前に死亡していたことが明らかになったのを受けて後継者に選ばれたばかりで、タリバン指導部としては、音声メッセージの公表を通じて組織の動揺を抑えるねらいがあるとみられます。
一方で、アフガニスタン政府は、今回のメッセージがマンスール師本人のものかどうか、慎重に分析しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151206/k10010331871000.html

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