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ドラルド・トランプのことをマイ・ハズバンドと言い間違えてしまったヒラリー・クリントン。うっかり願望が口から出てしまったなどということはまさかないだろうが、これはかなり尋常でない類のポロリだろう。これよりさらにやばくすると、飼い犬や家具がマイ・ハズバンドと呼ばれてしまう。
ヒラリーは自分の言い間違いに気づいているので、巷でいわれているような自己喪失の深みへ常時陥っているわけではなさそうである。
世の中には言い間違いをしておいて、全く気付かない本物のボケ老人がいる。還暦を過ぎても貫禄の全くつかない小男、コシミズだ。こないだも山口県まで最大５万円のオヒネリを回収するために交通費その他の４万８５００円を費やした理解しがたい利潤感覚の商売旅に向かったコシミズであるが、集客ができていない状況によっぽど意気消沈したのか、突然「ドナルド・スランプ」などという小学生でもいわないような言い間違えをして、しかも、それに気づくことがなかったのである。
おい！それは「ドクター・スランプ」だろうが。うほほーい。もしくは「ドナルド・トランプ」だ。ほよよ〜んっちゃ。
私も聞き流しながらも、おそらくトランプをスランプとわざというところに風刺精神があったのではないかと疑ったが、コシミズは以前よりトランプの心情支持者であり、その可能性はない。ただ、単に言い間違えただけであった。
コシミズは小池百合子の学歴を詐称だと言い張り、「留学もカイロ大学卒業も全部眉唾だ、その証拠にアラブ語などできるわけがない」などと口汚くののしり続けてきたが、Youtubeに出ているものだけでも、コシミズの言い分を退けるのに十分すぎる。
目と耳の保養に抜群の効果あり。ま、それはエコヒイキかもしれないので諸君の判断に譲るが、外国語を流暢にあやつり、通訳なしで報道レベルのインタビューにその場で応じているのはまぎれもない事実である。
イスラム圏に５年も住み、３０年以上、英会話でビジネスを行い多国籍のクライエントと取引を成立させてきたと豪語するコシミズは、一体、小池百合子のどこらへんを批判できるというのか聞いてみたいものである。トランプがスランプというのは外国語力以前の問題のように思えるがな。
ところでついさっきのヤフージャパンNewsでは、CNNからの横流しで「９１１事件に関連した癌患者が今日までに５４００人以上にのぼる」という愕然とさせる内容の報道を記事にしている。
１５年が過ぎようとしている例のテロ事件の余波はいまだに暗雲で国家を覆い続け、信じがたいほど多くの人々をむしばんでいるのである。
これをきいたコシミズが鼻を鳴らして得意がっていることはいうまでもない。「これこそが俺様のいう陰謀論の証明なのだ。水爆なしに５４００名の癌発症はありえまい」
まるで発情した豚である。自己顕示欲とデマ本を売りさばく欲求に人間としての魂を乗っ取られてしまっている。人の苦しみを伝えても一文にもならない、ユダヤの水爆実験を信じるバカからオメグミを徴収できるかが勝負なのだ。
５４００人の癌患者という数字はなにを表すか。いうまでもない。それだけ有害な物質が建築資材に含有されているということである。
近代建築とは、毒物と泥を混ぜたとんでもない危険きわまるマテリアルを積み上げてできた汚物のお化けであり、そんな公害発生装置を所狭しと乱立させて大金を稼いでいる建築・不動産業界というのは極悪人の集まりである。
そんな簡単なことが再証明されたにすぎない。
映画監督マイケル・モアはトランプのことを「精神病者」だというが、それはこういうゴロツキのためにあるような業界で生きてきた人間の殆どにいえることであろう。
トランプはトランプで「自分は（多数の有色人種で構成された）現場の人間に好かれている」といって決して社会弱者の敵ではないことをアピールしてきたが、現場で労働・技術を提供する彼らを危険にさらしながら暴利をむさぼってきたのだから、彼らへ愛想よくするのは当たり前の話である。
トランプを落選させたいなら、高層ビルの危険を訴え、その象徴であるトランプを槍玉にあげたいところであるが、アメリカ人にはそれができないであろう。
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