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10万人近くが避難、トルコ南・東部でクルドとトルコ軍の衝突続く:クルド労働者党(PKK)党員狩り
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/706.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 12 月 25 日 03:03:06: Mo7ApAlflbQ6s
 


10万人近くが避難、トルコ南・東部でクルドとトルコ軍の衝突続く[スプートニク日本語]
2015年12月24日 19:19(アップデート 2015年12月24日 19:30)

トルコ南・東部で、同国で活動が禁止されているクルド労働者党の戦闘員と治安維持機関との軍事衝突が激化し、およそ10万人が移住を余儀なくされた。24日、トルコ内務省のレポートをトルコの新聞「フリエット」紙が引用して報じた。

トルコ南・東部のクルド人が住む一連の地域では政権によって戒厳令が宣言された。特にディヤルバクィル市スル地区、シルナク県のジズル市、シロピ市、マルディン県のヌサイビン市、ダルゲチト市では街頭で治安維持機関と党の戦闘員らの衝突が続いている。

反テロ作戦作戦には軍、警察からおよそ1万人が加わり、居住区からクルド労働者党のメンバーを除去する掃討作戦を行い、堀を埋め、軍事機器の都市への侵入を阻むためにクルド人戦闘員らが地雷を埋めて築いたバリケードを撤去している。街頭では銃撃戦が集中的に続けられており、ここ8日間でクルド人側は168人、治安維持機関側には4人の死者が出ている。


http://jp.sputniknews.com/politics/20151224/1365860.html


 

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コメント
 
1. 2015年12月26日 20:06:06 : G9pRncd5P6 : kNLawzAmjgA[142]
ブログ 私の闇の奥 より

ロジャバ革命(1) 2015年2月4日
http://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/281de98de4c73927b13cfaad29ac1240
(以下中途からの転載 改行は転載者による)

いまイスラム国を称する勢力は2013年から特にイラクで活動を顕著にしてきましたが、それが激化したのは2014年に入ってからで、私たちの意識もこの辺りで急に高められます。米国の傭兵であるイラク政府軍は烏合の衆で大して役に立たず、米国は、2014年の夏以降、イラク内でイスラム国に対して空爆を開始しましたがあまり効果が上がらず、イスラム国の支配地域は拡大を続けています。
イスラム国がシリアの東北部のラッカ県を制圧した後は、シリア国内でもイスラム国に対する空爆を始めました。イスラム国はイラク北西部の大部分を支配下に収めていましたが、首都バグダッドの占領には向かわず、その矛先をクルド系住民の多いシリア北部のトルコとの国境に近いコバニ(アインアルアラブ)の町(人口約4万5千人)に向けました。それにははっきりした理由があったのです。シリア北部のトルコとの長い国境線あたりに住むクルド系住民を壊滅させてシリア内のイスラム国支配地域とトルコとの交通を確保すれば、トルコからの武器やイスラム国軍隊に参加する外国人の流入が容易になるからです。

2014年9月、対「イスラム国」で米国との共闘を約束した中東諸国の中に、ヨルダン、エジプトとともにトルコも含まれていたのですが、トルコの対「イスラム国」政策は極めて自己中心主義的です。もともとシリアのアサド政権を快く思わないトルコのエルドアン首相の政権は2011年4月に始まったシリア騒乱で一貫して反シリア政府勢力を支持し、武器などの供給を盛んに行って来ました。その支援がイスラム国の急激な成長を促したことに否定の余地はありません。

さらにエルドアン政権は国内のクルド人もシリア内のクルド人も居なくなってしまえば良いと考えていましたから、コバニでイスラム国軍隊と闘うクルド系住民を軍事的に助けるなどもっての外で、むしろ、トルコ国内のクルド人がシリア側にある同胞に軍事的援助を与えることを厳しく阻止していました。それにも関わらず、クルド系住民の軍隊が4ヶ月の死闘に耐えて遂にコバニの町から凶悪なイスラム国軍隊を追い出した最大の理由は、どうしても彼らが理想として掲げる新しい世界を実現したいという、そのためには死をも恐れない熱い思いに燃えていたことにあります。(以下略)

クルド人を生贄にするな  2015年8月5日
http://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/9654b9214f5d5709a7826ec313e4161b
(以下中途からの転載)

このコバニと国境を挟んだトルコ側の町スルチの文化センターの庭で、7月20日、爆発があり、32人が死亡、103人が負傷しました。この文化センターの施設には、戦火でひどく破壊されたコバニの町の復興支援プログラムに参加する300人以上の青少年が滞在していました。ロジャバ革命に夢を託す、主にクルド人の若者たちが犠牲になったのです。

 トルコのダウトオール首相によれば、イスラム国の自爆テロだということで、トルコ国内でイスラム国がテロ行為に及んだので、それまでアメリカ主導の対イスラム国打倒の作戦への参加に不熱心だったトルコも、とうとう重い腰を上げてアメリカとの同調に踏み切った、というふうに伝えられることがありますが、これは、とんでもない誤報です。いや、誤報ではなく、為にする真っ赤な嘘です。

 いったいIS(イスラム国)の正体は何か? あらゆる説が世上に流れています。イスラムの宗教についても、アラブの言語についても、一次的な知識のない私には、ISの本質、正体について、透徹した判断を下す力がありません。しかし、物理学で言う現象論的レベルの観察から、イスラム国(IS)の特性についての可成り明確な措定を行うことが出来ると考えています。一番肝心な点は、ISは米国、トルコ、幾つかのアラブ諸国、イスラエル、などの外国からの武器弾薬と資金の供給によって保たれていて、これが絶たれるとなると忽ちISは弱体化するだろうと思われることです。つまり、ISの戦闘力を利用している外国勢力は、ISをコントロールするON-OFFスイッチを手元に持っているということです。この措定には直ちに反対の声が挙がるでしょう。「米国は国際社会を動員して何とか凶暴なISを撃滅しようと努力しているではないか。そして、今度のスルチの自爆テロを契機にトルコもIS打倒作戦に本格的に引き込んだではないか」と。また、次のような反論も聞こえてきます。「ISの戦闘員たちは原理主義的なイスラム教の狂信者たちだ。彼らの行動を外部からON-OFF出来ないに違いない。」

 しかし、インターネットを通じての現象論的観察に基づいて、私は可成りの確信度を持って「ISの戦闘員たちは真の宗教信者ではない」と断定します。彼らはテロリストとしてリクルートされ、訓練された凶暴なハウンド・ドッグ集団で、シリアのアサド大統領を追い詰め、クルド人たちにも残忍な歯をむいて襲いかかることでしょうが、もし、飼い主の手に噛み付く事態が発生すれば、ただちにスイッチをオフに出来るでしょう。この点については、以前5月27日付のブログ記事『ISに金融制裁を』で論じました。 自国の地上軍団派遣の代わりに、このハウンド・ドッグ集団を育成した外国勢力の頭脳の冴えは全く大したものです。現米国国防長官アシュトン・カーターのタイプの秀才には事欠かないのでしょう。

 一方、IS叩きの戦列に参加したはずのトルコは、ISに対する空爆はほんの言い訳程度で茶を濁し、クルド人に対してはイラクやシリア内の拠点に対する激しい空爆を実施し、トルコ国内では、危険分子と見做されるクルド人の大量逮捕投獄に踏み切りました。「ロジャバ革命」の全面的危機の到来です。

(以上、転載終わり)


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